2024/05/16 00:24

プロジェクト開始2日目にして、目標64%のご支援をいただき、大変驚き、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。

今回は、曲の覚え方についてのレポートです。

部員は、全盲や弱視で、楽譜を譜面台に立て、それを見ながら練習することはできません。

一人一人が自分の担当するパートを一音一音覚えていく作業を地道に行なっていきます。

本校では譜読み段階の作業のことを「音入れ」と言っています。

楽譜を拡大印刷したり、タブレットなどに楽譜を取り込んだりして画面を拡大して書かれている音を確認しながら覚えていく生徒もいます。

多くの場合は、古典音楽の唱歌(しょうが)のやり方を習って、ドレミなど、リズムや音程に言葉を当てて覚えやすくしています。1小節ずつ覚えるまで繰り返し練習します。

また、パソコンでパート毎の演奏音源を作って練習に役立てています。自分のパートと他のパートの重なりや入るタイミングを耳で覚えて演奏できるように工夫しています。