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とみおかワイン|みんなでつくろう、駅前の笑顔あふれるワインガーデン

双葉郡富岡町でワインづくりを始めて9年目。いよいよ来春にワイナリーがオープンするとともに、更なる賑わいを目指し、地元住民をはじめとするみんなが憩うワインガーデンを計画しています。東日本大震災で人々の姿が消えた富岡駅の東側にみんなの笑顔とワインのある風景を創造するために、皆さまのお力をお貸しください。

現在の支援総額

8,597,250

143%

目標金額は6,000,000円

支援者数

379

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/08/02に募集を開始し、 379人の支援により 8,597,250円の資金を集め、 2024/09/30に募集を終了しました

とみおかワイン|みんなでつくろう、駅前の笑顔あふれるワインガーデン

現在の支援総額

8,597,250

143%達成

終了

目標金額6,000,000

支援者数379

このプロジェクトは、2024/08/02に募集を開始し、 379人の支援により 8,597,250円の資金を集め、 2024/09/30に募集を終了しました

双葉郡富岡町でワインづくりを始めて9年目。いよいよ来春にワイナリーがオープンするとともに、更なる賑わいを目指し、地元住民をはじめとするみんなが憩うワインガーデンを計画しています。東日本大震災で人々の姿が消えた富岡駅の東側にみんなの笑顔とワインのある風景を創造するために、皆さまのお力をお貸しください。

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とみおかワイン・クラウドファンディング第一目標達成の御礼とネクストゴールのお知らせ

 8月2日にスタートしたチャレンジ。期限まで20日を残し、250名を超えるご支援をいただき、第一目標(600万円)を達成することができました。お陰様で、富岡駅前に広がるヴィンヤードそして来春完成予定のワイナリーの間をつなぐワインガーデンの整備を進めることができます。

 8年半という期間、民間主導で進めてきた取り組みが、多く方に支えていただき、地域のシンボルとしての形が見えてきたことに改めて感謝申し上げます。100年先を見据えたまちづくりの基盤が、着実に形作られてきていることを実感しております。

 地震、津波の自然災害に加わった原発事故による多重災害。世界で唯一経験した地域だからこそ、再生の本質をしっかりと捉えて、その道筋を次世代に残さなければならいと思います。とみおかワインの取り組みは前例のない形で取り組んでまいりました。意味ある価値ある一歩を残すために、踏ん張ってきたこれまでの道のり。複雑であればあるほど、地域再生は住民そして民の力が第一優先。それを支える行政の本来の形。とみおかワインを通じて、それが見えつつあるように思います。

 残りの19日間、ワインガーデンにさらなる付加価値(全天候で楽しめる東屋など)を加えるために、クラウドファンディングを継続してまいります。皆様のお力添えで、駅前に手作り感のあるほっとする景色と笑顔あふれ希望に満ちた環境を整えていきたいと存じます。引き続きよろしくお願いいたします。


みんなの笑顔が溢れ、ワインのある風景を目指して

青く澄んだ太平洋と緑豊かな阿武隈山脈の間に位置する双葉郡富岡町。潮風がまちに吹き込む気候と福島第二原子力発電所が近くにあるこの土地で、「ワインのある風景」を創造する。これが私たちの物語です。

ワインづくりを始めて9年目。東日本大震災による大津波で生業や賑わいが失われた富岡駅の東側にワイナリーがいよいよオープンします。ワイナリー設立によって、ワインをきっかけに多くの方が富岡町に来ることが期待され、富岡産ぶどうのワインを皆様に届けることができるようになります。一方、ワイン事業の拡大だけではなく、地元に更なる賑わいをつくることができないかと考えてきました。

富岡駅の東側は豊かな自然環境に恵まれているものの、災害危険区域に指定され、人々が暮らすことができません。震災前は人々の営みが行われてきたはずなのに、その姿をもう見ることはできないのです。それでもまた、人々が憩い、活動できるような空間を実現することを考え、ワイナリーの南側にブドウや果樹の成長を感じながらひとときを過ごすことができるワインガーデンを計画することを決めました。

今回のプロジェクトでは、ワイナリーとともにワインガーデンを整備することを目標に挑戦していきます。みんなの笑顔とワインのある風景を創造するために、皆さまのお力を貸してください。

株式会社ふたばラレス代表の遠藤です。私達の取り組みもいよいよ最終章です。駅前の笑顔あふれるワインガーデンの整備に力を貸してください。当ワイナリーは海から600mしか離れておらず、潮風を感じることができるワイナリーです。ぜひ遊びに来てください。

新たな未来を描くワイナリーとワインガーデン

Where?

ワイナリーは海から600mほど離れたところに位置し、JR富岡駅からは徒歩10分でアクセスできる「海と駅から近いワイナリー」です。このワイナリーの南側にワインガーデンを整備します。この場所は、かつて代表の遠藤の自宅がありましたが、東日本大震災による大津波で流されてしまいました。しかし、一棟の蔵だけが奇跡的に残され、この蔵を継承することが、大津波の被害を受けたこの地の震災遺構となると遠藤は考え、ここにワイナリーを建設することを決めました。そして、ワイナリーを拠点に多くの来訪者が訪れるワインガーデンを実現するため、富岡町の協力を得ながらワイナリーの南側に土地を確保し、ワイナリーとワインガーデンで新たな観光・交流拠点を富岡町に創設していきます。
▲大津波の被災を受けた中で奇跡的に残された蔵

What?

◇ワイナリー

富岡町を代表するワイナリーとして「とみおかワイナリー」という名称に決定しました。とみおかワイナリーには、醸造施設の他、レストランやショップを併設します。各施設についてご紹介します。
醸造施設では、富岡町で収穫したワイン用ぶどうを原材料に醸造し、「とみおかワイン」として一般販売します。とみおかワインはワイナリー内のショップでの販売を中心としますが、2Fにあるレストランで、地元食材をふんだんに使用した料理とともに味わうことができます。潮風を感じるワインと富岡町をはじめとする相双地区の食材のマリアージュを多くの皆さまに体感していただきたいです。また、ワイン等を販売するショップは、大津波から奇跡的に残された蔵をリノベーションしてオープンします。ショップでは、ワインをはじめ、オリジナルグッズ等を販売予定です。

▲とみおかワイナリーの完成イメージ
とみおかワイナリーは富岡町のシンボルとなることを目指したデザインをコンセプトに、震災遺構である蔵とJR常磐線の線路の高さに位置するレストラン等を計画しました。震災の記憶を継承するとともに、新たな富岡町の賑わい・観光拠点を目指していきます。
以下サイトでもご紹介いただいております。
2023.02.17掲載【Terroir. Media】『とみおかワインドメーヌ』富岡町ならではのワインを醸す、海の近くのワイナリー
2024.07.29掲載【Terroir. Media】追跡!ワイナリー最新情報!『とみおかワイン』まちづくりを主導し、新たなステージへ

◇ワインガーデン
①アクティビティスペース
日常的に地域住民をはじめとする来訪者がゆっくりと休憩できたり、ブドウや果樹の成長を感じたり、アウトドアを楽しめたりできるスペースです。ワイナリー・ワインガーデン周辺は、富岡漁港や富岡川周辺を散策する方のゴールデンルートに位置付けられています。散歩しながらゆっくりと休みたい方などにもぴったりです。また、芝生が拡がるワインガーデンでは収穫を祝うイベント等も計画しています。町内及び近隣事業者とコラボしたイベントも今後、計画していきたいと思いますので、その際にはぜひお立ち寄りください。


②鑑賞用ぶどう畑

富岡町内には、約5.5haの圃場に約10品種のワイン用ぶどうの木が12,500本以上育っています。ワイナリーに訪れた際には、これらによるワインのある風景をじっくりと楽しんでいただきたいところではありますが、広大な面積であるため、なかなか難しいところがあります。しかし、観賞用ぶどう畑では、代表的な品種を簡単に見学することができます。ワイナリーのレストランからも見ることができるため、ワインとともに富岡町のワインのある風景を楽しんでいただければと思います。また、中央部のオープンスペースを配置していますので、ワインを楽しむ青空レストラン等のイベントも今後計画していきたいと思います。



③ガーデニングスペース
「訪れた方々とともに育て、みんなで分け合う」をテーマに、エディブルランドスケープ(=食べられる景観)を取り入れていきます。観賞するだけではなく、「見る」「収穫する」「食べる」といった文化的行動をともに行うことで、コミュニティが形成・充実されるのではないかと考えます。また、食べることを通じて環境に触れることで、富岡町のテロワールを実感していただきたいという願いもあります。試行錯誤しながらになりますが、皆さまに楽しんでいただけるような空間を目指していきます。

④東屋
ワインガーデンに建つ東屋は、気の合う皆さんが集い、BBQなどを楽しむ場として計画しております。
時間がゆっくりと流れ、富岡の潮風を感じられるこの場所は、日常の喧騒から解放され、心からリラックスできます。まるでふるさとに帰ってきたかのような安らぎを感じることができる、そんな心地よい空間にできればと思います。


とみおかワインの軌跡

ページをご覧いただきありがとうございます。株式会社ふたばラレスです。
株式会社ふたばラレスは、とみおかワインを醸造・販売するために2023年に設立しました。とみおかワインの新たなステージとして、今回のクラウドファンディングに挑戦していきます。前身である一般社団法人とみおかワインドメーヌを含めて、私たちの自己紹介をさせてください。

ゼロからのワインづくり
富岡町でワイン用ぶどうの栽培活動を始めたのは、富岡町の避難指示が解除される1年前の2016年4月。町民有志10名を中心にとみおか葡萄栽培クラブが結成され、約200本の苗木から試験栽培を開始しました。東日本大震災による自然災害と原発被災を受けた富岡町でワインづくりを始めることに厳しい声を受けながら、丘の上にある森林を開墾し、ぶどう栽培に向けた土壌改良をし、小浜圃場を整備しました。ゼロからのスタートで試行錯誤の日々、前に進んでいるかも分からない中、栽培ボランティアの多くの方々に支えられながらひとつひとつの苗木を植え、ワインづくりに取り組み続けました。


少しずつ歩み出したワインづくり
ワイン用ぶどうの栽培活動を開始して2年目を迎えた2018年に、事業化を本格的に進めるために一般社団法人とみおかワインドメーヌを設立しました。2019年には山梨県内のワイナリーにおいて醸造・ボトル詰も行い、初の富岡産のワインが完成しました。初めてワイン用ぶどう栽培を始めた小浜圃場には、青々としたぶどうの木々が育ち、潮風が吹く富岡町の風土を感じるぶどうが富岡町に根付き始めてきました。


富岡駅東側に拡がるワインのある風景
「富岡駅前にワインのある風景を創りたい」
代表の遠藤は震災前からこの夢を描いていましたが、当時の富岡駅東側は原発産業地域での兼業農家が営む水田が広がり、ワイン用ぶどう栽培のための広い農地を新たに確保することは困難な状況でした。

転機が訪れたのは震災復旧ステージに移行した2020年。富岡駅東側は災害危険区域に指定され、稲作の再開者は皆無でした。この状況を打開するために地権者10名から農地を購入し、新たなぶどう畑である駅東圃場を始めました。

現在では、約4haのぶどう畑が富岡駅東側に拡がっています。ここまで成長することができたのはこれまで応援してくださった皆さまのおかげです。これからも私たちは「ある目標」に向かってワインづくりに挑戦し続けます。



私たちが目指す「ワインを核としたまちづくり」

私たちがワインづくりに取り組む「ある目標」とは、「ワインを核としたまちづくり」を実現することです。今年で東日本大震災から13年目を迎えますが、富岡町は未だ復興の途中です。原発事故による避難指示で一時誰もいなくなったこの町を再生し、持続可能な地域にするために、ワインづくりを通して実践的なまちづくりを行なっていきます。

震災前の人口16,000人が暮らす地域にするために
一般社団法人とみおかワインドメーヌが取り組むワイン用ぶどう栽培を通して、富岡町に多くのぶどうの苗木を定植してきましたが、私たちにはひとつの目標に向かって進めてきました。

それは「16,000本」の苗木を富岡町に定植することです。

震災前、富岡町には約16,000人の町民が暮らしていました。しかし、現在の居住人口は2,335人と約15%しか帰還していない状況です。避難指示解除から今年で7年目を迎えますが、帰還率は低迷しています。また、居住人口のうち元々の町民は半分以下となり、地域の在り方も変化しつつあります。人口減少を解決するだけでなく、約16,000人が暮らしていた軌跡を継承することが富岡町の課題のひとつです。

この課題解決に向けて、私たちは「16,000本」の苗木を定植することを目標に掲げました。震災前の富岡町の人口と同数の苗木を植えることで新たな産業を創出するだけでなく、東日本大震災による被害や避難を余儀なくされた町民の想いを未来へ繋いでいきます。

そして、いよいよ来春には目標である16,000本の苗木定植を達成いたします。定植ボランティアを実施する予定ですので、最後の苗木定植を皆さまとともに取り組んでいきたいと思います。

栽培ボランティアを通じた関係人口の拡大
とみおかワインでは、ワインを軸に人と人の輪が広がり、地域と人が繋がることを目的に、毎月栽培ボランティアを実施しています。富岡町に根付くひとつひとつのぶどうの木々を一緒に育てることで芽生える様々な「繋がり」と自分たちの手で取り組む「富岡町の復興」を実感していただきたいと日々願っています。
ワインづくりを始めた当初から参加し続けている方や新規の参加者など、町内外の様々な地域から参加者が集まります。ワインづくりは苗木定植や収穫以外にも大変な作業がありますが、楽しく取り組まれている姿に私たちも元気をもらいます。

関係人口の拡大には、富岡町に訪れてくださった「人」の存在が大きな鍵であると実感します。栽培ボランティアを通じて創出された関係人口を更に拡大させるために、今紡がれている繋がりを大切にしていきます。そして、皆さまとともに育てたワインを福島・日本・世界に届けていきます。

新たな特産品の創出
とみおかワインは、富岡町で収穫したワイン用ぶどうを富岡町で醸造した、完全な「富岡産ワイン」の完成を目指してきました。東日本大震災で被災したこの地域で取り組んできたワインづくりをより多くの方に知っていただき、復興の歩みを進めている富岡町の現状を実感していただくためにも、富岡町の新たな特産品として「とみおかワイン」を発信することに意義があります。

来春には16,000本の苗木定植とワイナリーオープンを実現することができ、一般販売に向けて着々と準備を進めることができます。「富岡町と言えばとみおかワイン」となれるように、ワインづくりに励んでいきます。そして、将来的には富岡町だけでなく、福島で、日本で、世界で誇れるワインを目指していきます。常にパワーアップするとみおかワインにぜひ、ご期待ください。

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クラウドファンディングに挑戦する理由

今回のクラウドファンディングでは、ワイナリーに隣接するワインガーデンの整備費用の600万円を調達するために挑戦していきます。自己調達を含めて資金確保を行っていきますが、とみおかワインや富岡町を応援してくださる方々とともに多目的広場を完成させ、ワインを軸とした人と地域の繋がりを実現していきたいと考えています。
また、これまで一般社団法人とみおかワインドメーヌを主体に駅東圃場の整備に向けたクラウドファンディングに挑戦してきた中で紡がれた皆さまとのご縁を大切にしていきたいと考えています。

ワイナリー完成前の最後の挑戦として、皆さまのお力をお貸しください。

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返礼品のご紹介

皆さまのご支援により、今年度も富岡町の風土を感じることのできるワインが完成いたしました。今回のプロジェクトの返礼品である2023年度産ワインの味わいをご紹介させていただきます。 また、ワイナリー完成前の最後の挑戦として、最大級の返礼品数と復刻オリジナルグッズをご用意しました。オリジナルグッズは今回しか手に入れることができませんので、この機会にぜひご支援ください。

2023 とみおかワイン シャルドネ

 

スタイル:白ワイン・辛口
色  調:輝きのある黄金色
香  り:潮の香り、南国フルーツ、白い花のアロマ
味  わ  い:海を感じさせるほど良い苦み、フルーティーで爽やかな味わい

海岸から僅か150m に位置する2019 年に植樹した小浜圃場産のシャルドネ100%使用。平均樹齢は4 年。小浜圃場は1 年を通して潮風が吹いているため、潮の影響を受けたブドウからは他の産地では見られない独特なフレーバーが感じられるワインになるようです。

2023 年はとても暑い年だったことと栽培期の降雨量も少なかったため、果実の凝縮度が高い状態で収穫を迎えることが出来ました。そのため、まだまだ樹齢は若いのですが、ワインの厚み・ボディの力強さも感じられるフルーティーでコクがあり塩味を感じるシャルドネに仕上がりました。

今回、エリア毎に収穫時期を変えて、2019 年植樹エリアから収穫したブドウは全量をステンレスタンクで発酵させ、瓶詰め前にワインのバランスを出すためにフレンチオーク樽発酵のシャルドネを少量ブレンドしました。爽やかな柑橘果実のフレーバーやオーク樽由来のバニラや香ばしい香りも感じられ、2022 年よりもボリューム感あふれるエレガントな味わいに仕上がっております。

魚介類、特に白身魚のアクアパッツァやムニエル、焼き牡蠣などにとてもよく合います。是非、いろいろなお料理とのマリアージュをお楽しみ下さい。

2023 とみおかワイン シャルドネ樽発酵

スタイル:白ワイン・辛口 
色  調:深みのある黄金色 
香  り:香ばしいバニラ香、潮の香り、パイナップルのような南国フルーツ 
味  わ  い:海を感じさせる程よい苦味、ボリューム感あふれるフルーティーな味わい

海岸から僅か150m に位置する2017 年と2018 年に植樹した小浜圃場産のシャルドネ100%使用。平均樹齢は6 年。小浜圃場は1 年を通して潮風が吹いているため、潮の影響を受けたブドウからは他の産地では見られない独特なフレーバーが感じられるワインになるようです。

2023 年はとても暑い年だったことと栽培期の降雨量も少なかったため、果実の凝縮度が高い状態で収穫を迎えることが出来ました。そのため、まだまだ樹齢は若いのですが、ワインの厚み・ボディの力強さがある程度表現できたシャルドネに仕上がりました。

今回、エリア毎に収穫時期を変えて、2017 年と2018 年植樹エリアから収穫したブドウは全量をフレンチオーク(樫の木) 樽でオーク樽発酵・熟成をしました。オーク樽由来のバニラや香ばしい香りもしっかり感じられ、約6ヶ月間の樽熟成によりワインのボリュームもしっかり感じられるコクのある味わいに仕上がっております。

魚介類、特に白身魚のクリームソース、牡蠣グラタンなどにとてもよく合います。是非、いろいろなお料理とのマリアージュをお楽しみ下さい。

2023 とみおかワイン ソーヴィニヨン・ブラン

スタイル:白ワイン・辛口
色  調:明るい麦わら色
香  り:柚子やグレープフルーツの皮のニュアンス、柑橘類の香り
味  わ  い:柑橘を感じさせる酸味、柑橘の皮の苦味、フルーティーでさっぱりした味わい

海岸から僅か150m に位置する小浜圃場産のソーヴィニヨン・ブラン100%使用。平均樹齢は4 年。小浜圃場は1 年を通して潮風が吹いているため、潮の影響を受けたブドウからは他の産地では見られない独特なフレーバーが感じられるワインになるようです。

2023 年はとても暑い年だったことと栽培期の降雨量も少なかったため、果実の凝縮度が高い状態で収穫を迎えることが出来ました。そのため、まだまだ樹齢は若いのですが、ワインの厚み・ボディの力強さがある程度表現できたワインに仕上がりました。まだ樹齢が若いながらも、ソーヴィニヨン・ブラン種の特徴的なグレープフルーツのような香りはハッキリと感じられるようになり、クリスピーでフルーティーな酸味も相まって爽快感あふれるワインに仕上がりました。

オーク樽熟成をしていないので、お寿司や天ぷらなどの和食にとても良く合います。

2023 とみおかワイン メルロー

スタイル:赤ワイン・ミディアムボディ(辛口)
色  調:ルビーレッド
香  り:チェリー、アプリコットジャム、大地の香り
味  わ  い:渋み穏やかでフルーティー、軽めだけどバランス良い味わい

海岸から僅か150m に位置する小浜圃場産のメルローとJR 富岡駅近くの駅東圃場から初めて収穫できたメルローを100%使用。平均樹齢は4 年。小浜圃場と駅東圃場は1 年を通して潮風が吹いているため、潮の影響を受けたブドウからは他の産地では見られない独特なフレーバーが感じられるワインになるようです。

2023 年はとても暑い年だったことと栽培期の降雨量も少なかったため、果実の凝縮度が高い状態で収穫を迎えることが出来ました。そのため、まだまだ樹齢は若いのですが、ワインの厚み・ボディの力強さがある程度表現できたワインに仕上がりました。

まだ樹齢が若い事と収穫前にスズメバチによる食害を受けたため収穫量が激減しましたが、収穫時期をギリギリまで後ろ倒しした事で2022 年よりも色調は濃く、フルーティーながらも程よいコクの感じられる柔らかい味わいのワインに仕上がりました。

オーク樽熟成をしていないので、すき焼きや焼き鳥、中華料理などにとても良く合います。是非、いろいろなお料理とのマリアージュをお楽しみ下さい。

2023 とみおかワイン スパークリング

スタイル:白スパークリングワイン(辛口)
色      調:深みあるイエローゴールド
香      り:香ばしい焼き菓子やフルーツコンポートの香り
味 わ い:程よいプチプチが感じられるフルーティーで程よいコクのある味わい

 海岸から僅か150m に位置する小浜圃場産のリースリング、ゲヴェルツトラミネール、セイベル等にJR 富岡駅近くの駅東圃場から初めて収穫できたシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、アルバリーニョを使用。平均樹齢は3 年。

小浜圃場と駅東圃場は1 年を通して潮風が吹いているため、潮の影響を受けたブドウからは他の産地では見られない独特なフレーバーが感じられるワインになるようです。

小浜圃場で少量だけ試験栽培しているブドウ品種と駅東圃場の白ワイン用品種を同じタンクで混醸したところ、とてもボディのしっかりしたワインに仕上がったため、瓶内二次発酵を行いデゴルジュマン(澱抜き) しない“にごりスパークリングワイン”を造ってみました。瓶内二次発酵による炭酸ガス圧を弱めに設定したため、プチプチとした泡が程よく感じられるスパークリングワインになりました。また、酵母由来の香ばしい焼き菓子や白桃などをコンポートにした時の甘く凝縮した香りが表現され、そのプチプチ感と相まって爽やかでフルーティー味わいに仕上がりました。

天ぷらやホワイトソースのグラタン、空心菜の炒め物など、和食に洋食、中華と幅広いお料理にとても良く合います。是非、いろいろなお料理とのマリアージュをお楽しみ下さい。


応援メッセージのご紹介

遠藤一善 様(富岡町商工会 会長)

 誰もいなくなった町で、新たなチャレンジにより「にぎわい」を取り戻そうと始まった葡萄栽培も、全国のボランティアの皆さんの応援と協働により、いよいよ「富岡産ワイン」醸造への夢が近づいてきました。富岡駅東側に新たに拡大された圃場が完成していく姿は、着実に進む富岡町の復興再生の象徴となっています。この取り組みは、新しい農業、地元産食材との組み合わせにより、交流人口の拡大、定住人口の増加に大いに期待できる事業の一つです。富岡町商工会としてもワイン醸造所の建設、着実なブドウの成長、そして新たな富岡町の特産物「とみおかワイン」の完成を目指し全面的に支援をして行きます。

堀田 高雄 様(東日本旅客鉄道株式会社 水戸支社地域共創部長) 

 新型コロナウイルス感染拡大から4年以上が経過し、移動や人と人との交流が日に日に活発になる中、以前にも増して明るさと活気が戻ってきているのを感じます。
 東日本大震災を風化させず、震災前の町民数と同じ苗木を植樹し、富岡町に新たな交流と賑わいを創出する、未来に繋がる思いの籠ったお取り組みです。この「とみおかワイン」のプロジェクトが富岡町の更なる発展、交流人口、関係人口の拡大につながることを期待しています。
 ここで育まれたワインを県内外多くの皆さまが味わい、富岡町に訪れ土地と人の魅力に触れ、町とワインのファンが増えていく、そのような日を心待ちにしております。

牧田優花 様(福島美少女図鑑)/遠藤栞 様(福島美少女図鑑)

 去年に引き続き、今年もとみおかワインでのクラウドファンディングを行われると聞き、今年はどんなおいしいワインができあがるんだろう、と心が踊りました。 一度だけぶどう畑を訪れ栽培のお手伝いをさせていただきましたが、その時に感じた富岡町のみなさんのあたたかさ、ぶどうを栽培している方々の思い、そして活気あふれる街にしたいという熱い想いは今も忘れることはありません。そんな素敵な方達が一生懸命作られたワインを通して、富岡町の魅力がたくさんの方に伝わりますように。そして、富岡町をさらに盛り上げるお手伝いができたらいいなと思います!(牧田様)

 とみおかワインさんには以前お邪魔したことがあり、その際お手伝いさせていただきました。 ブドウの木を見るのも初めてだったので新鮮でまたいろんな知識を教えていただきました。 ブドウ畑から見える富岡の景色忘れられません。とても綺麗な空と海。
 とみおかワインのサイトを見ると震災前の富岡町を取り戻す、という目標に向けてスタッフさんの熱い思いを感じます。活気ある笑顔が溢れていた富岡町に戻って、避難された皆さんも安心して帰ってこられることを心から願います。
 そしてまたボランティアなどで携わることができましたら、皆さんと声を掛け合いながら力になれたらと思います! とみおかワインに携わる皆さん ぶどう畑が彩る魅力的な富岡町とても素敵ですね!これからも皆さんのご活躍期待しております!(遠藤様)

プロジェクトメンバー紹介

遠藤秀文(株式会社ふたばラレス 代表取締役/一般社団法人とみおかワインドメーヌ 代表理事) 

 2016年4月、富岡町には人影もなく、雑草が生い茂り、静まり返っていました。地震、津波そして原発事故の多重災害を受けた世界で前例のない土地。そこに声を掛け集まってくれた10名の町民有志が町内の小浜圃場に集まり、ワイン用ブドウの苗木に希望を託し、仲間と共に汗を流して大切に植えた約300本。スタートしてしばらくは、「海の近くでブドウは育たない」、「放射能で汚染されたブドウでできたワインを飲む人はいない」等々、周りにワインの事を話せば“出来ない”、“無理”、“無謀”のシャワーを浴びせられました。大きな不安を抱えながらじっと我慢し、1本、1本のブドウの苗木に「一緒に頑張ろう」と声を掛け、避難先から通い続けていたあの頃。それから8年の年月を経て、今年3月30日、31日の2,500本の定植を含めて、現在12,500本のブドウの木が富岡の地で育っています。
 年々、ボランティアで参加される方々も増え、さらに人と人との輪の広がりを実感しています。実は、富岡でのワイン醸造は私の中で震災の5年ほど前から温めてきていた構想です。今思えば、震災を経験し、地域の未来を真剣に考え行動し続けたからこそ、富岡の駅前に圃場が拡がる光景が実現できたと感じています。必ず取り戻す、そして震災前よりも魅力ある地域にすると常に強く意識し、行動してきたことの積み重ねが今の姿になっているように思います。
 今回のクラウドファンディングは、2025年4月にオープンする醸造所の南側、「ワインガーデン」の整備資金に活用させていただきます。この多目的広場は、地域住民をはじめ、ワイナリーを訪れて下さった皆様が、ブドウや果樹の成長を感じながらゆっくりと休憩したり、BBQなど様々なアクティビティを楽しむことができる施設を目指します。駅東圃場の北側にある、津波に耐えて残った蔵の隣にワイナリーを整備し、そこからとみおかワインの一般販売をスタートします。そのため、とみおかワインとしてのクラウドファンディングは、今回が最終章となります。私たちはこれまで多くの方に支えられました。今の姿があることに心から感謝し、100年後に富岡町の町民、双葉郡の住民にとって夜の森の桜と同じように、地域の誇りそして大切な観光資源となるように大切に育てていきたいと思います。

名嘉陽一郎(一般社団法人とみおかワインドメーヌ 理事)

 ブドウの木の寿命は、長いもので100年は続くと言われているそうです。100年前に夜ノ森地区へ移住した半谷六郎さんは「荒れ果てている夜ノ森を、どんな努力を払ってでも住みよい美しい町に作り上げよう」と決心し、300本の吉野桜を植樹。50年の歳月と労力をかけて、現在の2000本になったそうです。先人の偉業に感謝するとともに、東日本大震災と原発事故で荒れ果ててしまった故郷を復興させたいという我々の思いとおこがましくも重なりました。 このブドウの木も、「あの時植えて良かった」と思えるよう、毎年多くの人を感動させる夜ノ森の桜のように、孫やひ孫の代まで残る町の財産になり、たくさんの人が訪れ、にぎわいが戻ってくるきっかけとなるよう、仲間たちと汗をかきながら、この活動を続けていきたいと思っています。多くの皆様にご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

大和田剛(一般社団法人とみおかワインドメーヌ 理事)

 2016年4月、10名の有志で立ち上げたとみおかワインプロジェクトも8年の年月が流れ、ボランティアはじめ多くの方々に支えられこれまで定植してきた葡萄の木は12,500 本!着実に人と人の輪が広がっているのを実感しています。富岡町の見どころの一つに夜の森地区の桜のトンネルがあります。これからは富岡の海辺に広がる葡萄畑、そして今年度整備予定のワイナリー!これらも町の見どころの一つになるかもしれません。来春には震災前の町の人口16,000人と同じ16,000本の葡萄の木の定植を達成します。これまでは応援したい町「富岡」を、これからは行ってみたい町、さらには住んでみたい町「富岡」と高みを目指していきたいと思います。皆様のご支援ご協力をお願いいたします。

林秀樹(一般社団法人とみおかワインドメーヌ 理事)

 今回のワインは、昨年の好天に恵まれた素晴らしい葡萄を、スタッフたちが最高のワインに仕上げてくれたと自負しております。皆様にも、ぜひこの素晴らしいワインを楽しんでいただければと思います。皆さまのご理解とご支援よろしくお願いいたします。

高田大輔
(福島大学農学群食農学類准教授/附属農業長/一般社団法人とみおかワインドメーヌ 理事)

 富岡のワイン醸造にむけたブドウ栽培に参加して8年、ブドウの生産に関してもだいぶ安定して参りました。これまでには、福島大学や県内の高校生も多数参加しながら、新たな苗の植え付けや栽培体験などを行いました。まだアルコール飲んではけない年齢の皆様が植え付けたり、管理を行ったブドウ樹で生産されるワインが、彼ら彼女らが大人になった時に楽しく飲めるようになってきました。これからもよいワインが出来ることを期待しています。また、福島大学をはじめとする付近の大学でも圃場の管理のみならず、ブドウ生産に関係する講義や実習、はては卒業論文の実施場所としても活用させていただいております。これからも様々な関わりを持ち、さまざまな体験を学生にさせたいと考えています。

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酒類販売管理者標識の掲示


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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  • クラウドファンディングでご支援いただきました皆様へ 日頃より、とみおかワインの活動に対して支えていただき心より感謝申し上げます。ワイナリー施設などの整備は順調に進み、4月6日正午にプレオープンを迎えることができます。これも皆様のご支援があってのことですので、重ねてお礼申し上げます。さて、昨年Campfireのクラウドファンディングで皆様に多大なるご支援をいただき、ワインガーデンの整備を進めてまいりました。ワインガーデンの下地も完成し、いよいよ芝張の作業を残すのみとなりました。ワインガーデンの面積は約3,000㎡、3月22日、23日の2日間で3万枚を超える芝を植え付ける予定です。ワインガーデンづくりにご支援いただいた方にもぜひご参加いただき、皆様と一緒にワイナリーの風景やイベント広場を完成したいと思いご連絡いたしました。ぜひ、お立ち寄りいただき1枚でも芝を張り、思い出にしていただければと存じます。芝張作業に関する詳細な内容や申し込みは以下の通りです。ご確認いただければ幸いです。<ボランティア活動> 日 時  : 3月22日(土)・23日(日)両日とも9:30集合 15:00終了予定 集合場所 : とみおかワイナリー (富岡町小浜字反町36-1) 作業内容: ワインガーデンの芝生張り 持ち物 : 手袋、帽子、長靴orアウトドア用靴、雨具(小雨決行) <ご参加申し込みサイト(Google Forms)>  https://forms.gle/9WjNSoEyijB3qFCU7とみおかワイナリー代表 遠藤 秀文追伸:今月、読売新聞でとみおかワインを詳細に紹介いただきました。以下、お手隙の際にご覧いただければ幸いです。東日本大震災:原発事故で一度はついえた「福島でワイン造り」の夢、同じ志の東電職員との出会いで成就にこぎつけ : 読売新聞 もっと見る
  • 返礼品発送について

    2024/11/14 17:24
    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
  • いつも大変お世話になっております。さて、8月2日より約2ヵ月間、とみおかワインのクラウドファンディングに挑戦してまいりました。今回のクラウドファンディングは、9月30日深夜に終了いたしましたのでお知らせいたします。この度の挑戦は、お陰様で多くの皆様のご支援により、第一目標(600万円)およびネクストゴール(支援者350名)を達成することができました。最終的に、379名の方に支援いただき、支援額も約860万円となりました。この度は、多くの方に多大なるご支援を賜り、心より感謝申し上げます。来春のワイナリーオープンに合わせて、ワイナリーおよびヴィンヤードに囲まれた場に、多くが集い笑顔あふれるワインガーデンを今年度中に整備していきたいと存じます。このワインガーデンは、ご家族・友人での食事やパーティー、週末のイベントのみならず、BBQや焚火など幅広い楽しみを提供できる空間を創出したいと考えております。富岡駅前にワインの空間が拡がり、地域のシンボルになるようにしっかりと育てまいります。この度の多大なるご支援に重ねてお礼申し上げます。今後とも、とみおかワインを共に育てていただきたく、よろしくお願いいたします。                          2024年10月1日                          とみおかワイン代表 遠藤 秀文 もっと見る

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