◾️Sake Week Thailand 2024の開催

「Sake Week Thailand 2024」はタイにおける日本酒の価値を高め、タイの皆様に日本酒を知っていただくために2024年7月6日-7日にバンコクで開催することになりました。本イベントはタイのミシュラン星付きや予約困難なレストランのお料理と、選りすぐりの『日本酒』そしてタイの餅米からできたお酒『サト』のペアリングを楽しんでいただけます。本イベントは在タイ日本国大使館 / JETROバンコク事務所よりご後援をいただいております。

■公式サイト：https://sakeweekthailand.com/

■公式LINE : @sakeweekthailand

■公式Instagram：@sakeweekthailand

------------------------------------【開催情報】-------------------------------------

■会期：会場での試飲イベント：2024年7月6日（土）/ 7日（日）

　　　　レストランでのペアリングワークショップ：2024年7月3日（水）〜7月10日（水）

　　　　（ワークショップの開催場所は公式サイトよりご確認ください）

■時間：10:00～20:00 

■会場：QSNCC <クイーン・シリキット・ナショナル・コンベンション・センター>B2

■主催：AMATA ORGANIZE COMPANY LIMITED

◾️抱えている課題

本イベントの開催に至るまで厳しい道のりがございました。日本と違い、タイでは一銘柄を一社しか輸入できないという規制がございます。そのため、日本酒の輸入業者各社の間で競争が激しく、共に協力をして何か一つのイベントを行うというのは前代未聞の出来事でした。たくさんのご支持をいただき、開催に至ったSake Week Thailand 2024ですが、実際タイではアルコールを飲むことを促す広告活動を一般的に禁止する規制があり、前向きにスポンサーを検討してくださる企業様が少ないのが現状で資金集めに苦戦をしております。

◾️資金の使い道

本イベントは非営利のイベントですが、イベント運営を行う上で必要な資金が足りておらず実際のところ赤字です。しかしながら、赤を切ってでもやる意義のあるイベントということで、第一回の開催は決定しており、そして継続的に毎年イベントを行っていきたいと考えています。ご支援いただいたお金は第一回のイベントの運営資金（ゲストの交通費、広告費、機材レンタル費用）に利用させていただきます。

◾️リターンについて

日本とタイの文化交流、そして日本酒とタイのお酒サトを広める機会としてこのイベントを立ち上げました。皆様にタイを身近に感じていただけるようなお返しをご準備いたしました。商品が届くご支援者様は国際便でお送りする予定ですのでよろしくお願い致します。

◾️日本酒が大好きなタイ人との出会い

頻繁に来日し、日本人でもなかなか予約の取れないレストランで食事をする美食家のAJさんが、本イベントの発起人の一人です。彼が学生時代に日本で友人に誘われた飲み会で出会った日本酒。タイで飲んだことがある日本酒と全然違う味がしたそうです。それから、日本酒に興味を持ち、どうしたら日本と同じような状態のお酒がタイで飲めるのかと必死に考えたそうです。彼は特に日本で飲んだ生酒が印象的で、生酒をタイに鮮度を保ったまま送る方法を考え、温度管理を行いながら良い状態で日本酒を輸入する物流を確立しました。彼は自ら酒蔵に訪問し、日本酒の製法や利用している道具、そして日本酒が醸されている地域について学びました。今では日本酒の国際唎酒師の資格を持ち、タイに日本酒を輸入しています。彼は、日本酒は日本食だけではなく、タイ料理やフレンチ、イタリアンなど国を越えても食に寄り添うことのできる可能性を持った飲み物だと語ります。タイにおける全体人口からするとまだまだ日本酒の飲み手は少ないものの、彼は日本酒がタイでもっと知られるようになる日は近いと語っています。

◾️Yukaのプロフィール

こんにちは。タイ在住で日本酒が大好きなYukaです。10年前にハマってから飲み続けている日本酒。こんな素晴らしい国酒があると気付いたのはアメリカの留学から帰ってきてからでした。個性のあるお酒、各蔵のこだわり、その土地の特徴、素材の違い。学び始めたら本当に奥が深いと思いました。もっと学びたいと思い2021年のSSIの国際唎酒師も習得しました。その知識を活かし職場の海外の同僚が日本へ訪れる際には角打ちへ連れて行き説明をしていました。そして、どうしても実際に作る工程が知りたくて長野県佐久市のKurabito Stayを利用して酒蔵の中で麹作りも体験させていただきました。

日本に住んでいた際は日本酒が毎日好きなだけ飲めました。でもタイは違います。国の規制が異なるためです。売られている場所も時間も限られていますし、オンラインでお酒を買うこともできません。もし買えたとしても一緒に飲みながらこのお酒の味わい、香りがどのようなもので、杜氏さん、酒造のお話し、酒造がある土地の話等お話しできる人がおらず寂しい時間を過ごしていました。でも出会ってしまったんです。日本酒が大好きなタイ人に！意気投合をしていたら、今度日本酒とタイの餅米のお酒サトをテーマにした大きなイベントがあるんだよと教えていただきそこからこのプロジェクトはスタートしました。私は現在イベントのコーディネートのお手伝いをしています。

◾️タイと日本の関係

タイには日本の会社の工場が多く建てられていることもあり昔から日本とタイのつながりが深くあります。そのため昔から日本食レストランは多く存在し、日本食は彼らの生活には欠かせないものです。アニメの影響も顕著で、ドラえもん、アンパンマンといったキャラクターはタイの方々には馴染みがあります。最近OMAKASEという言葉はタイで誰もが知っている言葉になりました。ラーメン、抹茶、ゆず、パンケーキなど日本で流行っているものはすぐにバンコクで流行します。

◾️日本酒の現状

日本の国酒である日本酒は古い昔から作られその製法は代々受け継がれてきました。昨今、日本国内で日本酒を嗜む人口が減少しています。そのため、生産量も最盛期よりは減少しつつありますが、大量生産型ではなく、少ない量で生産し品質の高い日本酒が昨今は業界を牽引しています。また、旅行で日本に訪れた際に日本酒に魅了された観光客は全世界にたくさん溢れており、海外輸出が以前よりも盛んに行われています。

◾️タイでの日本酒

タイ国内での日本酒の流通量は年々増加しており、輸入業者も増えています。過去にも日本酒を紹介するイベントは多数行われてきましたが、日本酒を飲む文化というのはまだまだ浸透していないということが現状です。多くのタイの方々はビール、ワイン、ウイスキーなどを嗜む傾向にありました。ですがここ数年でタイにはミシュラン星付きのレストランやAsia 50 best Restaurantの上位に位置するレストランが増加し、美食家が集まる国となっています。現在、美食家の中でSake Pairingは注目されており、格式の高いレストランには専属のソムリエが説明を行なっています。

◾️最後に

Sake Week Thailand 2024が盛り上がることは、日本酒業界を支えてくださってる皆様のご支援にもつながると考えています！

私は日本の文化である日本酒を愛し、タイで広げようと活動してく下さっている方々を応援したいと思いこのクラウドファンディングを立ち上げました。少しでもイベントの運営資金が安定することで、次回もスケールアップしたイベントを開催することができるので、是非応援して下さい！！ขอบคุณค่ะ