【目標達成】ネクストゴール500万円に挑戦します！（2024年10月8日追記）

皆様のご支援のお陰で最初の目標である300万円を10月4日に達成する事ができました。
感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。

本プロジェクトは残り27日あります。
更なる目標としてネクストゴールを目指す事にいたしました（目標金額500万円）

この目標を達成する事で
球節炎で競走馬を引退し乗馬としてのリトレーニングはしているものの、1年半以上経過した今も乗馬としての活動できていないジョブックビザーレ号をセラピーホースとしてリトレーニングすることが可能になります。

また、骨折で引退し現在は騎乗が可能なレッドスプリンガー号も、皆様を乗せてセラピーホースとしての新しい活動が可能となります。

この二頭はヒュミドールと共に私がお世話をしている引退馬たちです。

屈腱炎、球節炎、骨折と、三頭とも違う怪我で競走馬を引退し厳しい環境に身を置かざるを得ない状況ですが、このように脚の怪我で引退した馬たちがセラピーホースとして活躍できるという道を作っていければ引退競走馬が再び輝ける場が広がります！

追加の200万円の詳細は資金の使い道に追記いたします。

この先、引退馬が活躍できる場所の礎となれるよう精一杯努力を続けて参りますので、引き続き応援頂けますと幸いです。
最後までよろしくお願いいたします。

自己紹介

初めまして。
元看護師で現在は引退競走馬支援をしているあきと申します。

ご縁があって天皇賞にも出走していたヒュミドールのオーナーとなり引退後のお世話をしています。

私の息子は7年前、中学1年生の時に不登校になってしまいました。

それまではとても明るく社交的だった子が笑顔もなくなり、塞ぎがちな子になってしまい、自分の意見も一切言わなくなりました。

人とのコミュニケーションを避けて過ごしていた息子でしたが、
ある日突然「北海道にゴールドシップを見に行きたい」と言いました。

最初はびっくりして北海道は無理だよ～と言っていた私も
数年ぶりに自分の意見を伝えてくれた息子の熱意に負け、
仕事の合間を縫って日帰りで北海道の新冠へ向かいました。

牧場に到着したあと息子はゴールドシップをずっと見つめていました。何時間も何時間も。。

学校に行けなくなってからずっと辛そうにしていた息子の目が、ゴールドシップを見た瞬間、急に輝いたのです。
久しぶりに見た息子のイキイキとした表情。
その時の眼差しは一生忘れることはないでしょう。

3時間の滞在でゴールドシップを見てきた帰り道、私たちは「馬かわいいね、飼いたいね」そんな会話をしたのを覚えています。

こんなに息子の心を掴む馬たちが一体どんなものなのか。
それから私は競馬の世界に引き込まれていきました。

競馬を知ってからは馬について調べる毎日。
そこで見た情報は引退した競走馬たちの余生のことでした。

引退した後の馬の余生は様々です。
私たち親子は引退競走馬は乗馬としての活躍の道があることを知り、たった１頭だったとしても馬の未来の可能性が広がるならと、個人で馬を迎え乗馬としてリトレーニングをしてもらい、生涯お世話をする決意をしました。

2023年、引退競走馬を迎える決意をして１頭の引退競走馬のオーナーになりました。
最初に迎えたジョブックビザーレ号は足の怪我（球節炎）を抱えたサラブレッドでした。

実際に乗馬のリトレーニングが始まると足の状態が不安定で中々人を乗せることができずリトレーニングは一進一退。
今でも私たちが乗ることは難しい状況です。

引退後のサポートができればと思い始めた活動でしたが、このようなことがあって私たち親子は乗馬で活躍できる馬の壁に当たってしまいます。

いくら助けたかったとしても怪我で引退した馬たちは乗馬にしてあげる事は厳しいのかもしれない。
他に道はないのか...

その時思い出したのが息子の不登校克服でした。

息子が馬のチカラで元気になったように、不登校で悩んでいるお母さんや子供たちを助ける事はできないだろうか。
当時子供の不登校を救ってくれた馬の力は一体どんなものなのだろう...

そんな思いが湧いてきたある時、海外ではホースセラーピーが当たり前のように行われていると知ります。

ホースセラピーは正式名称『ホース アシステッド セラピー（馬介在療法）』と言って、馬の力を使った心理療法のことを言います。
馬には人を癒す力がある、だから息子は変われたのか、そう思いました。

乗馬では怪我の状態によってはリトレーニングも難しいことが多いけど、セラピーホースとしての活躍なら怪我に関係なく余生の活躍の場所が増やせる。

『ホースセラピーを広めていきたいな』そう考える様になりました。

その後新たに２頭の引退競走馬を迎えることになりますが、2024年に迎えたヒュミドール号は屈腱炎で競走馬を引退し、私たちの元に来たときは治療からのスタートでした。

人間の治療でもそうですが、治療というものは思ったように進むのは難しく、ヒュミドール号は一時期治療の途中で歩くこともできない状態になってしまいました。

これで治ったとしても乗馬のリトレーニングで屈腱炎を繰り返したらヒュミドールの負担は大きくなる。
乗馬にこだわらず、新しい道を切り開こう。
ヒュミドールの様に重傷になってしまった馬でもセラピーホースになれるという道を作っていきたい！

私ができることは本当に小さな活動ですが、馬たちの活躍の場所を少しでも広げていければ...
そんな想いでクラウドファンディングにチャレンジする事を決めました。

日本にホースセラピーを広めるため、ヒュミドールと新たな生き方に挑戦していきます！
どうかご支援をよろしくお願いいたします。

このプロジェクトで実現したいこと

本場イギリスでホースセラピーを学び、ヒュミドールと一緒に日本でホースセラピーを広めていきたいと思っています。

イギリスではホースセラピーは一般的に行われており活動団体や施設は700を超え、医療機関で保険診療として扱われているほどです。一方日本ではホースセラピーを学べる機関も少なく、ほとんど普及していないのが現状です。

本場のセラピーを日本に取り入れることができたら救える子供たちも増え、そこで活躍する引退競走馬も増えていくのではないかと考えています。
私たち親子が馬との出会いで人生が変わったように、馬の力を借りて不登校で悩みを抱えている親子の支えになりたいと思っています。

この活動を通してホースセラピーが一般的になったのちには、医師、看護師の視点から医療現場に馬がいる社会を作っていきたい、そのような未来も含めて活動を広げていくのが目標です。

現在の準備状況

・イギリスの団体に入学の手続きの準備をしています。

・預託先の乗馬クラブの先生方から今後のホースセラピーの活動場所の提供を快諾していただきました。

・現在ヒュミドールはセラピーホースの活動に向けて屈腱炎の治療を頑張っています。

・東京大学医学博士　柳澤綾子医師にホースセラピーと不登校支援の連携の医療監修をお願いしました。

リターンについて

各種リターンをご用意しましたので、ご興味があるリターンがございましたら是非ご支援をいただけたらと思います。

・牧草で応援
・たてがみ
・チェキ
・ご飯（牧草）を送る
・蹄鉄
・引退競走馬乗馬体験
・お手入れ体験
・無口
・馬房ネーミングライツ
・ヒュミドール共同オーナー権利
・オーナーと食事会

など、詳細は各リターンをご覧ください。

スケジュール

2024年11月 　クラウドファンディング終了
2024年11月より　順次リターン発送
2024年度中　ホースセラピーのスクールへ入学手続き

資金の使い道

皆様からご支援いただいた大切な資金は、主にイギリスのホースセラピーのプログラムを学ぶための費用に充てさせていただきます。

また、ヒュミドールがセラピーホースになるためのリトレーニングや治療費などにも充てさせていただきます。

主な使用用途は以下になります。

・ホースセラピー受講費：約160万円
・ヒュミドールリトレーニング費用：約50万円
・ヒュミドール屈腱炎治療費：約20万円
・リターン配送料、リターン制作費、諸経費、CAMPFIRE手数料、概算約70万円

10月7日追記
・リトレーニング費用：約100万円（二頭分）
・獣医師診察費、リトレーニング物品購入費：約30万円
・リターン配送料、リターン制作費、諸経費、CAMPFIRE手数料、概算約70万円

最後に

個人の小さな活動ではありますが、日本にホースセラピーを広め怪我で引退した競走馬たちの再就職先が増えるキッカケが作れるよう、ヒュミドールと新たな生き方に挑戦していきます！
どうかご支援をよろしくお願いいたします。

＜募集方式について＞
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。