こだわりの地酒を海外へ!日本酒『三光正宗』で新見市と世界を繋ぎ地元を盛り上げたい

岡山県新見市の酒蔵「三光正宗」は、これまでの海外進出の経験を活かし、さらなる新天地へ挑戦します。地元の魅力を日本酒とともに世界中に届け、新見市の美しさと活力を広めたいと考えています。特別な海外限定酒を返礼品としてご用意しました。温かいご支援をよろしくお願いいたします。

現在の支援総額

237,000

23%

目標金額は1,000,000円

支援者数

31

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/03/10に募集を開始し、 31人の支援により 237,000円の資金を集め、 2025/04/30に募集を終了しました

こだわりの地酒を海外へ!日本酒『三光正宗』で新見市と世界を繋ぎ地元を盛り上げたい

現在の支援総額

237,000

23%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数31

このプロジェクトは、2025/03/10に募集を開始し、 31人の支援により 237,000円の資金を集め、 2025/04/30に募集を終了しました

岡山県新見市の酒蔵「三光正宗」は、これまでの海外進出の経験を活かし、さらなる新天地へ挑戦します。地元の魅力を日本酒とともに世界中に届け、新見市の美しさと活力を広めたいと考えています。特別な海外限定酒を返礼品としてご用意しました。温かいご支援をよろしくお願いいたします。

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プロジェクトをご覧いただきありがとうございます。岡山県新見市の酒蔵・三光正宗酒造です。私たちは1913年(大正2年)に新見市で創業し、伝統の技術と地元の豊かな自然が育んだ米と水を使ってお酒を造っています。その味わいは「三光正宗のお酒しか飲まない!」とまで言ってくださる方もいるほど、地元の皆さまに深く愛されてきました。

蔵元四代目 宮田恵介(前列右)

そんな私たちの酒造りの原点であり、多くの方々との絆を紡いできた地元・新見市は現在、少子高齢化による過疎化という深刻な課題を抱えています。

新見市が公表している人口推移データによると、減少を続ける新見市の人口は2018年に3万人を下回りました。2045年にはさらに半減し、高齢化率が50%を超える「限界集落」になるとも予想されています。さらには、コロナ禍による地元経済への打撃…。私たち三光正宗も例外ではなく、販売が落ち込む日々が続きました。

しかし、ここで歩みを止めるわけにはいかない。地元の活気を取り戻したい。その思いで私たちは、これまでから視野に入れていた海外進出での販路拡大を本格的に進めています。

私たちが海外展開において大切にしていることは、お酒を販売するだけではなく、新見市の自然や文化の魅力を一緒に伝えること。三光正宗のお酒を手に取った人が地元に興味を持ち、実際に訪れてくれた経験から、この挑戦が地元に新しい風を吹き込み人々が集う場を創出できると確信しているからです。

すでに海外進出に向けた取り組みを進めてはいますが、さらに規模を拡大して次のステップに進むには皆さまのご支援が必要です。ぜひ、私たちの挑戦に力を貸していただけないでしょうか?

三光正宗の日本酒は全国的に流通量が多いわけではありません。しかし、昔ながらの酒造りにこだわり抜いた流行に左右されない味わいは、日本酒マニアやお酒好きの方々に支持されています。


三光 「ひのくち」 生原酒

1980年から続くロングセラー、大人気の本醸造生原酒。その魅力は、ひとたびグラスに注げば明らかです。アルミ缶に詰められたこのお酒は、光と空気を完全に遮断し、長期間にわたりフレッシュな風味を保ちます。

濃醇辛口のこの酒は、冷やしても、温めても、オンザロックでも、お湯割りでも、その豊かな味わいを楽しむことができます。和食、洋食、中華料理と、どんな料理にも合う万能な食中酒として、多くの愛好者に親しまれています。

その人気は国内だけに留まらず、台湾、香港、イギリス、フランスにも輸出され、近々アメリカ、タイでも販売が始まる予定です。特にアメリカ向けには、国内未発売の300ml瓶のパッケージも用意されています。



三光正宗 山廃純米「さくらをどうぞ」

地元新見市産の契約栽培雄町米を100%使用し、昔ながらの山廃仕込みで造られたこの純米酒。その名には、桜のように美しく、そして日本を象徴する花である桜を通じて、日本酒の魅力を伝えたいという願いが込められています。

このお酒は、山廃独特の深みと雄町米の豊かな味わいが調和し、リッチで複雑な風味が特徴です。冷やしても燗にしても、その魅力は変わることなく、口の中に広がる豊かな味わいを楽しむことができます。まさに三光正宗の味を象徴する逸品です。

特に注目すべきは、この「さくらをどうぞ」が日本国内では未発売であるという点です。現在はフランスを中心としたEUでの展開を進めており、すでにフランスの二つ星レストランのシェフやソムリエから高い評価を受けています。

多くの人に親しみやすく手に取っていただきたいとの思いで、ラベルには池田あきこ氏の人気キャラクター「猫のダヤン」を使用しています。猫のダヤンは世界中で愛されているキャラクターであり、このお酒の人気を後押ししてくれることでしょう。


三光正宗大吟醸

三光正宗の大吟醸は、伝統と技術が融合した至高の逸品です。

地元岡山県産の最高品質の山田錦を使用し、精米歩合40%以下にまで磨き上げられた米を、神代川の伏流水とともに丁寧に発酵させて作り上げたこの酒は、その美しい透明感と華やかな香りが特徴です。口に含むと、まずは果実のようなフルーティな香りが広がり、その後に続く上品な甘みと繊細な酸味が絶妙なバランスを奏でます。

滑らかな口当たりとともに、豊かで深い味わいが長く余韻として残り、飲む者を魅了します。冷やして楽しむことで、その爽やかな風味とともに繊細な味わいを引き立てることができ、食事との相性も抜群です。

特に、寿司や刺身といった和食はもちろん、フレンチやイタリアンといった洋食とも見事に調和します。また、全国新酒鑑評会で3年連続金賞を受賞した熟練の杜氏と蔵人たちが丹精込めて造り上げたこの大吟醸は、その高品質から国内外で高い評価を受けています。

一口飲むだけで、その卓越した品質と味わいを実感できることでしょう。
※このお酒は今回のクラウドファンディングの返礼品ではありません。

おかげさまで三光正宗が誇る「大吟醸」は、日本酒の醸造技術や品質を評価する全国新酒鑑評会において、2024年に3年連続で金賞を受賞することができました。

《全国新酒鑑評会受賞歴》(2019年以降)
・2019年(令和1年) 入賞
・2020年(令和2年) 入賞 ※結審中止
・2022年(令和4年) 金賞受賞
・2023年(令和5年) 金賞受賞
・2024年(令和6年) 金賞受賞

※2020年度の鑑評会は、新型コロナウイルス感染症の影響で金賞酒の選定を行う結審が中止となりました。そのため、同年度の予審の結果をもとに入賞酒が選定されています。
その他の品評会の結果やそれ以前の受賞歴については、下記のリンクに詳細をまとめておりますので、ぜひご覧いただければ幸いです。

これまでの酒鑑評会受賞暦一覧

特に純米酒部門では、米と水のみを使ってその旨味を最大限に引き出す繊細な技術が求められます。そこでの金賞受賞は、私たちが守り続けている伝統の酒造りと日々の研鑽が評価されたものだと自負しています。

これまで実際にお酒を飲んでくださった方からも、心温まるご感想が寄せられています。一度飲み始めたら虜になる方も多く、中には「三光正宗から離れられない!」というありがたいお言葉も。

地元の素材にこだわり、流行に流されない、芯のあるお酒造りを続けている三光正宗。近年、飲みやすさやトレンドに合わせたライトな味わいの日本酒も多く見られますが、私たちはどなたが飲んでも「これぞ日本酒!」と感じさせる本格的な味を守り続けています。そのため、昔ながらの日本酒ファンからは共感の声をいただくことが多いのです。

深いコク、重厚感、そして飲んだ瞬間に広がる旨味。これが三光正宗の日本酒が長きにわたり愛されてきた理由です。時代が変わっても私たちが追求するのは、本物の日本酒。その一杯が、皆さまの心に響くことを願っています。

新見市の豊かな自然とともに歩み、酒造りに向き合ってきた三光正宗。その一杯には、私たちの地元への愛と伝統を守り続ける情熱が注ぎ込まれています。

使用する米は、地元新見市の農家が丹精こめて栽培した「山田錦」と、その先祖にあたる「雄町」が中心。

これらの酒米が三光正宗ならではの豊かな味わいを支えています。その他の酒米においても、日本酒はすべて国内産(特別な事情がない限りは岡山県産)を使用しています。

また、全てのお酒に高梁川(たかはしがわ)の源流である神代川の清らかな水を使用。この水は鳥取県境の明地峠に近い花見山の東麓を源流とし、新見市の豊かな自然が生んだ恵みそのものです。この水と地元の酒米が織りなす調和が、三光正宗の酒に独特の深みを与えています。

三光正宗では伝統的な酒造りとして、季節ごとの杜氏(とうじ)制度を守り続けています。杜氏とは、酒造りの技術を極め、蔵全体を統率し、酒造りに情熱を注ぐ職人の中の職人。その杜氏たちにとっては、1年1年が勝負です。毎年「今年の仕込みを成功させなければ次はない」というほどの緊張感を持って蔵に入り、背水の陣で酒造りに挑む。その結果として、妥協のない最高の味わいが誕生するのです。

近年、日本国内で季節の杜氏制度を維持している酒蔵は非常に少なく、岡山県内でもわずか数蔵。熟練の杜氏のもと、三光正宗は伝統を守りながらも革新を続けています。

これまで私たちは、香港・フランス・台湾などのお酒の展示会や日本文化を紹介するイベントに出展し、酒造の代表自ら世界中を飛び回り各国の酒屋に直接売り込みを行ってきました。そして、直近ではアメリカにも進出が決定。2025年にはアメリカでの販路拡大に注力する計画です。

私たちが海外進出を目指したきっかけは、コロナ禍で縮小した販路を拡大し新たな市場を切り開くため。しかし、実は三光正宗と海外とのつながりは、今に始まったことではありません。

明治時代、創業者・宮田重五郎がアメリカ・サンフランシスコに移民として渡り、いちご農園(オランダ苺)を営んで成功を収めました。その財をもとに帰国し、新見市で三光正宗を立ち上げたのが私たちの酒蔵の始まりなんです。酒蔵としては珍しい「アメリカンドリーム」によって生まれた原点を持つ私たちが、再びアメリカという地に挑み、新たな歴史を紡いでいきたいと考えています。

創業90周年を記念して作られた「杉球×オランダ苺」のロゴマーク

多くの酒蔵が海外市場向けに味を調整する中、三光正宗は、地元の文化や風土が生み出す味わいをそのまま届けています。すでに私たちの日本酒は香港、フランス、台湾を中心に高い評価を得ており、特に南フランスで開催された「酒カクテルウィーク」では日本酒を使ったカクテルが絶賛されるなど、確かな手応えを感じています。

しかし、日本酒に馴染みのない海外の方々にとっては、一瓶購入することがハードルになることも。そこで私たちは、国や地域に合わせて少量サイズのアルミ缶パッケージや、次の目標であるアメリカ向けには300ml瓶の採用など、より手軽に楽しんでいただける形を常に工夫しています。このような取り組みを重ねながら、本格的な日本酒を世界中の人々にお届けしていく所存です。

これからの海外進出の目的は、三光正宗の販路拡大だけではありません。本当に伝えたいことは、私たちの日本酒が育まれた地元新見市の魅力そのものです。日本酒の美味しさとともに、私たちの地元が持つ自然や文化を世界へ広めることが、地域を盛り上げる大きな力になると信じています。

新見市の中心を流れる高梁川

日本の地質百選に選定された天然の石門「羅生門」

天然記念物である鍾乳洞「満奇洞(まきどう)」

新見市では四季折々の美しい自然はもちろん、地元産の新鮮な野菜や千屋牛、ピオーネ、キャビアといったA級食材が堪能できるほか、スキー場や温泉などの体験スポットも豊富です。
このような地元の魅力を伝え続けてきた結果として、日本酒がきっかけで観光体験ツアーが組まれ、実際に新見市に足を運んでくださる機会もありました。観光地といえば京都や大阪が注目されがちですが、岡山にもこんなに素晴らしい場所があるのだと知っていただけることが、私たちにとって大きな喜びなんです。

新見市が世界へ羽ばたき、世界の舞台で光を放つ。そして、その光が地元に新たな活力をもたらすーー。そんな未来を目指して、三光正宗はこれからも挑戦を続けていきます。

今回のクラウドファンディングのために、オリジナルグッズのほか、日本国内では販売を行なっていない海外限定酒もご用意しました。ぜひこの機会にお試しくださいませ。

価格
リターン内容
限定数
¥3,000 三光正宗きき猪口(海外用)セット
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¥5,000 ひのくち生原酒(輸出仕様)3本セット
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¥5,000 山廃純米「さくらをどうぞ」(輸出専用)
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¥9,000 ひのくち生原酒・山廃純米「さくらをどうぞ」セット
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¥10,000 山廃純米「さくらをどうぞ」(輸出専用)2本セット
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¥15,000 三光正宗全部満喫セット
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¥30,000 ひのくち生原酒(輸出仕様)20本セット
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¥50,000 山廃純米「さくらをどうぞ」(輸出専用)12本セット
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¥10,000 三光正宗ギフトセット(化粧箱入り)
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¥3,000 三光正宗応援3,000円コース
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¥5,000 三光正宗応援5,000円コース
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¥10,000 三光正宗応援10,000円コース
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¥20,000 三光正宗応援20,000円コース
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¥50,000 三光正宗応援50,000円コース
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最後までお読みいただきありがとうございます。

私たち三光正宗は、アメリカへの進出を第一目標に掲げ、日々挑戦を続けています。そして、創業者がその夢を追いかけた地であるサンフランシスコの街角で、三光正宗のお酒が並び、多くの方々に楽しんでいただける光景をいつか実現したい。そんな願いを胸に、これまで以上に経験を積み重ねています。

しかし、私たちの夢はそれだけではありません。世界中のあちこちで三光正宗が愛され、その名が飛び交う未来を創り上げたい。そして同時に、私たちを育んでくれた地元・新見市をもっと盛り上げていきたいと考えています。どんなに海外で活躍の場を広げたとしても、私たちはこの地を大切にし続け、新見市の自然と風土が生み出す美味しいお酒を地元の皆さまにいつまでもお届けできる酒蔵でありたいと願っています。

三光正宗を通じてこの地を知っていただき、新見市に訪れる方が増えて地元が活気づく。そんな未来を実現するために、皆さまのお力添えをどうかお願いいたします。三光正宗、そして私たちの地元・新見市の未来に向けて、共に歩んでいただければ幸いです。


<スケジュール>
2025年 3月初旬 クラウドファンディング開始
2025年 4月末 クラウドファンディング終了
2025年 4月以降 リターン発送

<掲示事項>
1.販売場の名称及び所在地:三光正宗株式会社(新見市哲西町上神代951)
2.酒類販売管理者の氏名:宮田恵介
3.酒類販売管理研修受講年月日:2023年8月10日
4.次回研修の受講期限:2026年8月9日
5.研修実施団体名:岡山小売酒販組合

※20歳未満の者による飲酒は法令で禁止されています。20歳未満の方は酒類を含むリターンを選択できません。

<募集方式>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、返礼品をお届けします。


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 広報/宣伝費

  • ご支援いただいた資金は、広報宣伝費用や海外への販路拡大に向けた渡航費などに使用させていただきます。

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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  • 本日4月9日18:00~放送予定!NHK岡山「もぎたて」にて、弊社が取材を受けましたテーマは「トランプ関税の影響」についてです。さらに、19:00と21:00の全国ニュースでも取り上げられる可能性があります!ぜひお時間のある方はご覧ください。トランプ関税に負けず、これからも頑張ります応援よろしくお願いします! もっと見る

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