はじめまして!
大分県佐伯市地域おこし協力隊、宇目地域担当の阿草祐己(あぐさゆうき)と申します。
妻が佐伯市宇目出身という縁もあり、2023年の8月から佐伯市に移住。宇目地域で町おこしをしています。私自身は兵庫県神戸市長田区出身で、1歳で父の仕事の都合で渡英。イギリス4年、ドイツ6年の海外経験を経て帰国した帰国子女です。中学校から日本に住み、高校、大学と東京・神奈川で過ごしました。
大学卒業後は、ドラッグストア、玩具、アート、アパレル業界を転々としながらも商品企画、進行管理、マネジメントなどのスキルを磨き、脱サラしました。フリーランスになってからは、映画、出版、飲食業界でプロデュース業を磨き、コンテンツ輸出業で起業をしましたが、コロナの影響で倒産。紆余曲折を経て、現職にたどり着きました。
(経験した業界)
(主な企画実績)
【クラフトビール x ユネスコエコパーク】
2024年7月に佐伯市でクラフトビール醸造所がオープンします。そのオープンを祝して、佐伯市発のクラフトビールを大自然で楽しむイベントを、私が担当する佐伯市山間部の大自然で開催したいと考えています。年に1度開催できるようなビアフェスに育てるべくがんばっています!
【佐伯市初のクラフトビール醸造所:オーランクラフト】
佐伯市船頭町に誕生したオーランクラフト(Orang Craft BREWERY)は、株式会社尺間嶽麦酒(代表取締役:河野俊祐さん)の運営するクラフトビールブランドです。マイクロブリュワリーの強みである、材料に対するこだわりはもちろん、地元産の副原料の使用、特にビールが苦手な人においしく飲んでもらえる味を追求するというコンセプトで活動しています。
※https://www.instagram.com/_orangcraftbrewery/
(河野代表と。醸造所前にて)
【ユネスコエコパークとは】
ユネスコエコパークは、世界134カ国738地域(2022年6月現在)が登録する「自然と人間社会の共生」を目的とした地域です。生態系の保全と持続可能な利活用の調和をコンセプトとして世界のモデルとなるべく活動しています。佐伯市宇目地域のある「祖母・傾・大崩」は国内10カ所しかないユネスコエコパークのうちのひとつです。
※https://sobokatamuki-br-council.org/trying-to-br/#summary2
私が地域おこしを担当する宇目地域は、大分県と宮崎県の県境にある山間部です。「宇目」の由来は古く、日本書紀の時代に遡ります。ヤマトタケルの父、景行天皇が宮崎県の日向に向かう途中、満開の梅の花を見て「この地を、梅の里と称せん」と言われたことがきっかけだそうです。そのほかにも、17世紀にはしいたけ栽培が発祥、18世紀には和紅茶が発祥するなどさまざまな歴史が生まれた地域でもあります。その宇目地域を象徴する施設が「道の駅宇目」です。開設以来、好調で、一時は年間約45万7000人の来客がありましたが、リーマンショックや高速道路の新ルートや無料ルートがはじまると、思うように集客ができなくなってきました。現在は、キャンプ場の運営努力もあり、回復傾向にありますが、それでも厳しい状況が続いています。
(道の駅宇目より見た「唄げんか大橋」)
そんな宇目地域の発展のために日々頭を悩ましていたところに現れたのが「オーランクラフト」でした。私は着任初年度に宇目の新しい特産品として和紅茶を使った「うめクラフトビール」を企画しました。そのお披露目を行った「さいき桜まつり」の会場で河野代表と出会い、交流を重ねることで、私はオーランクラフトを応援したい気持ちになったと同時に、道の駅宇目を救うのはこのクラフトビールなのではないかと考えるようになりました。そこで、河野代表ならびに道の駅の駅長にイベントの企画、思いを伝え、開催するに至ったのです!
2023年9月に着任し、9カ月が経とうとしています。2024年の4月で2期目を迎えた私が初年度に行った活動をご説明したいと思います。「道の駅宇目」を活性化させるというミッションで着任したわけですが、実際に業務が始まると、道の駅は市が運営しているわけではなく、外部の指定管理者運営していることを知ります。そして、その指定管理の期間の最終年ということがわかり、同時は提案先やアプローチの仕方が難しく、悶々とした日々を過ごしていました。そこで、視野を大きく広げて「宇目を発展させるにはどうしたらよいだろう」ということを考えるようになりました。そこで、打ち出したのが、以下の3つの企画軸です。
1)宇目地域のブランディング
2)地元中学生への文化的教育
3)起業・雇用創出および住居の確保
これに基づいて企画を進めていきました。
(地域おこし協力隊活動報告会用資料より)
その結果、3つの企画ができあがりました。
1)宇目PR大使:地元中学生の観光大使化→新しいSNSメディア
2)宇目しかシール:宇目産商品を示すシールの無償配布→ブランディング
3)うめクラフトビール:宇目の歴史と和紅茶のPR→キラーアイテム
これらの企画が、大好きなクラフトビールと宇目地域を組み合わせた「第1回佐伯ビアフェスティバル」を開催へとつながっていきます。
令和6年度地域が輝く活力向上補助金の交付が決定し、第2駐車場の確保(協賛)、設営会社への発注が完了。現在、企業スポンサーさまへのご提案やステージパフォーマー5組との交渉、出店者さま20店舗(クラフトビール、フード、雑貨、キッズアクティビティなど)へのガイドライン作成と同時にクラウドファンディングを実施しております。活動状況は公式インスタグラム(https://www.instagram.com/beerfes.saiki/)にてご確認ください。フォローもよろしくお願いいたします!
今回のリターンは、公式グッズ+サービスとなります。
本クラウドファンディングでお受け取りいただいた公式グッズはCAMPFIRE限定のデザイン(SUPPORTER)にいたします。このグッズを着用またはご持参いただければ出店者ごとのサービス(ノベルティや割引など)が受けられるようにいたします。
ご支援いただいた資金は主に公式グッズの制作や運営に使用させていただきます。
今後のスケジュールは以下のとおりです。
6月下旬 クラウドファンディング開始
7月初旬 佐伯市記者会見(予定)
7月下旬 クラウドファンディング終了
8月中旬〜下旬 リターン発送
8月31日 イベント開催(小雨決行)
9月7日 イベント予備日
プロモーションやプロデュース業を約20年行ってきましたが、そのスキルを地域おこしに活かせるというのは大変感慨深いものがあります。大自然でクラフトビールを飲みながら世界的なステージパフォーマンスを観ることができる大変貴重な体験を私自身もわくわくしながら楽しみにしています。ぜひともご支援のほどよろしくお願いいたします!
最新の活動報告
もっと見る【ブース出演!】佐伯メグ
2024/07/16 13:38なんとVTuberの佐伯メグさんがビアフェスティバルにやってきます!前代未聞のバーチャルゲスト。どんなブースになるのでしょうか。いまから楽しみです!以下、公式より「地元の佐伯市が大好き♡ エモいを発信しちゃうぞ! 夢は佐伯市観光インフルエンサー!」佐伯(さいき)メグ:佐伯市応援キャラクター【非公認】誕生日3月3日(20歳!) 158cm生まれも育ちも大分県佐伯市! とにかく活発で市内を駆け巡ってる!夢はでっかく佐伯市観光インフルエンサー!キャラデザイン ひかにゃん もっと見る
【大分合同新聞、yahoo!ニュースに載りました!】
2024/07/11 20:30大分合同新聞さんに取材をしていただきました!大きな扱いでびっくりです。オーランクラフトの紹介と、宇目和紅茶ビール、イベント情報も入れていただきました。そしてweb版がYahoo!ニュースに飛び、情報拡散されています!https://news.yahoo.co.jp/articles/d7e9c21d441045b1ecee34741f155c76aa5a712eぜひご覧ください! もっと見る
【出店ブリュワリー発表!】くじゅう高原ビール Beer Oh!
2024/07/09 09:31なんと、くじゅう高原開発公社さんの「くじゅう高原ビール Beer Oh!」が電撃参戦いたします!くじゅうさんといえば今回の主役、「オーランクラフト」の先輩となりますので、本イベントでは「先輩後輩飲み比べ」という大変贅沢な体験ができることになりました!久住の伏流水を使い、ビール酵母を仮死状態のまま無濾過で仕上げる製法は、酵母や麦のうまさをぞんぶんに引き出し、栄養価の高いビールを生み出します。現地では瓶での販売も予定しておりますので、ドライバーさんも帰宅後ゆっくり楽しめます! もっと見る
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