当プロジェクト「次世代政策サミット」について
「次世代政策サミット」では、少子高齢化や経済の低成長、安全保障など、多くの課題を抱える日本が目指すべき2050年ビジョンを考え、その為に必要な政策は何かについて、次世代を担う若者が考える機会を作ることを目的としています。2023年にスタートし、第2回大会となる今年は、「雇用・賃金」「環境・地方創生」「子ども・教育」の3つの具体的なテーマに関する政策を募集します。各分野の政策の最前線に立つ有識者が審査を行い、優秀者には賞状および副賞が授与されます。さらに、最優秀賞を獲得したチームは、現職国会議員に対して政策プレゼンテーションを行う権利が付与されます。
以下は「次世代政策サミット」の紹介動画となっております。
https://www.youtube.com/watch?v=dvYslgbrEYU&t=100s
主催「一般社団法人未来政経研究所」とは
一般社団法人未来政経研究所とは、パブリックマインドを持つリーダ―の育成を目的とし、2022年3月に公益財団法人松下幸之助記念志財団松下政経塾の後援の元で設立された未来政治経済研究会を継承する団体です。常識や前提条件が覆される激動の時代においては、自分で考え正解を組み立てる力が求められ、その為にはリベラルアーツの習得が必須であるという信念の元、研究会や競技ディベート、公開フォーラム「Z世代カフェ」や政策コンテスト、大学提携講座のコーディネート等を行っています。
一般社団法人未来政経研究所HP:https://miraipe.wixsite.com/my-site
なぜ、「次世代政策サミットJAPANビジョン2050」を開催するのか
21世紀に突入してから、四半世紀が経過しようとしています。デジタル技術の革新により、社会はますます便利になり、組織や世俗ではなく、個人を中心としたアイデンティティが形成されるようになりました。
また、気候変動というテーマは国際的な価値観となり、脱炭素に向けた取り組みは一気に世界的潮流となっています。その中で、日本では少子高齢化に歯止めがかかっていません。20代~30代の人口は、この30年間で半減し、2050年には日本における生産年齢人口は現在の2/3に減少しています。生産年齢人口の減少は、日本社会が硬直化することを意味し、激しさを増す国際競争の中で日本が更に厳しい状況におかれることは避けられません。つまり、これからは、より少ない人口で社会を維持し、国際競争に負けないという意味でも、社会システム全体の見直しが迫られていると言えるでしょう。
そのような厳しい状況の中で、次世代の若者たちができることは何なのでしょうか。個人主義が進む世の中で、これからを担う次世代があえて、「日本」という国の未来を考え、そのために取り組むべき政策立案を行い、同世代と共に価値観を共有することは、日本の変わっていくべき方向性が明確になるのではないでしょうか。
このような問題意識から、35歳以下の次世代を対象に、2050年の日本のビジョンを考え、その為に必要な政策を考える「次世代政策サミット JAPANビジョン 2050」を2023年度より開始いたし、本年も第2回大会を実施します!
未来政経研究所の活動
未来政経研究所(旧 未来政治経済研究会)では2022年3月の設立以来、これまでの事業として下記の5つを行っています。
①外部講師による研究会
・毎月1回、リベラルアーツの習得のために、政治家や官僚、企業人など外部から講師を招いた形での研究会および交流会事業を実施しています。
②競技ディベート
・約2か月に1度、上記①の定例研究会テーマに即した形でのディベートを実施し、論理的思考力や発信力、傾聴力など総合的にトレーニングを実施しています。
③「Z世代カフェ」シリーズ
・10~20代を対象とし、政治経済への関心の喚起と政治参加促進を目的とした公開イベント「Z世代カフェ」を主催しています。これまで、4回にわたって「Z世代カフェ」シリーズを開催し、計400名以上のZ世代を中心とした若者にご参加を頂きました。
過去のZ世代カフェについて:
④SMPA (Schoolmate of Masters in Public Affairs)プロジェクト
・全国の公共政策大学院生、OB・OGを会員とし、早稲田大学公共政策研究所と弊会が協働して発足させた全国ネットワークです。外部講師による講演会や、社会人学生を囲んだキャリア相談会、研究関心の発表会を実施しています。
⑤政策コンテスト「次世代政策サミットJAPANビジョン2050」
・35歳以下を対象とし、2050年の日本の社会ビジョンを描き、そのために必要な政策を提言する政策コンテストを2023年度より実施しています。初年度大会では、「環境問題」「地方創生」「国際社会」のいずれかに関連付けて2050年の日本のビジョンを提言して頂き、最優秀賞を獲得したチームは菅義偉前内閣総理大臣に政策提言を実施しました。
次世代政策サミットHP:https://www.policy-summit.com/
優秀賞を獲得したチームは各種大学等のHPで取り上げられました!
https://www.seikei.ac.jp/university/news_topics/2023/16364.html
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/itl/news/2023/10/68298/
「第2回 次世代政策サミット JAPANビジョン 2050」概要
主催・後援・協賛
主催:一般社団法人未来政経研究所
後援:経済産業省、農林水産省、一般社団法人 日本経済団体連合会、公益財団法人松下幸之助記念志財団 松下政経塾、学校法人メイ・ウシヤマ学園 ハリウッド大学院大学
特別スポンサー:トランスコスモス株式会社、NPO法人政策マネジメント研究所
シルバーパートナー:青山社中株式会社、YSS合同会社、一般社団法人途中塾、Ms.Engineer株式会社
決勝大会日程
2024年10月19日(土)決勝大会 14時~17時15分(開演13時30分)
懇親会 17時30分~19時(予定)
決勝大会会場
学校法人メイ・ウシヤマ学園ハリウッド大学院大学
※会場での観覧をご希望される方はこちらからお申し込み下さい。なお、Zoomにてライブ配信も行います(会場・ライブ配信ともに観覧無料)。
受賞
最優秀賞(次世代政策サミット杯)…1枠 賞状および副賞15万円・政策提言(プレゼン)権利
優秀賞(トランスコスモス株式会社杯)……1枠 賞状および副賞10万円
奨励賞(NPO法人政策マネジメント研究所杯)……1枠 賞状および副賞5万円
※決選大会には出場が叶わなかったものの、一次審査を通過したチームの中で優れた政策プレゼンテーションを行ったチームには決勝大会終了後に「優良賞(賞状)」を授与します。
※応募された方には、決選大会終了後に「応募証明書」をメールで送付します。(希望者のみ)
応募資格
・満35歳以下の学部生・大学院生もしくは社会人からなるチーム(2名以上、国籍不問。ただし、提出書類は日本語のみ)
・決勝大会にご参加頂ける方
・公益財団法人 松下幸之助記念志財団主催「第5回松下幸之助杯スピーチコンテスト」への応募(同時)をご了承頂ける方
※次世代政策サミットでは、単に学術的な政策提言に終わることなく、実際にアウトプットを行い、政策を実現していくことに重きを置くため、後援団体の松下幸之助記念志財団主催の「スピーチコンテスト」と連携を行うこととします。
決勝大会審査員
矢田わか子氏(内閣総理大臣補佐官(雇用・賃金)、前参議院議員)
増田寛也氏(日本郵政代表取締役社長、元総務大臣、元岩手県知事)
高山智也氏(トランスコスモス株式会社上席常務執行役員、元衆議院議員)
次世代政策サミットテーマ
テーマ:「次世代政策サミット JAPANビジョン 2050 ~創りたい未来社会の実現のために~」
2050年の日本の目指すべきビジョンを描き、描いたビジョンを実現するために日本が行うべき政策を少なくとも1つ選んで、以下の6点を踏まえながら、スライドおよびスピーチ原稿を作成する。
⓪3つの中から、一つテーマを選択する(『雇用・賃金』『環境・地方創生』『子ども・教育』)
①2050年に向けてどのような日本社会を実現したいか?
(ビジョンを明確に提示した上で、具体的な政策のコンセプトを指定する)
②2050実現に向けて、日本の当該政策に関する現状はどうなっているのか?
③なぜ、日本では当該政策が進んでいないのか(構造的な要因を提示)?
④JAPANビジョン2050に向けて、どのように政策を展開するべきか?
⑤ 政策実現に向けてどれくらいの予算が必要なのか(実現可能性)。
※レポートは1600文字以内、スライドについては20枚以内(参考資料を除く)とする。なお、スライドについて、①ビジョン②現状分析③政策提言④実現可能性⑤参考資料の順番およびフォーマットにて作成すること。
※なお、参考資料および補足資料については評価対象とはしません。
応募期間
2024年7月1日(月)~2024年9月1日(日)
応募後の流れ
エントリー → 一次審査(応募のあったスライドについて書類審査を実施)二次審査(一次審査を通過した6チームについて、Zoomにてプレゼンテーション審査を実施) →二次審査(決勝大会に進出)を通過する3チームを決定→ 次世代政策サミット決勝大会+懇親会
リターンについて
● 5,000円
御礼のメール+次世代政策サミット報告書+決勝大会のアーカイブを送付
● 20,000円
御礼のメール+次世代政策サミット報告書+決勝大会のアーカイブ+コンテストHPに個人スポンサーとしてお名前を掲載
● 50,000円
御礼のメール+次世代政策サミット報告書+決勝大会のアーカイブ+コンテストHPに個人スポンサーとしてお名前を掲載+二次審査(Zoom)のオブザーバー参加(質問可能)
いただいた支援金の使用用途
広告宣伝費に15万円使用させていただきます。
※参加費は賞金(あるいは賞品)として使われることはありません。
実施スケジュール
7月1日~9月1日 応募募集期間
8月1日〜8月31日 クラウドファンディング期間
9月2日~9月15日 一次審査(書類)
9月17日~10月1日 二次審査(オンライン)
10月19日 決勝大会・懇親会(応募者及び関係者のみ)
10月~11月 政策提言(最優秀賞)実施
11月16日 第5回松下幸之助杯スピーチコンテスト
最後に
最後までお読み頂きまして、誠にありがとうございます。私たち未来政経研究所を運営しているメンバーのほとんどがいわゆる「Z世代」であり、「失われた30年」と呼ばれる中で育ってきました。
その中で、次世代を担う若い世代が、「今日より明日が良くなる」社会を作るために、今こそ、積極的に若者のアイデアを世の中に発信していくことが必要だという思いで当政策コンテストを開催しています。
一人でも多くの方に、このコンテストを認知し、興味を持って頂き、我々の思いに少しでも共感いただけるのであれば、是非ご支援いただけますと幸いです。また少しでも多くの方に情報のシェアをいただると嬉しいです。
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