大分県臼杵市で生まれ育った伊東健太・幸歩です。
私たちは、この美しい町の自然と文化が大好きで、臼杵市をもっと活気のある町にしたいという熱い想いがあります。 その夢を実現するための第一歩として、2025年6月に臼杵市初のブルーベリー狩り専門の農園をオープンする運びとなりました。この農園では、家族や友人と一緒に楽しめる体験を提供し、美しい自然の中でのひとときをお届けしたいと考えています。 そして、この農園の隣に皆様が気軽に集えるカフェを併設する計画を進めています。

ブルーベリーと聞くと「ケーキとかに使われていて、酸っぱいやつ」というイメージがあるかと思います。
正直なところ私たちもそう思っていました。ですが、私たちが食べていたブルーベリーは外国産のまだ完熟していないブルーベリーがほとんどなんです。

ブルーベリーは、メロンやバナナなどとは違い収穫後に甘くなることはありません。なので逆に言ってしまえば、完熟したブルーベリーは「収穫した瞬間が1番甘く、1番美味しい」という特徴を持っています。その美味しさを是非とも多くの方に体験してもらいたい！と思い、ブルーベリー狩り専門の農園を開くことを決意しました。

はじまりは、こんな荒れ果てた草むらでした。ここから現在に至るまでの経過の記録は、Instagramに載せていますのでご興味ある方はぜひこちらからご覧ください。（フォローもして頂けると嬉しいです）

この農地は、私の祖父の土地で80年前までは田んぼだったそうです。ですがそこからは、田んぼも潰してしまい荒れ地となってしまいました。ですが、祖父や両親が草刈りを定期的に続けてくれていたおかげもあり、草むらが山に戻ることはなく私が観光農園をやりたいと思えるきっかけとなりました。

そんな祖父は、昨年の10月に亡くなってしまいました。生前に「ブルーベリー農園を作ろうと思う」という話は何度かしていたのですが、農家に生まれて育ってきた祖父は"農業の大変さ"を誰よりも知っていたからこそ「何を言いよんのか。お前にはできんわ」と、まともに話を聞いてくれませんでした。そんな祖父も食道がんを患い余命宣告を受け、だんだんと元気がなくなり。これは自分の気持ちをしっかり伝えないと一生後悔すると思い、亡くなる数日前でした「じいちゃんが守ってきてくれたあそこの土地で俺頑張るけん！本気でブルーベリーの農園を作っていこうと思う！」と伝えることができました。すると、その最後の時だけは「そうか。本当のことを言うとな、こんなに嬉しいことはない。ありがとうな」と言ってくれました。

代々受け継がれてきたこの土地でやることに大きな意義がある。
"経営"という観点でいくとこの考えはナンセンスなのかもしれませんが、私にとっては "だから頑張れる"というモチベーションにも繋がっており、一つの楽しみにもなっています。

現在はこのようにしっかりと整備し、ベビーカーや車椅子の方でも気軽にご来園いただけるようにしております。ここでブルーベリーの木を620本栽培しており、今年の7月にはプレオープンと題して日頃からお世話になっている方々を中心にお声かけさせていただき、大変ありがたいことに"81名"もの方々にご来園いただきました。ありがとうございました。

この観光農園とカフェを立ち上げるのは、ただの夢の実現ではありません。
それは、私たちが大好きなこの臼杵市を、もっと素敵な場所にしたいと強く願っているからです。

私たち自身が3人の子どもの親として、自然と触れ合いながらのびのび育つ環境を提供し、家族が笑顔で過ごせる場を作りたくて、このプロジェクトを進めています。
ブルーベリー狩りを通じて、家族みんなで一緒に楽しんだり、美味しいブルーベリーを摘み取ったりする体験が、何よりの思い出になってほしい。そんなかけがえのない時間を提供できたらと思っています。

そして、カフェは単なる食事の場ではなく、リラックスして過ごせる空間でありたいと考えています。ここでは、ブルーベリーはもちろんのこと地元で採れた新鮮な果物を使ったスイーツを楽しんでもらいながら、心からリフレッシュできるひとときを提供します。臼杵市の自然や食材の魅力を感じながら、友人や家族との楽しい時間を過ごしていただけたらと思っています。

さらに、このプロジェクトには地域の活性化という大きな目標もあります。
臼杵市の少子高齢化という現実に対し、私は元気と体力のある若者として、今できることを考え、率先して行動する必要があると感じています。一人では何も変えられないかもしれませんが、行動し、発信を続けることで、皆様の心を動かし、やがて大きな力になると信じています。

「臼杵市を盛り上げたい」という一心で進めていますが、ここまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。資金の問題、認定農業者としての壁、補助金の落選、農園作りでの様々な問題、さらには獣害被害など、多くの困難に直面してきました。

それでも、周りの方々のご協力や支えがあったからこそ、一歩一歩着実に乗り越えてくることができました。これからも、地域を元気にするために努力を続けていきます。

私の夢は、ビジネスの成功やお金儲けではなく、臼杵市の未来を変える一歩であると信じています。
皆さんの支援を通じて、この夢が実現し、多くの人々にとっての素晴らしい体験を提供し続けることができれば、こんなに幸せなことはありません。私たちのブルーベリー農園とカフェが、臼杵市に新たな希望と活気をもたらす場となるよう、一生懸命取り組んでいきます。

クラウドファンディングは一度のお金集めではなく、これから関わっていただく方とのきっかけ作りだと考えております。今回ご支援いただいた方とは、末永くお付き合いいただき、少しずつご恩をお返しする考えです。「あの時、支援して本当によかった」と思っていただけるような素晴らしい農園とカフェを必ず実現します。

複数のリターンをご用意しましたが、今回のクラウドファンディングでご支援いただいた方とは、「一度の支援、一度のリターンではなく」末永くお付き合いいただき、少しずつご恩をお返しできればと考えております。（例えば、試食会イベントへの支援者様限定ご招待など）

ブルーベリーファームうすき ホームページにお名前を掲載します。掲載しても良いお名前やニックネームをお教えください。またご利用のSNSアカウントや宣伝したい事などがございましたらお教えください。「いいね！」「タグ付け」など何らかの嬉しい事ができると思います。

2024年９月上旬：クラウドファンディング開始、カフェ工事着工

2024年10月末日：クラウドファンディング終了

2024年11月：カフェ工事完了

2024年12月：飲食店営業許可を取得

2025年1月：カフェプレオープン

2025年3月：カフェグランドオープン

ご支援いただいた資金は、カフェの準備資金（内外装や設備購入費）に使用させていただきます。プロジェクト終了後、飲食店営業許可を取得し各リターンの品を順次発送開始予定です。

※カフェの準備はやむを得ない事情により遅れが発生する場合がございます。ご支援いただいた皆様へは進捗状況を随時ご報告させていただきます。

現在までにかかった費用
農園準備：約800万円　カフェ準備：約100万円　合計：約900万円

今後のカフェ準備に必要な最低限の費用
内装・機械関係：180万円　トイレ関係：100万円　外構関係：180万円　その他：60万円

合計：約520万円　が最低限かかってくる費用となります。

※クラウドファンディング後に資金が不足している場合は、融資を受けて事業を進めます。

このプロジェクトは私自身の夢の実現にとどまらず、大分県・臼杵市の発展と活性化につながると信じています。皆様のご支援があればこそ、訪れる方々にもっと快適で素敵な時間を提供でき、臼杵市の魅力をさらに引き出すことができると考えています。どうか、私たちの夢にお力を貸していただけますよう、心よりお願い申し上げます。