今回は、盲学校の役割について、少しお伝えします。
盲学校といえば、皆さんどんな学校だと思われていますか。「目が見えない生徒が通って勉強してる学校」が1番多いでしょうか。
見え方は一人一人異なります。例えば、片眼の視力はなく、片眼の視力が0.05の生徒や、両眼の視野が5度という生徒、角膜が混濁する病気があり見えづらく、眩しさや暗さへの調整ができない生徒、視神経が萎縮して視力が落ちている生徒などさまざまな状態です。教科授業の他に、眼の構造やその機能、病気と治療方法等についても学習し、自分の目の状態や見え方について説明できるように取り組んでいます。また、生活の中で困っていることや進路のこと、目の病気のことなど、自分自身の悩みについても互いに聞いたり話したりして、現在は5歳から72歳までの方が学校生活を送っています。
また、盲学校は、入学を希望する希望しないに関係なく、「見え方の相談センター」の役割も担っています。乳幼児期から高齢の方まで、年齢に関係なくご相談いただけます。また、学校から出向き巡回相談も行っています。
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