「ひとりひとりのカラー(個性)が折り重なり虹色に輝くような郷(ふるさと)になって欲しい🌈」そんな思いで2024年5月に公益団体子ども食堂「虹色の郷(にじいろのさと)」が発足しました。地域の農家やボランティアの方々と協力し、地元の資源を活かした子どもの居場所作り活動を行っていきます。
子ども食堂で実現したいこと
月の第四日曜日に郷原のまちづくりセンターで地元の食材を使ったカレーを地域の子どもたちと共に作ります。畑で野菜を栽培し、収穫した野菜を使って一緒に調理をすることで、食べ物の大切さや農業の楽しさを学ぶ機会を提供しています。地元の自然を生かしたイベントとしてピザ作り、焼き芋、とんど作成、餅つきなどを予定しており、農家のお年寄りの力を借りることで、世代間交流をする場を提供すると同時に地域の伝統や技術を次世代に伝えることも目指しています。
子ども食堂の立ち上げの背景
地域の過疎化、各家族化が深刻化する中で、私たちは地域の資源を活かし、地域全体で子どもたちを支える取り組みを始めることにしました。地域のまちづくりセンターで地産地消の野菜を活用することで、地域の人の結束力を高め、地域全体で子ども達を育てる環境を作ります。世代間交流をしている子どもはしていない子どもに比べ「共感性(思いやりの心)」「自己肯定感」が高くなるという研究結果も出ています。この活動を通し故郷や自然を大切にする心、豊かな情緒が育まれることを目指しています。農家のお年寄りたちも「次世代に故郷の自然の大切さ、伝統を伝えたい」と願っており、その想いを形にするために子ども食堂を立ち上げました。
これまでの活動と準備状況
これまでに地域の農家と連携し、安全を確保した状態で農業体験ができるよう畑の整備を行い、野菜の栽培も開始しています。子どもたちが安心して調理に参加できるよう、衛生管理者、保健師、栄養士など有資格者がアドバイスをし、調理場の安全管理や衛生管理の徹底を図っています。体験イベントの計画や地域のボランティアの調整も進めており、子ども食堂の運営に必要な準備を整えています。
これから必要なこと
畑の補修、整備が必要です。藁保管で使用する予定の倉庫は何度かテープで補修しましたが破れてしまったままです。これを買い替えるのと、子ども達が使用する道具、それらを収納する新たな倉庫を購入する費用を必要としています。またマムシ対策として除草シートを畑周辺に履く予定ですがその費用も必要となっております。調理では肉や魚を購入する費用も必要です。
リターンについて
子ども達からのお礼の手紙をお送りします。子ども達に大人達に助けられていること、大切にされていることを知ってもらい、感謝を込めてお礼の手紙を書いてもらいます。郵便番号、住所とお名前を教えてください。毎月発行しているチラシにお名前を入れさせていただきます。チラシは学校、回覧板、まちづくりセンターに掲載されます。
スケジュール
6月上旬 公式LINEアカウント、申し込みフォーム、チラシ完成
同時期に学校、回覧板、子供会にチラシ配布
7月3日 衛生管理者講習にボランティア2名が受講
7月14日に第一回目の子ども食堂開催
通常は畑の管理、栽培、追肥
8月のピザ作りイベントに向けて必要な資材を購入
8月25日 ピザ作りイベント開催
11月より順にリターン発送
最後に
このプロジェクトは、地域の子どもたちと農家のお年寄りが一緒になって活動することで、地域全体の絆を深めることを目指しています。
普通の子ども食堂とは違い、農地の安全整備、農業に使う資材、肥料、苗等を買うための資金が必要です。皆様からのご支援があれば、子どもたちにより豊かな体験と安心できる環境を提供することができます。どうか私たちの活動を応援し、一緒に地域を盛り上げていきましょう。ご支援よろしくお願いいたします。
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