【ご挨拶】
初めまして!はまたびかり(@hamatabikari)と言います!
私たちは新卒で入った会社を辞め、2024年1月~8月の約7ヶ月間、日本を旅しました。
旅のスタイルは、
"農家さんや田舎のご家庭でお手伝いをして、無料で食事と寝床を提供してもらう"
という方法。事前アポありの田舎に泊まろう!みたいなイメージです。
そこで私たちは、約20軒の農家さんやご家庭にお世話になりました。
そして移動はヒッチハイクに挑戦!なんと50台を超える方々に乗せて頂くことができました。
そんな刺激的な約7ヶ月間の旅を通して、
現地の人と交流して旅をする楽しさや、地方の魅力、そこでしか味わえなかった貴重な体験の素晴らしさを実感しました。
そして、私たちが新たなホームステイ制度を作り、「現地の人の生活に飛び込む」という旅行スタイルをもっと多くの人に体験してもらいたい!!と思ったのです。
それと同時に
「生産者と消費者の距離が遠いこと」
「田舎暮らしの人と都会暮らしの人の環境に対する意識の差」
といった課題に気づきました。
私たちはこれらの課題に対して、「人のつながりを深めること」で解決できると考えています。
このグリーンツーリズムのような旅行体験は
「生産者がどのような想いで野菜や果物を育てているのか」
「田舎の人がどのような暮らしをしていて、どのように環境問題に取り組んでいるのか」
などを知る貴重な機会を提供できます。
そして「生産者と消費者」「都会と田舎」のつながりを深めて、
"全ての人が「食」「自然」「人とのつながり」を楽しむ世界を創りたい"というのが私たちの想いです。
【プロジェクト概要】
"全ての人が「食」「自然」「人とのつながり」を楽しむ世界を創る"
というビジョンのもと、体験型のホームステイを事業内容とする会社を設立します。
先述した通り、私たちは新卒で入った会社を退職し、約7ヶ月間日本全国を旅しました。
そしてこの旅を通して、心からやりたいこと、実現したいことに出会いました。
それが、「ホームステイのwebサービスを自分たちで作り、多くの人にそれを体験してほしい」ということです。
しかし私たちは、貯金を切り崩しながら旅をしていたので、現在サービスを開発し、拡大していくための十分な資金がありません。
そこで、このサービスを作るための資金や、会社を運営していくための資金をクラウドファンディングで集めることに決めました。
支援金の使い道は、主にサービス開発費として使用させていただきます。
エンジニアの方に開発費の見積もりをお願いしたところ、200万~300万円とのことでしたが、
現実的な数値としてまずは目標金額を100万円に設定させていただきました。
私たちのプロジェクトに少しでも共感していただき、支援していただけたら嬉しいです!
【サービス概要】
旅先で現地の人の家に無料で泊まれる体験型のホームステイ制度「Divers(ダイバース)」
Divers(ダイバース)は
「Diver(飛び込む人)」「Divers(様々な、多様な)」といった意味に由来し、
「現地の人の多様な生活に飛び込もう」というメッセージが込められています。
旅人(泊まる側)のことを「ダイバー」、受け入れる側のことを「ホスト」とします。
ダイバーは1日約5時間の作業をお手伝いし、その対価として、ホストが食事と寝床を提供するという交換の仕組みです。
両者間での金銭のやり取りをなくすことで、家族のようなより深い関係を構築することができます!
マッチング方法としては、webサービス上でダイバーとホストをつなげます。
滞在までの一連の流れ↓
①ホストを検索
②プロフィールを見て行きたいホストを探す③滞在リクエストのメッセージ送信&日程を調整する(必要であれば電話やビデオ通話)
④滞在を楽しむ!
【料金について】
料金についてですが、始めは年会費という形でダイバーもホストも7,980円(税込)で考えています。(仮)
アカウントの登録自体は無料で、ホストへのメッセージや一部の機能を有料アカウントのみが使用できるようにするつもりです。
ただ、様々な人に体験してもらいたいという想いから、将来的にはダイバーの方には年会費だけではなく、短期滞在向けの料金体系を導入しようと考えています。
【Divers(ダイバース)の目的】
「生産者と消費者を身近にする」
「田舎暮らしや自然と触れ合う楽しさを体験してもらう」
「現地の人の生活に飛び込む旅スタイルを普及させる」
「農業や食を学ぶ機会を提供する」
「色々な生き方を知り、自分を見つめ直す機会を提供する」
「都会と地方のつながりを深める」
【ターゲット(どんな人に使ってほしいか)】
・ホスト
「人手不足の中小規模の生産者」
「自給自足をしている or 目指している人」
「環境や自然に配慮した生活をしている人」
「自分の住んでいる地域を盛り上げたい人」
「地域に密着した飲食店やゲストハウスを運営している方」
※すべてのホストが人と交流することが好きで、受け入れ環境が整っていることが大前提。
・ダイバー
「現地の人の生活や田舎暮らしを体験してみたい人」
「何か特定の分野(農業や漁業)を学びたい人」
「旅費を削減して旅をしたい学生」
「競争社会や都会の喧騒から離れたい人」
「日本の生活を体験してみたい外国人」
「子どもに自然体験をさせたい家族」
【背景】
Divers(ダイバース)を作りたいと思った背景には、私たちの7ヶ月間の旅の経験が大きく関わっています。
全国でお手伝いをしながら旅をした私たちが使っていたサービスは、競合にあたるWWOOFというサービスです。
約7ヶ月間で私たちが体験した作業は、有機農業のお手伝いや、石積み、狩猟、鶏のお世話、屋根の張り替えなど...。(挙げたらキリない)
本当に素晴らしい経験をたくさんさせてもらいました。
そして
「もっと多くの人にこんな経験をして欲しい!」
「もっと多くの方がホストになってほしい!」
と強く思ったのです。
また、たくさんの発見と自分たちの考え方の変化もありました。
例えば、ある農家さんに行った際
「農家さんはこんなにこだわって野菜を作っているのに、自分たちは何も知らずに購入して消費しているだけだな」という気づきがありました。
さらに、環境に配慮した生活をしているホストさんの家庭で滞在した際には、
「これからは自分もなるべく環境に良い製品を使ってみよう」
と環境に対する行動が少し変化しました。
誰もが同じ意識を持ち、行動する必要はないと思いますが、少しでも多くの人が様々な生き方を知って、体験することには、とても大きな価値があると思っています。
「WWOOFを広める」という活動をすることも考えましたが、
"自分たちの理想の世界は自分たちで創りたい"
ということで、自らでより良いものを作ることを決意しました。
【競合との差別化について】
ここでは競合のWWOOFとの差別化についてお話しします。
まずは、ホストについてです。
WWOOFのホストは原則として、有機農家や環境に配慮した生活をしている方に限定しています。
(※有機農業とは、農薬や化学肥料を使わず自然な土で農産物を作る農業形態)
Divers(ダイバース)では、そこをあえて限定的にせず、様々な方にホストになって頂くことで差別化しようと考えています。
理由としては、どちらの生活も体験してみたからこそ得れる学びや、課題の発見、気づきがあるからです。
実際私たちは旅をしている中で、有機農家だけでなく、慣行農業(有機農業ではない)をしている農家さんとも接する機会がありました。
そんな方達と話す中で、有機農業か慣行農業かというのは、一つの手段でしかないと気づきました。
様々な理由で有機農業にできない方もいますし、どちらが正しいというわけでもありません。
私たち自身、どちらの農家さんとも話をしたことで、有機農業と慣行農業のどちらについての理解も深まりました。
多様な体験をしてほしいという想いもあり、あえてホストのジャンルを限定しないことで、WWOOFとの差別化を図ります。
また、私たちが実際にサービスを使用した経験や、WWOOFホストからの声を聞いて、WWOOFにはいくつかの課題があることがわかりました。
それは「機能性」「利用者へのサポート」「プロフィールの正確性と安全性」です。
私たちのサービスでは、これらのことについてしっかりと取り組むことで、競合との差別化を図ります。
具体的に「機能性」については、
webサービス上でホストを検索できるようにし、チャット機能をつけてメッセージをやり取りできるようにします。
「利用者へのサポート」については、
将来的にはホストもダイバーも、多く受け入れ(滞在)するほどポイントが貯まるなど、
利用者へ何かしらの形で還元できるようにする仕組みを作ります。
また、多く利用した方はアカウントのレベルがアップするなど、
ゲーム感覚でサービスを楽しめる機能も実現させたいです。
「プロフィールの正確性と安全性」については、
滞在後のレビューを必須として、プロフィール欄で可視化できるようにします。
さらに、ホストとは年1回ほどオンラインで面談をするなどして、人柄や作業内容がサービスの目的と合っているかを確認することで、安全性を確保します。
こうした差別化を図ることで、競合よりも多くの利用者を獲得します!
【Divers(ダイバース)が提供できる価値】
このサービスが普及することで、様々な価値を提供でき、以下の課題の解決につながります!
・生産者の人手不足解消
まずは生産者の人手不足の解消です。
特に中小規模の生産者は、収入もあまり多くなく、人手不足に悩んでいます。
定期的にダイバーがお手伝いをしてくれることで、人件費を払えないという生産者さんでも人手不足の解消が期待できます。
・有機農業や無農薬栽培への関心
現在、日本では99%以上の野菜と米が農薬や化学肥料を使って栽培されていて、有機農業がほとんど普及していないという状況です。
Divers(ダイバース)では、数少ない有機農業や無農薬栽培に挑戦している農家さんにもホストになってもらうことで、人々の有機農業への関心を高めることができます。
このサービスを利用して学んだ人が、自ら有機農業にチャレンジすることで、有機農業の普及が期待できます。
・食料自給率の増加やフードロス削減
農的な暮らしや環境に配慮した生活を体験することで、
「日本食ってやっぱり良いな」「採れたての野菜ってこんなに美味しいのか!」といった気づきを得ます。
そのような、食に対する小さな気づきや意識の変化が、食料自給率の増加、家庭でのフードロス削減という、大きな変化につながります。
・地方、田舎暮らしの魅力の発見
ホストは、来てくれた人にその地域の魅力を伝えることができます。
またダイバーは、普段生活していたら訪れない町や村に行くことで、その地域の魅力に気づきます。
Divers(ダイバース)を利用する人が増えれば増えるほど、
地方に人が訪れるようになり、多くの地域が活性化することが期待できます。
今では東京圏に住む人の約半数が地方暮らしに興味があるというデータも出ていますし、
WWOOFで滞在した町が気に入り、その町に移住した人を私たちはたくさんみてきました。
この体験は、地方創生という観点でも価値を提供できます。
・人のつながりを深める
近年は情報社会によって、人とのつながりが希薄化しています。
ネットが普及した世界だからこそ、リアルで人とつながることに価値があります。
ダイバーとホストが共に生活することで、まるで家族のような深いつながりを築くことができるはずです!
私たち自身も、全国各地に家族ができたような感覚で、もう一度戻りたい場所がたくさんあります。
ネットのつながりでは感じることのできない、非常に密な関係性を築くことができます。
・自然と触れ合うことの大切さ
最近ではどんどん都市部に人が移り住むようになり、田舎暮らしや自然と触れ合う経験をする機会が減少しています。
大人もそうですが特に子どもの場合は、自然と触れ合うことで身体の発達や感性の成長に繋がるため、自然と触れ合うことには非常に価値があります。
さらに、都会の競争や喧騒から離れたい大人にとっても、リフレッシュができる素晴らしい機会が提供できます。
【現在の準備状況】
ビジネスコンテスト「TOKYO STARTUP GATEWAY 2024」へ参加中。(現在、二次選考中)
エンジニアとベータ版開発に向けて準備中。
【リターンについて】
【スケジュール】
2024年 9月 ベータ版開発スタート
2024年 9月 クラウドファンディング終了
2024年 10月 会社設立
2024年 11月 ベータ版リリース&テスト
2025年 3月 本サービスリリース
【長期的な計画と戦略】
ベータ版リリース後、まずは学生を中心に利用者を増やしていきたいと考えています。
そのために、旅や地方創生に関心のあるサークルや団体と連携して、ダイバー(旅人)に登録してもらいます。
ホストに関しては、まずは農家さんを中心にホスト会員を増やしていこうと考えていて、私たちがお世話になったWWOOFホストに声をかけて、興味のある方に登録してもらいます。
加えて、地方の自治体や地域おこし協力隊との連携を図り、ホストの会員数を増やす予定です。
将来的にホストは農家などの生産者だけでなく、ゲストハウスや個人で飲食店を経営している方など、業種を問わずホストに登録してもらいたいと考えています。
具体的な数値としては、クラウドファンディングの終了後から2年後の2026年8月までに、利用者を5,000人以上にするという目標を掲げています。
【プロフィール】
【最後に】
私たちはこのサービスを通じて、
「都会と地方」「生産者と消費者」をつなぎたいと心から思っています。
そして
"全ての人が「食」「自然」「人とのつながり」を楽しむ世界"
を本気で目指しています。
皆様の支援が、この夢を現実のものとする第一歩となります。
私たちのビジョンに共感いただけましたら、ぜひご支援をお願いします!!!
ちなみに私たちの7ヶ月間の旅の様子はyoutube、instagram、tiktokで発信しているので、見てくれたら嬉しいです!
最後までご覧いただきありがとうございました!!
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