はじめまして!渡辺友里です。
まずはじめに、私の夫について、お話しさせてください。
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私の夫、渡辺雅弘は、青森県弘前市出身のシンガーソングライターでした。
高校時代から音楽活動を始め、卒業後は県内でアルバイトをしながらライブに明け暮れていました。上京後は仕事を転々としつつ、青森在住時から続けていたバンド「Girasoul」で音源の発表やフェスへの出演、ワンマンライブなど、精力的にに音楽活動を続けていました。
そして2014年、彼がソロで参加した音楽イベントで私たちは出会い、交際を経て結婚。
子供にも恵まれ、幸福の絶頂にあった2021年末、複数のリンパ節移転、骨転移を確認し、肺腺癌(肺がん)ステージ4、余命5年の診断を受けます。その後、家族や周りの人たちに支えられながら闘病を続けましたが、診断からわずか1年半後の2023年4月25日、家族に見守られながら、彼は天国に旅立ちました。
夫が亡くなったあと、彼の携帯のメモを見させてもらいました。そこには、癌になってからの彼の思いが綴られていて、「やりたいことがたくさんあり、ワクワクしかない」と書いてありました。
「悲しむだけの人生にせず、やりたいことはどんどんやっていこう」という彼の想いの続きを、私が実現したいという考えが湧き上がり、彼が闘病中に制作した楽曲を世に出すため、そして彼の作った楽曲をこれからもたくさんの人に聴いてもらうために、このプロジェクトを立ち上げました!
リターンには、ぜひそばに置いて、何度も聴きたくなるような、素敵なアナログレコードをご用意しますので、渡辺雅弘が残した曲のレコード化の実現に向けて、ぜひご支援のほどよろしくお願い致します!
音楽が好きだった私と夫は、友人のDJイベントによく遊びに行っていました。お酒を片手に音に揺れたり、その場に集まった人たちと話したり、ライブとは異なる「音楽と人」が作り出す一体感を共に楽しんでいました。そして、その中心にあるレコードは、音楽を再生するだけではない大事なツールなのだなと感じていました。
各曲に散りばめられた彼の音と言葉を聞いて、この世に形として残すなら、レコードがいいなと思いました。そしてそれは、本人もライブ後のお客さんにどんな媒体がいいか聞いており、レコード化を検討していたようです。レコードから聞こえる自分の曲、さらに想いを込めた曲たちを尊敬する音楽仲間の方々がコラボレーションしてくれるなんて、きっとわくわくしちゃうかなと思います。
音楽を聴くだけなら配信の方が聴きやすい時代ではありますが、レコードを手にした方々が、渡辺雅弘の作った、その曲自体や、レコードそのものに対して、愛着や想いを持ってもらえたら嬉しいです。
そしてまた、様々なパーティで回してもらい、人と人とを結ぶ楽しい時間の一端を担ってくれたらなと願っています。
夫、渡辺雅弘が闘病中に制作していた「太陽」「パーティは終わらない」「いびつ」という3つの楽曲について、アナログレコードを制作したいと思っています!
【A面】には、彼が生前レコーディングした、本人によるギター演奏と歌のバージョンを。
【B面】には、彼がずっと続けてきたバンド「Girasoul」のヴォーカル、Mamiさんに歌ってもらい、彼が尊敬していたアーティストや、生前親交のあったアーティストの皆さんに演奏やアレンジで参加してもらう、コラボバージョンを収録します。
なお、本人バージョンの音源は、各種配信サイトで配信中ですので、ぜひ聴いてみてください!
太陽 https://big-up.style/Gb8rhKiYS0
パーティは終わらない https://big-up.style/t6fGxr0k2H
いびつ https://big-up.style/w51uNnWrRj
NEW
8月7日に「太陽」のミュージックビデオを公開しました!ぜひご覧ください。
アナログレコードの制作にあたって、私はまず、夫が長年、二人三脚で音楽活動をしてきたMamiさんに相談しました。すると、親交のあったアーティストの皆様にコラボしてもらい、彼の曲をこれからも歌い続けたいという思いを込めたGirasoulバージョンを作るのはどうだろう?という話が立ち上がりました。
初めは、「もしも実現したら夢のようだなぁ」と思っていましたが、Mamiさんが他のアーティストの皆さんに声をかけてくださると、ありがたいことにたくさんの方のご協力を得られることとなりました!
夢が現実になろうとしています。
<協力アーティスト>
カワムラヒロシ(ギタリスト)
ギタリスト・トラックメイカー・プロデューサー。
シンガーソングライターNakamuraEmiやクラリネットの辻本美博など、様々 なジャンルのアーティストのアレンジャーやサウンドプロデューサーとしても活 動している。
DJ JIN(DJ)
ヒップホップ・グループ「ライムスター」のDJ、サウンドプロデューサー。サウンドプロデューサーとして、DJならではの幅広い音楽見識を武器に、独自のフィルターで引用、再解釈し、モダンなサウンドをクリエイトする手法で、グループの諸作にとどまらず提供楽曲は多数誇る。
KOHKI(ギタリスト)
BRAHMAN/OAUのギター担当。パンク・ロック/ハードコアに民族的なアプローチを取り入れたプレイ・スタイルでバンドの世界観を構築している。
木村イオリ Iori Kimura (ピアニスト・キーボーディスト)
印象的なメロディーと繊細かつ大胆なプレイで、ジャズを中心に様々なジャンルで活躍するピアニスト・キーボーディスト、作編曲家。2008年、ジャズバンド "bohemianvoodoo" を結成、ジャズクラブから各種フェスまで、国内外問わず幅広くライブ活動を展開している。
Mami(ヴォーカル)
Girasoulのヴォーカル。これからも渡辺雅弘が遺した歌を歌い続けていく。
また、このプロジェクトでたくさんの支援が得られた場合には、応援してくださる皆様に感謝の気持ちを込めて、そしてより多くの方に曲を聴いていただくために、リリースイベントを開催したいと思っています!
ご支援よろしくお願いいたします!
参加アーティストのサイン入りアナログレコード3枚セットがSold Outになっていましたが、サイン入りのリターンを追加しました!
上記のリターンの他、「レコードジャケットにあなたのお名前を掲載します」や「楽曲のスポンサーになる権利」「Girasoulをライブに呼ぶ権利」などもご用意しています!詳しくはリターン選択画面をご覧ください。
何度も入退院を繰り返し、緩和ケアになってからの自宅療養中も、そして最期の時まで、彼は弱音を吐きませんでした。痛い、苦しい、辛い、と言った言葉の代わりにたくさんのありがとうを伝えてくれました。若い頃からたくさん歌を作ってきた彼は、言葉の持つ力を大事にしていたのだと思います。そんな彼が伝えたかった言葉、想いが3つの曲に込められています。
衰弱していく体と増していく痛みで心が潰されそうになりながらも、それでも歯を食いしばり堪え、しっかりと前を見据えていた彼の音楽の続きを、みなさんと作れたら幸いです。
最後に、彼の残したメモの言葉を集めて記します。
ご賛同、ご支援支援していただけたらうれしいです。よろしくお願いします。
皆様からいただいた支援金は、全額、コラボ楽曲制作費、アナログジャケットデザイン費、アナログプレス代等の制作費用に使用させていただきます。
最新の活動報告
もっと見るコラボバージョンのレコーディングがついに完了しました〜!!!
2024/10/25 15:32こんにちは!渡辺友里です!皆様に素敵なレコードをお届けするべく、着々と準備を進めています!今回は、私もとても楽しみにしている、豪華アーティストの皆様によるコラボバージョンの進捗についてご報告させていただきます!クラファン終了後、9月より始まったレコーディング。アーティストの皆様のスケジュールの関係で、予定よりも少し遅くなってしまいましたが、ついに今週、全楽曲のレコーディングを終えることができましたー!!快く参加してくださったアーティストの皆様、改めまして、本当にありがとうございました!そして何より、すべての楽曲を、心を込めて歌ってくれたMamiさん。言葉にできないくらいの感謝の気持ちでいっぱいです。そして、アナログレコードのリターンをご支援くださった皆様に謝らなくてはいけないことがございます。レコーディングが1ヶ月ほどずれ込んだため、アナログレコードの完成が、予定よりも遅くなってしまいそうです。楽しみにしていただいている皆様をお待たせしてしまうことになってしまい、大変申し訳ございません。納期が決定しましたら改めてお知らせいたしますので、どうかご了承くださいますようお願いします。 もっと見る
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