初めまして。この度は私たちのプロジェクトをご覧くださり、誠にありがとうございます。

私たちは香川県丸亀市で有機農業を営む、Blue farm（ブルーファーム）と申します。

少し畑のことや私たちのことをご紹介させていただきます。

栽培面積は3haほど。

ビニールハウスで小松菜・菌床椎茸

露地でニラ・ナス・ピーマン・アスパラガス・じゃがいも・玉ねぎ・人参・大根などを栽培しています。

私は元々農家の出身ではなかったので、就農するのに農地の問題や売り先の確保など様々な障害があり大変苦労しました。

農地を借りるため【農業研修生】という肩書きの名刺を自作で作り、様々な会合などに顔を出し「4反ほどの農地を貸して下さい」「ハウスを立てて農業をやりたいんです」と声をかけてまわりました。

ですが、どこの誰かも分らない者にはなかなか農地を貸してもらえませんでした。

中には「君のやろうとしていることは夢物語」だと馬鹿にされたこともあります。とても悔しかったのですが、絶対に諦めたりはしませんでした。

では、なぜ私が今こうして農業が出来ているのかと言うと、自宅で飼っている犬がきっかけでした。

犬と一緒に散歩している時、いつも会うと挨拶を交わしていた近所の女性と立ち話になり、仕事のことや今の現状を語る機会がありました。

その方はありがたいことに、私の前向きな姿勢や諦めない気持ちをなんとなく日々の会話の中で感じ取ってくださっており「私が所持している農地を、あんたにやったら貸してあげるよ」と言ってもらえたのが最初でした。とても嬉しかったです。そして地元で信頼を築いていく事の大切さを気付かさせていただきました。
それをきっかけに、農業を生業とし、少しずつ地元の方達からも応援いただいて、最初は4aだった農地も今では3haほどに広げることができました。

一緒に同じ思いをもって働いてくれる仲間も少しずつ増えていき、これからの夢を語り合う中で、出荷するだけでなく、自分達で作った野菜を自分達で売るお店を持ちたいと思うようになりました。

昨年から凄く小さいですが、無人の野菜販売コーナーを作りました。

そして、最初の野菜が売れた時の感動は忘れません。地元の方達も足を運んで下さるようになりました。

私達が農業をできているのは地域の方達や豊かな自然があるおかげです。

この地域のつながりや豊かな自然環境を持続可能なのもにするとともに、より発展させていくためにも、今回のゲストハウス事業は地域のハブ的な役割を担えることが期待できると考えます。地域に生かされている私達が今地域に恩返しするチャンスだと考え立ち上がりました。

一緒に活動する仲間を紹介します▽

今、世間でも問題となっている【空き家の増加】私たちの住む香川県丸亀市でも大きな課題となっています。

現在、丸亀市の空き家は、少子高齢化や核家族化などにより年々増加しており、今後も人口減少などによってさらに増えていくと見込まれます。所有者等に、適切に維持管理されている空き家は問題ありませんが、様々な理由から長期間放置されている空き家は、老朽化による倒壊、樹木、雑草の繁茂、不法侵入などの問題が発生し、防災、衛生、景観等地域住民に、深刻な悪影響を及ぼしていることが近年大きな問題となっています。私達が空き家を活用してゲストハウスにしようとしている川西町北も、平成27年度の丸亀市空家等実態調査の結果、残念ながら空家総件数が多い町のトップ10（136町（大字）中）に入っています。

これは、単に空き家総数が増えているというだけではなく、住宅総数が増えているにも関わらず、空き家総数が増加の傾向にある。

＝〔新築物件は増えているが、空き家は放置されている〕ということです！

今回のチャレンジにあたり、市や県などに相談にいきました。しかし、空き家を解体するための支援はありましたが、空き家を活用するための支援は受けることができませんでした。

今回、皆様からいただけたご支援で、空き家再生のプロジェクトを成功させるべく邁進していきます。

是非ともご支援よろしくお願いいたします。

◇空き家をゲストハウスへ再生させ、空き家活用の可能性を広げたい◇

私たちは農業の力で『みんなを笑顔にすること』『地球を豊かにすること』を常に考え取り組んできました。そして今回【農家】の枠を超え、もっともっとたくさんの方の人生に豊かな時間や経験を届けたいと考えるようになりました。更に地域や環境改善に貢献したいと考え、空き家を活用したゲストハウス運営への挑戦をします！

①ゲストハウスを通して旅行者や地域の人達が楽しく交流出来る場を作ります！

ご利用いただく方は国内・国外の観光客、一人旅やお遍路さん、友人やカップル、ご家族・ご夫婦など年代も幅広い方にお泊りいただけます。もちろん地域の方にもお使いいただけます。ホテルや旅館よりも手頃な価格で泊まれるため、予算を抑えつつも快適な宿泊ができます。

ゲストハウスの最大の魅力は″人と人とが繋がる交流の場がある″ことです。

初めて香川県に来られる方やコミュニティーを広げたい方、地域のことをもっとお知りになりたい方は、農家のネットワークを活用して志を同じくする人を紹介することもできます。また、異なる背景をもつゲスト同士が交流し、新しい出会いの中で旅の思い出を残していただくこともできます。地域の方と交流できる食事会やイベントの開催や、地元の人しか知らないような行事やお祭りへの案内により、香川の文化や伝統に触れられる機会をもつこともできます。自然や人との交流を通して地域を盛り上げていきます。

もちろん、ご家族やグループでゆったりと過ごされたい方は一軒家を貸し切っていただき、心置きなくのんびり過ごしていただくこともできます。

ゲストハウスイメージ▽

A:Garden　夏にはバーベキューなど季節のイベントを行う
B:教室　Blue farmでの野菜の収穫体験をはじめ、ヨガやパン、発酵、味噌づくり、プログラミング等の多種多様なイベントの開催を行う
C:ロッカー室　服の着替えや貴重品管理を行います
D:ゲストハウス　既存の間取りを生かし、部屋ごとに畳や杉板貼りなどテイストを変え、和の要素を取り入れた空間づくりを行う
E:テストキッチン　宿泊者の方への朝食の提供、及び漬物、惣菜、菓子の製造を行う
F:野菜の直売場　Blue farmで採れた有機野菜を販売　

洋室か和室を選んでいただくことができ、幅広い年代のお客様に心地よく過ごしていただけます。

みんなで集まれる大部屋やキッチンも完備。各部屋はゆっくりと過ごせるよう個室になっております。

さらに、農家である私たちだからこそできるエッセンスを加える予定です▽

美味しくて新鮮な食材を提供できる上、ゲストハウス近くにある畑で収穫体験もできます。四季折々の旬の野菜を自分で収穫し、食べるという喜びを味わっていただけます。

野菜を収穫する際は、Blue farmのスタッフがしっかりサポートします！

～こだわりたいこと～

環境への負荷を低減させるため、ゲストハウスの布団にはオーガニック素材のものを、洗剤や石けん、自炊して頂く調味料は無添加のものを用意します。
収穫した新鮮な野菜をその日の夕食に調理していただく事も可能です。朝食には香川県産のおいしいこだわり米のごはんと具だくさんのお味噌汁と漬物を提供する予定です。

壁には珪藻土系の塗料を使用し、シックハウス対策も行います。安全面でもエントランスと各部屋の鍵はスマートキーを導入する予定です。

②田舎の田園風景や自然を残したい

空き家は放置されるが新築物件は増えているという現状で、もう一つの問題は

【畑や田んぼがつぶされ、更地になっている】

ということです。農地は一度潰してしまうと二度と元のように戻すことはできません。農業離れが進み、個人が所持している畑が耕作放棄されているのも原因です。

日本の美しい田園風景を残していくにはまだまだ課題はありますが、今回のプロジェクトで、空き家を再生させ、[新築する]という選択肢だけではなく、[リフォーム]し新たに生活や事業が始められるモデルをつくりたいと考えています。

ゲストハウスへのアクセス

JR予讃線丸亀駅より徒歩1時間・車で13分・バス丸亀垂水線（所要時間21分）、双子山停留所下車徒歩5分
髙松空港より車で34分
高速バス、高速丸亀バス停より徒歩7分

周辺観光地

丸亀城

累計で日本一の高さを誇る石垣は圧巻！　江戸時代初期の最高水準の技術をもって、独特の反りをもたせ緻密に積み上げられた石垣の上に建てられ、小さくとも存在感を放つ天守からは丸亀の街を一望できる。攻め入ることが困難だった「日本100名城」のひとつ。

なかむら

地元客にも観光客にも人気の有名店。讃岐うどんには珍しい細い麺が特徴で、このうどんを求めて大型連休には多くの客が行列を作る。讃岐のシンボル、飯野山を眺められるのどかなロケーション、絶品うどんを堪能しよう。

飯野山（讃岐富士）
香川県でよく見られる、まるで昔話に出てくるようなおむすび型の山。そのなかでも有名なのが「讃岐富士」の愛称で知られる飯野山だ。片道約1時間で登れる登山ルートもあるので、四季折々の風景を楽しもう。

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
丸亀市ゆかりの画家・猪熊弦一郎の全面的な協力のもと、市制施行90周年記念事業として1991年(平成3)に開館。自身の作品はもちろん、現代美術に市民が気軽に触れ、感性や創造力をはぐくむことを目指した施設になっている。

双子山

この双子山城跡は、香川県丸亀市土器町西一丁目西村にあった城である。別名西村山城､進藤城､又は主殿守(しゅでんかみ)城ともいう。城主は藤原主殿守長秀(後の進藤主殿守長秀)が応永三年(1396年)京都の戦乱から逃れる為に、家臣３６名と共に来て、築城したという。居館はこの直ぐ北東方面に大屋敷と云う名前で居住していた。城跡は現在双子山神社があり､頂上は狭く、岩盤になっている。神社は慶長七年(1602年)高松藩二代目生駒一正が丸亀城を築いた時､亀山(現在の丸亀城)の大山祇神社を移転して、双子山神社とか亀山権現といわれて来た。

私達が農業をするために貸して頂いている農地の地主さんより「実家が長年放置されており、是非何かに活用してくれないか」とお話を頂いたのがきっかけです。

それから農園の仲間達とどう活用するか話し合ったり、知り合いの建築士さんに相談させてもらったりしました。

その際に、まだ見習いの建築士さんがおり「まだ設計を任されたことがない」とのことでしたので「私達の所で挑戦していただけないか」とお願いしたところ「是非チャレンジしたい」との返事を頂いたので、その方にお願いする事になりました。
5年後には同じ施設内にカフェ＆BARもオープンさせ、近所の空き家を第2号、3号のゲストハウスと手がけていきたいです。

 集客の方法としては新しいゲストハウス用のサイトを立ち上げ、そこから予約をしていただきます。

また現在の農園の通販サイトからもリンクし、予約に繋がるようにします。

Booking.com・楽天トラベル・Agodaに登録し、あわせてSNSでも集客していきます。

本事業の経験はありませんが、これまでも農業をする中で、分らないことは専門家や、先輩・同僚に教えてもらいやってきました。

同様に、専門の知識がある方やゲストハウスで働いた経験がある方、利用した方などに教えていただきながら進めていきます。

 また、私は【香川県中小企業家同友会】という経営者の自己研鑽の会に所属しております。そこで知り合った多くの人脈があります。そこから、今回の事業に必要な建築士・司法書士・内装業者・外装工事業者・電気工事業者・設備工事業者・IT関係者にご協力いただく予定です。

現在は【島田治男1級建築士事務所様】にお願いし、設計を一緒に考えていただいてる所です。
こちらの建築士事務所様も自然環境に配慮した建物の設計を主に行っており、思いも非常に強く心強いパートナーです。

5月　物件の契約完了
6月　食品衛生責任者資格の取得
　 　クラウドファンディング開始
8月 　クラウドファンディング終了
　　　改修工事開始
11月　改修工事終了
　　　 新店舗オープンHP開発開始
12月　オープン
25年1月　 リターン発送

皆様からいただいた資金は大切に使わせていただきます。

□外装工事・内装工事・水回り工事費用（トイレ、キッチン、お風呂）：225万
□ホームページ作成費用：28万
□手数料（17％＋税）：47万

私達のゲストハウスが賑やかになることにより、地域の方々とのふれあいも多くなります。同時に、高齢者の方の安否確認にもつながり、防犯効果も期待できます。

地域の雇用も生まれます。

旅行者がこの地域の魅力を知ってくださることにより、移住を考える方もいらっしゃると思います。

人と人との交流の場で出会った方が意気投合し、地域の空き家をシェアしていただくことも期待できます。また、観光客が定期的に訪れるようになり、飲食店や様々なお店が活気づく事にも繋がります。

『笑顔あふれる場所をつくりたい！』

『地球を豊かにしたい！』

これが私達の夢です。

 是非、応援よろしくお願いいたします！