プロジェクトの実行者について
私たちの夢への挑戦「たまゆら」の旅
私たち「たまゆら」とは、「人生を楽しみ、夢を語ると、繋がりたい縁へとつながる」をスローガンにしたチームです。2023年4月に東京で行われた、写真と書道の二人展「たまゆら展」から始動したチームとなります。
「たまゆら」という言葉に込めた想い
「たまゆら」とは、宝石同士がかすかな一瞬に触れ合う素敵な音色のような響きを意味します。私たちの作品は、その響きのように人々の心に感動をもたらし、共鳴した人たちとのご縁が連鎖していく様子を表現しています。この連鎖を、ただ一瞬の出会いではなく、深い絆として広がり、人々の心を繋げ、前向きな気持ちや新たな挑戦への勇気を生み出すきっかけとなるよう、私たちは努力し続けています。
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このプロジェクトで実現したいこと
私たちの夢の一つは、海外で個展を開くことでした。
作品づくりを進めながら、芸術の交流が盛んなパリでいつか個展を開きたいと話していました。
そんな中、パリで美術展を運営している会社とのご縁があり、モナコで開催される「MONACO JAPON 2024」にアート作品を出品する機会をいただきました。
私たちがこのプロジェクトで実現したいことは、私たちの挑戦を通じて夢が現実になることを証明し、夢を追い求める勇気と決意の大切さを応援してくださる皆様へ伝えることです。
情熱と努力で、あなたの心に響き、夢を実現する一歩を後押ししたいと考えています。
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プロジェクト立ち上げの背景
現在、私たち「たまゆら」は2025年のカレンダーを作成中です。
カレンダーを作るきっかけになったのは、今回のプロジェクトオーナーでもあるフラワーデザイナーのKanokoがが書道家のMegumiに、「異国の地で挑戦している人たちを励ます作品を一緒に作りませんか」と声をかけたところから始まりました。
Kanokoは以前花修行のために単身でパリに渡り、フランス人のフローリストのもとで1年間の花仕事を経験しました。当初はフランス語力も乏しく、花仕事の経験も浅かったため、足を引っ張ることばかりで即戦力になれない自分を情けなく感じ、悔し涙を流しながらアパートに帰る日がほとんどでした。
パリで花の仕事を経験できていることに幸せを感じていましたが、異国の地での孤独感、1年間の限られた時間しかないという焦燥感、頑張る姿勢ではなく、できるかできないかで評価される悔しさ、それらの負の感情をしっかり味わいながら日々過ごしていました。
「今は試練の時だから仕方がない」「この辛い時期を乗り越えたら・・・」と、心が折れそうになった時はいつも自分で自分自身を励ましていました。
あの時、自分以外の誰かからどんな言葉をかけてもらったら心強くいられたのか。どんなメッセージが自分の日々の励みになったのか。その時の自分を思い出すことで異国の地で踏ん張っている人たちの心に寄り添い、励ますことができるのではないかと感じています。
海外を選んだ理由としては、Kanokoにとってパリでの花修行時代が人生で一番孤独を感じ、一番挑戦していた時代だったからです。当時の悔しさや虚しさがまだ拭いきれていないからもう一度挑戦したいと思っています。
Megumi、ephe、Momoに一緒に作品を作ろう!と衝動的に声をかけたのは3人の発信するメッセージや作品からも「人を励ましたい」という共通する想いを感じることができるからです。
そして、このKanokoの挑戦したい気持ちに共感し協力したいと快く返事をくれたopLo。opLoが、たまゆららしい温かみのある繊細な花の写真、力強さとしなやかさを併せ持つ書道の文字、世界に誇る伝統的工芸の和紙、それらすべての良さを融合させ、アート作品としての美しさを専門家と幾度も打ち合わせを重ね探求し続けています。
私たちの作る作品は、誰かの毎日を優しく強く見守る存在となってほしいという想いから、受け取った方の生活の中に心地よく溶け込むものがいいと思い、「カレンダー」にしました。
それぞれの季節を感じることのできる色、花の質感、表情、心情、それらをKanokoがアレンジメントで表現し、epheがそのアレンジメントの持つ物語を想像させるような一瞬の美しさを写真に収めています。
既に必要な素材の撮影を昨年の冬と今年の春、夏に実施し、そして8月末に秋の撮影を予定しております。
四季の写真素材が全て揃ったらデザインに着手し、2025年に間に合うよう販売開始を予定しております。
いかなる工程も一度ではうまくいかないことばかりですが、日々チームで対話をしながらたまゆらのイメージへと固めていく。今、5人の新たな挑戦中です。
そんな中、ご縁がありMONACO JAPON 2024へ「たまゆら」が作品を出展する運びとなりました。
私たちにとっても、このMONACO JAPON 2024への参加は急な展開だったので、出品する作品は既にカレンダーのために撮影済みの冬と春の写真素材を使ってデザインし、カレンダーと同様のアクリル板と和紙を組み合わせたユニークなフォーマットで現在作成中です。
作品に使用する画像素材は、季節の花のアレンジメントの写真と、書道家による書になります。
「厳しい冬から暖かい春への季節の移り変わり」をテーマにしています。ヨーロッパにおける春の到来は、日本のそれ以上に人々に幸福感をもたらす最もドラマチックな時間だと感じています。その幸福感を日本の和のテイストを盛り込んで表現しています。
それぞれの個性を活かし、「チームは掛け算」となる共同作品を出展します。モナコの会場で、日本人としての想いや願いを込めた作品を通じて、現地の人々にメッセージを発信したいと考えています。
MONACO JAPON 2024
〜グレース・ケリー生誕95周年〜
この国際的な芸術イベントは、モナコ公国政府文化庁、モナコ公国政府観光会議局、およびAssociation Monaco Friends of Japanの主催で行われます。
過去3年間、コロナ禍の影響で中断を余儀なくされていましたが、2024年11月に第15回記念「モナコ・日本芸術祭」が再び開催されることとなりました。
主な来賓はモナコ公国の国家元首、首相、内務大臣、文化庁関係者、公子、駐フランス日本国公使などになります。
モナコと日本の親密な関係は、故グレース・ケリー公妃の功績によるものが大きく、彼女は新日家として知られ、日本文化に深い関心を持っていました。彼女の願いに応じ、彼女の死後、夫であるレニエ3世が1994年にモナコに日本庭園を開園しました。今年2024年はその日本庭園開園30周年と、グレース・ケリー生誕95周年でもあります。
日本独自の文化は多くの人々を魅了し、モナコのアーティストたちを刺激しています。この展覧会は、両国のアートがひとつの空間で融合し、文化の発展と絆を深める場になることが期待されています。
日本に焦点を当てたさまざまなイベントが開催される予定で、テレビ局や新聞社の取材も多く訪れます。展覧会の様子は広く報道され、バス停や観光会議局の建物の壁にはポスターが掲示される予定です。
そして、第15回という節目に加え、グレース・ケリー公妃の生誕95周年を祝う今回の展覧会の公式作品集には、両国の全出展作品が掲載され、日本全国の書店で発売されます。
このような素晴らしい国際的な芸術イベントへ株式会社麗人社の選出により、日本人アーティスト代表団の一員として「たまゆら」が作品を出展することになりました。
私たちの挑戦と行動を通じて、「夢を描きたい全ての人たち」に力強いメッセージを届けたいと考えています。個々の「夢」が現実になることを証明し、創造的な表現を世界に届けることで、夢を追い求める勇気と決意の大切さを示したいのです。私たちの情熱と努力が、あなたの心に響き、夢を実現する一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです。
支援のお願い
このプロジェクトを成功させるためには、皆様のご支援が必要です。アート作品の出展料、制作費など、多くの資金が必要です。
私たちの夢の実現に向けた挑戦を支援していただけると幸いです。
ご支援いただいた方には、出展作品の特別バージョンなど、感謝の気持ちを込めたリターンをご用意しております。
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これまでの活動と準備状況
「光傍-koubou-」megumi個展
開催期間: 2022年10月
場所: 大阪
書家megumiが、一念発起し自身の初個展を行うために2022年2月にInstagramを開設した。8ヶ月間でInstagramでのファンを増やし、「書道で、あなたを、わたし自身を励ます」をテーマに発信。そのテーマに共鳴するファンが書道に魅せられるように。また発信を続ける中で写真家のephe、アーティストのopLoに出会い刺激を受ける。個展3日間で130名の集客。無名の書道家としては異例の集客力となった。
個展当日には、epheとフローリストkanokoとの運命的な出会いをし、3人で花をテーマに再開することを誓う。
書道: megumi
写真:ephe
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「たまゆら」写真と書道の二人展
開催期間: 2023年4月
場所: 東京
「人生を楽しみ夢を語ると繋がりたい縁へと繋がる」をテーマに発信し、全国から共感する方々が集まり、心が響き合い語り合う「創造空間」を作り上げた。
写真: ephe
書道: megumi
空間装花: Kanoko
空間音楽: opLo
弾き語り: momo
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「優しい黒の世界」megumi個展
開催期間: 2023年10月
場所: 大阪
「優しい黒」をテーマに書道を展示。2人展でのメンバーが応援に駆けつけ、妊娠7ヶ月のmegumiをサポート。また2人展に来場した方々が、全国から集まり230名の集客となる。書道と各界のクリエイターとコラボした新しい展示はファンをワクワクさせ、様々な客層を掴む。集まった人たちの年齢や取り組むものは違えど、書道作品の前で待ち合わせをし、夢や人とのご縁を熱く語り合う姿を見ることができる、全く新しい書道展となった。
書道: megumi
空間装花: Kanoko
装飾サポート: opLo、ephe
弾き語り: momo
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「POOLS OF LIGHT」ephe個展
開催期間: 2023年6月〜7月
場所: Firenze
「ひかりだまり」ephe個展
開催期間: 2024年5月
場所: 東京
自身の人生を顧み、光と影をテーマにした写真展は、フィレンツェの巡回展でもありました。ephe自身が日々の自らの内観、行動、気づきをInstagramの投稿でシェアしていく姿勢は多くのファンの親しみを生んでいます。年齢を問わず、好きなことに挑戦し続ける姿勢に、ephe自身に会いたいと国内各地からファンが個展に訪れました。個展では、五感をテーマにし、装花のインスタレーションも行っています
タイトル書道作品: megumi
空間音楽: opLo
空間装花: kanoko
空間装花支援: momo
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その他の「たまゆら」の活動としては、メンバーの所在地がばらばらなのもあり、普段から各々が生活のための仕事をこなしつつ毎日のようにインスタグラムのDMのグループチャットにてたまゆらの活動における話し合いや様々な決定、作品の制作までを行っています。
最近では、自身が運営するメタバース美術館をお持ちのテコラさんに声をかけて頂き、美術館内にたまゆらのブースを設けて、現在制作中の2025年のカレンダーにまつわる写真を展示させて頂くことになりました。実際にメタバース美術館内でバーチャルのミーティングをしたりしながら今後のたまゆらの活動をメタバースを通してバーチャルでも表現していく方法を模索しております。
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また、ウェブデザイナーのるなさんに声をかけて頂き、オンラインの拠点にできるようなたまゆらのウェブサイトを現在構想中です。
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そして、現在進行形で今回皆様からのご支援をお願いさせて頂いているMONACO JAPON 2024への出展作品を作成中です。
今回の作品は「厳しい冬から暖かい春への季節の移り変わり」をテーマに季節の花のアレンジメントの写真と書を素材にしたユニークな作品を目指しています。
書道の字「凍蝶(いてちょう)」「風ひかる」について
書道家のmegumiが「たまゆら」の各メンバーに出逢った時のことを思い出し、提案してチームに選んでもらった言葉です。
megumi自身、25年間書道を続け修行をしてきました。たまゆらメンバーに出会う前は、技を極め、努力し、自分と向き合って鍛錬するという孤独な長い時間を過ごしてきました。自分の修行はこれでいいのか、確かめる術は、ありませんでした。周囲にも、なかなか修行と呼べることを行っている友人もおらず、わかりあえる人がいませんでした。ですが、やっと、自身の境遇と同じく努力している仲間に出逢うことができたのです。
それはたまゆらのメンバーです。
パリで修行を積み孤独な時間を過ごしフリーランスとして奮闘するkanoko
生活のための仕事をしながらも日々の幸せと色鮮やかな世界を発信するephe
自分の作品制作のために生きることを問い直し続けるopLo
自身の修行を、必要なものだと理解し、あえて突き進み続けるmomoko
それぞれのメンバーに出逢い、megumiは感銘を受けます。自身が選んできた険しく苦しい道は、間違っていなかったと確信できたのです。そして、自分と同じ熱量に惹かれ、その道のエキスパートたちと出逢えたこと、わかりあえたことは、涙が出るほど嬉しいことでした。
また、各メンバーも大人になってから色濃くなった夢を語り合える居場所ができたことで、それぞれの可能性を強く信じられるようになってきています。
全員の年齢も、住んでいる場所も、生きてきた環境も全て違うけれど、いつしか心の底で願っていた仲間に出逢うことができました。
このメンバーに出逢うまでの苦労と、出逢えた喜びを、ぜひ、作品に入れようということになり、それぞれに似合う日本の古語を選びました。
長い孤独な冬(自身の修行)を耐えて、春(同志に巡り逢う喜び)を迎える作品にふさわしい古語。
冬、凍蝶(いてちょう)
冷気に触れて凍ったように動けなくなった蝶を「凍蝶」といいます。
冬の寒い中、木の枝に静かに留まっている、凍てついた美しい蝶々を想像してください。
凍蝶となるまで、生きたその姿。
孤独に頑張ってきた、うつくしい人。
そっと一羽、居場所を見つけて
その場で美しく動けなくなります。
その姿は気品と誇りに満ちて、一途に道を極める強い意志を象徴しています。
さびしさやわびしさもありながら、そこまで生きながらえた凛とした美しさを讃える冬のことばです。
一途に道を極め努力してきた、同志に出逢う、居場所を見つける前のたまゆらメンバーそのものだと感じました。
これは、たまゆらのカレンダーの目的である「頑張る人を応援したい」「同志に巡り会いたい」という思いとも通じ、冬から春への季節の移り変わりを象徴しています。
そして、春、風ひかる
風ひかるとは、春風がきらきらと光り輝くように感じられることをいいます。春の踊るようなやわらかい光を受けて、風 にゆらぐ景色もまばゆく見えてくる。そんな春の到来のよろこびや希望を、吹く風に託した言葉です。
たまゆらメンバーが出逢えた喜び、そのものだと感じました。これからどんな風が吹いても、このメンバーと一緒なら安心感と期待が膨らむ、そんなイメージが湧きました。
この言葉は春の訪れと新たな希望、そして新しい仲間との出会いによる期待感を象徴しています。
これは、たまゆらのスローガン「人生を楽しみ、夢を語ると、繋がりたい縁へと繋がる」という思いとも通じ、春の到来を象徴しています。
これら1枚1枚がそれぞれの意味を持ちながらも、2枚が合わさることで作品が完成します。繋がるご縁をイメージしています。1枚1枚の意味がすべて合わさった時、出逢いとこれからの未来に希望が持てる作品にしました。
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デザインを進めていく中で試行錯誤を繰り返しつつ、これまでの日本の視覚芸術の歴史を見ていくと、琳派や浮世絵、アニメや現代美術など世界に認められた日本の作品の共通点は「平面(2次元)での表現であること」に着目し、今回あえて和のテイストを立体で表現することに挑戦しています。
「日本の美×立体表現」を実現することで、たまゆらの独自性を世界に発信できたらと考えています。
この立体表現をさらに独自性の高いものにすべく、和紙の専門家であり、クリエイターでもある諸吉さんの協力により、作品を透明なアクリル板に印刷し、さらにそのアクリル板を重ねつつ立体を表現しながら、日本のアイデンティティである和紙を作品にあしらい、LEDのライトビューアを作品に設置することで作品自体を光らせようと日々奮闘中です。
「光る日本の花と書の立体表現」を世界に届けたいという「たまゆら」の挑戦をどうか応援して頂きたいと思います。
よろしくお願い致します。
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リターンについて
詳しくは、下記ページにて
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スケジュール
・2024年7月31日 クラウドファンディング終了
・2024年11月1日(金)〜3日(日)
MONACO-JAPON 2024
・2024年8月 〜 リターン発送
・2024年11月 2025年カレンダー受付開始
・2024年12月
カレンダー完成披露会、モナコ展示報告会
【出展料】340,000円
【作品制作費】120,000円
・印刷加工費
・照明器具等費
【その他制作費】¥220,600 円
・スタジオレンタル料
・花材費用
・撮影に要した交通費
・デザイン、制作費
【手数料】139,400円
合計 820,000円
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最後に
クラウドファンディングのご支援にあたり
皆様の温かいご支援により、私たち、チーム「たまゆら」は夢の実現へと一歩ずつ進んでいます。今回のプロジェクトを通じて、国内外で奮闘する方々に勇気と希望を届けることができるよう、全力で取り組んでいます。
ご支援いただいた方々には、私たちの感謝の気持ちを込めた特別なリターンをご用意しております。これからも共に夢を追い求め、新たな挑戦を続ける姿をお見せしたいと思います。どうか、私たちの挑戦を応援し、共にこの旅を楽しんでください。
心からの感謝を込めて。
たまゆら一同
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