おかげさまで、300%NEXTGOAL達成致しました!ありがとうございます!!
これもひとえに皆様のおかげです。
今日は、コロナ禍とソーシャルフットボールについて少しお話ししようと思います。
ソーシャルフットボールは、パラフットボールの中でも電動車椅子サッカー(自立歩行が難しい方や呼吸器をつけた方等が、手や足、口などでハンドル操作し電動車椅子に取り付けたフットガード…車のバンパーの様なガードでボールを蹴り合うサッカー)の次くらいに、医療が密接に絡むフットボールです。
何故なら、精神・心療内科のデイケアがソーシャルフットボールのチームを運営しているケースが多いからです。さらに、就労支援機関がチームを運営しているケースでも、選手の自主運営を主とするチームでも、ソーシャルフットボールの大会に出場する資格には、精神科通院(手帳か、自立支援医療証、もしくは医師の1ヶ月以上の通院証明)が必要なので、選手は必然的に定期通院をしていて、医療に密接に関係しています。
(練習会に参加するだけなら資格証明は求められず、他の障がい種の方も参加できる場合もあります)
コロナ禍では、選手たちは持病を持つ重症化リスク者となりました。
デイケア母体のチームは長い間練習を停止せざるを得なくなり、
私の住む市内のスポーツセンターも完全閉館する時期もありました。
しかし、私の所属するエストレージャあいちは自主運営チームでしたので、
緊急事態宣言やまん延防止等重点措置期間の明けた合間に、自己責任で様子をみながら練習を続けていましたが、参加は僅かな人でした。
DREAMの活動も、越境型地域活動ですので、地域を超えて集まるわけには行きませんが、愛知で、2〜3人の女性と、時々、練習は続けていました。
平行して、個人の話になりますが、屋外での活動なら、感染も少ないから、と個人参加フットサルで知り合った人に少年サッカーのコーチにさそわれ、低学年の指導を任されました。サッカーとフットサルは違いはありますが、ボールの扱い方では近年垣根があまりなくなってきている部分も多く、女性チームの基礎練習にも役立ったら、と平日のコーチ達が開催しているプライベートレッスンの手伝いもしたり、D級サッカーコーチライセンスやサッカー/フットサル審判資格もコロナ禍で仕事も出勤日数が減り、練習回数が減って時間が出来た合間に取得しました。
…と、私の場合、週数回はコロナ禍でもサッカーコーチ等の活動に関わる事や細々と少人数で練習を保つ事で、フットボールから離れずにいられたのは幸運だったというか、むしろ稀なケースだったと思います。ソーシャルフットボールの中には、クラスターを避けるため、デイケアチームの練習が休止になってしまった等で、2019年以降3〜4年ボールを蹴られなかった選手も珍しくありませんでした。
その間に、体調を崩して入院した選手。
仕事がなくなり、地元や競技から離れた選手。
結婚して競技から離れた選手など、練習が出来ない事で、環境が変わって離れる選手や体調を崩し競技から離れる選手も出ました。
2019年には2600人余りいた競技人口も、先日のJSFA(日本ソーシャルフットボール協会)の総会発表では、1118人まで減ってしまったそうです。
私の住む愛知県内のチームはコロナ禍以前は10チーム以上ありました。
女性カップの開催もお願いして、県内な10名ほどの女性が集まり、2チームにそれぞれゴレイラ(キーパー)が入る対戦まで可能になったのですが…
コロナ禍がやや収束してすぐの愛知県大会には出場4チームほどとなってしまいました。現在は5〜6チームまで戻って来ています。
大会に出場する女性は合わせて3〜4名ほどまで減ってしまいました。
しかし、これは一過性のものだと、信じています。
私達DREAMは、より高い目標を目指して集まれる、女性の競技性の高い選抜チーム結成を夢見て、男子代表選手の様に集まれる場を目指して、「DREAM」と西村さんと二人でこの活動の名前を決め、エンブレムも二人で考えました。
そして、活動を続ける事で、人数・母数の少ない女性選手の発掘、普及や定着を図ることを目的にしています。
先日も、関東からDREAMの活動に参加希望の女性から連絡をいただきました。
女性の活動、例えばこのクラウドファンディングを見かけてソーシャルフットボールの存在を知った当事者の男性も、
参加可能なチームがあるか、
探してみたいと思って頂けたら、それも普及のひとつだと思います。
JSFA登録チームページ
https://jsfa-official.jp/?page_id=1038
女性選手も、男性選手も、
長い間動けなかった期間を乗り越えて、
新しいチャレンジをしてみて下さい。
そのひとつがソーシャルフットボールだったら、私達の活動…DREAMも、もっともっと、広がりを持てると思います。
1人でも多くの精神障がい・発達障がいの人に届きますように。