はじめまして!フラワーサイクリスト® 戸矢理恵子と申します。
私は花を通して人々の幸せ度がアップするお手伝いをしています。
その中でも、まだ綺麗なうちに捨てられてしまうお花を活用していく「ロスフラワー」の取り組みを現在は中心に行っています。
ロスフラワーを多くの人に知ってもらう、ロスフラワーを減らす、花一輪でも生けてもらえることがロスフラワーに繋がることを伝えて、お花が生活の一部になる取り組みを五感で楽しんでもらいえるような企画を計画しています。
【ロスフラワーとは?】
フラワーロスとは、生産、流通、販売の過程で廃棄される花や植物の廃棄物や損失のことです。生産農家から出荷された花が店舗で販売され、消費者の手に届くまでの間に、品質やサイズなどが規格に合わなかったり、蕾が開きかけていたり、店頭で売れ残ってしまったり、さまざまな理由で廃棄されてしまいます。
これらの花を生けて飾れば、販売されている花に劣ることのないくらいの美しさがあります。
↑茎が細い(右)ため規格外になってしまった薔薇
↑スプレーカーネーションは1本の茎に対して複数の花がついているカーネーションのことです。お花が5つだと流通に乗ります。
⑥の枝は下枝と言う不要になる部分なので取ってしまえば正規品として出荷されます。逆に、①~⑤の枝が一つでも欠けてしまうと規格外になります。
大量にお花のロスが起きていることはまだまだ知られていません。
様々なところで活用できるお花たちや流通に載せられずやむなく廃棄している花農家さんの課題を解決したいと思い、様々な方にロスフラワーについて知ってもらいたいと感じています。
【ロスフラワーに取り組むきっかけ】
私が2016年に病に倒れたとき、自分を大切にしながら好きなことで生きていきたいと考えるようになり、好きだったモノづくり・花を活かした作品づくりやイベント出店などを経験していく中で“ロスフラワー”という言葉に出会いました。
↑フラワーキャリアアカデミーの卒業式
”お花好きが新しい働き方に出逢う”という言葉に導かれて、フラワーキャリアアカデミーを受講しました。フラワーキャリアアカデミーでは、お花に関わる基本的な知識、ビジネスマインド、技術を学べるスクールです。ここで学んだことをきっかけに個人事務所「tamesiteya」を始めました。
tamesiteyaは人に地球にやさしいことをする実験場です。
【tamesiteya】の活動内容
花きとは、鑑賞用の植物のことを言います。切り花、鉢もの、苗ものなど様々な状態のものが含まれます。
tamesiteyaは花きを活用した社会貢献を目指しています。
↑台東区にある工房でドライフラワー作り
tamesiteyaは、例えば、こんなことに取り組んでいます。
<公共施設や商業施設でのワークショップ>
農家さんが廃棄予定の花を買い取りして、お花を通したワークショップをしています。廃棄されるお花のストーリーを伝えながら、リースなどをつくるワークショップを開催する花育に取り組んでいます。
<軒先を利用したロスフラワー販売>
茎が曲がっている、茎が太過ぎ・細過ぎ、花びらに目に見えない「くすみ」などがあった場合は、規格外のお花となってしまい正規のルートで市場に出すことができません。このようなお花たちを色々な軒先をお借りして販売しながらお伝えしています。
↑軒先でロスフラワーを販売
<花農家さんのお手伝いの体験ワークショップ>
いま計画していることは、花農家さんの現状を学びながらの花の収穫のお手伝いや、お花のブーケづくりのワークショップなどです。
移住を検討したい方のための、宿泊を含めた体験などもコーディネート中です。もし興味がある方はご連絡ください。
【このプロジェクトを通して実現したいこと】
ロスフラワーを知っている人はまだまだ少ない状態です。
私は様々な人に、ロスフラワーを楽しみながら五感を通して体感してほしいと思っています。そのため、今回はロスフラワーに触れて、つくって、現地を見て、というさまざまな形で知ってもらう体験を用意しました。
この体験を通して、お花と一緒に過ごすことの良さ、を少しでも広めることができたら嬉しいです。
【今回のリターンについて】
ロスフラワーを使った作品と、ロスフラワーのお花そのもの(農家直送便)、ロスフラワーを使ったワークショップを用意しました。
①ロスフラワーを使ったポプリ
お花をドライフラワーにしてポプリにしました。
②ロスフラワーをアレンジしたサコッシュ
ロスフラワーをドライフラワーにしたあと、アレンジ(花束)にしました。それを飾りやすいようにサコッシュに入れてお届けします。今回は、バラ、ユーカリ、スターチスをメインにアレンジします。
③ロスフラワーの直送便
農家さんからロスフラワーの直送便をお届けします。バラ農家さん、スプレーカーネーション農家さんそれぞれから選んでいただくことができます。
薔薇は、愛知県豊川市「榊原薔薇園」さんからお届けします。
↓榊原薔薇園さん。40年前から、全国で出荷量日本一の愛知県豊川市で薔薇の生産をしています。
スプレーカーネーションは、長野県信州佐久の「東風花舎」さんからお届けします。
↓「東風花舎」の工藤さん。スプレーカーネーションを中心に数品目の花を親子三人で栽培しています。
④ロスフラワーのワークショップ
台東区のIRODORI cafeさんにて、ロスフラワーでアレンジをつくるワークショップを実施します。自分好みのアレンジを作ったあとに、IRODORI cafeさんのお菓子とドリンクを楽しみながら、ロスフラワーの現状などをお伝えできたらと思っています。アレンジはお持ち帰り頂けます。
【応援のことば】
株式会社RIN 代表取締役フラワーサイクリスト
河島 春佳さん
ロスフラワーという活動が世の中に広まる前から、規格外やさまざまなお花を回収して活動をしてきましたが、ここまで廃棄予定のお花と向き合っているクラウドファンディングは素敵だなと心打たれます。
下町に還元することで、花を通して暮らしを豊かにしたい、そんな戸矢理恵子さんの想いを私も全力で応援したいと思います。
花を飾る習慣が根付いている国は幸福度が高いと言われております。
まだ日本はギフト需要が多い中、このような活動を通して花に興味を持ってもらえる方が1人でも増えることで、お手軽なウェルビーイング参加としてお楽しみいただけたら嬉しいです。
ぜひ皆さんとお花の文化を広めて行きましょう!
【さいごに】
ロスフラワーは、花の命を大切にし、花の美しさを長く楽しむための取り組みです。
そしてお花は私たちを自然に幸せな気持ちにさせてくれます。
ロスフラワーの存在を知ってもらい、フラワーロスの活動にふれて頂くことで、より持続可能な社会に近づきます。
これからも、地球と私たちの幸せのためにロスフラワーの活動を続けていきます!
最新の活動報告
もっと見る下町子供まつり~オーダーレスな世界へ~2024.08.24
2024/08/26 15:528月24日に、奥浅草にある今戸で町会子供まつり・浅草みらいど夏まつり合同開催のお祭りが開催されました。健常者、障害者という枠をこえたイベントです。日ごろからお世話になっている障害者施設「浅草みらいど」さん、IRODORI cafeさんが開放され、地域の方々、出店者の方々、スタッフもみんなで楽しんだイベントでした。私もお花を通して笑顔溢れるお手伝いができて嬉しかったです。↑ロスフラワーの販売風景@浅草みらいど↑ロスフラワーでミニブーケ作成↑お花専用のショッピングバッグのオリジナルアートワーク もっと見る
保育園への定期便をスタートしました!
2024/08/02 09:39ご支援ありがとうございます。新しい活動の報告になります。6月より、保育園への定期便をスタートしています。子供たちは最初は遠慮がちでただ見ているだけでしたが、先生の声かけで次から次へとお花を選んでいました。こちらが癒され幸せな時間でした。ロスフラワーの活動に賛同してくださり定期便を取り入れて下さる地元企業さんや施設さんが増えています。ロスフラワーが少しずつみなさんの日常を彩ってくれていることを嬉しく思います。 もっと見る
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