高円寺ケムリバ完成!さて、皆さんの応援のおかげでついにシーシャ屋さん改め「高円寺ケムリバ」が完成しました!看板も付け変わって新生って感じですね!それではここから完成した店舗をご案内します。まずお店に入ると見えて来るのが…錆風の塗装を施した壁。古着の街でもある高円寺をイメージして古くなりながらも味わいが増していくような錆た鉄板をアクセントの壁にしました。(本物の錆では無いので洋服についたりはしないので安心して下さいね!)その他の壁はあえてちょっと荒々しい雰囲気で仕上げてもらったライムストーンです。フレーバーを楽しむお店なので他の席の匂いと混ざりあわないように消臭性の高い素材を選定しました。そして客席の上部は天井を落として高さを感じさせつつ星空のように散らしたストリングランプが優しく全体を包み込みます。ランダムに配置したペンダントはその星空から降って来たような大粒の星をイメージ。夜の営業時間はグッと良い雰囲気になるので是非見てみて下さいね!そして店員さんとお話がしやすいカウンター席はモールテックスで仕上げました。こちらはシーシャで使用する炭を混ぜた墨モルタルのような深くムラのある仕上がりを目指しました。コンセントも完備なのでツイ廃のオマエラにもしっかり対応!(お仕事もしやすい奥行き感なのでくつろぎながら作業が出来ます。)このカウンター席の特徴は他よりも一段上がったステージのような作り。目線の高さが変わり狭い店内でも広がりを感じさせます。(プレオープン直前になって会長が持ってきた椅子がまさかのソファタイプでカウンターの高さが合わず急遽手配したのが本音ですが…)カウンター席に座ると会長が一目惚れして買ってきたメタリックシーサーと目が合います。全然意識してなかったけどモールテックスのカウンターに良く合いますね…。カウンター席の上には前店舗のセルロイドから受け継いだ本がずらり。気になった本を手にとってもらって読書に更けるのも楽しみ方の一つにするため、各席の近くにも本棚を配置してあり、何気なく手を伸ばした本との出会いが楽しめるようになっています。そしてこの吊り本棚の特徴は工事用の足場板に使われるようなエキスパンドメタル(金属製の網)を使用しているということ。ちょっと本を避けてエキスパンドメタルの隙間にスマホのカメラを合わせると…こんな感じで真上からのアングルで動画を撮れます。Tik Tokでバズったフーフー飯店のような真上からの動画でシーシャ作りとかを撮影したり、お店の人と一緒に団欒するシーンを撮ったりしてみて下さいね!本棚の裏側は板幅を利用してお店側の収納になってるので前店舗の収納問題を大幅に改善しました!こちらはシーシャ置き場。前店舗のネオンサインをあえて残して使って以前からのお客さんにおっと思ってもらえるような繋がりを。シーシャ棚のネオンも再利用したもので、引き継いだガラスのシーシャ台に光が映ってきれいに見えるように作りました。シーシャ屋さんの顔は何と言ってもこの器具なんですが、どうしても大きくかさばる為、他の店舗では床に並べてあるだけだったりと上手く魅せられていなかったので魅せる収納を作りました。黒板壁の方の裏側はシーシャの炭場とフレーバーの棚。この豊富なフレーバーが売りなのでしっかり整頓出来るように収納量を確保。早速店員さん同士が分かりやすいようにカスタムしてあるようでとても嬉しいです。この場所は当初天井近くまで壁を作り完全に裏方にする設計でしたが、RYUSE君のアドバイスで店員さんが客席全体に目を配れるように手元だけを隠す腰壁に変更したのが大成功でしたね!さて、こんな感じでまた色々こだわって作ったお店が完成したので皆さん是非お店に来て下さいね!それではまた!
お鯛 の付いた活動報告
14日目引き続きの左官作業。昨日出した「素人っぽい粗さで塗ってほしい」というプロに対して大変失礼なオーダー。どうなったかな?ほわー、良い感じ!これは陰影が良く映えるね!そうそう、こんな引っ掻いた感じ最高!今回壁を仕上げた左官材料はライムストーン。所謂漆喰なんですが、キメが細かくて塗りやすいのも良いんですが、何と言っても既存のクロスの上から塗れる!そして塗り厚が多くつけられるのが良いところ!前店舗のリフォームで一部剥がれてたり、DIYの結果浮いてたりする既存のクロスの上からでも問題なく塗れるのが今回の工事にちょうどよかったのです。クロスの上からそのままと言うことで、産廃も少なくて済むのでコスト削減にも繋がりました!カウンターも平行して作業しています。2回塗りをして仕上げていきます。裏の方は潜りながら…。狭いところやってもらってすみません!さて、カウンターもだいぶ仕上がって来ました。このあと上にトップコートを仕上げて水に強くして完成になる予定。明日で大体いい線行きそうだなー。そうすると掃除やゴミ出しなんかのシェルパ業がまたやってくるんだけど…それではまた!
13日目今日はまだ左官工事の中日だし現場行かなくても良いだろって思いながらちょっと遅めの鬼盛りホイップ朝ごはん。そんな優雅な朝も束の間、左官屋さんから呼び出しの電話に30秒で支度をして出場。塗る材料の色を調整して決定。塗るパターンの相談。小さいサンプルでは打ち合わせしていたけど最終的に決めるにはやっぱり現場で実際塗りながら塩梅を確かめるのが一番良い。今回は店内の昭度も落としめにする予定なのでそんな中でもパターンを感じられるように粗めに引いてほしいと左官屋さんにお願いした。ただ、職人さんとしてはいつも綺麗に平滑な面を作る事に心血を注いでいるのでどうしても粗さを出すという要望に遠慮がちになってしまう。「もっと粗めに!」「もっと大胆にガッと!」「そう!もっと鏝跡見せちゃおうか!」現場で加納典明のように絶叫しながらパターンを決めた。ここで一つ問題が発生。灰汁止めを打って塗ったはずの天井からヤニの跡が…。長年のシーシャのヤニを甘く見てた…。もう一度シーラーをかけて灰汁止めをして塗り重ねて見ることに。実際に本作業は明日以降になるので仕上がりはお楽しみに!さて、本日はカウンターを仕上げて行く。使う材料はモールテックス。薄塗りでコンクリートっぽくなる材料です。今回は墨を入れたようなちょっと濃いめに仕上げることに決定。下塗りの上から仕上げの色を着けていきます。一回目完了!カウンターは平に仕上げる為に一度軽く乾かしてから更に押さえて平にしていきます。こちらの仕上がりもお楽しみに!それではまた!
11日目今日はウィズホームさんにお願いしてる塗装パートの補修工事。昨日荷揚げした足場板を使って作った棚の塗装や普通の大工さんに作ってもらった家具のタッチアップ(施工の都合で塗装が剥がれたり、加工した板の切り口の色を合わせて塗る作業)をしてもらいました。この吊り戸棚をなんで作ったかと言うと、収納力を増やす事もあるんですが、実はそれだけではありません。前店舗からの大きな変更点の一つがカウンター席の創設なのですが、カウンター席を作る為に入り口側かれ厨房側の目隠しを兼ねていたハイカウンターを無くす計画としたため、厨房内のごちゃごちゃが見えやすくなってしまうという点がありました。そうするとお店に入った瞬間に厨房の給湯器やらユニットバスの扉なんかが見えちゃいます。その為、こんな風に吊り戸棚をつける事で目隠しの役割をつけるための吊り戸棚なんです。(今は収納物を入れて無いのでスカスカですけど、ここが埋まれば結構見えなくなりそうでしょ?)それではまた!