【自己紹介】
初めまして。
私は青森県青森市で南大門という焼肉屋を営んでおります、株式会社EIGHTの金と申します。
日本で生まれ育った韓国人です。祖父の代から青森にて暮らしております。
青森で29年続く焼肉屋を、2023年に母より事業承継し、現在代表を務めております。
29年も青森で営業を続けさせていただいていることに対して、地元のお客様、観光で来てくださるお客様、そして頑張ってくださっているスタッフの皆様に心より感謝しております。いつもありがとうございます。
*青森駅近くで29年続く当店の外観です。
*青森駅から徒歩3分!おかげさまで29年続いており、大感謝です!口コミも増えてきました。
【このプロジェクトで実現したいこと】
当店(青森市)で「親子で焼肉こども食堂」という1日イベントを開催したいと思っております。
内容は、小学校以下のお子様と親御様をご招待し、お店でたらふく焼肉を無料で食べていただくイベントです。
2024年9月23日(月・祝日)のランチタイム営業を1日を行わず、11時から15時まで、10組・3回転で開催します。
10卓40席のお店なので、3回転すると合計30組、120名程度の方がお越しいただける想定です。
お子様は40名程度になることを想定しております。
このプロジェクトを通して「焼肉って美味しいね、家族で外食して美味しいものを食べるって幸せだね」と、お越しいただけた子どもたちと親御様たちに感じてもらい、日々の楽しい思い出として素敵な瞬間を提供したいと思っております。
*お子様だけのご招待も当初考えましたが、ご両親と一緒に食べることが一番大事で幸せなことだと思いましたので、ご両親もご参加いただく方向で考えております。
*店内です。ソファーなどリニューアルを行っており、写真よりもう少し綺麗になりました。
*一番左が自分で、お店のスタッフとの写真。皆様に本当に助けられていて、感謝しかありません。
*現在南大門では、20名のスタッフに働いていただいております。
【プロジェクト立ち上げの背景】
「親子で焼肉こども食堂」を思いついたのは、一組の親子がキッカケでした。
2024年6月、お母さんと6歳くらいの娘さんが、2人で当店にお客様としてお越しいたただきました。
娘さんが、上手に焼肉を鉄板で焼いていて、お母さんはそれを嬉しそうに見つめていて、とても微笑ましい光景でした。
私の娘(4歳)のことも重ねながら「小さい子が美味しく焼肉を食べてるって、とても幸せなことだな」と感じました。
しかしその時に「こんな幸せな子がいる反面、なかなか家族で外食に行けない子もいるんだ」とふと感じました。また「焼肉を食べたことがない子もいる」ということも考えました。
自分も4歳になる娘がおります。子どもの幸せと、家族の笑顔を一番に考えます。
「自分の子どもに美味しいものを、たらふく食べさせたい」すべての親がそう願っていると思います。
しかし、現状はいかがでしょうか。気になって調べました。
「青森県子どもの生活実態調査結果」を参考にすると、青森県内では低所得・または電話料金や水道光熱費などの生活費を払えなかった家庭を合わせると、「生活に困っている家庭は、31.4%」にのぼるとされています。
・困窮家庭→13.2%
・周辺家庭→18.2%
*参考データ(平成31年)
https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kodomo/kodomo/files/H30_aomori_kodomoseikatuchosa_gaiyo.pdf
若干古いデータですが、概ね現時点で大差はないと思われます。
ざっくりいうと「青森の小学生までの家庭で、およそ30%の家庭が貧困状態にある」というデータです。
どこまでこのデータが実態と比べて正しいのかは分かりませんが、日本全国で「子どもの貧困化」は社会問題になっていると言えます。そしてそれは青森県でも同様です。
私たちは、青森で飲食店を経営する企業として、何か自分たちの事業を通じてこの問題に取り組めないか考えました。
そこで出てきたアイデアが「親子で焼肉こども食堂」でした。
*画像はイメージです。
【親子で参加する重要性と、本企画の目的】
「焼きたての美味しい焼肉を、たらふく食べてほしい」ということ。
「素敵な家族の思い出を作ってほしい」ということ。
そして「子どもたちの自己肯定感が高まりすくすく育つ一助になる」ということ。
子どもの自己肯定感は、愛情によって育まれると思っています。
とても小さな一歩ではありますが、「家族で美味しいものを腹一杯食べた幸せな経験」が、必ず未来の社会を支える子どもたちの自己肯定感向上に繋がり、より良い社会につながると信じています。
子どもは社会の宝物です。全ての子どもたちが、幸せな環境で育つことが理想です。
それを今回「親子で焼肉こども食堂」で実現したい。
なので、「子ども食堂」ではなく「親子で子ども食堂」としました。
「親、または家族と一緒に、美味しいものを食べて、幸せを感じる。」これが重要だと考えています。
それが私たち南大門の想いです。
美味しいお肉を満腹になるまで食べて、家族の会話がうまれ、その後も楽しい思い出として残るような1日を、青森で実現したい。
それが、飲食店である私たちができることであり、社会的に価値がある活動だと信じています。
【クラウドファンディングを行う必要性について】
クラウドファンディングでのご支援がなくても、自分たちだけで開催することは決定しております。
ですがコロナも越えて、命を削って毎日の売り上げを追いかけている飲食店にとって、営業を潰すことは、お恥ずかしながら大変勇気が必要な決断です。
そのため、営業を潰した分の売り上げ(ランチタイム1回分)を、趣旨に賛同していただけた方に、少しでもご支援していただけないかと思い、クラウドファンディングに挑戦いたしました。
今後も定期開催をしたいのですが、毎回の負担が大きすぎると「単発の花火」で終わってしまい継続ができないので、もし可能であれば趣旨にご賛同いただいた皆様と一緒に開催させていただきたい、というのが本心です。
今後ご支援を頂かなくても定期開催できるくらいのお店づくりをできるよう、しっかり営業を頑張りたいと思います。
また、今回もし設定金額を超えてご支援をいただけた場合は、第二回以降の運営費用として回させていただきます。
恐れ入りますが、上記の事情につきましてご理解いただけましたら幸いでございます。
【今回の募集対象】
基本的には「家族で焼肉を食べたことがないご家庭」「家族でなかなか外食に行けないご家庭」「シングルマザー家庭など、経済的事情を抱えているご家庭」を対象にしております。
また、大人の参加は2名までとさせていただいております。
できる限り、経済的な事情から、家族で焼肉を食べたことがないご家庭をご招待したいと思っております。
【現在の準備状況】
9/23(月・祝)に開催は確定しております。
ー7月中 クラウドファンディング準備。
ー8月中 SNSなどを通じ、参加者を募集
ー9月23日 実行
*クラウドファンディングで資金が集まらなくても実行いたします。
【リターンについて】
①ご支援者様を店内外でご紹介、「共同開催」という形でご紹介
当日、店内外にボードを設置し、ご協力いただいた皆様のお名前(本名でなくとも可)を掲載させていただき、「ご支援いただいたみなさまと共同開催」という形にさせていただきます。
店舗前を歩く通行人の方にも、本企画の趣旨と、賛同者様のお名前が認識されるようにできればと考えております。
②お越しいただいたご家族に、ご支援者様のお名前を印刷・配布ご紹介
当日お越しいただいたご家族に、ご協力いただいた皆様のお名前が記載された紙を配布させていただきます。
③お写真とお礼のメール、感想メッセージをお送り
当日のお写真(いじめなどの防止のため、顔にぼかしは入れさせていただきます)とお礼のメール、当日参加された方の感想メッセージをお送りさせていただきます。
④国産牛カルビをご提供
6000円以上ご支援いただけた場合、南大門ご来店の際に、一番人気商品「国産牛カルビ」を一皿サービスさせていただきます。
*一回限り利用可能のチケットをお送りします。
⑤SNSでご紹介
当店SNSなどで、ご支援いただいた方をご紹介させていただきます。
https://www.instagram.com/nandaimon_aomori/
*当店で一番人気!「国産牛カルビ」の写真です。自信を持って美味しいと言える一品です。
【スケジュール】
①8月末日まで ご参加いただくご家族を募集
→XやインスタなどのSNSで募集
→PRタイムズなど、広報団体に掲載し宣伝・募集
②9月5日まで ご参加いただくご家族を確定
→応募が殺到することが想定されるので、当社で厳選し、ご参加いただけるご家族を確定
→今回ご参加できないご家族は、次回開催時に優先的にご参加いただけるようにいたします
③9月10日まで 参加可否をご応募いただいたご家族様にご連絡
→当日指定されたお時間までお越しいただけるようにご案内のご連絡
④9月23日 「親子で焼肉こども食堂」実行
→11時から、12時10分から、13時20分から、の3セットで開催予定
【最後に】
長文を最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。
あの日私がお店で見た、お母さんと娘さんのような幸せな光景から、この企画は始まりました。
すべての家庭が幸せになるべきだと思っています。特に子どもはみんな宝物です。
昨今、心が痛む事件をよく耳にします。すべての子どもには幸せになってもらいたいです。
自分ができる小さなことを、目の前、身の回りで行うことがとても大事だと思います。
今回、「親子で焼肉こども食堂」を成功させて、定期イベント化し、より多くの子ども、そして子どもを持つ親が幸せだと感じる瞬間を、焼肉屋で作りたいです。
それが、地域への恩返しであり、自分ができる小さなことの一つだと感じております。
そして「そんな取り組みをしているお店が青森にあるんだ」ということを、たくさんの方に知っていただき、地域でそのような機運がどんどん高まれば、日本はきっともっと元気になる。
悲しい子どもが少なくなり、未来に希望を抱く子どもが増え、地方と日本の未来も良くなるはずです。
大きなことはできませんが、私は小さな一歩を青森で、地方で積み重ねていきます。
「青森っていいね!」と、青森の人にも、県外の人にも思ってもらいたい!
初めてのクラウドファンディング挑戦で、至らない部分も多いかと思いますが、どうか趣旨に賛同された方は、ご指導とお力添えをいただけますと幸いです。
皆様のご支援をお待ちしております。
何卒よろしくお願いいたします。
株式会社EIGHT
代表取締役 金 成光
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