初めまして!「たきびれっじ」です。
この度は、たきびれっじのプロジェクトをご覧いただきありがとうございます!
たきびれっじは、このまちに住み、この先もこのまちで生きていくことを完全に決めている5人を初期メンバーとして、簡単に後に引けないように、いわば自ら退路を断つ形で昨年一般社団法人として法人化した団体です。
週末は大体、山口県下関市の北に位置する豊北町の滝部エリアで活動しています。
「場」として選んだのは、雨漏りがひどく、屋根と床が抜けるほど傷んでいる物件。
数多くの空き物件がある滝部の中で、この物件が生まれ変わったらインパクトは大きいし、ほかの傷みがある空き物件も動き出すかも!
そう思ったのです。
しかしながら、やはり老朽化した物件はなかなか大変でして・・。
時に床が抜けて足がはまり、時に滝のような雨漏りが発生して全員ずぶ濡れになりながら屋根の穴をふさぐ。
そんなハードなチャレンジの連続ですが、この物件が変わればまちが変わる!
その想いを胸に、時にワークショップで皆さんの力を借りて、汗とほこりと笑顔にまみれながら作業を続けています。
資金的にもマンパワー的にもギリギリの中で、ちょっとずつ進めてきたリノベーションですが、一刻も早く「場」を作り出し地域に再投資できる好循環を生み出すためには、クラウドファンディングを実施するしかないと考えました。
ぜひ、本プロジェクトをご覧いただき、ご支援のほど、よろしくお願いいたします!
とんでもなくスピーディに過疎化と高齢化(※いずれもぶっちぎり下関No.1!!)が進んだことで、いつの頃からか、どことなくまち全体のマインドが下向きになりがちな豊北町滝部エリアですが、近くには毎年約100万人が訪れる観光地である角島があり、海山川の食も豊富で、まさに豊かな北といえる『豊北』のポテンシャルはちっとも色あせていません。
中には、確かに景色は抜群にキレイ。マリンスポーツも楽しかった。 だけど、長い時間渋滞に巻き込まれ、角島を出るころにはヘトヘトといった声も。
いやいやいや!
本来の豊北町は、疲れて帰るのではなく、疲れを癒し、地元ならではの食材でパワーをチャージして、心も体も元気になれる場所なはず!
とっても元気な地元民が言うので間違いないです!
観光して通過して帰るだけでなく、のんびり焚き火を囲みながら、串に打った鮎や蒸した蟹、ジビエや木の実など、地域のパワーフードを気軽に楽しめるようなディープに地域とつながる場所があれば!!
きっと豊北町のように、自然が豊かで美しく、歴史があって、食べ物は美味しく、そしてそれらが活用できていない田舎なんて、全国にゴロゴロしています。
それを活かす人と地域がつながれば、ゴロゴロした中にも違う変化が生まれて、もっともっと面白いまちになると感じています。
実際にここ数年、活かす人によってびっくりするような変化がまちに生まれています。
- ・わずかな乗降者しかいなかった阿川駅が「人たらしのオーナー」により人が集まるおシャレなカフェになり
- ・地域のコミュニティの一部となった行列の絶えないジェラート屋さんができ
- ・田園風景広がる人がほぼ歩いていない道沿いにかわいい雑貨屋さんが突如現れ
- ・ぼろぼろの家屋が素敵な自家焙煎珈琲とオーガニック食品のお店に
たきびれっじは、まちのあちこちにチャレンジの種が転がっていることを知ってもらうために、空き家をゲストハウスにするためのワークショップを開いたり、家財整理イベントを開催したり、地域のワイルドな食材を食べながら焚き火をしたりしています。
そして興味関心がある方とどんどん出会い、自分たちが地域とのつなぎ役になりながら、このまちに新たな価値を創り出していきたいと思っています。
出典:KRY山口放送ニュース公式チャンネル
かつての滝部のように
『人が繋がりチャレンジを生む「場」を作り、「滝部」を活用する人を増やしたい!』
と思っています。
ん?かつての滝部?
そうなんです!
実はその昔(といっても昭和ですが)、滝部というまちは、人と仕事とをマッチングする、今でいう職安(職業安定所)のような「奉公市」があったまちなのです。(※一般財団法人日本職業協会の職業安定行政史によれば、昭和の時代まで続いた市(いち)として、下関市豊北町滝部のほか、福岡県宗像市、秋田県横手市の労働市場が記されています。)
ゆえに、まちには肩が触れ合うほどの大勢の人が集まり、昔は商店が立ち並び映画館もあるなど栄えていました。
実は元々「人がつながることで賑わってきたまち」だったのです。
出典:豊北町史
というわけで、人が繋がりチャレンジを生む「場」を再び滝部に作っています。
以下の利用を想定しています。
・地元で購入した食材を調理できるシェアキッチン
・鮎や蟹、ジビエなどのパワフルな地元食材を提供する飲食店
・飲食店希望者のための長期、短期でのチャレンジショップ
・地域とがっつり繋がる交流スペース
・とにかく何か分からないけども来た人が元気になる場所
【作業の遅延】
これまで「一軒まるごと蚤の市」や旧教員住宅の一部運用開始など、達成できたこともありますが、のんびり滞在できるゲストハウスの全棟運用や、今回のクラファンの目的である人繋ぎの「場」づくりなど、道半ばのものもあります。
つまり「たきびれっじ」の肝心要の部分が遅れているのです。
決して言い訳はしてはならないのですが、メンバー全員が二足の草鞋状態で週末しか満足に活動ができないことと、物件のダメージが想像より大きく、不測の事態が多発したことが主な要因です。
【資金面】
5人が金を出し合って設立した法人ですが、補助金などに極力頼らず、この地域の資源を活かして収益を得る地域循環型のモデルを作ろうとしています。
しかしながら、立ち上げたばかりの法人は想像以上に初期の出費がかかります。
実のところ初期の資金なんてあっという間に枯渇し、追加の出資となりました。
なんとか設立1周年を迎えることができましたが、運用を開始できていない物件が多く、いまだピンチは続いています。
そうした中、今回の傷んだ物件をリノベーションするには総額約600万円と多額の資金が必要となることから、一刻も早く人繋ぎの「場」を作りたいと思うものの、資金の壁にぶつかっています。
11月 工事開始
12月 クラウドファンディング終了
2月 リターン発送
3月中旬 オープン
<5,000円プラン>
★お礼のメッセージ(キャンプファイヤーのメッセージ機能)
★シェアキッチン&交流スペース1回利用券
<10,000円プラン>
★お礼のメッセージ(キャンプファイヤーのメッセージ機能)
★たきびれっじロゴデザインのA4サイズトートバッグ
★シェアキッチン&交流スペース1回利用券
<30,000円プラン>
★お礼のメッセージ(キャンプファイヤーのメッセージ機能)
★たきびれっじロゴデザインのA4サイズトートバッグ
★焚き火会1回招待(地元食材付き)
★ゲストハウス1泊宿泊券
★シェアキッチン&交流スペース1回利用券
<50,000円プラン>
★お礼のメッセージ(キャンプファイヤーのメッセージ機能)
★たきびれっじロゴデザインのA4サイズトートバッグ
★焚き火会1回招待(地元食材付き)
★ゲストハウス2泊宿泊券
★シェアキッチン&交流スペース2回利用券
<100,000円プラン>
★お礼のメッセージ(キャンプファイヤーのメッセージ機能)
★たきびれっじロゴデザインのA4サイズトートバッグ
★たきびれっじオリジナルTシャツ
★焚き火会1回招待(地元食材付き)
★ゲストハウス2泊宿泊券
★シェアキッチン&交流スペース2回利用券
<500,000円プラン>
★お礼のメッセージ(キャンプファイヤーのメッセージ機能)
★たきびれっじロゴデザインのA4サイズトートバッグ
★たきびれっじオリジナルTシャツ
★焚き火会1回招待(地元食材付き)
★ゲストハウス3泊宿泊券
★シェアキッチン&交流スペース3回利用券
★たきびれっじのフルアテンドよる豊北秘境ツアー
※宿泊施設について:利用時間12時〜翌10時、和室3、素泊まり(食事なし)、1支援につき2名まで
※リターンサービス(宿泊、焚き火会、ツアー、施設利用)利用期限:2026年12月31日まで
※全プランとも焚き火会は地元竹の竹串ワークショップが付きます
※全プランとも焚き火会は希望により「たきびれっじ」が付きます
ボイラーなどの給湯設備の整備20万円
シェアキッチンの整備80万円
老朽化して抜け落ちた床の修繕20万円
交流スペースの整備100万円
電気設備の整備14万円
火災保険10万円
クラウドファンディング手数料(17%+税)約56万円
合計300万円
最後までプロジェクトをご覧いただきありがとうございます。
たきびれっじの中野と申します。
思い起こせば、同級生で副代表理事の妻崎と「このまちを自分たちの手で盛り上げることをやろう」と語った高校時代。
それから月日は流れ齢も50を超えました。
残りの人生を考えた時、腹をくくったメンバー達とチャレンジする「たきびれっじ」の活動は、私にとって恐らく人生のラストダンスとなります。
一人でも多くの人にこの地域の眠った価値を伝え、一人でも多くの人に可能性を感じてもらい、一人でも多くの人に行動に移してもらえるような、次の時代につながる「ひとつなぎ」をやっていきたいと思います。
※直接は関係ありませんが私の好きな衣類は車整備工場の職業柄「つなぎ」です。
また、この場を借りて、数々のワークショップやイベントにご参加いただきました方々に深く御礼申し上げます。
みなさまと一緒に流す汗なしには成り立たない「たきびれっじ」です。
今後ともお力添えを何卒よろしくお願いいたします。
改めまして田舎エリアのチャレンジにこのクラウドファンディングを通じてのご協力をお願い申し上げます。
~人が集う豊かな北に、焚き火のような温もりある新たらしい空間を。~
一般社団法人たきびれっじ 代表理事 中野和孝
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