はじめに
皆さま、はじめまして。元小学校教師の松家亮太(まつかりょうた)と申します。
大阪府で、様々な事情で家庭にいられない子どもたちのための自立援助ホームを作ります。
自立援助ホームとは、義務教育を終えた15歳から20歳までの子どもたちに安心して生活できる場を提供し、
社会で生き抜く力を身に着け、子どもたちが経済的にも精神的にも自立できるように援助することを目的とした居場所です。
子どもたちの約半数が親からの虐待を受けており、不適切な養育を長い間受けてきています。
そうした子どもたちがたくさんいるのが現状です。
プロジェクト立ち上げの背景
私が小学校教師をしていた地域は、地域の特徴として経済的に困っている家庭や、過去に虐待があった家庭、ネグレクトがあった家庭、児童養護施設から通う児童など、様々な事情を抱えた児童・保護者がいました。
支援学級の担任だった私は、より複雑な事情を抱えた児童や保護者と関わっていました。
その中でも特に被虐待児との関わりは考えさせられるものがありました。
その後、病気で働けなくなり教師を辞めることになるのですが、
子どもたたちとの別れの際、一番時間を共にした教え子から「僕は嫌いな勉強頑張るから、松家先生は頑張って病気治してまた戻ってきて。だから死なないで。」と泣きながら言われました。
病気で苦しくて毎日死ぬことばかり考えていた私にとって、その言葉は救いでした。その後、療養している際も死にたいと思う日々でしたが、「死なないで」と言われたその言葉のおかげで、今まで生きてこれました。私にとって彼の言葉は救いであり支えでした。
残念ながら「また現場に戻る」という彼の願いは叶えてあげられませんでした。しかし同時に、彼のような子どもたちに何かしてあげたいと思う日々でした。
それ以来私は、「現場に立てないなら経営者として子どもたちのために出来ることをしよう」
と思い、フリーランスとして働きながら子どもたちのために出来る事業を探していました。
その中で自立援助ホームを知りました。
令和4年度の児童相談所における虐待相談対応件数は21万件にも及び、年々増加傾向にあります。
身体的虐待やネグレクト、心理的虐待などでたくさんの子どもたちが苦しんでいるのが現状です。
自立援助ホームは世間的な認知が低い上、その需要に対して供給が間に合っていません。
そこで、今回プロジェクトを始めることで社会的な認知も増やしつつ資金繰りが出来るのではないかと思いました。
今回のプロジェクトを経て、自立援助ホームについて調べたり、世の子どもたちのために何か出来ないかと踏み出す人が増えると良いなと思っております。
本事業体制としましては、正社員3名(法律で定められた人数。資格必要)アルバイト2名による24時間体制で従業員が常駐するようにします。子どもたちの受け入れ人数は6名を定員とします。事業所所在地は大阪市内で検討中です。
現在の準備状況
起業に向けた国のサポートである特定創業支援等事業を受講・証明書発行済み。
法人設立済み。
法人口座開設済み。
開業のための大阪市の窓口と連携済み。
各銀行様と融資の相談中。
各SNS
Twitterでは開業に向けた情報発信をしていきます。
⇒ https://x.com/colorful_juku
Tiktokでは社会的認知向上に向けて動画投稿をしていきます。
⇒ https://www.tiktok.com/@sakegori
リターンについて
スケジュール
8月 一般社団法人の設立(設立済み)
9月 開業資金の確保
従業員の確保
10月 家電・家具・その他備品の用意
大阪市への届け出
11月 入居開始
資金の使い道
物件契約・家電・家具・備品購入 約1,000,000円
最後に
まずはここまで読んで頂きありがとうございます。
私は、子どもが大好きです。なぜなら未来そのものだから、可能性そのものだからです。
そんな子どもたちが、虐待をはじめとした様々な事情で苦しんでいます。
本人の意思とは無関係のところで、子どもたちの未来が、可能性が潰されようとしています。
私はこの現状を見過ごせません。
そのためにも、もっと子どもたちの現状が世に知られて欲しいと思っています。
自立援助ホームという居場所の認知が広まれば良いと思っています。
私と同じように、「未来ある子どもたちのために何かしたい!」と思う方が出てくることを願っています。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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