皆様
お世話になります。熱海でのアートスペースのクラウドファンディングを企画した松本悠貴です。
アートスペースが完成間近です!
29日のオープニングに向けて、もろもろ準備を進めています。
関連して、下記3点ご報告を...
1. アートスペースの名称が「Article」に決定しました!
2. ホームページ(Articleのwebサイト)を公開しました!
3. 最初のイベント(クラウドファンディング支援者の永田さん達による「キモノとコモノ」5/1~)が決定しました!
今回の記事は長くなりますが、よろしければ最後までお付き合いください!
1. アートスペースの名称が「Article」に決定しました!
半年ほど悩んだ結果、アートスペースの名前をArticleという名前にすることにしました。
Articleには学術論文という意味がありますが、私がこのアートスペース(と付随するプロジェクト)をArticleと名付けた理由は、大きくわけて2つあります。
ひとつは、多様な価値観がコミュニケーションできる場にしたいこと。
アート作品は、アーティストの信念、思想、感覚や感情といったものを、他者に伝えるという側面があります。それが絵画や彫刻、写真なのかはアーティストさんによって様々ですが、アートにコミュニケーションツールという側面があるのは疑いようがないと思います。
学術論文も同様に、研究者の考えや理論を他の研究者に伝えるツールの一つです。私たち研究者は、論文でこれまでの多くの先駆者が行った研究を総括したり、そこで言われていた説を肯定したり、否定したりします。誰かがやった実験や解析に対して、別の方法で実証してみることで、その説をサポートしたり、批判することを日常的にやっています。それを論文上で。このように、論文もある種、研究者の考えがぶつかり合う、コミュニケーションツールの一つであると言えます。
熱海で始まるこのアートスペースも、論文と同じように、多様な価値観がコミュニケーションできる場にしたいという気持ちがあり、Articleという名前に行き着きました。
(ちなみに、Articleには、「Art」という単語が入っていることも共通点で、ArticleとArtは、元をたどれば共通の語源を持っていることもポイントになりました。)
もう一つは、世界初の新しいチャレンジを発信したいという思いがあるからです。学術論文では、誰も検討したことのない事を、文章や図に落とし込みます。アート界のみならず、世界を見渡しても、誰もやっていない、新しいチャレンジができる場所になってほしいという願いを込めました。
今後、熱海のアートスペース「Article」を中心としたプロジェクトでは、「アートの世界を、もっと身近に」するという当初のコンセプトを持ちつつも、多様な価値観がコミュニケーションできる場であり、新しいチャレンジができる場でもある、そんな場所にしていきたいと思っています。
2. ホームページ(Articleのwebサイト)を公開しました!
オープンにむけて、アートスペース「Article」のwebサイトを公開しました。
上に書いているようなことをつらつらと書いているのと、その都度お知らせや、レンタルスペースの紹介などをアップしています。
よろしければ見てみてください!
3. 最初のイベント(クラウドファンディングの支援者の永田さんらによる「キモノとコモノ」5/1~)が決定しました!
今回のクラウドファンディングでは、アートスペースをレンタルするというリターンをご用意させていただいていました。
こちらで、熱海怪獣映画祭でもおなじみの、PLAN Aの永田さんが支援してくださり、このゴールデンウィーク期間中(5/1~5/6)に「キモノとコモノ」というイベントを企画されています。
普段あまりなじみのない着物と小物を題材に、トークショーや熱海モンスター上映会など、関連するイベントが盛りだくさんです!
私自身もイベントに参加するのをとても楽しみにしています。
Webページも公開されていらっしゃるので、ぜひご覧ください!
本日の記事は以上です!
いよいよオープニングレセプションが近づいてきました。
コロナの感染者数がまた一段と増えている状況ですが、対策を万全にしつつ、実施できればと思っています。
また近日中に記事をポストさせていただきます。
それでは!
松本