プロジェクトで実現したいこと
静岡市用宗(もちむね)は、豊かな自然、歴史と文化を持つ魅力的な街です。
しかし、近年は人口減少と高齢化が進み、それに伴って空き家問題などの課題を抱えています。
私たちは、この課題を解決するために、築90年以上の古民家を再生し、地域住民の方々と協力しながら運営する民泊施設を立ち上げることを決意しました。
この民泊施設は、単なる宿泊施設ではありません。地域の歴史や文化を継承し、国内外の観光客に魅力をアピールする拠点となることを目指しています。
また、地域住民のみなさんと協力しながら運営することで、地域活性化に貢献し、静岡の観光の質を高め、国内外の観光客に選ばれるまちづくりを目指します。
美しい海岸の港町用宗を活気あふれる街にし、静岡の観光を活性化させるため、ぜひお力をお貸しくださいっ!
チーム紹介
プロジェクトをご覧いただきましてありがとうございます。
民泊宿、ミクソロジーハウス(Mixology House)ふじやの管理人の桜井貴斗です。
私たちは「ローカルを観光で強くする」というビジョンの元、この民泊プロジェクトを行うためにAstlocal株式会社を設立しました。
この理念に共感し集まった仲間と共に、明日の地方をよくすることを目指して活動を行っています。
豊かな自然と歴史ある港町 用宗の紹介
富士山を望む、歴史と文化が息づく用宗エリア
静岡市用宗は、静岡県静岡市駿河区にある港町です。富士山を望む駿河湾に面し、豊かな自然と歴史、文化を持つ魅力的な街です。
静岡駅から電車でたった6分。
静岡駅から車でも20分の距離です。市街地からのアクセスが抜群のため、近年密かに人気を集めています。
美しい海岸線を誇る港町
用宗は、富士山を望む美しい海岸線を持つ街です。
夏は海水浴や釣りを楽しむことができ、冬は駿河湾に沈む夕陽を眺めることができます。
また、街中には公園や緑地も多く、自然と触れ合いながらリラックスすることができます。
平安時代から紡がれてきた歴史
用宗の歴史は古く、平安時代から港町として栄えていました。
江戸時代には、駿河藩の海運拠点として発展し、多くの船が出入りしたそうです。
現在も、街中には当時の面影を残す古い建物や寺社仏閣が数多く残されています。
週末はカップルやファミリーで賑わいを見せる街並み
用宗は、伝統文化が今も息づく町です。
毎年8月に行われる「用宗夏祭り」は、大勢の人でにぎわう盛大な祭りです。
また、新鮮な魚介類を使った料理も自慢で、海鮮丼や干物など、用宗ならではのグルメを楽しむことができます。
このように新幹線が停まる静岡駅からたった6分のアクセスの良さにもかかわらず、都会の喧騒から少し離れてゆっくりとした時間を過ごせる港町が用宗です。
こんな場所を地域の方と一緒に残し続けたい。
用宗が持つ自然・歴史・文化の魅力をもっと多くの方に知ってもらい、地元を盛り上げていきたい。そんな思いから、用宗で民泊宿ミクソロジーハウス(Mixology House)ふじやを立ち上げることを決意しました。
ミクソロジーハウス(Mixology House)ふじやをこんな民泊宿にしたい
ミクソロジーハウス(Mixology House)ふじやは地域と繋がる心温まる民泊宿を目指しています。宿泊する方がただ寝泊りをする場ではなく、地域の人たちと交流し、心温まる思い出を作れる場にしたいと考えています。
そのため、宿は「素泊まりのみ」のご用意とさせていただき、訪れた方には地域を散策してもらいたいと考えています。
食事は歩いてすぐのレストランや食堂を利用いただき、身体を動かしたいときは目の前の海外でマリンスポーツをしていただくなど、地域の方との繋がりを楽しんでいただけるよう設計を行っています。
立地や施設を気に入っていただくことはもちろんですが、ミクソロジーハウス(Mixology House)ふじやは「この街にまた来たい」と思っていただけるきっかけとなる民泊宿にしていきます。
用宗駅から徒歩10分の好立地。駅近くにスーパーやコンビニがあるので、急に必要なものがでてもすぐに買い出しにいくことができます。
敷地内の庭は車が5~8台置けるほど広く、大人数で集合しても駐車場に困りません。冬には焚き火、春夏にはバーベキューが楽しめます。
小さなお子さんも庭でボール遊びができちゃいます!
古民家だからこそ、古き良き縁側で日向ぼっこをしたり、ゆっくりとした時間の流れを過ごしたりと、思い思いの過ごし方をしてみてはいかがでしょうか。
夏はみんなで一列になりスイカを食べるなんていうのも趣がありますね!
最大8人が宿泊できるほど部屋数と広さもがあるので、お友達同士での旅行やビジネス研修にピッタリです。
また、都会の喧騒を離れてゆっくりお寛ぎいただける空間となっていますので、カップルやご夫婦の記念日のお祝いなどでもご利用いただけたらと思います。
建物が大きく一度にたくさんの人が過ごせるのも魅力の一つです。民泊施設として貸し出しを行わないときには、研修会やセミナーを開けるシェアスペースにします。
昔懐かしの古民家で開くイベントは、他では味わえない体験になること間違いなしです。
また、地域の方々にも楽しんでいただけるよう、随時イベント開催をします。竹細工などの伝統工芸体験や地元の郷土料理教室、地元の方と地域の写真を撮り展示するギャラリーを予定しています。
この地域でしか味わえない特別な体験を設計することで、宿泊されるみなさんには「ここ(用宗)にまた来たい」と感じていただきたいと願っています。
また同時に、地域の方にも「この民泊があってよかった」と思っていただける宿を目指し、用宗の発展に繋げられたらと考えています。
これまでの活動
Astlocalがミクソロジーハウス(Mixology House)ふじやを作るまでの1年間
私たちは本プロジェクトを立ち上げるまで、1年間の準備をしてきました。
他県や静岡東部では広く認知され始めている民泊ですが、静岡中部ではまだまだ事業者も少なく、これまで数々の課題を乗り越えきました。
「ローカルを観光で強くする」という思いでAstlocalを立ち上げてから、ミクソロジーハウスふじやの開業に至るまでの経緯をご紹介させてください。
何度も契約目前で振り出しに
民泊の新規立ち上げは、法律だけでなく地域ごとの条例を順守したうえで開業しなくてはいけません。法律だけ、条令だけのどちらか一方を守るだけであればそれほど難しくはないのですが、両方の基準をクリアするとなると格段に難易度が跳ね上がります(物件探しに本当に苦労しました・・・)。
実際に私たちがこれまで民泊として候補に検討させていただいた物件は10~20件などでは到底足りず、1,000件をゆうに越えています。
そこから物件を絞り条件交渉を進めてきたのですが、ここで法律と条令の壁に阻まれます。毎月のように契約目前でどこか1点が基準をクリアできず、振り出しに戻っていました。進んでいるようで進んでいないもどかしさをずっと感じていました。
途ミクソロジーハウス(Mixology House)ふじやの企画でビジネスプランコンテストにも参加しました。結果は惜しくも落選してしまいましたが、私たちは止まりません!!!(それでも、ビジコンを参加する過程でいろんな方との出会いがあり、結果的にはとてもポジティブな流れをつくれました)
そんな1年間の活動の末に辿り着いたのが、今回の古民家です。
古民家を生まれ変わらせる
ミクソロジーハウス(Mixology House)ふじやを最初に訪れたときの写真です。何年も人が住んでいななかったためか、すぐに使用できる状態ではありませんでした。
この物件をリノベーションして民泊宿にできるか本気の作戦会議。
必要書類の作成のため、測量の心得があるチームメンバーが測量を行います。その後も物件の点検やリフォーム、設備の準備など開業に向け着々と準備を進めてきました。
このような1年間の活動を経て、ようやくミクソロジーハウス(Mixology House)ふじやを開業する一歩手前まで来ることができました。
古民家の特徴である土間を残しながら、入ってすぐ正面にはお仕事やお食事をいただけるスペースを用意します。左手側には畳の広々としたスペースが拡がっており、ゆっくりくつろいだりイベントなどでも大人数が入れる場所となっています。
入り口を入って奥の洋室にはベッドを2台配置しており、はじめて日本を旅行する海外の方にも安心してお休みいただけるインテリアをご用意します。和室と併せてベッドは合計4台、それに加えて布団を4枚ご用意をし、合計8人が宿泊できる仕様になっています。
洋室と和室を両方備えているので、宿泊の皆さまはそれぞれお好きな場所でお過ごしいただけます。
このように古民家再生が完成間近まで辿り着けたのは、多くの方にご尽力いただいたおかげです。
物件を一緒に探してくださった不動産会社の皆さま。用宗の魅力を教えてくださった地域の方々。
炎天下の中、工事に携わってくださった協力者の方々。
ありがとうございます!!
資金の使いみち
プロジェクトに必要な古民家リノベーション費用に伴う総事業費は500万円です。
築90年を越える建物を民泊宿として生まれ変わらせるため、内装や外装工事などの修繕費は300万円がかかります。
また、宿にお越しいただいたお客様が快適にお過ごしいただくための、畳の貼り換えや水回りの設備の入れ替え、寝具の設置などの設備投資に150万円。
最後に、ミクソロジーハウスふじやが民泊宿として運営していくための写真撮影やホームページ制作、SNS広告費に50万円を見込んでおります。
プロジェクトが成功し目標金額を上回ったご支援は、全額次の民泊施設のリノベーション費用に使わせていただきます。
私たちアストローカルは、ミクソロジーハウス(Mixology House)ふじやを皮切りに地元活性化に向けて、すぐに民泊第二弾の企画を始動します。
おすすめリターン紹介
「1泊2日宿泊券」、「オリジナルTシャツとタオル」「Astlocal桜井によるマーケティングコンサル」など、多彩なリターンをご用意しています。
今後もさまざまな追加リターンを予定しています。追加のお知らせは活動レポートで行っており、プロジェクトをお気に入り登録をいただくと、いち早くメールでお知らせいたします。
実施スケジュール
最後に
最後までプロジェクトについてご覧いただき、ありがとうございました。
本プロジェクトの古民家は、静岡市用宗の地で90年以上の時を耐え抜き、かつて幾人もの暮らしを支え、家族の絆を紡いできました。
しかしながら、時代の移り変わりと共にその役割を終え、静かに佇むのみとなっていました
私たちはこの古民家に新たな命を吹き込み、ミクソロジーハウス(Mixology House)ふじやとして心温まる民泊施設として再生させます。それは、歴史と文化を未来へと繋ぎ、地域を活性化していく挑戦です。
これからの用宗では、ミクソロジーハウスふじやが地域の方々と旅行者が繋がる架け橋となります。地域の方々には、新しい人が行き交う活気と経済の活性化を。旅行者には、地域の交流と用宗の魅力を味わっていただきます。
ミクソロジーハウス(Mixology House)ふじやは、人々の心を繋ぎ、未来を創造する場所に向かってようやく歩き出しました!あなたの一歩が、このプロジェクトを支え、未来を変える力となります。
ぜひ、応援よろしくお願いします!
ミクソロジーハウス(Mixology House)ふじや詳細
アクセス:〒421-0123 静岡県静岡市駿河区石部9−17
営業時間:00:00~24:00(24時間)
サービス:「宿泊施設」「コミュニティスペース」「イベント」
最新の活動報告
もっと見る障子貼りイベント開催!!
2024/11/18 17:12こんにちは!Astlocalの山本です。最近はめっきり寒くなってきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。本日日中は暖かい陽気だったのでAstlocalメンバーも半袖で作業を行っていましたが、夕方になると一気に冷えますね。比較的温暖な気候の静岡市用宗にもそろそろ本格的な秋の訪れを感じます。本日の活動報告では、ミクソロジーハウスふじやの現状のお知らせとイベントについて告知をさせていただきたく思います。まず、現状のふじやはこのような状況です!少しずつベッドやテーブルなどの備品も運び込まれてきました。こちらの写真はお寺さんよりお譲りいただきました囲炉裏が内蔵されている机です。冬は鍋を囲みながらまったり過ごせますね。照明も続々取り付けが進んでおり、内装工事は順調に進んでおります。庭にはパルクルが設定されました!このレンタサイクルがあれば半日で用宗を一周できちゃいます。このように古民家は日々新しく様変わりしており、12月のオープンに向けて準備を進めております。今後も進捗をこちらでご紹介させていただけたらと思いますので、楽しみにお待ちください。今回はもう一つ、イベントのご紹介があります。これまでもご好評いただいていたAstlocalイベントのシリーズですが、左官に引き続き、今回は障子貼りを行います!!昔はどの家庭でも普通に行われていた障子貼りですが、最近はかなり減ったと思います。そんな懐かしい想い出が蘇るイベントを開きたいと思いますので、ご都合がつく方はぜひAstlocalメンバーと一緒に障子貼りを楽しみましょう!!【障子貼りイベントについて】日程:11月25日㈪ 午前9:30~場所:ミクソロジーハウスふじや〒421-0123 静岡県静岡市駿河区石部9−17(Googleマップで「ミクソロジーハウスふじや」と検索)持ち物:動ける恰好。汚れても良い服装。飲み物。申し込み方法:CAMPFIREメッセージもしくはInstagramから「障子貼りイベント参加」とメッセージください。駐車場:4台ほど駐車スペースがありますが、可能な限り公共交通機関をご利用いただくようお願いします。お車でお越しの際は申し込みの際に事前にご連絡をいただけますと幸いです。 もっと見る
ミクソロジーハウスふじやの開業時期について
2024/11/05 15:50こんにちは!Astlocalの山本です。ミクソロジーハウスふじやの内装は仕上がってきており、先日イベントも開催させていただきました。現在、ベッドなど備品の搬入を進めており、これが完了すれば設備上は問題なく完成となります。ただ、宿泊施設としての申請許可が予定より少し遅れており、前回の活動報告では予定通り11月より予約受付開始できそうというご連絡をさせていただいたのですが、こちらは難しいと予想しております。楽しみにお待ちいただいている方には、誠に申し訳ございません。現在は、宿泊施設として許可をいただけるよう、連日申請と書類の修正を繰り返しております。こちらが順調に進んだ場合、12月中には皆様に宿泊いただけるかと思います。なんとか年内で開業できるよう全力を尽くしてまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。宿泊関係以外のリターンについても、CAMPFIREメッセージ機能で皆さまへご連絡を差し上げております。Tシャツやタオル、スポンサーボードなど制作に時間を要するものに関しては、今しばらくお待ちいただけましたらと思います。それ以外にも何かリターンやクラウドファンディングに関してお気づきのことがありましたら、いつでもメッセージをお待ちしています。よろしくお願いいたします。 もっと見る
ミクソロジーハウスふじやの現状と宿泊について
2024/10/24 09:59こんにちは!Astlocalの山本です。クラウドファンディングが終了してから、CAMPFIRE内のメッセージ機能でご支援いただいた皆さまと毎日やり取りをさせていただいております。メッセージをご対応いただいている皆さま、日々ありがとうございます。可能な限り48時間以内でお返事させていただけるよう動いておりますが、お待たせしてしまいましたら申し訳ございません。今回は、ミクソロジーハウスふじの現状と、宿泊関係のリターンについてご案内をさせていただきたく報告させていただきました。現在、施設の内装工事は順調に進んでおりまして、水道などのインフラ関係も予定通りに終了できる見込みが立っております。そのため、シェアスペースなどのイベントは予定よりほんの少しだけ早くできる可能性があります。ただ、民泊の営業許可を取得するのはこれからとなりますので、申請1回目で許可が得られなかった場合には1泊2日宿泊などの宿泊系のリターンが後ろ倒しになってしまう可能性もございます。そのようなことが無いようチーム一同全力で施設の準備と書類作成を進めてまいります。何か不測の事態が発生した場合は、こちらの活動報告もしくはメッセージからすぐにご連絡をさせていただけましたらと思います。宿泊の受付をさせていただく具体的な日程はまだお伝えできないのですが、予定通りに進んでいけば11月より開始させていただきます。その際もまた別途宿泊リターンをご支援いただいている方にご案内を差し上げますので、どうぞよろしくお願いいたします。その他のリターンについても個別で順次ご連絡をさせていただいております。お返事がない方が何件かいらっしゃり、もしかすると迷惑メールフォルダに入ってしまっているかもしれません。お手数をおかけして恐縮ですが、大事なメッセージかもしれませんので、CAMPFIREからのご連絡を改めてご確認いただけますと幸いです。今回はミクソロジーハウスふじやの現状と宿泊についてでした。長文をお読みいただきありがとうございました。 もっと見る
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