はじめに
1601年(慶長6年)現在の岐阜市加納の地に遷座し奉られた加納天満宮。 その境内で毎年第4日曜とその前日に開催される「天神まつり」は地元の多くの方々のご協力、有志の方々のご尽力により毎年盛大に行われてきました。しかしコロナ禍により他の多くの行事同様に祭りは中止となり岐阜市加納の秋の賑わいが遠のいておりましたが、令和5年秋にはコロナ禍からの脱却、以前の賑わいや盛り上がりも復活、そして今年令和6年、第20回の記念開催に向け準備がスタートしました。
加納天満宮 天神まつり とは・・
2003年、加納天満宮の本殿が新築されました。
新築に合わせ戦後60年近く途絶えていた「山車・鞍馬車」の曳行を行うために第1回天神まつりは始まりました。
開催に当たっては当時の加納天満宮奉賛会長の不破利兼さんを中心に、岐阜市長(当時)の細江茂光氏、地元岐阜1区選出の衆議院議員の野田聖子氏らも駆けつけ盛大に開催されました。
開催に合わせ準備を進めてきた神輿会の神加勢(かみかぜ)の神輿、天神かぐらの舞踏、獅子舞の演舞もこの時から始まりました。
その後は毎年開催を続け、徐々に規模を拡大しつつ地元の祭りとしてしっかりと定着し、地域の方々や地元の商店や企業様からも協賛金や募金を頂きつつ成長を続けてきました。
また不破奉賛会長が私財により天満宮へ奉納された岐阜で1,2位を争う大きな神輿「金華山」は、現在も天神まつりにおいて神輿部会「神加勢」を中心に多くの方々によって威勢よく担がれ、その志が受け継がれています。
しかし2020年春に始まったコロナ禍により他の多くの祭り同様、3年に渡って開催ができずにいましたが、昨年の令和5年、多くの有志の方々、地元の協力により「第19回天神まつり」として復活。
いよいよ今年令和6年は第20回記念開催として天神まつりを行うことが決定しました。
地域全体で盛り上げてきた祭り
2日間に渡り、様々な出し物が繰り広げられ、大変多くの観客が見に来ら熱気に包まれます。
神輿(みこし)
加納天満宮の神輿「金華山」。総金箔が施された八尺二寸(約2500mm)の高さを誇る巨大な神輿は神輿会「神加勢(かみかぜ)」を中心に交代要員含め100人以上で担ぎ上げます。
天神まつり当日は加納天満宮を出立しJR岐阜駅南口まで渡御を行い天満宮まで戻ります。この神輿渡御には、東京・長野・愛知・京都など各地から神輿団体が加勢に訪れ共に担ぎます。
また同じく岐阜の神輿会2団体も神輿とともに参加予定です。天神まつりの神輿渡御は、大人神輿3騎+子ども神輿1騎が地元加納の町を練り歩く盛大なものとなります。
天神神楽(てんじんかぐら)
天神神楽は主に小学生~中学生で構成されており、代々、上の子から下の子へと舞踏を教え続いてきました。
天神神楽は神輿渡御(みこしとぎょ)の際に神輿を先導する形で天満宮を出発しJR岐阜駅へ向かいます。
JR岐阜駅では大勢の観客に見守られ華やかな衣装と軽快なステップで舞踏を披露します。
その後、天満宮へと戻り再度、大勢の観客の前で舞踏を披露してくれます。
山車(やま)と からくり
明治35年(1902年)に作られました。
戦火もくぐり抜け、現在は岐阜市重要有形民俗文化財にも指定されているこの「鞍馬車」は高さ5mに達します。
祭り1日目の午前中、山車部会の多くの有志により天満宮を出発。その高さから途中の電線や木々の垂れ下がる枝などに注意を払いつつJR岐阜駅へと向かいます。掛け声に合わせてその巨大な山車が転回する様は圧巻です。
駅に到着すると太鼓や笛のお囃子に合わせて「からくり」も披露されます。
様々な催しもの
【獅子舞の舞踏】
太鼓や笛の拍子に合わせて演舞する男獅子、女獅子、子獅子。
【武神演舞】
奉納神事として武神(ぶしん)演舞が行われます。
【地元の方々も一緒に参加】
祭り期間は境内において様々な出し物が開催されます。地元の小学生によるチアリーディング、ふるさと太鼓、ベリーダンスなどなど。毎年多くの団体がともに祭りを盛り上げてくれます。
【稚児行列】
子どもの無病息災を願い天満宮の周囲を1時間ほどかけて練り歩きます。
可愛い衣装とお化粧をした小さな子どもは見ているだけで癒されます。歩き疲れてぐずる子、ベビーカーに乗って寝てしまう子、衣装が嫌で泣いちゃう子、様々ですがどの子もとっても可愛いです。
【和太鼓演奏】
和太鼓の演奏。実に迫力のある演奏を披露してくれます。
神事も執り行われます
加納天満宮 林宮司による安全祈願。
本殿へ向かう献幣使(けんぺいし)、宮司、巫女。
是非10月26日(土)27日(日)は加納天満宮までお越しください。
加納天満宮はJR岐阜駅から南東へ400m、徒歩5分の距離です。
山車は1日目の朝10時に天満宮を出立、神輿は1日目の午後1時出立予定。
出立後は境内において様々な催しものも行われます。
是非ご一緒に楽しみましょう!
【神輿の出立式】
神地元酒造会社協賛のたる酒で鏡割り&威勢のいい掛け声が響きます
【子ども神輿】
本当に多くの子ども達が参加してくれています。
【大抽選会】
夜になってもこの賑わい、参道には入りきらない人たちでごったがえすほどです。
20周年の記念開催。祭りの伝統を今後も繋いでいくために。
令和2年春、突然のコロナの爆発的な流行。
他の多くの祭りやイベント同様、天神まつりも3年に渡り中止を余儀なくされました。
しかし令和5年、加納天神まつり実行委員会の有志とともに、多くの地元の方々、多くの団体の皆さまの祭りを継続させたいという思いにより復活を果たしました。
そして今年、令和6年、第20回の記念開催を迎えることとなりました。
例年にも増して多くのイベントや催し物も企画検討しております。
地元加納の祭りとしての伝統を絶やさず、次の世代にも残していけるようご支援頂けますよう心よりお願い申し上げます。
祭り当日の実施スケジュール
2024年 第20回加納天神まつりスケジュール 令和6年10月26日(土)27日(日)
【1日目】
午前9時より開会式(試楽祭)
午前10時 山車曳行とからくり披露 天満宮~JR岐阜駅南口まで曳行します。
午後1時 神輿出立、神楽出立 神楽が先導する形で、子ども神輿・大人神輿が天満宮~JR岐阜駅南口まで渡御します。
午後 神輿出立後は天満宮境内において様々な出し物が催されます。
午後3時 子ども神輿が天満宮に帰社
午後3時半 大人神輿が天満宮に帰社、宮入りの総練り(そうねり)の迫力は一番の見ものの一つです。
午後4時 神楽舞踏、武神演舞、獅子舞舞踏
午後4時半 大抽選会 地元の商店や企業から提供の商品の抽選会
【2日目】
午前 稚児行列 かわいい衣装を身にまとった子ども達が天満宮を出発し約1kmを30分ほどかけて歩きます。
午後 太鼓、舞踏などの出し物
※スケジュールの都合上、時間が多少前後する場合があります。
資金の使い道
ご支援頂いた資金は
1.神輿の装飾品、山車の飾り、神楽の衣装の補修や洗濯、痛んだ提灯の補修と再購入など天神まつりを実施するにあたり欠かすことのできない費用に充てさせて頂きます。
2. 返礼品としての「木札」の作成と郵送費、に充てさせて頂きます。
3. CAMPFIRE手数料として充てさせて頂きます。
返礼品のご紹介
お寄せ頂きました金額に応じて、
・お礼のお手紙(加納天満宮宮司、天神まつり実行委員長の両名の名前にてお礼のお手紙をお送りさせて頂きます。)
・木札(首から下げられる焼き印入りの木札になります。)※紐の色はお選び頂けません。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
コメント
もっと見る