はじめに、ご挨拶

私は、株式会社ChillDog(チルドック)取締役の大友美恵と申します。

このプロジェクトの筆者 大友美恵ですこの度、長年住み続けながら28年ほど町の保健師として働いた経験を活かし、宮城県川崎町という過疎化が進む町で児童発達支援事業所である「インクル」を立ち上げました。株式会社ChillDogは、この児童発達支援事業を始めるために起こした法人です。


私は町の保健師として住民に向き合い、時にはあらゆる困難なケースに支援をしてきました。そうして培った実務経験を活かし、その中でも障害児の自立を見据えた支援を、親御さんと一緒に取り組みたいと考えています。そのためには、地域社会にあるこども園や学校と繋がりを持ち一人一人の個性を大切に支援をしたいと考えています。

大友美恵の経歴

平成3年4月 川崎町役場の保健師として入職
平成30年9月  〃         退職
平成30年10月 東北文化学園大学医療福祉学部看護学科 助教として勤務
令和5年3月   〃                      退職
令和5年4月  岩手保健医療大学看護学科 講師として勤務
令和6年3月   〃                退職

最終学歴  宮城大学大学院 看護研究科博士前期課程修了 看護学修士 取得

資格 保健師、看護師、精神保健福祉士、介護支援専門員、サービス管理責任者、児童発達支援管理責任者


このプロジェクトで実現したいこと

現在、私たちインクルが取り組む事業は、「保育所等訪問支援」「居宅訪問型児童発達支援」であり、どちらも訪問型の事業です。

インクルの取り組みチラシ

しかしながら、訪問型として子どもに支援を届ける事業のみでは、障害児への発達支援は十分ではないのだと改めて気づきました。子どもの成長を育むには、教育の第一の現場である学校だけではなく、専門的な療育支援が必要だと改めて思いました。
専門的な療育支援の場として代表的な放課後デイサービス』は障害のある子どもにとって専門的な療育が受けられる、発達障害児の成長・発達のためにはとても重要な居場所です。しかし、そのサービスが川崎町の中にはありません。身近な場所に『放課後デイサービス』がないことは、川崎町の子ども達にとってはとても不利益なことです。

私は、川崎町の保健師として約28年働きました。
その間、さまざまな困難を抱える親子に寄り添って面談し、相談を受け、訪問し実際に生活の場で支援をしてきました。
約35年前、私が保健師になったばかりの頃は、障害がある子どもを保育所に、幼稚園に預行かせようと決めても、申し訳ない気持ちを抱えて預ける親がたくさんいました。親の気持ちは、「園(先生)にとって我が子はやっかいな子ども、大変な子どもとして保育・教育を受けているのでは・・」と、後ろめたさを感じながら預け、預かる園側の保育士さんたちは、その子らにどう対応・保育していいのか、支援がままならない状況で時が過ぎていた時代です。
その頃と比べて、今は障害者総合支援法、児童福祉法の度重なる改正により福祉サービスは充実してきました。サービスのメニューも体系化され、事業所や福祉施設も増えています。社会全体の発達障害の理解も進み、当事者だけではなく保育士・教諭にとっても支援対象としての認知は高まり、研修の機会も増えています。書籍もたくさんあり、勉強するための環境も整っています。

このように、専門的な療育支援の体制やサービス事業はあるものの、実際の現場となる事業所はまだまだ足りず、子ども一人一人の特性に対応するには「放課後デーサービス」という事業所だけをみても足りない現状が地域にあります。

前述の通り、今回のプロジェクトとして取り上げる、「放課後デイサービス」の事業所は川崎町の中にはありません
子どもが少ない、小さな町であり過疎の町であっても、子どもが少ないからこそ一人一人が大事であり、必要な支援が行き届く地域社会にするべきではないでしょうか。

そこで、川崎町にも障害児、発達障害児の通所施設である「放課後デイサービス」を開所しようと考えました。


プロジェクト立ち上げの背景、川崎町の実情

現状、川崎町は人口減少、少子高齢化が急速に進んでいる中山間地域です。

赤線の内側が川崎町

町の役場の担当課である、障害福祉担当者や保健師さんたちの意見を伺うと、障害児の通える場所、利用できるサービスが町の中には少なく、関わっている子どもや親のニーズを埋めるためには、町外の施設を利用するしかないことや、町外の事業所だけでは支援ができていない現状を伺いました。放課後デイサービス事業所も足りないという現状を知りました。
川崎町の障害者福祉計画書の中にも、「放課後デイサービス」については、実施計画が見込まれていません。

なぜ川崎町に施設が増えないのか・・。

一つの要因は、子どもの数が少ない=事業所の顧客が見込めない→経営上、採算が取れない・・・と判断する。これは事業者が事業参入し経営する側に立てば、採算性が見込めないと判断していることだと思います。
川崎町は、子どもの人口(年少人口)が少ない、減少しているのですから施設をつくっても安定して通所利用児童が継続的に確保できるかどうか、事業者として経営をする上で不安があるだろうと考えられえます。

川崎町は、宮城県と山形県の中山間地域に位置し、山々が連なる山岳・丘陵地帯が町の面積の85%を占めている山間のまちです。隣接する市町の仙台市、村田町、蔵王町、山形市に行くためには必ず山を越える必要があります。

川崎町に住む障害がある小学生は、現在隣町の蔵王町や仙台市の放課後デイサービスに通っています。
そのため、施設に着くまでは片道30分から50分ほどかかります。送迎の車に揺られながら時間をかけて通い施設のサービスを受けています。川崎町は面積が広く送迎をしてもらうとしても自宅までは送迎してもらえません。親が町の拠点まで迎えに行くことになります。子どもにとっても親にとっても身体的、精神的に負担がある通所利用です。町の中に通所施設があれば、こんなに負担を強いることなく助かる子どもや親がいるのです。
そこで人口は減り少子化の進む過疎のわが町にも「放課後ディサービス」の新規開設をしたいと考えました。

川崎町の人口は減少し、子どもの人口も減っていますが、発達障害児や不登校の児童のニーズは増加しています。

川崎町の人口は減る一方※資料:国勢調査(H12~R2) R7・R12:目標人口 

川崎町は、少子高齢化が進む町といえますが、発達障害児や支援の必要な子どもは増えています。

町担当課からの聞き取りと町の議会、一般質問で質疑応答の数値

川崎町障害者福祉計画書をみると、 少子化は進んでいるが発達障害をもつ子どもは増えてている状況がわかります。

川崎町障害者福祉計画書(R6.3月策定)

学童期においては、年々町内の特別支援学級に所属する子どもは増えており、放課後デイサービスへ通所する子どももいる中、町内にその施設がないために近隣の他市町にある施設まで通っています。町の中にある放課後の居場所は、川崎町立の小学校3校のそばにある「児童教室」と呼ばれる学童保育の居場所のみです。この児童教室は、町教育委員会が所管し運営されています。通常、放課後の学童保育の場として、町の就業家庭の保育に欠けるなど、理由がある場合に放課後の居場所として利用できる施設です。健常児も含む学童保育の場なので、知的障害や発達障害のある子どもたちも混在している場所です。

町内には、障害児へ専門的な療育支援を行う通所施設はなく、障害特性があり集団生活に適応し辛い子どもは、専門的な職員からの支援を受けたい場合、町外の放課後デイサービスに通っています。しかし、その施設もほぼ定員を満たしている状況であり、行き場がなくなってきています。

このように、川崎町の発達障害児は、必要な専門的な療育支援が受けられず、安心して過ごせる場所の確保が極めて少ない・困難な状況です。

一番近い隣町の放課後デイサービスまで車で直接向かっても片道約30分ほどかかります。町外の施設に町の子どもは現状5名〜6名が通っていますが、施設の定員上これ以上は受け入れができないという局面にきています。
川崎町の障害児にとっては利用できる放課後デイサービスや社会資源のなさから、学校以外の居場所の確保が危機的に困難な状況になっています。

このままでは障害がある子どもたちの発達を促すための放課後の居場所や成長の機会がなくなってしまいます。

そこで、川崎町にも障害児の通所施設である放課後デイサービスを開所したいと考え、事業所開設の準備を始めました。


町内に放課後デイサービスを!現在の準備状況

川崎町の障害がある子どもたちが安心して通える施設があれば、往復約30分から50分ほど送迎の道中を過ごすことなく、必要な療育支援を身近な地域の中で受けることができます。町の中で同年代のかつ同じ発達障害をもつ地域の子どもたちと一緒に過ごすことができます。

親も時間的に余裕を持って職場に通い、安心して就業し生活が営めますし、子どもにとっても送迎の乗車時間に取られていた分をゆったりと学校で過ごせるようになり、先生と話ができる時間や教育を受ける時間も、友達との交流をすることもできるようになるでしょう。

何より、発達障害児の将来に繋がる成長を促す専門的な療育が小学生時代から受けられることになり、その子の生きる力を醸成するための早期療育、専門的なかつ個別性に合わせた支援が受けられるようになります。

そこで、放課後デイサービスを開所したいと考え、事業所開設の準備を始めたものの、私が今事業所を営む場所であり物件である、「インクル」の事業所は、放課後デイサービス事業所としての指定を受けるためには様々な設備投資、改修・増設費用が必要であるとわかりました。


「インクル」ができるまでの経緯

2024.3月末で私は前職の大学の教員職を辞めました。
退職後の自分の仕事は、地域貢献できる仕事、住民と直接触れ合いできる仕事をしたいと、何が私にできるのと自分を見つめ直し、障害児・者への支援ができる事業をしたいと思い、開業準備を始めてきました。
少しずつ事業所として使うために物置、ガラクタ置き場になっていた義父所有の物件を片付けしながら、事業を行うための会社として法人化を進め、2月7日に株式会社ChillDogを登記することができました。
代表取締役は、長男です。長男は、東京で働き生活拠点がありましたし、勉強熱心でITリテラシーも高く、ホームページをあっという間に作ってくれました。東京の最先端の情報や人脈を活かし会社の経営に結びつけることができると考え、株式会社ChillDogは、本人の生活拠点である東京都港区に本社を構えることにしました。そして、私の仕事の拠点は川崎町と考えて、事業所「インクル」は、川崎町に開業したのです。ようやく仕事ができるように店舗ない環境整備、業務体制を整えることができたところです。

片付け前の店舗の様子①

片付け前の店舗の様子②片付け前の店舗の様子①タイヤは8台分あった!

不用品を廃棄し、床の破損箇所にはタイルカーペットを敷き、たくさんの人の協力をもらえたおかげで、ようやく、指定保育所等訪問支援と指定居宅訪問型児童発達支援の事業所として5月1日付けで県から指定認可をいただきました。

だいぶ片付いた頃

タイルカーペットを敷いた頃

タイルカーペットを増やしてみた!

床がわくわくカラーになった!マンガ本も置けるようになった

ほぼ無料で店舗ウィンドウにシール看板を貼ってくれました

かわいい店舗になりました

しかし、このインクルは家具屋として使われていた店舗のため、倉庫のようなただの箱のような作りになっています。店舗内にトイレがなく、天井の高さが3m10cmほどあり(通常の建物は2m40cm)通常の天井より高くて部屋も区切られていません。

さらに、電気配線やエアコンなどの設備も整っていません。何しろ40年以上前に建てた物件です。

部屋の広さは十分なので、放課後デイサービスの指定に必要な「指導遊戯室」だけでも40帖は確保できます。この広さなら子どもが活動するのには十分ですが、反面広すぎて空調を考えると非効率です。夏場の暑さを凌ぐためのエアコンは必須ですが、この広さを冷やすためのエアコンとなると23畳用でも1台では足らず2台必要と言われています。東北電力との契約も電力アンペアを拡張しなければ対応できません。
部屋を仕切る必要もあります。指導訓練室、相談室や事務室なども必要です。

床はタイルが剥がれていて、歩くたびに剥がれて、壊れてしまいます。この床の状態では子どもたちを安全に預かることはできないと考えています。
このように、安全かつ快適な部屋として使うためには数々の木工工事、内装工事、トイレなど水回りの増設工事、電気配線など、あらゆる改修工事が必要です。

床はこの状態です


改修・増設工事費の概要

大工さんと相談して図面ができました

工事費見積額
①木工事一式        679,590円
②トイレ、洗面増設工事一式 487,080円
③電気工事         356,700円
④内装工事           328,658円
エアコン                              401,000円

 消費税、値引き 含め、   2,475,000円

改修工事一式の見積りです

     

知り合いの大工さんが相談にのってくれて、トイレの増設や電気工事の職人さんたちを手配し、現地をみてもらい図面を起こして工事費用の見積もりを出してもらいました。


なかなかの高額になり、資金の工面を考えました。
融資も考えましたし、商工会議所を通じた補助金も調べ、相談もしました。
さらに、福祉事業所に対する施設整備・改修費用に使える補助金や助成金制度はないものか、と、町の子育て支援担当課とも相談・協議をしてきましたが、見通しがつき、かつ確実性のある財源措置、補助金は見当たりませんでした。

次に、放課後デイサービス事業所としての指定認可基準を満たすための設備に合致するか、県の担当部署にも相談をしました。その上で指定設置基準を満たすために必要な改修費を見積もりしてもらった金額が約250万円です

さらに、施設を運営し始めた初期の運転資金である人件費を準備する力も、私たちにはありません。
雇用必要な人材としては、児童発達支援管理責任者1名、児童指導員2名以上の有資格者がどうしても必要です。

最低限必要な人件費
①児童発達支援管理責任者 1名 (月額 約25万円✖️2ヶ月分)
②児童指導員 2名以上(月額 1人につき20万円として、約40万円✖️2ヶ月分)

①②計 約130万円

この人材を雇用しての給料支払い分は、国・県・町からの障害福祉サービス給付が事業スタートの手続き上、2ヶ月事務的に遅延します。この給付が受けられない2ヶ月間は、事業にとっては収入がないため、運営を始めての最初の2ヶ月分の雇用した人材分の給与を確保しなければなりません。まずの運転資金として必要です。

以上のとおり、改修工事費と人件費を合わせて、約380万円必要です。

さらに予想される経費として、広告費や送迎車両にかかる費用を20万円とみて、全て合算して400万円必要と考えています。

私たちは、会社を立ち上げたばかりであり、これらの初期投資額400万円という資金を調達する力が今はありません。

一般的に会社の経営を考えれば、もっと子どもの人口が多い都市部で児童発達支援事業の市場を求め、経営が成り立つ場所・自治体での事業参入を考えるのが妥当な経営計画です。

川崎町でやることで採算性があるのか?
私はやはり、いくら子どもが少なくても、市場規模が小さくても、障害があり成長の場に専門的な支援が必要な子どもが川崎町の中に一人でもいるならば、その子のために「放課後デイサービス」を立ち上げたいです。

田舎であり小さな町だからこそ、親は日々悩み暮らしていることでしょう。
我が子の姿を見て、自分を責めてしまうこともあるでしょう。
周囲の子どもと仲良くできない、集団生活に馴染めていない我が子の姿を見ては将来を憂う気持ちを持ってしまう。
子どもが少ないとはいえ、子ども本人への支援は絶対必要です。加えて本人と過ごしているからこそ、愛情があるからこそ悩み不安を抱えている親はたくさんいます。
これは、障害の有る無しに限らず、全ての親の心です。

私は、「親を救わなければ、子どもは救えない」と思います。

28年間のたくさんの事例への支援をしてきた川崎町の保健師としての経験から、障害児そのものへの本人支援をしっかりすれば、親は安心して過ごすようになり、生活が変わっていく姿・救われる姿を見てきました。

川崎町の少子化は進行しています。しかし、発達障害や支援の必要な子どもは増えています。

子どもにとって、社会性が広がる小学生時代に、学校での経験はとても大切です。親は我が子に、学校でたくさんいろんな経験をし、学び、楽しく過ごしてほしいと願っています。それなのに我が子が学校に適応できていない、地域の中に安心して過ごせる居場所がないとしたら、悩むのは当たり前です。
学校以外の通いの場が必要な子どものために、放課後デイサービスは必要な、大切な社会資源です。

それが川崎町にはないのです。

(イメージ)悩む親のワンシーン

障害児が利用できる社会資源の少ない町で、現状の子どもの課題に悩み、子どもの行く末に不安を抱えている親御さんがいることは察しがつきます。
親の心、経済活動、日常生活が安定することは必須であり、これが揺らいだ時に社会問題化している精神疾患、離職、家庭内不和などを生み出すきっかけにもなりうるのだろうと考えています。

私は、皆さんの支援のおかげで今回のプロジェクトが達成すれば、町にたった一つかもしれませんが「放課後デイサービス」という施設が運営できます。しかしながら、私が今やれるのは小規模な放課後デイサービスの運営かもしれません。
ただ、小規模でも障害児のための発達支援事業所であり通所施設が町の中にあれば、必ず救われる人がいるはずです。
そこで子どもは自分を認め楽しくに過ごせるでしょう。
その姿を見て親は安心するでしょう。
親子の関係に安定した関わりが生まれるのではないでしょうか。親にとっても心の拠り所となり日常生活を営む上で安心にも繋がります。

「子どもを救い、親も救われる」

そんな児童発達支援事業所である「放課後デイサービス」をつくり運営し、子どもにとっても親にとっても「優しい場所」を創り出せる、地域福祉に貢献できる会社でありたいです。

過疎化と少子化が進む川崎町の中に、その施設を立ち上げたいのです。

私は、子どもには、発達障害という特性あっても、一人一人の個性を認め、一緒に楽しく体を動かしたり、農業体験や、買い物を通してお金の計算や、ルールや約束事を守るなどの社会性を育ぐくみ、人の気持ちのわかる、自分の気持ちを伝えて人と関われる人になってほしい、自分で人生を選択できる力をつけてほしいと願って止みません。

そのためには、小学生時代の教育、体験はとても大切だと考えます。

一人一人違うからこそ、子どもの自立に向けて未来に明るい光を見出せる放課後デイサービスを作りたいと思っています。

(イメージ)未来を創り出す子どもの笑顔は素晴らしい!



リターンについて

支援の気持ちを寄せて下さった皆様に向けて,下記のリターンをご用意しました.

*お礼の気持ちを込めた子どもたちの活動写真や動画をメールでお送りします.

*私たちチームのホームページ https://chilldog-incl.com/ 内,支援者さまのネームもしくはロゴ掲載をさせていただきます.

*川崎町ゆかりの品物をお送りします
・町のゆるキャラ「チョコえもんグッズ」

*川崎町地域活動支援センター「仲間の家」の作業成果商品をお送りします

*弊社ホームページに、支援者様のご芳名・会社名やロゴを掲載させていただきます

*オンラインでのプログラミング講座が体験できる権利を提供します

*個人様、法人様のホームページを作成します


実施のスケジュール


【スケジュール】
 7月 クラウドファンディング開始
 8月 クラウドファンディング終了
   事業所改修工事着工
   スタッフ募集・求人スタート
9月 事業所改修工事完了
         スタッフ確保
10月   放課後デイサービス事業所指定申請
12月 放課後デイサービス事業所オープン
2025年1月以降  リターン発送


資金の使い道

集めた支援金の使用用途や内訳

【使用用途と内訳】
①設備費:約250万円
(部屋の間仕切り、収納部屋の仕切り、トイレ、洗面台の増設、電気工事一式、エアコン機器代)
②人件費:約130万円
(児童発達支援管理責任者1名と児童指導員2名の2ヶ月分給与報酬)
③広報費:約20万円(チラシ作成、新聞折込み料)

合計 約400万円


最後に

たとえ少子化が進む過疎の町でも、子どもがいる限り一人一人の子どもが自分の未来を描けるような周囲の支援は必要です。
今はない放課後デイサービスがあれば、救われる親子がいることを私は信じてこのプロジェクトに挑戦し始めました。

私の原点となった障害者に向き合う思想は、戦後日本の障害福祉の歴史上に、滋賀県の近江学園を創設した糸賀一雄先生がおっしゃった言葉です。

滋賀県HP内、”近江学園の歴史”より

イエス・キリスト布教活動でよく目にする言葉の「この子ら世の光を」という言葉を、

「この子ら世の光に」と言ったそうです。

助動詞を変えただけですが、全く違います。
私はこの歴史と人物の存在を知った時、衝撃的を受け開眼させられました。

私も、障害がある子どもたちが社会の中で光り輝くことを願い、社会の光となる世界の実現を望みます。

この糸賀先生の理念を大切にし、今後も児童発達支援の現場に立ちたいと思います。
そのためには、放課後デイサービスが、今、川崎町の中に必要です。

どうか、皆様のご理解とご支援を頂けますよう、心からお願い申し上げます。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください