こんにちは。〈栞日〉菊地です。

昨日 6.19［日］の午後、改装中の移転先に、音楽家／作曲家の宮内優里さんをお招きして、演奏会を開催しました。工事現場で行うライブ、題して「現場ライブ」です。

朝から小雨が降ったり止んだりで、あいにくの空模様の中、合わせて50名もの皆さまにお集まりいただきました。中には都内から駆けつけてくださった方や、小さなお子様連れでご参加くださった方も。本当に、ありがとうございました。

未完成の空間で聴く宮内さんのパフォーマンスは、いまこの瞬間にしか立ち会えない贅沢で特別なひとときでした。多重録音が繰り返され、楽曲が構築されていく様は、着工からこれまでこの空間が日々変化して来た道のりを思い起こさせ、明日から竣工を迎えるその日までのイメージを膨らませてくれました。そして、この空間が完成してオープンしたら、きっと愉しい出来事が毎日のように起こるだろう、と予感させてくれました。

今回のご出演をご快諾くださり、素晴らしい音を響かせてくださった宮内さん、ブッキングや当日までの連絡調整にご尽力くださった〈medicala〉東野さん、唐突なご相談だったにもかかわらず、当日の動画撮影をご担当くださった〈HAPPY DAYZ〉井上さん（この動画は追って公開いたします。ご期待ください！）、そして改めて、当日あの空間にお集まりいただいた皆さま、本当にありがとうございました。

実は「来場50名」という数字は、このライブ開催が決まったときから、〈medicala〉と私の間で、合言葉のように繰り返された目標でした。昨日は、ひとつの峠を、皆さまのおかげで乗り越えることができた、安堵と喜びに満たされました。

このクラウドファンディングも、いよいよ残り10日。カウントダウンのスタートです。もうひとつの合言葉「目標金額200万」を達成できるか否か、泣いても笑っても10日後に結果が出ます。（正直、今は相当ハラハラしていますが）目指す高みに到達できることを信じて、残り時間、取り組んで参ります。皆さまの温かなご声援、引き続き、よろしくお願いいたします。