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テストショットとは前回の進捗報告でお知らせしていましたが、皆さんに支援していただいた新作ソフビ「ソクラテス」の金型が完成しました。ただ、金型が完成したと言っても、これはあくまで「納品された」状態です。実際に納品された金型が「完成」と言えるものになっているかどうかは、実際にソフビをその金型から抜いてみないと分かりません。実際に抜いてみて、問題がなければようやく完成と言えます。一方で、もしも問題があれば当然金型屋さんに修正指示を出して作り直してもらうことになります。いわゆる「検収」というものをしなくてはいけないということですね。この検収をするために試しにソフビを抜いてもらったものがテストショットと言われるサンプルになります。はたして検収の結果は…!?結論から言えば、全く問題ありませんでした。金型屋さんから1箇所のみ「溝が深くて電鋳がうまくいかず平らにならなかった。叩いてできる限り直したが気になるか確認してほしい」と言われていたパーツがありました。テストショットでも確かに少しシワが寄っているような印象があります。しかし、特別に目立つ部分ではないこと、軽微であることからこれは問題なしと判断しました。テストショットの画像公開せっかくテストショットが届いたので、何枚か写真を載せたいと思います。もちろん彩色の無い素体です。また、テストショットは通常色は選べません。ただ、成形をお願いしている工場からは何色がいいですか、と気を使って聞いてもらえていたのですが、特に色は指定せず「ディテールがわかりやすい色であれば何色でも構いません」とお伝えしていました。それで届いたのが、なんと黄色ww。全くの想定外の色でした。では、写真の方、いきましょう。(映える背景でなくてすみません。また、特に加工もしていないのであまり見栄えが良く無いかもしれませんが、作品としてはかなり良くできたと自負しています)先ずはソクラテスのノーマル状態。正面からの写真です。手を広げた状態です。片手をロボット型アームに付け替えた状態。続いて、パーフェクト・ソクラテスの写真行きます。サイズ感がよく分からないかもしれないので、うちのフラッグシップ作品「タイド・キングス」と並べてみました。パーフェクト・ソクラテスはタイド・キングスよりも背が高くなります。うちのソフビはどれも基本的にかなり大きめなのですが、結構なサイズです。棚に飾りにくいですので覚悟してください(笑)。パーフェクト・ソクラテスにもロボット型アームを装着してみました。両方装着すると、本当にアレっぽくなります。。いかがでしたか?!ををっ!結構いい!!と思っていただけたらとても嬉しいです。次の工程に進みます!さて、次の工程は「彩色マスク」の制作になります。実は、これが私としては一番頭を悩ませる工程なんです。彩色マスクは1枚作るとだいたい3万円くらいかかります。それが何枚も必要になるため、タイド・キングスの時は彩色マスクだけで総額100万円を超えました。今回はどこまでマスクにするか。。一部を筆塗り想定にして初期費用を抑えたり、塗り分けを諦めたり、といった工夫が必要になります。知恵の見せ所ではあるのですが、頭が痛い。。とりあえず彩色仕様書を作成して彩色マスク制作会社さんに見積を作ってもらうことになります。マスクの内容で合意できたら、次はマスク作成用に素体を何体か準備して送付することになります。マスクの枚数にもよりますが、おそらく制作に3ヶ月くらいはかかるかなと思います。ソクラテス制作も大詰めになってきていますが、続報をお待ちください!ではでは