ECエバンジェリストの川添です。こんにちは。
このたび、ビジネス書[「実店舗+EC」戦略、成功の法則~ECエバンジェリストが7人のプロに聞く~]を出版することになりました。それに合わせてセミナーのオファーを受けようと思い、クラウドファンディングをつかって[EC業界で「第2、第3の川添隆」になるためのセミナー開催権利]を販売することになりました。
狙いは3つあります。
1.EC業界で活躍する人を1人でも増やす手助けをしたい
実店舗を展開している小売りや、自社ブランドを展開するメーカーなど、あらゆる物販に関わる企業が、ECやオムニチャネルに注目しています。それはご存知の通り。しかしながら、人材の絶対数が不足し、企業によっては陽が当たらない部署、、、というのが現状です。特に人材不足は業界全体の大きな課題になっています。
楽天市場が日本に登場して約20年ですが、まだまだ歴史は浅く、経験者自体が少ない。すなわち、教育の場を含めて人材育成ができる場も整っていないのです。今後、EC・オムニチャネル領域の人材需要はどんどん増えていきますが、人材不足の状況はもっとひどくなる可能性が高い。そうすると、企業側の対応が遅れ、ショッピングをするのが不便になるということもあります。この現状を知れば知るほど、私ができることはやっていきたいと考えるようになりました。
個人のビジネスパーソンとしても、EC・オムニチャネルの領域は大きなチャンスがあります。なおかつ、自分が考えたことが、すぐに具現化できて、何かしらの反応があるというのは本当に楽しいです。
EC業務未経験から8年間。企業再生を2社、EC事業2倍以上を3社携わった経験・学んだこと・考え方を、できる限り共有し、この業界で活躍する人を1人でも増やしたいと考えています。私ひとりでできることではないですが、この取り組みを次の一歩にしたいと考えています。
2.EC事業の成果につなげてほしい
<EC事業の成長に必要なメソッド>
今回の自著を含め、これまでセミナー・寄稿・ブログ・SNSを通じて、私の経験やそこでみにつけたノウハウ、考え方を共有してきました。それは純粋に、そこに役立つヒントがあれば、実行して結果を出せる人を増やしたいからです。戦略的にPRをしてしたきた部分もありますが、以下の取材でもお話ししています。
<引用>なんでセミナー講師や連載を積極的に引き受けるの? メガネスーパー・川添さんに聞く | ネットショップ担当者フォーラム
「ECが伸びてるぞ!成長領域だ!」と言われていますが、直近の物販市場規模に対してECの占める割合は、たった5.79%にすぎません。同じ業界の競合はあったとしても、まだまだ、「ECという購入の選択肢」を伝えていく段階だと思っています。さらに、ECのいいところは、小さい企業、スタートアップでも工夫すれば成果を出すことは可能です。だからこそ、今は大小関わらず会社で、EC事業の成果を出してほしいわけです。
3.クラウドファンディングを経験してみたい
この取り組みは、西野亮廣さんの影響を多大に受けています。だったら自分でも取り組んでみて、自分自身の信用を試してみたいなと思っていました。やるなら、このタイミングしかないと。それと、今回の著書は電子書籍とオンデマンド出版なのですが、フツーに販売するよりは、クラウドファンディングを通じて予約・販売することの方が楽しそうですし、自分の経験にもなります。そして、その過程も公開できたらなと思っています。
ということで、クラウドファンディングでセミナーのオファーを受付けております。
EC業界で活躍してみたい、EC事業の結果につなげたい、個人として発信力をつけたいなど、このあたりにご興味ある方はぜひよろしくお願いします。また、今回リターンを購入していただいた方との「縁」を大切にしていきたいので、リターン提供後も継続的にお付き合いしていきたいと思っています。
【川添 隆のEC業界の歩み・想い】
<クレッジ入社直後>
プロフィールを見れば、「店舗販売からスタートして、ベンチャーで行動力を身につけ、ECに取り組んだからこそ、オムニチャネルの領域に踏み込めている」とも見れなくもないですが、それは結果論。
クレッジ時代の抜擢されるまでの私はいい意味でも悪い身でも「器用貧乏」。何でもできるようで、何にもできない人物でした。インターネットベンチャーに飛び込んだのも、「今後はインターネットがくる!」という、ある意味ミーハーなノリ。しかし、自分自身の限界を知らずに、結果的には身体を壊して退社。そして、2010年クレッジに入社した当時の私は、ささげ業務やメルマガのような実務はある程度できても、Googleアナリティクス、リスティング広告、簡単なHTMLすら知らない。これが、川添 隆の事実です。その後を含めた詳細は下記のインタビューでもお話ししています。
<引用>「アイデアは現場で生まれる」売上2倍以上を実現しつづけたEC哲学とは?メガネスーパー 川添 隆さん | CREATIVE VILLAGE
ECは一般消費者に利便性を提供できるという観点で、色々な人の生活を手助けできます。でも、私の場合は、この「ECの仕事」によって、自分自身が助けられたと思っています。その恩返しも含めて、「ECをやりたい!」と思っている人をサポートしたいと考えています。
【川添 隆のプロフィール】
<概要>
1982年生まれ、佐賀県唐津市出身で実家は、創業130年以上の老舗旅館 綿屋を営んでいる。
EC事業、オムニチャネル推進、WEBに関わる全てを統括し、他社のコンサルティングにも従事。アパレルやLINE活用、EC構築・運営が得意領域。
アドテック東京、コマースサミットなどの登壇、NewsPicksプロピッカー、ECzine連載、自身のブログなどセミナーや執筆など精力的に情報発信を行う。直近3年半でセミナー登壇 約80回、取材・寄稿 約100回。
<講師>
NewsPicksプロピッカー、デジタルハリウッド オンライン講師、文化服装学院 非常勤講師
<連載>
ECzine、月刊ネット販売、日本ネット経済新聞、日経デジタルマーケティング(2017年12月末終了)
<キャリア>
●2005年 株式会社サンエー・インターナショナルに入社。
レディースアパレルの販売、営業アシスタントに従事。
●2006年 株式会社クラウンジュエルに入社。
ファッションオークションEC事業のささげ業務から企画、メルマガ、PR、バイイング、自社ブランドの卸営業など網羅的に従事。※現在はZOZOUSEDを展開。
●2010年 株式会社クレッジに入社。
※「EC専任」のキャリアがスタート。
在籍後半は、EC事業の責任者としてEC事業売上を2年で約2倍、自社ECサイトの売上を2倍以上に拡大。LINE@を活用した事例でも成功を収める。
●2013年 株式会社メガネスーパーに入社。(現職)
EC事業全体は5年で4.4倍、注力する自社ECは約7倍と拡大中。LINEの導入や、オムニチャネル推進の指標として「EC関与売上」を導入。
●2013年 株式会社レイ・カズン EC事業部 顧問を兼務。(現職)
EC事業・チーム運営、オムニチャネル戦略、経営とのパイプ役に従事。
●2017年 株式会社ビジョナリーホールディングスを兼務。(現職)
デジタルエクスペリエンス事業本部 本部長就任後、2018年5月に執行役員に就任。
現在に至る。
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