自宅の庭に置ける総ヒノキ造り日本製サウナ小屋を製作・販売したい!

県産木材と日本の伝統木造工法「板倉工法」を活用した、自宅の庭に置けるサウナ小屋を製造・販売するために、まずは試作プロトタイプを製造します。

現在の支援総額

20,000

0%

目標金額は3,000,000円

支援者数

2

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/09/12に募集を開始し、 2人の支援により 20,000円の資金を集め、 2024/11/30に募集を終了しました

自宅の庭に置ける総ヒノキ造り日本製サウナ小屋を製作・販売したい!

現在の支援総額

20,000

0%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数2

このプロジェクトは、2024/09/12に募集を開始し、 2人の支援により 20,000円の資金を集め、 2024/11/30に募集を終了しました

県産木材と日本の伝統木造工法「板倉工法」を活用した、自宅の庭に置けるサウナ小屋を製造・販売するために、まずは試作プロトタイプを製造します。

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ページを見てくださり、ありがとうございます。

当社は、徳田建築工房株式会社という、熊本県八代市の最果て大島町に事務所を構える地域密着工務店です。純国産の自然素材を使用して、お客様に快適で健康的な住環境を創造し、「家づくりを通じて、家族の笑顔と幸せをつくる」ことを理念に掲げています。

そんな私たちは今、自宅の庭に置けるサウナ小屋の製造と製品化を目指して日々奔走しています。

製品化をするにあたり、まずはひとつ、断熱性や耐久性などをチェックするための試作品(プロトタイプ)を製造したく、その資金調達のため、クラウドファンディングで支援をお願いするに至りました。


弊社敷地内に純国産の木材を使用した自宅の庭に設置するサウナハウスのプロトタイプを制作します。試作一号機はすでに完成、試運用できており、今回のプロジェクトは、製品化に向けた改良版二号機の製作になります。


社長の徳田に八代市のとある老夫婦からご相談がありました。

そのご夫婦はお2人そろってサウナが好きで、よく温泉や銭湯に行かれては、そこに併設されているサウナに入っていたそうです。

しかし車の免許を自主返納されてからというもの、わざわざタクシーを呼んでサウナに行くのもね…と、通う回数が減ってしまっていたのでした。車を使わなくなったので、庭のスペースが空いているのと、外気浴で“ととのう”というのもできたら最高じゃないか!と思われ、そういうのは徳田さんのところでなんとかできない…?

とのこと。

建築業界一筋30年、とはいえサウナについては知識のなかった社長。ここでサウナについて色々調べたそうです。

サウナ用の小屋はバレル型と呼ばれる樽の形が主流となっていること、日本におけるフィンランド式といわれているサウナの入り方は実際のフィンランドのサウナの入り方とはかけ離れているということ、近年サウナ施設はどんどん増えているが、当社のある県南の八代市近辺にはいわゆる“ととのう”ことのできるサウナ施設が皆無であること……

そうして今回のプロジェクトである、日本の伝統工法で造ればもっといいサウナ小屋が造れる、そして八代市にも“ととのう”環境を提供できるはずだ!と考えたそうです。

しかしいくら自信があるとはいえ、ぶっつけ本番で商品として作って売るなんてことはさすがにやってはならないため、プロトタイプを作る必要があるけど、なにぶん小さな工務店なので予算にも限りがある……ということで、こちらのクラウドファンディングで支援をお願いできないかと思い至った次第です。

プロトタイプの製造が成功すれば、まずは本業である住宅建築のオプションとして提案できるようにし、量産ができる体制が整えば、将来的には全国へと打ち出せるような製品にしたいと考えています。


純国産材と日本の伝統工法によって製作するので、もちろんコンセプトは〝和〟のサウナ小屋。

商品名"GARAN(ガラン)"※画像はイメージです

▶使用するサウナストーブ

スウェーデンに本社を置く家庭用サウナメーカーTYLOの九州唯一の販売代理店であるNMON株式会社さんと提携の交渉中で、TYLO製のサウナストーブを据え付け、小屋とストーブのセット価格での販売を考えています。


▶林業について

国産の木材と海外産の木材、どちらの値段が高い印象があるでしょうか。純国産、MADE IN JAPAN、日本製…などと聞くとどうしてもそちらの方が高いんじゃない?と思ってしまうのではないかと思います。現在では、「ウッドショック」と呼ばれる外国産木材の高騰が起こってからといいうもの、輸入費などを踏まえると、国産木材の方が安価である場合もあるのです。

調べてみたところ、これまで日本の住宅の建築等に使われる木材の7割弱は、輸入材に頼ってきたそうです。先述したウッドショックを経て、政府も国産材の利用促進の政策を進めています。国産木材が枯渇してしまったというわけではないため、外国産木材から国産木材への利用転換は徐々に進みつつあるようです。林業における根本的な大きな問題である管理者不足と人手不足には直接寄与することはできませんが、建築会社としてできることである国産材を使用した住宅づくりは、徳田建築工房が力を入れている取り組みでもあります。

今回のプロジェクトでは、もちろん木材は国産材(熊本県産材)を利用します。

▶”くま桧”と”株式会社ランバーやまと”について

株式会社ランバーやまと」さんは熊本県上益城郡山都町に本社を置く、桧専門の製材メーカーです。このたびご縁があって、ランバーやまとさんが取り扱う熊本県産の桧材「くま桧」をサウナハウスの材料として使用することになりました。

「くま桧」は熊本県南部に位置する人吉球磨地方の、丁寧に手入れをされた山林で育った上質な桧であり、桧専門メーカーであるランバーやまとさんの特別な技術によって、強くて丈夫な木材に加工されて世に出ていきます。そして桧の香りは加工を経ても損なわれることなく、丈夫な建物を作るための材料としても、芳香を放つ木としても、「くま桧」は一級の材料であるといえるでしょう。

球磨川上流の地で育った「くま桧」が、球磨川の海の出口に位置する八代市でサウナハウスの形を経て、広く世の中へ旅立っていく。球磨川流域に位置する土地同士のご縁も少なからず感じています。

ヒノキの香りで満ちる、純日本産のサウナ小屋、そう聞くだけで、素敵なリラックス空間になることが想像できませんか?

▶大工職について

さて、みなさんは“大工さん”と聞くとどんな人を想像しますか?私個人はというと、パッと浮かぶのは、この道何十年、いかにもベテラン職人といった風貌のおじいさんでした。こういう偏見というのがよろしくないのは理解していますが、実際のところ大工職というのは過去20年ほどで人口が半減して、さらには高齢化が進んでいるという目を逸らすことのできない現実があります。

どんな家も、作るのは大工さん、職人さんです。どんなに良い図面があっても、完璧な計算のされた設計があっても、最後に手ずから建物つくり上げてくれるのは大工さんなのです。

大工技術の継承は、これから先の未来ずっと、人が安心して暮らせる住まいをつくるために絶対に必要なことだと徳田建築工房は考えています。

今回のプロジェクトで製作するサウナ小屋は、日本伝統の木造建築技術である板倉工法を活用します。

板倉工法は、簡易的に説明しますと、木材の柱の側面に溝を掘り、その溝に沿って横板を落とし込んでいく工法のことを言います。歴史をさかのぼると、なんと約2300年前の弥生時代から使われていたそうです。この工法では、釘を一本も使わず、建物を組み上げることが可能なのです。柱や梁、壁とすべてを木材で構築できるので、自然素材の使用が増え、先述した国産木材の利用促進にもつながります。

住宅一棟となると、板倉工法で製作するのはリスクもコストも大きなものになりますが、サウナ小屋ほどの規模であれば、その懸念点もある程度は払拭できます。

大きな一歩とまではいきませんが、このサウナ小屋のプロジェクトが当社外、ひいては全国に広まっていけば、大工技術の継承や若手の育成の一助になるのでは、とも考えています。


現在、試作機一号機は完成し、改良版の二号機製作に向けて動いております。

試運転も成功し、サウナ好きの従業員から好評を受けています。

プライベートサウナとして実際に使用するにあたって、外用の水道・囲い・ウッドデッキ・水風呂を追加で設置しました。試作機でこのように具体的な設置例を示すことで、導入を検討される方の参考になればと思います。


試作一号機は杉材を使用しています。製品化に向けた試作二号機以降はヒノキ材で製作していく計画です。後述しますリターンの「試作機でのサウナ体験」はこの試作一号機でサウナに入っていただく体験です。


支援してくださった方々には、弊社事務所にあります試作機でのサウナ体験ができるチケット(木札)をお送りいたします。チケットは桧の木札に製品のロゴを焼き印したもので、チケット1つにつき、1回4名様まで試作機でのサウナ体験が可能です。

また、熊本県内にお住まいの方1口限定になりますが、当製品(小屋、サウナストーブ)をリターンとしてご用意いたします。

詳細はリターンをご覧ください。

プロジェクトの実施スケジュールは以下の通りです。

二代目制作開始:2024年11月頃~

完成:2025年1月

2025年2月 東京ビッグサイトにて開催の第7回サウナフェアに出展予定


このプロジェクトに取り組むことで、今まで満たすのが難しかった地域のニーズに応えていくことが可能になると同時に、わずかではあるものの地元林業の活性化や大工技術の継承の手助けになり、また、私どもが建築会社として成長するための新たな一歩になるとも考えております。

このページを読んでいただき、ご興味や関心を持って下さる方がいらっしゃれば、何卒ご支援の程よろしくお願い致します。


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • サウナ小屋試作機作成費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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