自己紹介
みなさま、こんにちは。酒井真世(Masayo Sakai)です。
私は2021年の7月に、急に思い立って絵を描き始めました。(当時、既に50歳を過ぎておりました)
アートに関しては小・中・高校の授業以外、特別な教育を受けたことはありませんが、自分の中に湧き上がる何かをアウトプットしたい衝動にかられて絵を描き始めました。
すぐに国内外の美術展へ出展する機会に恵まれ、ミラノ、マドリード、パリ、バルセロナ、ロンドン、フィレンツェの美術展(グループ展)に出展してきたのですが、これらの美術展出展を通して「インスピレーションのリレー」を体験をしてきました。
例えば、道ばたに咲いている花を見て感動し絵を描きます。その絵は私が感動したことによって何らかのインスピレーションを受け、この世に生み出されたものです。次に、その絵を見た人が別の何かを生み出すということが起ったりします。
新たなインスピレーションを受けて別のアート作品を創作する人がいるかもしれません。
アートだけでなく、音楽や文章など、別のツールで表現する人もいるかもしれませんし、友人や家族に感動したことを言葉で伝えるかもしれません。
こういう現象を私は「インスピレーションのリレー」と密かに呼んでいます。
このリレーを、直感的に伝わるアート作品を使って、世界中でやってみたいのです!
このプロジェクトで実現したいこと
2025年7月16日~8月2日、ニューヨーク・マンハッタンにある、ARTIFACTというところで個展を開催することになりました。
海外での個展は初めてです。
個展はグループ展とは異なり、私だけの作品を展示します、つまり、その空間に私だけの世界観を創ることができるのです。
そして、ただ描いた絵を飾るだけの個展ではなく、マンハッタンで私発信の「インスピレーションのリレー」を起こしたいと考えています。
また、個展期間中だけでなく、そこに至るまでのプロセスも含めた期間で、アーティストとしての更なる成長を目指します。
上記の写真は個展を開催する会場で、契約では「3.6m x 5.5m」のギャラリールームを貸してもらえることになっています。
このページにギャラリーの写真を掲載する許可をもらうためニューヨークの担当さんにコンタクトを取ったところ、「クラウドファンディングの成功を祈る!」と快諾してくれました。(^^)
プロジェクト立ち上げの背景
あまりにも大きなチャレンジであるため、孤軍奮闘では到底達成できないと考えました。
「遠くまで行きたければ、みんなで進め」と、どこかの諺にあるように、応援してくださる人がいたら、どんなに励みになるだろう!
また、個展終了後も、達成できた喜びを誰かと分かち合いたいと思い、本プロジェクトを立ち上げる決心をしました。
現在の準備状況
現在、個展に持って行く作品の制作中です。
作品制作以外に現在、大きく二つ悩みがあります。
1つは経費の工面。
海外へ作品を壊れないように運送するには費用がかかります。
2021年にマドリードのギャラリーへ絵(F6号)を4枚送ったときは、額縁が壊れないよう厳重な梱包をしてもらったため、往復で約65万円かかりました。今回は作品数が多いうえに、サイズも大きくなると思うので、もっと費用がかかると見込んでいます。
また個展は約2週間、搬入出の日程も考慮すると約3週間あるので、その間のニューヨーク滞在費も必要です。
もう1つは現地でのお客様対応について。
開催場所がニューヨークなので、英語での対応が必須となります。
今年7月に予行練習を兼ねてロンドンの展示会へ行ってきました。
この展示会は個展ではなくグループ展だったので、私の作品は1点だけでしたが、たったひとつの作品さえも現地のお客様に英語で対応する難しさを感じました。
しかし同時に、つたない英語でも作者の思いを伝えることが大事だということを実感しました。
ロンドンでの体験を踏まえて、ニューヨーク個展ではできるだけ自分の言葉でお客様に伝えられるよう、自身のスキルアップを図るほか、場合によっては通訳さんをお願いしたり、英語解説つき作品集を用意しようと考えています。
以上のように、日々、いろいろ悩みながら準備をしているところです。
スケジュール・資金の用途
【大まかなスケジュール】
※現時点でわかる範囲での予定です。
2025年4~6月 航空券、ホテルの予約
2025年6月 作品の梱包・NYへ発送
2025年7月10~14日頃 NYマンハッタン入り
2025年7月15日 展示会セッティング
2025年7月16日 個展開始・レセプションセレモニー
~ 会期中、現地からレポートお届け
2025年8月2~3日 後片付け・荷物発送
2025年8月4, 5日 帰国
【資金の用途】(優先度高い順)
・交通費(日本-NY往復回) 約20万円
・NYでの滞在費(約3週間) 約25万円
・作品の梱包・輸送費(日本-NY往復) 約80万円
※作品のサイズ、数量により輸送費が変動しますが、おおよその見積もりです。
・英語版作品集制作費用、通訳さん雇用、他。
リターンについて
・オリジナルアートのデジタルデータ(デジタルオーナー権付き)
・オリジナルアートのポストカード、カレンダーなどを作成しお送りします。
・過去作品を掲載した作品集(日本語版)
・現地からのレポートをお届けします。
他にもいくつかご用意しております。
最後に
貴重なお時間を割いてここまでお読みくださり、本当にありがとうございました。
無名の日本人アーティストが海外で個展をして、いったい誰が見に来てくれるのか?
「家で好きな時に絵を描いているのも幸せでしょ?」と囁くもう一人の私も確かにいるのですが、もはや私は「広い世界を見てみたい!」と叫ばずにはいられなくなってしまいました。
もっとキャリアを積んでから・・・と考えたりもしましたが、既に50代半ば。年齢は関係ないかもしれませんが、時間がふんだんにあるとも言い難い年頃です。先に寿命が来てしまっては悔いが残ると思い、ギャラリーからオファーが来ている今やってみようと決めました。
かなり無謀なチャレンジだと思いますが、現地で一人でも多くの方に絵を見ていただいて何かしら感じていただけるなら、挑戦する意味があると思っています。
あたたかいご支援をどうぞよろしくお願い致します。
最新の活動報告
もっと見る清水の舞台から飛び降りてきました
2024/11/07 16:58クラウドファンディング、残り1ヶ月を切りました。そんな中、私の作品「春の海の蛍」を出展している「第四回 藝展」のレセプションに出席するため、京都・清水寺へ行って参りました。秋の行楽シーズンということで、京都は観光客でいっぱいでした。泊まったホテルも外国人のお客様が多く、ホテル内のレストランへ朝食を食べに行ったところ日本人は私だけだったと思います。さて、清水寺・圓通殿の藝展会場へ行きますと、普段はお目にかかれない観音様がいらっしゃり、有り難く厳かな空間に日本画、洋画、彫塑、工芸、写真、書道など、さまざまなスタイルの素晴らしい芸術作品がずらりと展示されていました。13時からはレセプションセレモニーが行われました。実は今回のレセプションセレモニーでは出展者代表として挨拶をするという大役を頂いておりました。展覧会主催会社様、清水寺・学芸顧問様のご挨拶のあと、私も登壇し、諸先輩方を前に僭越ながらスピーチをさせていただきました。念のため挨拶文は前もって考え、紙に書いて持参していきましたが、当日の本番では腹をくくり、清水の舞台を飛び降りるつもりで、カンペを持たずに登壇、アドリブで一言ご挨拶させていただきました。セレモニーのあとスタッフの方々に「さすがジャズベーシストですね!」と褒めて(?)いただき嬉しかったです。藝展は本日が最終日ですが、来年3月にはウィーンで海外展が開催されます。私もウィーンに行ってみたいという思いはありますが、ニューヨーク個展に集中したいので、ウィーンはまたの機会にお預けかなあ・・・と思っております。以上、京都へ行ってきたご報告でした。今後ともどうぞよろしくお願い致します。 もっと見る
リターン(カレンダー)発注しました
2024/11/01 13:00こんにちは。アーティスト・まあさです。ニューヨーク個展に向けてのクラウドファンディング、残すところ、あと30日となりました。さて、リターンのひとつに2025年の卓上カレンダーがあります。(ご支援・1万円のリターン品です)年始めから使っていただきたいので、クラファンの締め切りを待たずに先に作成し、発注をかけました。オリジナルデザインということで、私の作品の中から、お気に入りのものをふんだんに掲載してみました。リターンにカレンダーを選択された皆様、楽しみに待って頂けたらと思います。では、引き続きよろしくお願い致します。\(^O^)/ もっと見る
支援者様への感謝の気持ち
2024/10/04 11:40ご支援くださった皆様へ今日は改めて、これまでにご支援下さった皆様にお礼を言わせてください。クラウドファンディング(以下、クラファンと表記)を開始してから1週間が過ぎました。クラファンを実施することは、私にとって物凄く勇気がいることでした。ニューヨークで個展をすることを決めたのは私の勝手な決断であるにも関わらず、他人様からお金を頂いても良いのだろうか・・・と、何日もひとり問答を繰り返しました。そして、クラファンページが完成しているにも関わらず、開始日を決定できないまま数週間も寝かせていました。けれど、その心の壁を突き破ってクラファンを開始してみると、支援してくださる方がこんなにいらして、めちゃめちゃ感激しました。毎日、CAMPFIREからご支援くださった旨のお知らせが届くたびに応援メッセージを拝見し、嬉しくて涙しています。クラファンでは、個展に向けての資金だけではなく、勇気と元気と愛と希望と…様々なプラスのエネルギーをいただいています!ニューヨークへ行く資金だけでなく、ニューヨークへ持って行く作品を創る大きなパワーまで頂いていることに感謝せずにはいられません。ありがとうございます!!!そして誠に勝手ながら、皆様は私の心のチームメンバーにさせていただいております。「私にはチームの皆様がついててくださる」と思うと、この先、何があっても乗り越えていける気がします。引き続き応援のほど、どうぞよろしくお願いします。\(^O^)/酒井真世 もっと見る
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