あの灯りを、もう一度――
〜先代ママの想いを継ぎ
昭和の温もりを感じる
スナックを再び〜
______________
🌈👠わたしについて...
「この灯りを消したくない」——そんな強い使命
感にも似た想いから、わたしは今、このページを
綴っています。
はじめまして。
スナック「フレンド」のママをしています
「りょう」です。

大分県は湯の街「別府」の片隅にて、
スナック・フレンドという小さなお店の
ママをしています。

昼は会社に勤務し、夜は小さなスナックを営む
少し異色な経歴を持っています。
そんなわたしは、性的マイノリティの人間です。
生物学上は男性の身体でありながら、女性
ホルモンを打ち、普段からメイクをして、
女性として衣類を身につけて湯の街「別府」で
自分らしく生きています。
![]() |
わたしが継がなければ――
トランスジェンダーのママが営む別府唯一の
スナックはこの街から永久に消えてしまう!
先代ママとの僅かな思い出が残る、この場所を
「多様性の灯台」として守りたいという
強い想いから、今回このクラウドファンディング
に挑戦することにしました。

🌈💫先代ママとのお別れ...
ママもわたしと同じく性的マイノリティとして
生き、泣いたり笑ったりしながら人生を
切り開いてきた方でした。
わたしにとって、先輩であり、親のような
大切な存在です。

昨年に体調不良から入院し、わたしが面会に
行き、病室を後にした30分後に急逝しました。
昨年12月13日の夕方――
冷たい雨が降る中でただ一人立ち尽くし
泣いた、あの日を今も忘れません。

そして、スナック「フレンド」の40年の
灯りは一旦、完全に消えたのです。
しかし、運命に導かれるように、わたしは
「消えてしまったこの灯りを再び灯す」
という使命をママから受け取ったのです。
あの悲しい思い出は、運命の日となり
「決して絶やさない」という未来への
ささやかな祈りの日になったのです。
だからこそ、命日である12月13日に
プロジェクト公開を決めたのです。

🌈🌃人が集い、語り合い
心を少しだけ軽くできる場所
それが「スナック・フレンド」でした。
先代のママが長年営んできたこの店は、ただ
お酒を飲む場所ではなく、“人の本音”や
“人間らしさ”がにじみ出る、あたたかくて
どこか懐かしいかけがえのない場所です。
年齢も性別も、立場の垣根を越えて、
ただ一人の「人間」に戻り、人と人が
繫がっていく場所。多様さを受け入れる
場所。そんな唯一無二の場所です。
あの灯りが消えてから、「また行きたいな」
「あの場所が恋しいな」と思ってくださる方が
この別府の街で、その灯りが灯ることを
待っている方がいる――
だからこそ、あの灯りをもう一度灯したい!

スナック・フレンドを、再びこの街に
取り戻したい!
その一心で、このかけがえのない
場所を、昭和のぬくもりとともに
守っていくことを決意しました。

🌈✨昭和のぬくもりを
未来へつなぐ、小さな挑戦
「スナック・フレンド」は、まさに昭和の
空気感が残る、タイムスリップしたような
空間です。
赤いソファ、年季の入ったカウンター
どこか懐かしい照明――。

かつての綺羅びやかさや華やかさも、40年の
歳月がノスタルジー漂う昭和レトロへと
変えてしまいましたが、古めかしい
この空間には、どんな個性も包み込む不思議な
包容力があります。
それでも、古めかしいこの場所がわたしには
愛おしいのです。
今の若い世代にとっては新鮮に映り、かつて
通っていた方にとっては帰ってきたくなる
ような、そんな“昭和の香り”が漂うお店。

しかし、このお店も経年により古くなり
変わり続ける社会や価値観、飲食店を取り巻く
環境に取り残されていきつつあります。
だからこそ、昭和レトロな趣きをそのままに
「変えてはいけない空気や想い」と
「変えていかなければいけない設備や機能」
(特に誰もが安心して利用できる環境整備)を
しっかり見極めながら、今の時代に合った
新しいカタチの「フレンド」を作っていきたいと
考えています。
これは、ただのリニューアルではありません。
先代ママの優しさと強さを大切にしながら
これからを生きるわたしたちの心にも
しっかり届くような、そんな「再興」です。

🌈🌃いまの別府...
今、別府の夜の街は少し寂しくなっています。

かつてのスナック街では、多くの人で賑わい
夜遅くまでずっと賑わっているような場所
でした。
たくさんの人たちでお店が溢れかえるような
別府の夜の街。
毎日いろんな人のほっと一息できる場所を
このお店でも提供していました。
そして、このプロジェクトを通して、そんな
場所が1つでも多くなってほしいです。
🌈🌈ご支援の使い道
この大切な場所と空間を守り、灯りを
絶やさないためにはどうしても資金調達が
必要となります。
皆さまからいただいた大切なご支援は、
以下のために透明性をもって充てさせて
いただきます。
- ・古い設備の修繕費
- ・安心して利用できる環境整備費
- ・地元特産品の酒類や什器類調達費
- ・ご支援者様へのリターン準備費
- ・クラウドファンディング手数料

🌈🌹「人」は「人」と関わり
合いながら、成長していく
私がスナックという空間に強く惹かれるのは
「人と人が関われる」からです。
今の世の中、SNSやスマホでの
コミュニケーションが主流になり、便利さと
引き換えに“人と深く関わること”がどんどん
減っているように感じます。
でも、人って本当は、誰かとちゃんと
向き合ったり、自分の弱さや悩みをさらけ
出せたりすることで、少しずつ前を向ける
生き物なんじゃないかなと思うんです。
スナックって、そういう場所だと思っています。
普段は口にできない本音をふっと吐き出せる。
誰かが「うん、わかるよ」と頷いてくれる。
何気ない一言で気持ちが軽くなる。
そんな、他では味わえない“心のやりとり”が
できる場所。
私は、スナック・フレンドを、そういう
「人間の素顔が垣間見える場所」として
もう一度作り直したいんです。
笑って、泣いて、語って、飲んで――。

🌈🍶地元・大分の魅力を
伝える「呑み処」として
私はお酒が大好きです。
そして何より、地元・大分が大好きです。
今回の再興にあたり、「大分県産のお酒を
しっかり楽しめる場所」にしたいという
想いも強くあります。

大分の焼酎、地酒、クラフトリキュールなど
地元の魅力が詰まったお酒をできる限り揃え
県内外から訪れた人たちに「大分って、いいね」
と感じてもらえるようなスナックにしたいの
です。

おつまみにも、大分の郷土料理や、地元の食材を
使ったオリジナルメニューを検討中です。
観光に来た方にとっては、ここが“地元の文化と
触れ合える場所”に――。

🌈🍀最後に――
“灯りは、絶やさない”
「もう一度、あの灯りを灯したい。」
この気持ちは、時間が経つごとに大きくなり
今では私の人生の一部になっています。
先代ママが守ってきた、優しさと強さに
包まれた空間を、今度は私が未来に繋いで
いきたい。

そして、スナック・フレンドを愛してくださった
皆さんと、これから出会う新しい仲間たちと
また一緒にお酒を酌み交わしたい――
トランスジェンダーという個性を、いま
使命感のように感じている、わたしにとって
この場所と空間を守り、灯りを絶やさないことは
多様性を受け入れる社会の実現のためにも
必要なことだと考えています。
小さな灯りだけど、それでも、誰かを
包み込む灯りでありたい。
そんな多様性と個々の人間らしさを包み込む
小さな灯台になる。
いつもお店にいると、ママの体温を感じる。
わたしには、在りし日に横で一緒に
カウンターに立っていた懐かしい感覚を
いつも感じられる。
ママはこのお店とともに、ここにいると
感じる。
「わたしはこのお店が大好きだから、
まだ続けたいの。りょうちゃん、一緒に
頑張って」――
わたしの心には、いつも、そんな言葉響き、
今も背中を押してくれる。
運命の日に心に決めた未来へのささやかな
祈りを、希望を、わたしとともに紡いで
ください。
皆さんの温かいご支援を心よりお願い
申し上げます。
また一緒に笑い合える夜を、あなたと――
別府の夜の街で、お会いできる日を心から
楽しみにしています。
スナック フレンド
ママ りょう
▶店舗詳細
店舗名:スナックフレンド
住所:〒874-0920
大分県別府市北浜1丁目6-16
アクテムビル101(1階)
電話:08091451232
Instagram:https://www.instagram.com/friend.mama.ryo?igsh=MzdoMTJwd2R0N3Ez





コメント
もっと見る