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自由と遊び心を持った俳優を育てる、第4回演劇無料塾を開催したい!!

現在の支援総額

530,000

106%

目標金額は500,000円

支援者数

98

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/06/20に募集を開始し、 98人の支援により 530,000円の資金を集め、 2024/08/18に募集を終了しました

自由と遊び心を持った俳優を育てる、第4回演劇無料塾を開催したい!!

現在の支援総額

530,000

106%達成

終了

目標金額500,000

支援者数98

このプロジェクトは、2024/06/20に募集を開始し、 98人の支援により 530,000円の資金を集め、 2024/08/18に募集を終了しました

エンタメ領域特化型クラファン

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このプロジェクトで実現したいこと

現在も海外で演劇を学び、日本でもショーやWSを積極的に行う指導者・忍翔がプロの俳優を目指す若い人たちに無料で100時間の俳優指導を行い、自由で遊び心のある俳優を育てる。


※演劇無料塾の参加希望者はこちらを読んで応募してください



立ち上げの経緯

主宰の中島早紀です。この演劇無料塾という企画は4回目を迎えます。

1回目は講師である忍翔さんが自費で行い、2回目はベーシックインカムシネマズという映画制作団体との合同企画でMOTION GARARYにてクラウドファンディング、3回目は安童有都がCAMPFIREにて資金を集め開催しました。

この演劇無料塾という企画は私の人生を180度変えてくれました。


もしこの企画がなかったら、私はこうして演劇無料塾の企画を立ち上げていなかったどころか、絶望のどん底にいたかもしれません。




プロジェクト立ち上げの背景

実を言うと、第二回演劇無料塾(以下、無料塾)でアシスタントとして参加していました。クラファンのリターンでドキュメンタリー映像があり、撮影と記録担当を任されていたのです。

と言っても、当時講師である忍翔さんとは初対面で、私は演劇に興味こそあれど、一度もやったことがありませんでした。

それまでずっと演劇をやってみたいと思っていましたが、高校では演劇部に入るも成績が悪く強制退部。

大学で芸大に行きたいと願うも、学費が高く今までやったことがないことを理由に反対され断念。(仕方なく2番目に好きだった吹奏楽部でトロンボーンに打ちこみました)

そして就職間際になり、上京して今度こそ演劇をやりたいと家族へ告げると「頼むから就職してほしい」と懇願されてしまいました。


その時私は「自分は演劇をやったらいけないんだ。自分さえ我慢すれば皆が幸せになるんだ」と自分で自分を洗脳して、自分の本当にやりたいことに蓋をするようになったのです(後からツケがすごいので絶対にやめてください!!)

そして毎日言い聞かせた結果、不思議なことに本当に演劇をやりたいと思わなくなって、そのまま就職してしまいました。

しかし半年経ち、社会人生活も慣れてきたことと同時に洗脳が解け始め、いよいよ最後の演劇をやるチャンスだと思い転職しました!


そんな時、コロナがやってきてしまったのです。


「もう無理だ!チャンスは一生巡ってこない!」と絶望しました。

世の中で演劇をやっている人は学生時代から経験を積んで学んでいる。こんな素人ができるわけがない。

また自分で自分を洗脳し始めたのです。


そして、その洗脳を覆い隠すかのように色々なことに手を出し、それらを自分の好きなことだと思いこみました。

ところが、どれも全くうまくいきませんでした(それもそのはずです。本当に好きなことではないのですから)



心もすっかり疲弊し、好きだった観劇にも全く心が動かなくなって、これからの人生をどうしたらいいのかわからなくなってしまいました。


ただ生きるために仕事に行き、休みの日はボンヤリと過ごす日々。



でも、なぜかわかっていることがありました。


まだ終わらない。


終わらせない。終わらせてたまるか。人生は続く。動いてさえいれば、何かが変わる。


どれだけ自分を洗脳しても、心の奥底で自分の可能性を信じている自分がいるのだということを。



そして2022年2月。SNSで知り合った、忍翔さんの元アシスタントの方と話す機会がありました。

彼女の名前は森純子さん。元会社員でしたが、インプロと忍翔さんと出会ったことで会社を辞め、今やインプロの研修専門の会社「フィアレス」を経営しています。「人生を変えてくれた人なんだよ」目を輝かせながら話す姿を見ても「運が良い人だから人生が変わったんだろうな」とどこか異世界の人を見る感覚でした。 





森さんと話したあと、忍翔さんのTwitterをフォローして第二回演劇無料塾の募集を見つけました。

忍翔さんはTwitter上で「全員いいなぁ。本当に悩む!」と、選考中の気持ちを吐露しており「悩んでいることをちゃんと言える人がいる!」と驚きました。今まで選ぶ側の人が悩んでいるとSNSで言う光景を見たことがなかったからです。(就活のテンプレートのお祈りメールに何度心が折れたか!)


本当に悩みながら選んでいるんだ。

忍翔さんは私のことをどう見るんだろう。

忍翔さんはどんな感想を持つだろう。

ひょっとしたら、おもしろがってくれるんじゃないか。感想だけでも聞きたい!



その時、提出する動画作品の演出プランが頭の中に浮かびました。

そして「応募したい!」と思ったのです。


きっとこれが最後のオーディションになるかもしれない。

しかも「プロの俳優になりたい人」という応募条件に当てはまってないから絶対落ちる。

それでもいい。ただ、見てほしい。この人なら絶対に感想を書いてくれる。


根拠のない確信を持ち、メールを送りました。




結果は予想通り...ではありませんでした。



...え!?アシスタントの募集なんかしてなかったよね!?

いいの!!??私なんかで本当にいいの!!!???


嬉しくて飛び上がりました!

でも、同時に不思議でたまりませんでした。


演劇をやったこともないのに、noteは誰も読んでいないと思って書いていただけなのに、こんな大きな企画に関わっていいのだろうか?期待に応えられるだろうか?


始まるまでは嬉しさより怖さが勝っていました。

でも、参加者が不自由な鎖を解き、自由にのびのびと舞台で演じている姿を見ていると、まるで自分が体験しているかのような嬉しさを感じるとともに、それとは別の嬉しさも感じていることに気づきました。

それは、子どもの成長を見守る親のような気持ちでした。(第二回演劇無料塾の記録はこちら)







ワークを通じて自分の思考の癖に気づき、演技の新しい引き出しが増えていく。

そんな姿を見ていること自体に喜びを感じていたのです。


忍翔さんも参加者に皆も、私の存在を受け入れてくれました。

私が何者であるか、何をやってきたかを気にする人は一人もいませんでした。

自己否定の塊を抱えていた当時の私には、それだけで幸せでした。



"You're enough"

(あなたはもう充分必要なものを持っている)




無料塾で何度も参加者に言われていた言葉です。


最初は、私も何かを持っているなんて信じられませんでした。

でも、忍翔さんはお世辞でもなく、心の底から言っているように見えました。

なぜそう思えるのか尋ねたところ「僕も海外の演出家や指導者たちからそう言われてきたから」と当たり前のように答えました。

頭では理解できませんでしたが、この100時間でわかることだと思い、深くは聞きませんでした。


”指導”と聞くと「言われたことは絶対に聞かなきゃ」と考えてしまうことが多いと思いますが、忍翔さんは無料塾の期間中、何度も繰り返し

「僕は提案をする。合わないと思ったらやらなくていいし、合うなと思ったらやってみて。」

と言っていました。

俳優たちは自分に合うワークを選んで、舞台上で自由に遊べるようになっていきました。



また、無料塾の期間中に忍翔さんのアシスタントとしてWSの記事を書く中で「演劇は自由で遊んでいいだと気づいてほしい!」「舞台上で俳優がのびのびと演技ができるように、もう必要なものはあると気づいてほしい!」

と願うようにもなりました。


そして、忍翔さんの周りにはたくさんの勇気づけや存在を認めてくれる方々がいると知り、広めたいと思うようになりました。




無料塾が始まってから、たった2ヶ月でした。



無料塾が終わった後、私はカメラを買い、ポートレートやインプロショーの撮影、インタビューなどの取材活動を個人で始めました。そして2023年にはご縁があり、イマーシブシアターを創作するムケイチョウコクの広報部へ加入しました。俳優はおろか、何もスキルがないのに関われるなんて信じられませんでした。(大好きな団体だったので、関われているのが夢のようです!)中学生の頃から、演劇やドラマの裏側を見るのが好きだったので「メイキング動画で創作の裏側を見たいです!」気軽に言ってみると「じゃあ作って〜!」と言われて自分で言っておきながら驚いてしまいました。なぜなら、動画編集をやったことがなかったからです(笑)

ソフトはどんなものがいいのか調べ、仕様もよくわからぬまま動画を創りながら覚えていきました。気づけば、ご飯を食べることも忘れてしまうほどのめり込んでいました。(最新メイキングはこちら最初の動画と比べたら成長が一目瞭然!)

個人から団体になり、自分にはない視点でフィードバックや「こうしてみたらどうだろう?」とアドバイスをいただきながら創作できる嬉しさと難しさの日々を過ごしています。



演劇を始めてみたら、自分を許せただけでなく新たな可能性に気づきました。

好きなことを探求すると、自分でも予想外な場所へ行けるのだと知りました。


一生、自分に嘘はつかないと誓いました。


だから今後も、自分の可能性を決めずに興味の赴くままやりたいことをやっていきます!

そして演劇に関して私のできることを考えた時、人生を変えてもらったきっかけの演劇無料塾を広め、自由で遊び心を持つ俳優が一人でも多く育って欲しいと思い、無料塾を企画しよう!という決意に至りました。




スケジュール

2024年  8月9日~12日  オーディションWS開催、参加者決定      

     8月18日 クラファン終了 

     9-12月 第4回演劇無料塾 開催


リターン

3,000円 応援してるよ!
・「ご支援ありがとうございます!」のメッセージを送らせていただきます。


5,000円 文章によるお礼メッセージ(忍翔より)
・忍翔から心を込めてお礼メッセージを送らせていただきます。


5,000円 文章によるお礼メッセージ(中島早紀より)
・中島早紀から心を込めてお礼メッセージを送らせていただきます。


10,000円 忍翔と中島早紀とオンライン飲み会
・支援者と日程を決めて、Zoomで1時間程度開催します。


15,000円 忍翔の本気の個人レッスンor人生相談


・支援者1人1人と日程を決めて開催します。
・場所は新宿区か杉並区周辺の公共施設やカフェ(場所代は折半)、もしくはZoomによるオンラインで1時間程度。
・内容は演劇や演技全般、生き方や恋愛まで対応します。


15,000円  withOSHOW出演権
・平日夜、江古田の兎亭で定期的に行っている、忍翔と作る1時間の即興二人芝居『withOSHOW』にゲストとして出演出来ます。お会いしたことのない方は一度対面で会う機会を設けますが、基本的には稽古なしのぶっつけ本番で行います。


15,000円 ポートレートor舞台写真撮影
・中島早紀が支援者と日程を決めて2時間程度、撮影します。
・交通費は別途かかります。

15,000円 中島早紀による動画制作

・あなたの活動を応援するために5分以内の動画を撮影から編集まで行います。演劇・アートなど表現活動をしている方には特におすすめです。

・動画は2本まで製作可能です。

・支援者と日程を決め打ち合わせを行い、制作スケジュールなどを決めます。

・1本につき製作期間は1-2週間です。

・撮影に行けるのは平日夜、土日祝です



20,000円  メンバーによる稽古記録
・Googleドキュメントでメンバーによる稽古記録を共有します。毎回メンバーの中から1人の記録担当を決め、その日行った稽古の内容やメンバーの所感などをまとめたものを、稽古毎に随時更新していきます。


30,000円 「わし/わたしが育てた」と言える権利

・「第4回演劇無料塾メンバーは、わし/わたしが育てた」と言える権利を差し上げます。メールにて証明書をお届けします。(SNS掲載OK)





講師・忍翔からのメッセージ



初めまして、忍翔(おしょう)と申します。

前回のゆうりに引き続き、今回の企画者を買って出てくれたなかしーこと中島早紀さんに、まずは感謝を伝えたいと思います。ありがとうございます。

第2回ではアシスタントとして稽古場での作業をサポートしてくれていたなかしーが、今回の第4回では企画制作として企画そのものをリードしていく立場になったことに、嬉しい輪廻を感じています。

と言うのも、この演劇無料塾が目指しているのは、自ら道を切り開いていく、自立した俳優を育てることだからです。


日本の演劇界では、長らく演出家と俳優の間にヒエラルキーが存在していました。

俳優は演出家や作品に従属するものである、使っていただく存在であるという認識が蔓延していたように思えます(もちろんこれは誤りです)

時代が変わっていくにつれて、ヒエラルキーは少しずつ小さくなっていき、立場は対等になっていってるのですが、まだ俳優の心底には「自分は下だ」「自分はダメだ」というネガティブなマインドセットがあるように思えます。

これは演劇界というよりも、日本の俳優教育の問題です。


日本では若い人は未熟者とされ、熟達するための様々な技術を身につけるための足し算の教育をします。

技術が必要であることは正しいのですが、このような教育の根底には「あなたは不十分である」という思想が潜んでおり、この教育を受けた人は自然とそういうメッセージを受け取ってしまうのです。

一方欧米では、若い人は可能性の塊であるとされ、もし力を発揮出来ていないのだとしたら、それは不安や恐れから来るものだと考え、それらを取り除くための引き算の教育をします。

この教育の根底にあるのが、先述されていた「あなたは既に充分である」という思想です。




僕は幸いにも演劇のキャリアの始まりが英語劇であり、欧米の演劇に精通した演出家や指導者と長い時間を共にしてきました。

それに特にここ数年は海外で過ごす時間が長く、日本の演劇の創作現場に触れることは少なくなってきています。

なので久しぶりに日本の現場に関わったりすると、そのギャップに驚かされることはまだまだ多いのです。


演劇無料塾でやっていることが日本の演劇界にそのまま適応出来るかは、正直わかりません。

ひょっとしたらまだ演出至上主義な劇団はあるだろうし、その瞬間の衝動よりも決められたことをきっちりこなすことを大事にする演出家もいると思います。

しかし、僕は僕がこれまで学んできたこと、そして良いと思っていることを自信、いや確信を持って伝えていきます。


この自信を確信に変えてくれたのは、間違いなくこれまでの演劇無料塾に参加してくれた人たちです。

彼ら彼女らの100時間を経ての感想や「絶対続けてください!」という熱いメッセージが、僕の大きな原動力となっています。

そしてこれまでとこれからの参加者の皆さんが俳優としてより良く、そして幸せに活動し続けてくれることを願っています。


少しでも興味を持たれた方は、こちらのページから詳細と募集要項をご確認ください。

オーディションに参加された方の中から、第4回の参加者を選ばせていただきます。

よろしくお願いいたします。





資金の使い道

講師への謝礼、稽古場代、開催に伴う広報や制作費など



最後に

演劇に関わることで、私は自分の中に眠っていた「演劇に関わる人や舞台裏を見たい」という欲求に気づき、伸ばしていくことができました。


先述したムケイチョウコクでの活動もその一つです。演劇がどのように創作されているのかを知ると、もっと作品の魅力が伝わります。

なぜなら、どんな演劇でも、私たちと同じ「人」が考えて創っているからです。私は動画編集や記事を書くことを通して、それを知ることが出来ました。


創作の現場を知ると、その団体を、その人を、もっと応援したくなる。

演劇の創作過程を伝え、もっと多くの人と出会ってほしい!知ってほしい!という一心で制作しています。




そしてもう一つ。俳優ではない人も参加できる演劇ワークショップを企画するようになりました。


海外では、演劇が教育にも取り入れられるなど、演劇を学ぶことが当たり前だと聞いたことがありますが、日本は俳優のためにあるものというイメージがまだまだ強い印象です。


その一環として先日、忍翔さんを講師にお招きしてトランスマスク(仮面)のワークショップを開きました。



俳優もそうではない方も、全員が立場に関係なく一緒にワークを受ける姿を見て、演劇は人に必要なものだと確信しました。


演劇を通じて普段隠している遊び心を取り戻し、もっと自由に生きてほしい。

かつての私が自由にやりたいことをやっていいと演劇に導いてもらったように。


今回の演劇無料塾の企画も、そんな私の願いの一つです。

演劇を真剣に学びたい人たちの魅力を引き出し、伝えていける場所を作っていきたいです!!!


皆様のご支援一つ一つが私の、私たちの大きな一歩となります。


私たちの挑戦を見守っていただけると嬉しいです!!!


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 講師代、場所代、

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

コメント

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  1. 2024/08/16 17:25

    成立した場合の劇を支援者は観る機会ありますか

    1. 2024/08/16 18:44

      支援者の皆様には、無料塾の最後にある発表会を見ていただく機会を設けております。 日時や場所などは決まり次第、ご連絡致します。


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