皆さん、こんにちは。
株式会社ゴーサバイバー兼株式会社ラブサバイバーの代表取締役の斎藤和明です。
私は企業や官公庁を対象にシステム構築、IT研修を行っています。
今の会社である株式会社ラブサバイバーは、2019年10月16日に立ち上げました。
起業のきっかけはIT企業で新入社員3年目の会社員として働いていたときのことです。
前任者のミスがきっかけでうつに
私は元々IT企業でエンジニアとして働いていました。
社会人5年目くらいの時
お客様のために力になりたい。
その思いでがむしゃらに働いていました。
そんなある日、Windowsサーバで動作していた通話録音装置の点検をお客様先で行った際に偶然設定ミスを見つけました。そのミスは私ではなく前任者が行ったものですが、すでにその方は会社にはいません。
その後、私が代わりにお客様に対して始末書を書くことになりました。
「自分のミスではないのに」
もやもやした気持ちがあり、徐々に会社を休みがちに。
明らかにいつもの自分ではない。
そう思い、病院に行くとうつと診断されました。
会社を半年休職後、復職したのですが
それでもうまく仕事が出来ずに
数ヶ月後に再度うつと診断され、その後1年間休職しました。
傷病手当をもらって生活していたのですが、1年半の期間がすぎて手当がもらえなくなるということでやむなく
会社を辞めました。
お笑い芸人を通してうつを克服
高校時代、お笑い芸人になりたいと思っていた夢を諦めきれずにいた自分。
会社の後輩から激励され、お笑いの養成所に入ることを決めました。
養成所でオーディションを受けるときのプロフィールシート
お笑い養成所へ通ったことをきっかけに、うつ症状は徐々になくなっていきました。
理由としては養成所時代にネタを考えるうちに楽しいことを考える習慣がついたことが大きいと思います。
芸人同期と取った写真
もちろん、今でも落ち込むことはありますが、会社を休み続けることはなくなりました。
お笑い養成所で学んだ思考法、コミュニケーション方法が私のうつ症状を軽減させたのです。
うつを経験し克服したからこそ私だからこそ、IT業界に出来ることがあるかもしれない。
そう思い、「IT業界からうつをなくす」と掲げて精神障害の方に貢献したいという想いが大きくなり、
今の会社である株式会社ラブサバイバーを立ち上げることを決めました。
福祉との出会い
エンジニアのサポート事業も行う中、もっと何か出来ることがあるかもしれない。
そんな想いを持ちつつも、どんなことができるのかを模索していたところ、「就労継続支援B型事業所」の存在を知りました。
就労継続支援B型事業所とは、精神疾患などが理由で一般企業などで雇用契約を結んで働くことが難しい方に対して、
就労の機会や生産活動の場を提供する福祉事業所です。働くために必要な知識やスキルを身につけられるよう訓練をしたり、
支援を受けたりすることができます。
日本人の人口は減少傾向にあるにも関わらず、精神疾患を有する患者数は増えている現状にあります。
うつなどの精神疾患により働くことが難しい方でも
IT技術を学び、自分らしい働き方を取り戻していく。
私は就労継続支援B型事業所の立ち上げることに決め、そのためにクラファンに挑戦します!
立ち上げたい就労継続支援B型事業所の特徴
私が立ち上げる事業所の特徴は大きく2つあります。
1.コミュニケーション講座を開催します。
B型事業所では、私自身もコミュニケーション力アップの講座を開講したいと考えています。
・オンラインチャットツールで、上司に伝わりやすいチャットの打ち方
・オンラインツール(zoomなど)で、相手から印象良く映る方法
・好感度が上がる挨拶の仕方
・テキストエディタ(メモ帳ツール)を使った、見やすいメールの作り方
・マインドマップ(メモの取り方)を使った、チームでの課題共有方法
・雑談するときのネタ
・独立に向けての人脈形成術
・職務経歴書の書き方
・転職面接でのよくある質問
など、周りと円滑に仕事を進めるためのコミュニケーションのみならず、
一般企業に就職する際にも役立つスキルを身に着ける場にします。
2.動画編集、イラスト作成などクリエイターを目指す技術を学べます。
弊社にはイラストやアニメーションなどの専門ソフトがあり、独自のカリキュラム・基礎テキストがあります。
専門スタッフが、あなたの学習段階に合わせて丁寧にフォローしますので、
楽しくお話しながらのんびりあなたのペースで上達しましょう。
調達資金の使い道
今回はすでに就労継続支援B型事業所として実績がある専門家から意見を伺いながら福祉事業所を立ち上げます。
福祉施設としてかかる費用としては合計約1,300万円。
内訳は以下の通り。
・加盟金 200万円
・PC購入費 200万円
・広告費 200万円
・研修費 120万円
・開業支援費 90万円
・物件取得費 300万円
・内装工事費 120万円
・什器・備品 70万円
自己資金として300万円、融資で約1,000万円ほど調達する予定です。
今回クラウドファンディングで集める120万円は、内装工事費に充てたいと考えています。
最後に
かつては、うつによって辞職せざるを得ない状況になったときは本当につらかったです。
うつは苦しい経験でしたが、そのおかげで今はうつ病の人に共感でき、コミュニケーション力の重要性に気づけたのです。
私はうつ病から復帰できないと諦めかけた時期もありましたが、今はバリバリ働いています。
精神疾患や障害で復職に悩んでいる方の力になりたい。
福祉業界への参入。
私にとって大きな挑戦になります。
正直、一度は諦めかけた時期もあります。
資金調達が上手くいかず、金融機関から断られました。
ITの仕事と同時並行での開業は難しいと判断し、別の方に代表を譲り、
クラウドファンディングも辞めざるを得ない時期もありました。
心身ともに調子を崩し、病院の先生からも休んだ方が良いと言われ、
あらゆる活動を休止したこともあります。
しかし苦難を乗り越え、再度就労継続支援B型事業所の立ち上げ、
そしてクラウドファンディングに挑戦することに決めました。
皆様是非応援のほどよろしくお願いいたします。
プロフィール
斎藤和明(さいとう かずあき)
IT 研修講師、横浜経営者交流会主宰
株式会社ゴーサバイバー代表取締役
株式会社ラブサバイバー代表取締役
1984 年埼玉県坂戸市生まれ。
浦和大学卒業後、IT 企業に就職するが、心療内科でうつ病と診断され休職・転職することに。
転職を重ねるごとに100 万円、200 万円と、年収アップに成功し、2017 年に茨城県を中心に活動する人材派遣会社へ就職。
約1,100 名の会社でIT 部門の立ち上げに関わる。歴代最速および最年少でIT 部門のマネージャーに就任。
社内で唯一のIT 研修講師に抜擢され、自社および他社の新入社員研修を行ないつつ、人事および営業も兼任。
トップセールスとなる。
2019 年、フリーエンジニアとして独立した後、株式会社ラブサバイバーを設立。
システム開発、IT 技術研修を主な事業とする。
2024 年、株式会社ゴーサバイバーを設立。
現在、発達障害・精神障害者の支援を行なうべく就労継続支援B 型事業所の立ち上げにも尽力している。
趣味は、Tver。
バラエティ番組が好きで、主にアメトーーク!や全力!脱力タイムズなど、時間の合間を縫っては視聴している。
◆自己紹介◆
【元芸人エンジニアが教える】技術以外にやるべき54のこと
youtube.com/watch?v=Jo96Dxgz0gA&t=1s
◆代表著書◆
「キャリアアップと年収アップをかなえる エンジニア・コミュニケーション」
www.amazon.co.jp/dp/4495541617
◆マネーの虎・南原社長のYouTube企画(ソーシャルビジネスの虎)に出演◆
https://youtu.be/FNGOody-HNc?si=C9v46RdmKRFUiHyr
応援者の声
きっと、大丈夫。
世の中には、働きたくても働きにくい特性や個性を持った方が多くいます。少しでも多くの障がいを持つ方の社会的自立、精神的自立、経済的自立をサポートすること、そして、本人とご家族が抱える不安を安心に変えること。それが障がい者福祉に関わる私たちの仕事です。斎藤さんと同じく、私も全く異なる業界から障がい者福祉業界へ転身しました。福祉の知識はモチロンですが、私はそれ以上に、様々な人生経験や経営者としての経験こそ、障がいを抱える方々を長期就労へと導く大切なスキルと信じています。斎藤さんなら、きっと大丈夫。就労継続支援B型事業所の設立に向けて、あなたの熱意と情熱が必ず成功に結びつくことを信じています。
就労移行ITスクール横浜駅西口第1・第2オフィス
就職支援統括責任者 兼 第1オフィス施設長
涌井 規州
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斎藤和明さんは、これをやると決めたら、中途半端に辞めてしまうということがなく、徹底的にやり遂げる方です。
これまでも、様々な社会課題に対して、利他の精神で取組み、そして解決していく姿を間近で見ておりました。
今回、ご自身の過去の経験も踏まえて、就労支援事業を立ち上げるとのことで、これまでとおり、利他の精神で、徹底的に社会課題解決に全力を投じていただけますので、皆様、是非とも応援お願いいたします。
ベイアヴェニュー法律事務所
弁護士 河野 隆之
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横浜市会議員になって13年目になります。
議員1年目の時に、小学生のダウン症のお子さんを持つお母様から、離婚をし子育てをしている苦労話から、ダウン症のお子さんの将来の就労と住まいの悩みについての相談を受けました。その際に、いつか、そのお子さんの様な障害を持つ人達のグループホームを運営する事が夢となりましたが、3年前に念願叶って、事務所の2階に女性専用のグループホームを作る事が出来ました。
異業種会で知り合いました斎藤和明さんが、鎌倉で同じ想いで就労継続支援B型事業所の開設実現に向けて動き始めたと伺い、応援しております。
内閣府の調査では、身体障害、知的障害、精神障害の3区分について、各区分における障害者数の概数は、身体障害者は436万人、知的障害者109万4千人、精神障害者419万3千人となっており、これを人口千人当たりの人数でみると、身体障害者は34人、知的障害者は9人、精神障害者は33人となる。
複数の障害を併せ持つ者もいるため、単純な合計にはならないものの、国民のおよそ7.6%が何らかの障害を有している事になっており、これから益々障害者の就労継続支援B型事業所の需要は増えてゆくと思いますので、是非、この度の斎藤さんの活動を応援して頂けたらと思っています。
横浜市会議員
高橋のりみ
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斎藤さんと出会ってから色々な取り組みを一緒にさせていただいており、斎藤さんが開業する就労継続支援B型事業所は素晴らしいものになると実感してます。
斎藤さんは丁寧に人の話しを聞く力と、明確にその方が何をもとめていて何を感じているかなどを感じる力をもっている方だと感じています。そのうえで論理的で簡潔なお話しができる、利用者さんにも好かれる方だと感じており、ぜひ今までの経験を活かして精神発達の方の人生を変えるような事業所を立ち上げてください。一緒にがんばりましょう!
株式会社ゴービヨンドネクスト 代表取締役
発達障害者就労支援専門家
社会保険労務士
林崎優美子
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