●ご挨拶
はじめまして。こちらのページを訪れてくださりありがとうございます。
大阪に4店舗、神戸に1店舗展開するカレー専門店「いずみバーグ」のオーナーの中野です。
創業以来、当店のカレーは地域の方からカレーフリークの方、訪日外国人の方まで、多くのお客様に支持されています。
この度、当店自慢のカレールーを、防災用として備蓄できるレトルトカレーの開発を目指しています。
被災時に心がほっとひとゆるみできる非常食としてはもちろん、
遠方にお住まいで当店まで足を運ぶのが難しいお客様の需要を満たすべく、
ECサイトでの販売も計画しております。
少し長くなりますが、いずみバーグ自慢のカレーをいつでも、どこでも完全再現できる!
レトルトルーのこだわりや開発への想いについて書かせていただきます。
ぜひ、最後までお読みいただけますと幸いです!
●いずみバーグとは
「いずみバーグ」は、2007年に「いずみカリー」という名前で、大阪・九条に開業いたしました。
関西を中心に店舗を拡充し、香港、台湾、マニラでの海外展開経験もございます。
「カレーだけでは弱いのではないか?」と思いを巡らせていた頃、
カレーにハンバーグをトッピングした「ハンバーグカレー」が外国人を中心に大変好評をいただきました。
欧風カレーは、洋食という日本ならではの文化として、海外でも受け入れられることを実感したのです。
この成功体験をもとに、2016年に九条本店を「いずみバーグ」と改名して再スタートを切りました。
現在は、従来のカレーファンはもとより、多くのお客様に愛され、
国内外から出店やライセンス契約のお話しをいただけるまでに成長しています。
そして、欧風カレーを日本の文化として世界に発信し、日本に恩返しをしたいという目標で、
日々営業をしています。
自慢のカレールーは、こだわりにこだわりを重ね、数十種類のスパイスを混ぜ合わせた欧風テイスト。
玉ねぎやフルーツをとことん煮込み旨みを溶け込ませているので、
濃厚なとろみと奥行きがあり、一度食べたら忘れられない癖になる味わいです。
野菜の酸味やフルーツの甘味、生姜や数十種類のスパイスが交互に訪れるような“唯一無二の味わい”に、
お客様からは「これまでに食べたことがない美味しさ!」と高評価をいただいています。
このようにスパイスの辛さ、野菜やフルーツの旨み、甘みのバランスの良いルーだからこそ、
ハンバーグやフライ、チーズ、オムレツといった豊富なトッピングメニューと組み合わてせて、
ご自身のとっておきのカレーを楽しむことができます。
365日、毎日通っていただいても飽きのこないルーの美味しさ、トッピングの豊富さが当店のウリです。
●このプロジェクトで実現したいこと
自然災害が頻発する昨今、自然災害は日常の延長線上にあり、
各家庭で“非常食を備蓄する”という意識は高くなってきました。
その反面、非常食というと、長期間の保存が可能という優れた保存性と引き換えに、
少なからず「味」の部分を犠牲にしている側面がありました。
また、添加物が多く日常で食べるには健康に悪影響な上、
炭水化物や糖質に偏りがちで、栄養バランスが乱れてしまう恐れも懸念されます。
「来るかわからない災害のために、美味しくない非常食を購入するべきなのか」
「そもそも、平常時に美味しいと感じない非常食を、非常時に食べてココロやお腹が満たされるのか」
「体力をつけなければならないときに、栄養を摂れない非常食は負担があるのではないか」
自分事として防災について深く考えた際に、料理人として新しい発想が舞い降ります。
「平常時に当たり前に美味しいものを、非常食として開発できたらよいのではないか」
と・・・。
それと同時に、当店秘伝のカレールーをレトルト食品として加工すれば、日常時も非日常時も簡単に調理できて、常温で長持ちすることにも気づいたのです。
このひらめきより、当店のカレーを完全再現したレトルトルーの開発・販売することを決断しました。
●プロジェクト立ち上げの背景
2024年1月1日。
能登地方で大地震が起こり、インフラの寸断により多くの方が食料に困窮されました。
現在も、日本各地で定期的に大きな揺れが観測されています。
近年、激甚化・頻発化する災害から命を守るためにも、災害についての認識を深めるとともに、
備蓄を充実・強化させなければならないと感じます。
ところが、非常食は保存性と引き換えに、日常食のようにおいしく食べられるものはまだまだ少なく、
来るかわからない災害のためにお金をかけて揃えることに疑問視される方もいらっしゃることでしょう。
これらの考察をもとに、
日常で食べると、当たり前においしい。非日常で食べたら、ホッと心が温まる。
さらに、温めたり、水を加えたりしなくても、常温でそのまま食べることができる。
そんな新しい発想の非常食を、当店で提供しているカレールーをレトルト商品に加工し、
カタチにしたいと考えるようになりました。
料理人だからこその強い想いをカタチにし、より多くの人々に喜んでいただける商品を開発したい。
そして、自分のなし得ることで社会貢献していきたいと考えています。
●カレーのプロが作る、極上の非常食
今回、2種類のカレールーを開発したいと思います。
ひとつは、いずみバーグ店頭で大人気のカレーを忠実に再現した「欧風テイスト」です。
玉ねぎとフルーツの甘さ、数十種類のスパイスが交互にハーモニーを織りなすような、
重厚感のある味わいを目指します。
あえて具材を入れないことで、ハンバーグやヒレカツ、牛すじ、ラムチョップ、ソーセージ、ステーキ、
チーズ、オムレツ、野菜などのトッピングが楽しめるように考慮しました。
また具材を入れないことは、余計な食品添加物を抑えつつ、日持ちを向上することにつながっています。
さらに、肉を使用しないビーガンルー、ナッツフリーで、アレルギーにも対応しより多くの方に召し上がっていただけるレトルトカレーを目指します。
もうひとつは白米はもちろん、うどんやそば、ラーメンなどとも相性の良い、カツオ出汁を効かせた「和風テイスト」です。
牛肉と玉葱をたっぷり入れることで、調理いらずの即席カレーを目指したいと思います!
ともに常温で長期保存が効くのはもちろん、
何よりもレストランの本格的な美味しさをいつでも、どこでも堪能できることがメリットで、
「生きのびる食事ではなく、生き返る食事」として非常時でも生きる元気を与えてくれると考えます。
●これまで準備をしてきたこと
プロジェクトに先立ち、レシピの開発と試作を重ねてきました。
また、安全で高品質な原材料の調達先を確保し、商品化に向けた基本的な準備は整えています。
さらに、国内外のマーケットニーズを調査し、それぞれの市場に最適な商品開発ができるよう努力してまいりました。
そのひとつが、植物由来の食材のみを使用していることです。
ジャンキーかつ糖質や炭水化物に偏りがちな非常食を意識し、
店頭同様、玉ねぎやフルーツをコトコト煮込んでとろみをつけたルーに仕上げることにしました。
もうひとつが、非常食では不可欠な添加物を極力抑える調理方法にこだわりつつ、
どなたでも召し上がっていただけるように、アレルゲンフリーのカレーを目指すことです。
同プロジェクトが成功すれば、グルテンフリーのカレールーも開発しようと考えています。
また、和風テイストのルーも試作・考案することで、カレーの日が続いても飽きが来ないように工夫しました。
欧風のルーよりもあっさり、優しい味わいで、
災害時の疲弊したカラダやココロを解きほぐしてほしいという思いがあります。
さらに、当店のカレーを災害食として開発する中で、
南草津マンション防災委員会を組織されている江藤沙織さんに監修をお願いし、
防災食の定義を伺いながら開発に挑みました。
いずみバーグのカレーがなぜ防災にお役立ていただけるかというエビデンスが欲しかったからです。
下記、江藤さんのコメントです。
↓↓↓
「大きな災害が発生するとライフラインが止まり、食べ物が手に入らなくなってしまう恐れがあります。
もちろん、各自治体や企業規模で備蓄されていますが、
食料には限りがあるため十分ではありません。
ライフライン復旧までの期間を乗り切るには、個人の備えが大切だと考えます。
ところが、非常食はいつもの食事感覚で食べられるものが少なく、災害時においしく食べられるはずがありません。
ましてや、来るか分からない災害のために、
お金をかけて非常食を揃えるのは嫌という方もいらっしゃるでしょう。
だから私は、いつもの食事で食べたくなる賞味期限の長いものをちょっと多めにストックし、
使ったらその分だけ買い足す方法を実践しています。
例えば、レトルトカレーなら、1つ食べたら1つ買い足し、在庫の数をキープしていけば良いのです。
私がローリングストックに向いていると考える条件はこちらになります。
✓常温保存ができるもの
✓調理不要なもの(簡単な調理ですむもの)
✓普段食べておいしいと思えるもの
✓賞味期限が長いもの(目安は1年)
いずみバーグのカレールーは上記のすべてをクリアしている上、
何よりも味が抜群に良いので、レトルトにしてもおいしく召し上がっていただけると思います。
さらに、アレルゲンフリーで添加物を極力抑えられている点も、
小さな子供がいる私にとってメリットを感じました。
ルーは野菜のペーストでとろみがつけられており、
口当たりはマイルドであっさりとしたおいしさです。
非常食というよりも専門店のカレーが家で食べられる感覚なので、
平時も外食したいときや、ご褒美感覚で楽しめると思います。
しかも「洋食テイスト」はルーのみのシンプルな内容なので、トッピング次第で味わいを変えられるのが良いですね。
味をアレンジして食べられる、というのは非常時でも食事を和みにしたい、
という側面でもとても良いと思います!
それに対して「和風テイスト」は牛肉、玉ねぎがすでに入っているので、
ルーをかけるだけで料理が完成する手軽さがポイントです。
2年間保存が効いて、味もピカイチとなると、
災害食という概念ではなく購入できるのが魅力だと思います。
国民食として愛されるカレーは子どもにも人気が高いので、
多めに備蓄しておいても良いかもしれません。
もちろん、私の3人の息子にも大人気。完成したら私も絶対に購入します! 」
今回、江藤さんに監修していただいたことにより、
“調理不要”というヒントから牛肉、玉ねぎをたっぷり加えた「和風テイストのカレールー」をひらめきました。
さらに、アレルゲンフリーを極めるために、小麦粉不使用のカレーを開発するという目標も生まれました。
●リターンについて
皆様のご支援に対するリターン品は下記で考えております。
多くの方に当店自慢のカレーを召し上がっていただきたいという想いで、
いずみバーグ店頭でのサービスと、開発したカレールーをリターン品にいたしました。
①1000円
店頭でチーズトッピング、もしくは、トロトロオムトッピングを提供
※2025年1月から有効期限1年
※九条本店のみ
※一人一回限り
②3000円
店頭でカレー一皿+ドリンク一杯提供
※2025年1月から有効期限1年
※九条本店のみ
※一人一回限り
③5000円
欧風カレールー2袋、和風カレールー1袋をご送付
※お届け予定2025年1月以降
④10000円
欧風カレールー3袋、和風カレールー3袋をご送付
※お届け予定2025年1月以降
⑤15000円
欧風カレールー5袋、和風カレールー5袋をご送付
※お届け予定2025年1月以降
⑥20000円
欧風カレールー7袋、和風カレールー7袋をご送付
※お届け予定2025年1月以降
⑦30000円
欧風カレールー11袋、和風カレールー11袋をご送付
※お届け予定2025年1月以降
リターンのお届け日は、開発状況によって前後することがございます。ご了承くださいませ。
●スケジュール
9月 レトルトルー開発スタート
10月 パッケージデザイン、ECサイト 制作スタート
10月 クラウドファンディング終了
12月 試作・検証の繰り返し
1月 商品完成、ECサイト完成
1月 順次リターン発送
●資金の使い道
【¥5,000,000の達成】
ご支援いただいた資金は、以下のように使わせていただきます。
・商品試作費:¥200,000-
・商品開発・製造費:¥1,200,000-
・ブランディング費:¥500,000-
・パッケージデザイン費:¥200,000-
・ECサイト制作費:¥1,500,000-
・CAMPFIRE手数料:¥1,000,000-
・リターン品準備・手続費用:¥400,000-
●最後に
このプロジェクトは、当店の愛情溢れるカレーを、
日常はもちろん、有事のときの心温まるお供にしてほしいという想いでスタートしました。
商品が完成しましたら、物資でお困りの被災地の方たちに
皆様の応援のお気持ちと一緒にお届けしたいという想いでいます。
皆様からの温かいご支援をいただければ、私の夢の実現に大きく近づくことができます。
当店のカレーが、日常も非日常も満たされる一食になることを心から願っています。
皆様のご支援、心よりお待ちしております!
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