はじめまして。
私たちは、若者に着物を中心とした伝統文化の魅力を伝えたいという理念のもと、さまざまなイベントを企画・運営している京都大学の公認学生団体「京都着物企画」と申します。
この度は数あるページの中から私たちのページに来てくださりありがとうございます!
私たち「京都着物企画」(通称:きもきか)は、2013年の設立以降、「着物を中心とした日本文化の魅力を若者目線で解釈し、発信する」という理念の下、着物を中心としてさまざまなイベントを開催してまいりました。
昨年度行った主なイベントは4つです。
①京大着物図鑑の制作・販売
「この一冊できもの初心者がきものを始められるように」をコンセプトに京大着物図鑑を作成し、京都大学の学祭NFで販売いたしました。企画・撮影・編集はすべて1から部員の手で行いました。結果は150部販売と、たくさんの学生や若者に手にとっていただきました。
②着物譲渡会「Kistory」の開催
Kistoryとは、全国のタンスで眠っている着物を次世代につなぐために始まった事業です。昨年度は京北ことすと左京区役所、東山青少年文化センターで開催し、約70名の方に着物を譲渡いたしました。参加者は10代から20代の方がほとんどでした。
③伝統工芸班
Kistoryで譲渡するために、と全国から集まった着物の中には、シミなどが多く譲渡に向かないものも少なからずございます。そういった着物をリメイクし髪飾りやマグネットなどの作成を行いました!
これらのリメイク小物は、京大の文化祭NFでは、完売御礼となりました。
④着付け教室の開催
留学生や、部員の母校の生徒に着付け教室を行いました。きもきかは外部からのイベント依頼も数多く、不定期で着付け教室を開催しています。また昨年7月に行ったKistoryでも着付け教室を行いました。
当団体は先述したよう京大着物図鑑の作成や、着物譲渡会Kistoryの開催をはじめとして、これまで着物文化を若者に広げていくための様々な活動を行ってきました。
ですが、そのようなイベントの性質上どうしても元から着物に興味がある方にアプローチすることになり、いわゆる「内輪ノリ」になってしまいます。そこで、本イベントでは着物に興味がある方はもちろん、客層の多角化を目指し、着物と普段関わることがない若者にも着物の魅力を広める祭りとすることをゴールとしています。着物文化を次世代に継承していくためには、若者に着物文化に興味を持ってもらうことが最重要命題だと考えているからです。
「着物文化を次世代に継承する」という言葉はなんだか堅苦しく、難しいことを言っているように思えてきますが、ほんの少しの”きっかけ”を作るだけで十分だと考えています。
というのも、このサークルに入る前から着物が大好きだった!という会員は少数派で、このサークルに入ったことがきっかけで着付けを覚えたり、普段から着物を着るようになったりと着物文化に触れるようになった会員がほとんどなのです。私たちが身をもって、少しのきっかけがあれば着物文化に親しむ機会が増えると感じているからこそ、着物文化に親しむ第一歩となるきっかけを作れたら、と考えています。
そこで今年度企画したのが、着京祭です。
着京祭
日時:2024年9月14日(土) 11時~19時頃
場所:岡崎公園・平安神宮前
(入場無料・荒天中止)
この着京祭は主に4つのコンテンツで構成されています。
①日本文化系サークルによるステージ企画(出演団体は後日公開いたします。)
②飲食屋台
③茶道や華道などをはじめとした日本文化体験ができるブース設置
④京都着物企画プロデュースの着物ファッションショー
(※また浴衣や着物を着て着京祭にご来場くださった方には割引特典もご用意いたします!)
お祭りの賑やかな雰囲気の中で着物を「見る」「着る」「楽しむ」ことで、堅苦しくない、よりフラットな形で着物文化へ興味を持つ足掛かりを得てもらおうと考えています。
また、日本の夏の象徴であるお祭りを開催することで会場をたくさんの子供や若者の笑顔や活気で溢れさせたい!というのはもちろん、私たち学生が未熟ながらチャレンジする姿から皆様が何かにチャレンジするきっかけになればと思います。
私たちは非営利の学生団体で、あくまでも大学のいち文化系サークルにすぎません。
当団体はコロナ禍以前、同名の「着京祭」という着物ファッションショーのイベントを企画・運営しておりましたが、コロナ禍の影響でできなくなってしまいました。サークルのメンバーも減少してしまい、また2回生が運営代となるという当団体の性質上、当時のコネやノウハウもほぼなく、資金調達の方法もない状態です。
今年は、着京祭を復活させるにあたり、「より多くの人に着物っていいなって思ってほしい!」という思いのもと、普段着物に触れる機会がない人にも着物に興味をもっていただけるよう、ブース企画やステージ企画も行うことに決めました。
しかし過去に行っていたものよりもイベント自体の規模を大きくする以上、設備費や広告費等の予算も大きくなってしまいます。これらをまかなうためには、学生目線ではあまりにも多額な資金の調達が必要であり、このたび目標金額を100万円に設定して、クラウドファンディングに挑戦することになりました。
今回のクラウドファンディングへの挑戦をきっかけとして、全国の人々に私たちの活動について知っていただき、より多くの若者を中心とした人々に着物文化の輪を広げていければ、と考えております。
7月末 クラウドファンディング終了
8月 機材準備・リハーサル等最終調整
9月14日 イベント当日
こんなに大きなイベントを主催するのははじめてで、ほぼ右も左も分からない0からのスタートですが、私たち学生のチャレンジ、温かく見守っていただければうれしいです!
必ず、美しい着物文化に魅了された京都着物企画だからこそ創り上げることができる唯一無二のお祭りを実現させてみせます。
皆様とともに着京祭を創り上げ、思い出に残る最高の夏の締めくくりにしたく思います。
どうか着京祭成功のために、お力を貸してください!
よろしくお願いいたします!
最新の活動報告
もっと見る活動報告vol.4【着京祭が無事終了しました!】
2024/10/04 12:53こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
活動報告vol.3【クラファン終了まであと12時間!】
2024/07/31 12:00こんにちは!この活動報告をご覧になってくださっている皆様、ありがとうございます。京都大学の学生団体、京都着物企画です。早いもので、クラウドファンディング終了まで残すところ1日となりました。今は、ほとんどの学部でテスト期間が終わり、着京祭に向けてのラストスパートの段階に入ろうとしています。思い返せば、クラウドファンディングに向けて動き出した6月頃は、本当に開催できるのだろうかと不安に思ったこともありました。ですが、周りの方々の応援やご紹介はもちろん、みんなの頑張りのおかげで出演団体・出店団体は10団体程度ご協力していただくことになり、ファッションショーのモデルの方や着物を貸していただく着物店も続々と決まりつつあり、胸を撫で下ろすばかりです。ただ、ここでほっとため息をついている暇はないのでまだまだ頑張ります!(笑)改めて多くの方の温かいご支援で成立しているなと実感するばかりです。皆様に支援してよかったと思っていただけるイベントを提供できるよう精一杯頑張ります。温かいご支援・拡散お待ちしております!最後まで走り続けますので、どうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る
活動報告vol.2【クラファン終了まであと4日!】
2024/07/27 19:00この活動報告をご覧になってくださった皆様、ありがとうございます!学生団体京都着物企画です。写真は下見もかねて、平安神宮を訪れた時のものです。真っ青な空に応天門の赤のコントラストが素晴らしく、つい写真を撮っていました。こんな素敵な場所でイベントができることを改めて嬉しく思います!当日の晴天を祈るばかりです!さて、クラファン終了まであと4日となりました。クラウドファンディングの支援者様はもちろん、ステージに出演してくれる方々、ブース出展をしてくださる方々、ファッションショーに出てくださるモデルさんや着物を貸してくださる着物店さん、支援してくださる企業様など、たくさんの方々の温かい応援を賜り、着京祭を開催できるということに胸を撫で下ろしていると同時に、責任感で身が引き締まる思いです。皆様に楽しんでもらえ、かつ着物に少しでも興味を抱く入口となる素敵なイベントにすることをお約束いたします!これからも全力で駆け抜けますので、ぜひ応援よろしくお願いいたします! もっと見る
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