モンゴルに、子どもたちのためのキャンプ場をつくりたい!
ページをご覧いただきありがとうございます。Axis(アクシス)と申します。
私たちは、首都圏の大学(東大、早稲田、慶應、東洋、農大ほか)に通う学生によって構成される、国際協力団体です!
私たちの活動は、海外への渡航をベースとしており、現地に暮らす人々との交流/コミュニケーションを通してのみ知ることのできる、その場所・人ならではのニーズがあると考えます。
都市化に伴い緑の減るモンゴル。
震災と隣り合わせのネパール。
都市部と郊外での教育格差や情報格差。
そういった問題を、現地の団体・メンバーたちと協力して、実際に渡航し解決を目指して継続的に行動していきます。
2024年夏には、
①モンゴルにおける青少年のためのキャンプ場構築
②ネパールの小中学生を対象とした防災教育プロジェクト
③マレーシアの大学生との交流プログラム、合同キャンプ
を実施予定です。
背景
モンゴルでの植林プロジェクトについて
私たちの植林プロジェクトは、一昨年にスタートしました。モンゴル政府が「2030年までに10億本の植樹を行う」という大目標を掲げたことに共鳴し、モンゴル、フランス、日本の3か国が協力して取り組んできています。2022年には、1000本の植樹を達成し、砂漠化対策に大きな一歩を踏み出しました。
モンゴルの抱える問題
今年、私たちはキャンプ場建設という形で植林活動を進めることを決めました。モンゴルは、中国とロシアに挟まれた地理的な位置にあり、政治的、歴史的に多くの困難を抱えています。経済発展の途上にあるモンゴルでは、青少年教育や環境問題の解決が急務です。遊び場の不足、教育格差、貧困、情報格差など、多くの課題が存在します。首都ウランバートルには人口の3分の2が集中しており、その約4割がインフラが不十分な貧困地区に住んでいます(世界銀行 2014年・2018年データ)。
現地の声から見えた課題
昨年夏、私たちが現地を訪れた際、モンゴルの同世代の仲間たちから、
「モンゴルには娯楽がほとんどない。ごく少数のお金がある人は海外に行ってしまう。」
ということを聞き、
冬の渡航では、ウランバートルの学童保育施設に通う子供たちから「もっと遊ぶところがほしい」という声を聞きました。
過密化の進む首都では遊ぶ場所が少なく、郊外には広大な土地こそあるものの、それを活かせるだけのリソースが足りていないのです。
モンゴルでは今、青少年が健全に育つための環境作りが急務となっています。
キャンプ場建設の提案と私たちの決意
そんな中、モンゴルのボーイスカウト団体の仲間から、地方にキャンプ場を作る提案を受けました。この提案は、教育格差の解消、環境問題の解決、遊び場の不足解消、次世代の育成といった、多くの課題に対する有効な解決策です。私たちは、このキャンプ場プロジェクトを通じて、モンゴルの未来をより良くするために全力で取り組みたいと考えています。
このプロジェクトを通じて、モンゴルに暮らすこどもたちが楽しく元気に育っていけるきっかけを作り、願わくばあとの世代にまで想いを紡いでいきたいと考えています。
現在の準備状況
2023年の渡航と活動
2023年の渡航では、モンゴルとの協力関係をさらに強化するため、合同キャンプを実施しました。
キャンプのプログラムの一環として、モンゴルスカウト連盟のキャンプ場で植林プロジェクトを行い、「友好の証」として参加メンバーが1人一本、自分たちの手で木を植えてきました。
本年度のプロジェクトの計画
今年度のプロジェクトでは、気候変動の影響を軽減するために、10種類の木を日本とモンゴルの両団体で合わせて200本植える予定です。この計画には、モンゴル国立大学、モンゴルスカウト連盟、ブルガン県市長、モンゴルスカウトブルガン県連盟、ユニセフモンゴリアなど、多方面からの支援を受けています。
渡航期間:2024年8月17日〜8月31日
オンラインミーティングと準備
渡航前には、日蒙間で週一回のオンラインミーティングを開催し、植林に関する情報交換を行っています。また、植林後の木々がしっかり育つように、主にモンゴルチームが長期的なメンテナンスを行う予定です。
植える木の種類と本数
- ニレ: 22本
- 松: 10本
- トウヒ: 14本
- アンズ: 6本
- アーモンド: 6本
- ライラック: 6本
- 黄色アカシア: 16本
- シーバックソーン: 8本
- グーズベリー: 8本
- プラムツリー: 4本
今後の展望
私たちは、このプロジェクトを通じてモンゴルの自然環境保全と青少年の育成に少しでも寄与したいと考えています。支援してくださった皆さんのおかげで、キャンプ場に「森」が育つことを心から願っています。またその実現のために、毎年渡航し、継続的な協力活動を展開していきます。
ユニセフモンゴリアからは技術面での支援が決定しており、今年のプロジェクトが成功すれば、継続的にアドバイスをいただけることになっています。
クラウドファンディングの目的と支援金の使い道
今回のクラウドファンディングで集めた支援金は、主に植林プロジェクトのための木100本分の購入費に充てられます。具体的には、以下のように資金を使います。
資金の使い道
- 植林費: 20万円
- ネームプレート作成費: 10万円
モンゴルに暮らすこどもたちのため、日蒙関係促進のため、そしてそれに関わるすべての人のために。
私たちは継続的に努力していくことを約束いたします。
ぜひ、皆さまのご支援をよろしくお願いいたします!!
最後まで閲覧していただき、ありがとうございました!少しでも興味を持っていただけたら幸いです!
コメント
もっと見る