概要
京都の染色工房アトリエ・フジコウです。刀剣ときもの文化のリミックス、新発想から生まれた生地「刃文布」を活用したプロジェクトでCAMPFIREクラウドファンディング初挑戦!
モチーフである「刃文」とは日本刀に焼きを入れることで生まれる白く波のような文様のこと。
日本刀の美術的価値を楽しむ鑑賞の大切なポイント。
その刃文の美しさに惚れこんだ染色作家藤井裕也(ひろや)が刃文の文様として研究を続け生地の紋意匠の開発から独自プロデュース。伝統工芸を軸足とするプロが創り出す新しい生地素材から刃文布は生まれました。
このプロジェクトで実現したいこと
新発想のプロジェクトを通して刃文の美をファッションに高めたい!!
京都の技と想いを纏う「刃文布」をファッションアイテムとして広く普及させたいのです!!
日本の伝統文化である刀剣ときものの感性が交差する伝統と革新のプロダクトとして複数の刃文を生地に表現した世界に類を見ない発想として注目を集めました。
その可能性はまだ始まったばかり。今回お届けするプロダクトで『刃文布』をファッションアイテムとして普及させたいのです!
CAMPFIRE刃文布武プロジェクトは「ファッション」がテーマ。
プロジェクト名は「CAMPFIRE刃文布武プロジェクト」。
プロダクト名は『刃文布、刃文F、HAMONF』の3種類で表記させていただきます。
ぜひ「#刃文布武プロジェクト #刃文布 #刃文F #HAMONF 」のハッシュタグ拡散よろしくお願いいたします。
プロジェクト立ち上げの背景
京都の染色工房アトリエ・フジコウは伝統的な技術と現代のデザインを融合させた着物を中心とした独自のテキスタイルを作り出す染め工房です。
2022年の春、岡山の備前長船の地から「国宝太刀無銘一文字山鳥毛」モチーフの帯の制作の依頼からスタートした着想が私たちの作家活動の世界を広げることになりました。
地元の刀剣文化に目を向け、独自の活動として「刃文布武プロジェクト」を立ち上げます。
生地から制作しなければ御刀は表現できないことに直面した私は、トライ&エラーのくり返しを経て納得のいく一枚の試作織を完成させました。
その後、刀剣の「刃文・刃紋」の美しさや繊細さとその魅力をテキスタイルに引き出し日常の生活に取り入れるべく丹後ちりめんの紋意匠としてトレースした刃文布(商標登録出願中・刃文F)を開発、世に送り出しました。
刀剣は日本の歴史や文化を象徴する工芸品であり、その造形美は世界中の人々を魅了しております。
京都には粟田口など優れた刀工の歴史的背景や古代たたら遺跡、祇園祭の長刀鉾鉾頭の薙刀を打った平安時代の刀鍛治 三條小鍛治宗近の史跡など地域の和鉄文化を発見。刀剣生地の研究開発が地の刀剣文化に目を向けた探訪や新選組などの研究にも目を向けるようになりました。
京都の丹後ちりめんの織元「+S」柴田織物様と協業で実現した特殊縫取の紋意匠である刃文布は織のプロと私ども染色工房アトリエ・フジコウの染めのプロが創りあげるこだわり仕上げ。
CAMPFIRE刃文布武プロジェクトのリターン品はすべてに刃文布を用いております。
これまでの活動と準備状況
2023年12月刃文布武プロジェクトをスタート。インテリアや茶道用の数寄屋袋や懐紙入れ、ショールなどを中心にプロダクトを開発。ファンディング当初目標の3倍を達成し、活動の基礎をかため生産体制を構築致しました。
2023年12月備前長船、2024年1月祇園のギャラリー、2月東京自由が丘のイベントスペースで開催のポップアップ展で紹介させていただきました。
2024年6月のファッションショーで藤柄の訪問着に刃文布の帯を合わせ発表もあり、PRの場が広がりました。
リターンについて
CAMPFIREの刃文布武プロジェクトの今回のテーマは「ファッション」。
様々な刃文や匂い刃中の働きを紋意匠として絹織物の生地に表現した丹後ちりめん素材をより身近にたくさんの方に手にしてほしいとの想いから協議を重ね相応しいリターン品をご用意しました。
〇刃文F ポケットチーフ
ポケットチーフはスーツを飾るための『ファッションアイテム』。刃文F先染め生地「18×18㎝」サイズの三つ折り仕上げ。インテリアを彩るディスプレイ生地としてもお使いください。
○刃文F スカーフ
季節の変わり目に首元に巻いて体温調節したり、バンダナや帽子、バッグのチャームなど自分らしくアレンジするファッションアイテム。 ドレスアップや推し色コーディ、あらゆるシーンで活躍する刃文Fスカーフぼかし染で各色5種リターン品にご用意しました。
スカーフは「35×65㎝」仕上げ。5色からお選びください。
〇刃文F サコッシュ
サコッシュ(sacoche)は、フランス語で「袋」や「かばん」を指します。
軽量でコンパクトなバッグで肩掛けや斜め掛けなどさまざまなスタイルで使うことができます。
元々は自転車レース向けで使用されていました。その利便性や機能性からファッション性の高くとても人気のあるアイテムです。
●たて高さ23.5cm 幅16.5cm ●よこ高さ23.5cm 幅16.5cmで耳付き。
市販のハドメを用いてチェーン、紐など装着することでおしゃれな装いをお楽しみいただけます。
「たてよこ白黒4種」の刃文Fサコッシュをリターン品にご用意しました。
○刃文Fショール(先染めのみ)
シンプルな先染めのみの刃文布を使用した定番人気のショール。サイズの長さは160cm、幅35㎝の三つ折り仕上げ。
○刃文Fショール+刃文染め(別染め)
刃文布+刃文染のショール長さは175cm、幅35㎝の三つ折り仕上げ。先染めショールより15cm長めです。「三本杉」や「互の目」「丁子」などのお好きな御刀の刃文や雰囲気をヒアリング。
その概念イメージをぼかし染めにて表現する刃文染め。ベースの色を選択後、完全オーダーにて仕上げます。
〇刃文F 御刀袋
御刀袋は大英博物館の元キュレーターで日本刀研究家のポール・マーティン氏とのコラボとしてご監修いただいた「脇差・短刀用」「太刀・打刀用」2種類のサイズの御刀袋をご用意させていただきます。
イギリス出身で日本在住、現在は公益財団法人 日本刀文化振興協会の理事を務め産経新聞にコラム寄稿も行っておられる同氏とは刃文布武プロジェクトの発起人である藤井裕也とポールマーティン氏との共同研究の「新選組の羽織」制作を準備しております。
御刀袋のリターン品の支援金はその必要経費と同氏と定める契約に基づき、活動の応援金に充てさせて頂きます。
選べる御刀袋の色は3種類。すべてに同氏デザインの金彩ロゴマークが入ります。
○刃文F 半幅帯
リバーシブル片面は「黒系のぼかし染」各色共通。
濃い色から淡い色彩の変化のグラデーションの染色仕上げです。
もう片面はカラー選択①~⑤の中からお選びいただけます。
リバーシブル半幅帯の長さは4m10㎝、幅が17㎝。
カジュアルなきもの、小紋、浴衣などの着用、コスプレのアイテムとしてもご使用ください。
男性用の角帯もこちらのリバーシブル半幅帯の枠でお受けすることが可能です。
○刃文F 名古屋帯
初の名古屋帯の展開!カジュアルにセミフォーマルにおしゃれ度の高い一重太鼓をお楽しみいただけます。
名古屋帯のぼかし染の配分は指定色60% 、白10%、黒20%です。カラー選択①~⑤よりお選びください。
長さを「3m50cm(アンティーク基準)」 「3m60cm(現代標準の長さ)」「3m70cm(長め)」からお選びください。
○刃文F 羽織「かがやき」
シンプルな先染めの刃文布を使用した羽織「かがやき」は身やつ口の袖切れ目なし。ロング丈で背中にスリットが入り「単衣」仕立てにてお届けいたします。
基本、和洋折衷でユニセックスを考えております。
女性羽織の身やつ口切れ目ありなどの仕立て方や羽織紐の乳の位置、羽裏、寸法や長さは応・相談でお仕立てさせていただきます。
○刃文F+刃文染めの羽織「いろどり」
刃文布+刃文染めの羽織「いろどり」は身やつ口の袖切れ目なし。ロング丈で背中にスリットが入り「単衣」仕立てにてお届けいたします。
お好きな御刀の刃文や雰囲気をヒアリングしその概念イメージをぼかし染めにて表現する刃文染め。
ベースの色を選択後、完全オーダーにて仕上げます。
基本、和洋折衷のユニセックスで考えておりますが女性羽織の身やつ口切れ目ありなどの仕立て方や羽織紐の乳の位置、羽裏、寸法や長さは応・相談でお仕立てさせていただきます。
生地や染めの特徴
丹後ちりめんの織物技法「縫取り(ぬいとり)」を採用し日本刀の美しい刃文や地がねの表情を再現。
通常の縫取りは刺繍の様に生地の一部分の柄を出すため裏地に織り糸が残りますが刃文布の縫取りは裏地にも純銀をコーティングした特殊な糸で裏糸を防ぐ仕様で織り糸が見えない総縫取りの三重構造生地として扱いやすくしたところに大きな特徴があります。刃文布は「特殊縫取」に分類されます。
日本刀の特徴である金属風の生地を表現するため、縫取り部分の防染糸の役割を持つ緯糸(よこいと)には純銀をコーティングしたポリエステルの特殊糸を5〜10%採用。
経糸(たていと)には、絹90〜95%の割合でグレー系複数の色の絹糸を用いております。
丹後ちりめんの里与謝野町の柴田織物で「先染め」の織物として仕上げております。経糸の絹織物部分は後染「別染め」加工が可能な絹織物。
後染は染色工房アトリエ・フジコウがすべての染めを行います。
ショールと羽織はお好きな刀剣のイメージや刃文をヒヤリングした上で「刃文染め」加工も対応いたします。
プロジェクト発起人について
プロジェクト発起人の藤井ひろやです。京都の染め工房で普段は絞りや染の職人でデザイナーとして企業のものづくりOEMも行っております。きものを染める人が刀剣好きになり生地から創り上げるまで踏み込んでしまい更にはクラウドファンディング挑戦でその魅力を呼びかける活動をするまでになりました!!
私は歴史、古代ロマンはじめ漫画やアート、日本文化が大好きなマニアックなものづくりの人間です。
ワクワクする面白い素材として新しい展開を夢見ております。刀剣ファンのみならず輪を広げこのご縁を皆さまと楽しみたいと思っております。
CAMPFIRE刃文布武プロジェクトの第一目標¥800,000。
皆さまご協力の程宜しくお願い申し上げます!!!!
クラウドファンディングで集まった支援金の活用方法
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伝統的な技術を駆使し、心を込めて手作りしております。
日本の伝統文化を現代に生かす新たなプロジェクトとしてSDGsの目標No.9「産業と技術革新の基盤を作る」を掲げ、伝統的な技術を継承しながら新たな価値を創造するべくリターン品をご用意しました。刃文布武プロジェクトの成功のためには皆さまからの応援が不可欠です。
支援金は丹後ちりめんの織物生地の製作や素材の調達、縫製、発送などの必要経費に充てられます。
刃文布武プロジェクトにご参加いただきこの特別な企画を支えていただけると大変嬉しく思います。
ぜひご一緒に新たな価値を創造し、伝統工芸の未来を共に形成しましょう。
加えて「御刀袋」のリターン品の支援金はその必要経費と同氏と定める契約に基づき、ポールマーティン氏との活動の応援金に充てさせて頂きます。
クラウドファンディング手数料クラウドファンディングプラットフォームの利用に伴う手数料も、支援金の一部でまかなわれます。
スケジュール
2024年9月1日 刃文布の生地制作スタートと同時にストックの在庫生地で染色や縫製を行う。
全国数か所でポップアップ展示
2024年10月 第1弾リターン発送・染色や縫製も並行して行う。
2024年11月 第2弾リターン発送・
2024年12月 第3弾リターン発送
2025年1月 最終のリターン品見込みとして羽織の仕立て完了後にリターン発送
最新の活動報告
もっと見るCAMPFIRE刃文布武プロジェクトよりご挨拶とクーポンのご案内
2024/08/15 10:35CAMPFIRE刃文布武プロジェクトの準備を重ね、公開日時を8/17の0時公開と運営スタッフで決めておりましたところ「告知」のための限定公開のはずがクラウドファンディング公開ボタンを押してしまったチームですが代表のご理解も得てこのままプレStartとさせていただくことになりました。また、リターン品の一部の「名古屋帯」の説明が反映されない点、「半幅帯」の画像2枚目に名古屋帯の仕立て解説が入ってしまっている点をCAMPFIREサポートに改善を求めたのですが公開状態では編集が不可とのご返答でした。重複しますが新しく「名古屋帯」にリターン品を追加させていただき解説を表示したバージョンを載せ対応する方がふさわしいのかも含めて協議中です。バタバタのスタートで大変申し訳ございません。まずはプレStar期間「8/14-16」の三日間、周知とご支援のスタートダッシュキャンペーンの想いをこめて10%のクーポン券を出させていただきました。ご活用いただければ幸いです!!!!https://camp-fire.jp/projects/760588/view?ctoken=we8dRWF2TO001wGE何卒よろしくお願い申し上げます。 もっと見る
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