自己紹介
このページをご覧いただき誠にありがとうございます。私たちは金桶金蔵獅子伝承保存会と申します。
岐阜県高山市国府町金桶にある冨士神社に古くから伝承されてきた金蔵獅子は田畑を荒らす獰猛な獅子を退治するため金蔵とおかめが協力し獅子との格闘を表現した舞いです。毎年5月3日の例大祭に五穀豊穣と家内安全を祈念し奉納されます。
金蔵獅子は飛騨発祥とされ飛騨から越中にかけて伝承されていますが、地区によって動きが異なり金桶の金蔵獅子は他の地区より激しく速い動きが特徴です。特にこの金桶の金蔵獅子は岐阜県指定重要無形民俗文化財のひとつとなっています。
発祥時期は不明で江戸時代頃に発祥したようですが、私たちの地区の国府町では明治初頭には祭りで舞っていた記録があるようです。明治33年5月には飛騨地方を訪れた小松宮彰仁親王殿下に飛騨を代表して金桶金蔵獅子が披露されています。
毎年5月3日の例大祭には国府町金桶地区の全家を1軒1軒回り舞い、また冨士神社にて奉納されます。
プロジェクト立ち上げの背景
金蔵獅子を行っている金桶若社は、金桶に在住する若者によって構成され伝承されてきましたが、近年の少子高齢化により平均年齢が20代だったものが40代となってきました。紹介動画を見てもらっても分かる通り激しい動きの連続で全部で15分近くあり、体力のある人でないと最後まで舞うことができません。しかし、若い人が入ってくる目途も立たず存続の危機となっています。もし若い人が入ったとしても体力がなく正しい動きができず教えることも困難です。
そこで、この金蔵獅子を映像として後世に残し、今後若い人が始めることになった時に習得のための手助けとしてマニュアル動画を作成したいと有志が集まり金桶金蔵獅子伝承保存会を立ち上げました。
クラウドファンディングで実現したいこと
今年、金桶住人により金桶金蔵獅子のPVを作成しました。ページ上部に掲載している動画です。しかし、所作の撮影、解説の動画編集を満足いくクオリティで作成することは困難で、業者に見積もりをお願いしたところ400万円以上かかることが判明しました。地元住民や地元企業等に寄付をお願いしましたがまだまだ資金が足りません。すべての所作の解説映像を残すため、このクラウドファンディングを通じて多くの皆様にご賛同、ご支援いただければ幸いです。
リターンについて
PV作成時の題字に『令和』書いた書家、茂住菁邨氏(飛騨出身)に書いていただきました。これを記念してこの書のオリジナル手ぬぐいを作成します。ここでしか入手できない限定品です。
また、地元飛騨の特産品等を用意します。
1,000円 お礼のメール
3,000円 オリジナル手ぬぐい1枚、お礼の手紙
3,000円 トートバッグ、お礼の手紙
5,000円 オリジナル手ぬぐい2枚、お礼の手紙
5,000円 金桶金蔵獅子写真10枚セット、お礼の手紙
6,000円 飛騨の米 5kg、お礼の手紙
6,000円 米粉のバウムクーヘン 10個、お礼の手紙
10,000円 キンゾーぬいぐるみ、お礼の手紙
10,000円 金桶産、野菜詰め合わせ、お礼の手紙
10,000円 飛騨の米 10kg、お礼の手紙
10,000円 飛騨のりんご 5kg、お礼の手紙
10,000円 宿儺(すくな)かぼちゃ 5kg、お礼の手紙
10,000円 米粉のバウムクーヘン 18個、お礼の手紙
10,000円 餅 3種類セット、お礼の手紙
20,000円 飛騨牛引換券、お礼の手紙
40,000円 飛騨牛引換券、お礼の手紙
スケジュール
集まった金額に応じてそれに見合った撮影を行います。
令和6年9月末、クラウドファンディング終了
令和6年10月、リターン発送開始。
令和6年冬、撮影業者と打ち合わせ。
令和7年1月頃から5月にかけて練習とともに撮影。
令和7年夏頃編集終了。
最後に
金蔵獅子は、デンチクデーン⤴、デンチクデーン⤵とその囃子の音色と共に育った我々にとっては大事な宝です。そして金蔵獅子舞をご覧になられた方も感動されることでしょう。
たかが獅子舞、されど獅子舞。消滅することにあがない、無駄な活動かもしれません。我々は金桶地区に若い方がさらに移住し、この伝統を伝えてくれると信じて令和7年度のプロジェクトを立ち上げました。これに賛同して頂き、来年の夏頃にこの映像化事業が形となることをただただ願うばかりです。
完成には、地元の住民や企業様、岐阜県並びに高山市の行政の方々のご理解はもちろんですが、日本全国、海外の方々の熱い支援が必要です。
なにとぞよろしくおねがいいたします。
金桶金蔵獅子伝承保存会 梶屋敏宏
コメント
もっと見る