こんにちは!京屋染物店の蜂谷淳平です。マタギもんぺプロジェクトのクラファンリターンの『マタギがつくるクロモジ茶』についてご紹介させていただきます。今回のマタギもんぺプロジェクトの発起人の1人である、阿仁マタギの益田光さん。植物が大好きで、狩猟で山に入っても植物の方ばかり見てしまうのだと笑って話す益田さんは、本当に博士みたいに植物に詳しいマタギ。山で草木のことを聞けば名前から特徴まで次々教えてくれます。出身は広島で、東京で林業を学んだあと、5年ほど前に秋田に移住しマタギになりました。阿仁・打当マタギとして、師匠にあたる打当マタギのシカリ・鈴木英雄さんについて山に入っています。マタギとして狩猟もする傍ら、「もりごもり」の屋号で益田さんが取り組んでいるのがクロモジ茶作り。山に自生しているオオバクロモジの木を採ってきて、乾燥、粉砕、パッケージ詰め、販売まですべて自身で行っています。先端の枝葉だけでなく、根元に近い幹の部分もまるごと使って作る益田さんのクロモジ茶は、煮出すととても綺麗な赤色で、さわやかな香りが特徴。マタギといえば狩猟のイメージが強いですが、「山から授かる恵に感謝し、一年を通して山に関わり続ける」、それがマタギなのだと、今回のプロジェクトで話を聞いた多くのマタギたちが教えてくれました。花や実をつけたクロモジは採らないようにしているという益田さん。山に感謝し、頂くことと育て残すこと両方を大切にしながら恵みを活かす益田さんのクロモジ茶づくりは、まさにマタギのひとつです。【マタギのお茶っこ 阿仁又鬼クロモジ茶】北秋田市阿仁地区の森林から授かる野生のオオバクロモジ。採取から乾燥、梱包まですべて手作業で行っています。葉、枝、幹、すべてのクロモジの部位を使用した100%森林由来のお茶です。内容量:8g × 5袋ティーバッグが1袋で2リットルのクロモジ茶を煮出すことができます。マタギもんぺプロジェクトのリターン品では、益田さんのつくるクロモジ茶と、マタギもんぺプロジェクトオリジナルステッカーをセットでお届けします◎