■小栗上野介紹介

このページにおいで下さりありがとうございます。小栗上野介（おぐりこうずけのすけ）は何をした人でしょうか・・・、なぜ知られていないのでしょうか・・・。

東善寺住職　村上泰賢

▲絵は小栗記念館建設のシンボル画像「小栗上野介」　漫画家木村直己画
▲小栗上野介忠順　・おぐりこうずけのすけ　ただまさ（1827～1868・42歳で歿）　神田駿河台に生まれた旗本　万延元（1860）年遣米使節目付けで渡米、世界一周で帰国後ま、幕末の日本近代化に奔走すること8年、「明治の近代化は小栗の敷いたレールの上になされた」といわれる人です。

■小栗上野介の幕末8年間の業績　1860万延元年遣米使節目付として渡米　帰国後の8年間に『近代化による日本改造』をはかりました。
横須賀造船所建設　歩兵騎兵砲兵の仏式陸軍編成と訓練　仏語学伝習所（横浜）設立　滝野川火薬製造所および反射炉建設　小石川大砲製造所建設　湯島鋳造所改造　中小坂鉄山（群馬県下仁田町）採掘　　
提唱として　郡県制度　新聞発行　ガス灯設置　郵便電信制度設立　鉄道（江戸―横浜）建設　中央銀行設立　諸色会所（商工会議所）設立　森林保護　など

しかし明治政府が始めた学校教育で今も

◆小栗上野介の人物・業績を教えていない　　のは、1868慶應四年閏四月六日に明治政府軍が取調べもなく無実の罪を着せて小栗父子主従8名を斬首し、家財道具を没収して軍資金にした非道の行為があるから—学校で教え（られorたくあり）ません。　その結果ほとんどの日本人に知られていない人物です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◆横須賀造船所の意義・価値を教えない　　のは、明治以来「日本は明治の文明開化で近代化した（＝幕府政治は遅れた封建政治）」と教えてきました。慶応元年に着工して慶応四年（9月から明治元年）にほぼ完成し、どの工場も蒸気機関でフル稼働していた横須賀造船所を教えると、「日本は明治以来近代化した」というストーリーが崩れるから教えず、利用だけしてきました。　

▼「一般募金」の看板　東善寺境内　　これまで一般募金で多くの方のご協力をいただきましたが、資材と人件費の高騰で着工のめどが立たず、クラウドファンディングでのご支援に期待します。

▼小栗上野介忠順　神田駿河台に生まれた旗本（2500石）　胸像は東善寺境内　朝倉文夫制作

▼東善寺：群馬県高崎市倉渕町権田（国道406号線＝草津街道沿い）
・過疎化が進む山村の曹洞宗寺院です。幕府解散で最後の勘定奉行小栗上野介が家族ぐるみで家臣と帰農のため江戸から移住し、6５日後に明治新政府軍によって無実の罪で殺されるまで仮住まいしていました。▲東善寺本堂　小栗一家は江戸から移住して本堂に6４日間生活していたいました。駐車場は下の国道沿いにあり、無料です。

▼住職村上泰賢むらかみたいけん　です　手作りのHP東善寺　やプリント版「小栗上野介情報」のほか、著書：平凡社新書『忘れられた悲劇の幕臣　小栗上野介』・上毛新聞社『遣米使節小栗忠順　従者の記録』・みやま文庫『小栗上野介』・新人物往来社『小栗忠順のすべて』・東善寺発行『幕末開明の人小栗上野介』『小栗さま』『ブック版小栗かるた』など小栗上野介関連書籍で情報を発信しています。

▼小栗上野介父子・家臣の墓　東善寺境内　小栗父子と共に殺された家臣、会津で戦死した村人らの墓が左右に並び、遺愛の黒椿「小栗椿」が墓を守るように花をつけます

▲小栗上野介父子の墓　春になると江戸から運んだ小栗椿（黒椿）が主従を悼むようにみごとな花を咲かせるます。　

■小栗記念館を建設したい
・記念館を建設して、小栗上野介の人物・業績と幕末の真実の歴史を知ってもらう場としたい　

▼古い遺品館：西軍が小栗上野介父子主従8名に取調べなく無実の罪を着せて殺害し、江戸から届いていた家財道具を高崎に運んで競売、軍資金として持ち去りました。残された僅かな遺品を５０年以上経過した遺品館に展示していますが、古くて狭いので本堂や庫裡の広間にも住職が収集・制作した小栗上野介をめぐる人物・業績・幕末の隠された歴史を伝える資料を展示しています。しかし本堂や大広間の「目的外使用」状態では、系統的に幕末や小栗上野介の業績を伝える場となりませんので、わかりやすく系統的に展示できる記念館で幕末の歴史を訪ねる幕末史・小栗ファンの参拝者に、幕末の歴史をしっかりお伝えしたい。併せて過疎化が進むこの地域に人が足を止める核の一つとして機能させたいと願っています。

▼小栗上野介記念館　建設予定地　手前が国道406号線です。左へ300m進むと信号「権田」で左に北軽井沢・右に国道406号線中之条八ッ場ダム草津温泉方面へと分かれます

▲建設予定地　手前が国道406号線「草津街道」（江戸～草津温泉の一番近道）　右が：高崎方面へ　　左が：300mの信号「権田」で　直進・中之条・草津温泉方面へ　左折・北軽井沢へ　　　

■日本産業革命の地・横須賀造船所を造った男　小栗上野介とヴェルニー　

▲小栗かるた「よ　横須賀のたたえる恩人　小栗とヴェルニー」

◆ヴェルニーはフランス人技師長で日本へ来たとき29歳　フランスの理系最高学府エコール　ポリテクニクを卒業。横須賀造船所建設とその後の経営も取り仕切って、日本産業革命の地に仕上げたスーパーエリート　
　　　　　　　　　　　

◆ヴェルニー小栗祭　横須賀市の恩人としている二人の功績をたたえ、横須賀市主催で毎年11月中旬土曜日にヴェルニー公園で、在日フランス大使・外務省・米軍横須賀基地司令官や日仏関係者・海上保安庁・小栗上野介顕彰会などが出席して開催される国際式典です。＊本来は「日本の恩人」とすべき二人です。

▼横須賀造船所は日本産業革命の地です　　慶応四年（明治元年）撮影　すべての工場が蒸気機関で稼働しています

▲ほぼ完成している横須賀造船所　慶応四年七月三日撮影　＊九月から明治元年◆慶應元年に着工－慶応四年（9月から明治元年）にはほとんどの工場が蒸気機関でモノづくりに入っていました　しかし明治政府はこの歴史「幕府が行なった近代化」を知られたくないため学校で教えません。
◆横須賀造船所で始まったこと　首長ヴェルニーが仏式経営で行なう定時労働・日曜休日制・健康管理・年功給・技能給・月給制・メートル法・近代式簿記・労務管理などが1865慶應元年九月の造船所用地の埋め立て工事から始まっていて、それに合わせて日本人が働き、近代勤労市民（サラリーマン）生活が横須賀から始まりました。出来上がる工場ごとにすべての工場が蒸気機関を活用してモノづくりに入っていった、まさに日本産業革命の地・横須賀です。メートル法が横須賀に定着したことも目に見えない功績といえます。
◆横須賀造船所を教えたくない明治以後の教育　いまも学校で横須賀造船所の意義・価値を教えていないのは、「日本は明治以後に文明開化し発展した＝明治政府のおかげ（＝それ以前の幕府政治は遅れた政治）」と教えてきた偽りのストーリーが露見するから。慶應元年～幕府が建設した横須賀造船所の価値・意義を教えず利用だけしてきました。まして建設を推進した中心人物小栗上野介父子主従を無残に殺害、家財道具を奪って売り払い軍資金にしているから、よけい教え（られ　or　たくあり）ません。

▼東郷平八郎は価値・意義を知っていた　明治45年、小栗の遺族子孫を招いてご馳走した東郷平八郎が「日▲書額「仁義禮智信　爲小栗又一君」東郷平八郎書／東善寺蔵　
＊平成9年春に小栗家子孫から東善寺に寄贈された　▲小栗かるた「お　小栗に感謝東郷元帥　記念の書」
本海海戦でロシアのバルチック艦隊を完全に破ることができたのは小栗さんが横須賀造船所を造っておいてくれたおかげ」と礼を言いました。その時の記念写真はありませんが、「それは作り話では？」と言われないのはこの書額が東郷から贈られているからです

　もし日本が日本海海戦でロシアに負けていれば…日本海はロシアの海、日本はロシアの属国となり、北海道はロシア領となっていたろうという人もいます。ウクライナ問題はヒトゴトではありません。今も「日本の隣はロシア」です。

◆小栗は後の日本のために横須賀造船所を造った　小栗は横須賀造船所建設に反対する幕臣に「幕府の政権はいずれ売家になる。同じ売家でも、土蔵付きなら後の家主の役に立つ」と横須賀造船所を土蔵にたとえ、幕府のためではない、いずれ日本の役に立つものを残す気概を語っています。その土蔵の価値を最もよく理解していたのが東郷ということです。「小栗は德川絶対主義者」のように言うのは勝海舟の誹謗からです。
　　参照：HP東善寺「土蔵付きの売据え」／「德川絶対主義者」説は誤り　

■小栗上野介と幕末・遣米使節・国内情勢などの背景・主な業績　

◆開明の旅・1860万延元年遣米使節
　77人もの日本人が近代化の進むアメリカを旅したことは大きな収穫がありました。一番の収穫はワシントン海軍造船所の見学▼。ここは船だけでなく、ネジ・ボルトから大砲・蒸気機関・鍋・釜・フライパン・ナイフ・フォークなど食器類からバケツ・ドアノブまで、何でも造る総合工場でした。小栗（前列右から2人目）は造船所を造れば日本も近代化のスタートを切れる、と確信した。この見学が横須賀造船所を生み出す契機となっています。

▲ワシントン海軍造船所を見学した遣米使節　前列左から塚原重五郎・成瀬善四郎・副使村垣淡路守範正・正使新見豊前守正興・目付小栗豊後守忠順・森田岡太郎　　小栗は「造船所から日本近代化をスタートできる」と確信ー横須賀造船所を生み出す原点となった見学。
参照：アメリカ土産のネジ：HP東善寺「武士は拾わない」

◆咸臨丸で隠された遣米使節の歴史　
　1860万延元年の遣米使節は米艦ポウハタン号で渡米し、練習航海船咸臨丸には遣米使節は一人も乗っていません。でも日本人は「遣米使節の勝海舟が咸臨丸で渡米した」と誤解しています。その理由など詳しくはHP東善寺＞修身の教科書が作り出した「咸臨丸神話」　をご覧ください。

▼遣米使節航海図　赤線：往路…日本～（太平洋）～ハワイ～サンフランシスコ～パナマ～ワシントン　緑線：帰路…ニューヨーク～（大西洋）～アンゴラ～（インド洋）～インドネシア～香港～日本　　
黒線：咸臨丸…日本～サンフランシスコ～ハワイ～日本　　

▲明治大学博物館での「小栗上野介展」で参観者が「これは本当ですか！」と驚いた地図

◆日本初の株式会社「兵庫商社」　パナマ鉄道で大西洋側へ出る時、小栗の質問に対する米側の説明で理解した株式会社によるパナマ鉄道の手法を活かし、大阪の商人をまとめて定款・役員も決めた日本最初の株式▲兵庫商社　　小栗かるた「に　日本初　株式会社　兵庫商社」・絵木村直己会社「兵庫商社」を1867慶応三年に立ち上げました。大坂中之島に事務所をおいて活動を開始するも、幕府解散・明治維新となり不馴れな運営もあって半年後に解散しています。

・「商社」という言葉　広辞苑では「compeny　を小栗上野介が訳した言葉」　と説明しています。

◆日本初の洋式ホテル「築地ホテル」も株式会社　　「外国人の江戸居住に伴いホテルが必要だ。土地を無料で貸すから町民から資本金を集めてホテルを建てる者はいないか。完成後は利用賃で運営し、利益が出たら資本を出した者に分配してよい…」　小栗からパナマ鉄道と同じ株式会社の手法を聴いた清水喜助（清水建設2代目）は応募し、1867慶応三年に着工―1868慶応四年八月に完成させました。喜助は遣米使節が渡米に際し船印の日の丸を→国印の国旗に決めた時、制作購入に関わっています。
　参照：HP東善寺＞「日の丸を国旗にした遣米使節」

▲築地ホテル　2階建て・部屋数102室・水洗トイレ・シャワー・バー・ビリヤード室　江戸で評判の建物となって黒山のように見物人が押し掛け、百種類以上の錦絵が飛ぶように売れました　　錦絵：３代目広重画　東善寺蔵

◆小布施の船会社　北斎の絵がたくさんあることで知られる信州小布施町。豪商高井鴻山は小栗から聴いた株式会社の手法で新潟に「船会社」を興し、農産物・工芸品を外国人に貿易する構想を立てました。利益は資本金を出す商人ばかりでなく農民や工芸品を作る職人にも分けて「国民利福の道」につなげたい、という構想は小栗の理念と一致する考えでした。残念なことに、幕府解散・小栗免職で幻の船会社となってしまいました。鴻山がたいへん落胆した様子が町の史料でわかります。　
　　参照：HP東善寺＞「小栗上野介の株式会社」

・「国民利福」とは「国民が利益を得て、幸せになる」道。小栗に説かれて賛同した鴻山。渋沢栄一は後に同じ意味で「公の心」と言いました。逆に「国民」を→「社長・幹部・会社」だけの利福に入れ替えたあげく傾く会社は、「私の心」で経営をした結果といえます。

▲高井鴻山　　小栗かるた「こ　鴻山が夢に消えにし　船会社」・絵木村直己

◆三井中興の祖　三野村利左衛門　
　▲三野村利左衛門　提供：三野村清雄氏幕末の豪商で明治以後も続くものは少ない。その中で三井は幕末の混迷期に小栗上野介の推薦で三野村利左衛門を大番頭に迎えて、明治維新を乗り切りました。もと小栗家の中間奉公をしていた三野村は理財の才があり、いろいろな職を経て三井に入ると、小栗上野介から様々な情報を得て力量を発揮し、三井家の古い制度を次々に改革して三井が幕末維新期を乗り切る原動力となりました。

◆小栗家の母娘を保護　道子夫人は会津で女児を出産。国子と名付け～会津戦争敗戦後の冬を越し～明治二年春東京へ戻ると、三野村は旧恩に報いるため深川に住まいを提供し、利左衛門の歿後も三野村家では毎年「小栗国助情金」を贈って保護しました。

参照：三井広報委員会「三野村利左衛門」／HP東善寺道夫夫人会津逃避行…下部に「小栗国助情金」画像あり

◆横須賀造船所からつながっている－　
◆富岡製糸場（世界遺産・群馬県）は横須賀の妹…横須賀造船所の仏人建築技師たちが、「50日間」という期限付きで横須賀造船所の図面を応用して設計図を書きました。建設にあたって横須賀から仏人建築技師が派遣される時、フランス語の図面が読めてメートル法の換算ができる横須賀の日本人大工を同行して建設しました。経営も横須賀にならって、仏人による仏式経営に任せ、日本人が定時労働・日曜休日制・健康管理・年功給・技能給・月給制・メートル法・近代式簿記・労務管理に慣れていきました。

◆呉海軍工廠（広島県）は横須賀の弟…明治18年横須賀で育った日本人技師たちが設計し建設しました。

◆中島飛行機（群馬県）は横須賀の弟…中島知久平は横須賀海軍機関学校を卒業し技術将校として横須賀造船所で働くうちに、飛行機研究会から中島飛行機を興しました。同社は世界有数の飛行機会社となりましたが、戦後の財閥解体で工場ごとの会社となり、現在はスバル自動車・日産プリンス自動車・マキタ（電動工具）・IHIエアロスペース（宇宙ロケット）などに技術と精神が伝わっています。

◆生野銀山（兵庫県）は横須賀の義弟…幕末には生産が細くなっていましたが、明治初年に仏人技師コワニエの指導で横須賀から蒸気機関・採掘器具・トロッコ・レールを取り寄せ古来の狸掘りから近代坑法に換えて再生し、日本のモデル鉱山となって全国の鉱山に派遣された技師・坑夫の指導で近代化しました。

■造船技術は地下から～地上～宇宙まで…いっぺんにトンネルを掘り進む大きなシールドマシンは造船技術▲「はやぶさⅡ」　…オーストラリアの砂漠に落とされたカプセルから、小惑星「りゅうぐう」の砂粒に生命の元となるアミノ酸が見つかり、地球生命学が一歩進んだと大きな話題となっています。

で造られています。自動車・汽車も造船の機関工学の応用から発展。原子力発電は蒸気機関で電気を生み出しています。宇宙ロケット「はやぶさⅡ」は中島飛行機の系譜で造られ、オーストラリアにカプセルを落し今も宇宙を飛行中－「はやぶさ」は元中島飛行機の戦闘機「隼」から命名しました。

◆小栗上野介と渋沢栄一　　
小栗上野介の近代化構想を仕上げた渋沢栄一　
　本宮ひろ志の漫画『猛き黄金の国』は三菱を築いた岩崎弥太郎の物語。幕末～明治の政治経済の動きを骨太に描写する中に小栗上野介も渋沢栄一や三井中興の祖三野村利左衛門も登場。小栗上野介の近代化構想を仕上げたのが渋沢、というストーリーでまとめています。

あの時小栗にはねられていたら1万円札の渋沢栄一はなかった　　
　あの時とはいつ？二人の間に何があったのでしょうか？　

▲渋沢栄一　新1万円札　2024年7月発行徳川昭武に随行してパリ万博へ出発する前、横浜で小栗上野介に挨拶した渋沢を、小栗が「お前さんは危険人物だ、随行者として不適格！」と言ってはねなかったので1万円札の渋沢がいます。二人の間に何があったのでしょうか…。
参照：HP東善寺「小栗上野介と渋沢栄一」／「小栗上野介の言葉3つ」

◆顕彰活動の始まりは、小栗道子夫人の会津逃避行護衛から　小栗は西軍の動きから身の危険を察知し、母・道子夫人・養女鉞子を先に会津へ送り出します。夫人らの護衛を託された村役人中島三左衛門は20余名の村人による護衛隊で、上州～秋山郷～新潟～会津へ送り届けました。会津戦争で二人の若者が戦死。会津で道子夫人が出産した遺児国子も護って、会津戦争敗戦～冬を越し～、春に東京～静岡まで無事に送り届けて戻った。この護衛行動が高崎市倉渕地域における小栗上野介顕彰活動の原点となっています。

参照：HP東善寺「会津へ逃れた道子夫人」

▲『小栗かるた』「や　山駕籠の　奥方守る　村人二十余名」・絵　木村直己
　山駕籠に身重の小栗道子夫人、背負われた老祖母邦子に付き添う養女鉞子、それを守る村人たち。会津逃避行の苦難の旅が絶妙な構図で描かれています。

このほかたくさんの資料を本堂や庫裡書院に展示していますが、本堂や書院では「目的外使用」状況です。新しい記念館に系統的に展示してご明治以来隠された小栗上野介をめぐる歴史に理解を深めていただきたい。

■小栗記念館建設　現在の準備状況　

▲横須賀市内で托鉢　令和5年2月　

　現在設計図を作成中。住職の自己資金（県立高校教諭の退職金）と一般募金で協力を呼び掛けてきましたが、これから設計図ができても資材・人件費の高騰で工事に着手できるか心配な状況です。

■ご支援額　　一口　1万円　　としていますが、1万円未満でも歓迎します。

■リターンについて　　
クラウドファンディングでのご支援者　には、これまでの「一般募金でのご支援者」　ともに、下記のリターンをお送りします。
１、プリント版「小栗上野介情報」を発行のつどお送りして、ご支援状況といずれ始まる工事の途中経過や小栗上野介・幕末維新期の歴史情報をお知らせします。
２、記念館完成後　以下のようにささやかなリターンをお届けします。

ご支援額　　　　　　　リターン

２000円　拝観券（１年間　２人まで　１回有効）
　　　　　　　　　　　　　　　◇2,000円 / 3,000円 / 4,000円は同じ内容になります。
３000円　拝観券（１年間　２人まで　１回有効）
　　　　　　　　　　　　　　　◇2,000円 / 3,000円 / 4,000円は同じ内容になります。
４000円　拝観券（１年間　２人まで　１回有効）
　　　　　　　　　　　　　　　◇2,000円 / 3,000円 / 4,000円は同じ内容になります。

5000円　拝観券（1年間　3人まで　１回有効）
　　　　　　　　　　　　◇5,000円 / 6,000円 / 7,000円 / 8,000円 / 9,000円は同じ内容になります。
６000円　拝観券（1年間　3人まで　１回有効）
　　　　　　　　　　　　◇5,000円 / 6,000円 / 7,000円 / 8,000円 / 9,000円は同じ内容になります。
７000円　拝観券（1年間　3人まで　１回有効）
　　　　　　　　　　　　◇5,000円 / 6,000円 / 7,000円 / 8,000円 / 9,000円は同じ内容になります。
８000円　拝観券（1年間　3人まで　１回有効）
　　　　　　　　　　　　◇5,000円 / 6,000円 / 7,000円 / 8,000円 / 9,000円は同じ内容になります。
９000円　拝観券（1年間　3人まで　１回有効）
　　　　　　　　　　　　◇5,000円 / 6,000円 / 7,000円 / 8,000円 / 9,000円は同じ内容になります。

１万円　・拝観券（２年間　４人まで　何回でも有効）・本『小栗さま』
　　　　　　　　　　　　◇10,000円 / 20,000円は同じ内容になります。
2万円　・拝観券（２年間　４人まで　何回でも有効）・本『小栗さま』
　　　　　　　　　　　　◇10,000円 / 20,000円は同じ内容になります。

３万円　ご尊名を刻銘・拝観券（３年間　５人まで　何回でも有効）・小栗手拭・本『小栗さま』　◇30,000円 / 40,000円は同じ内容になります。◇刻銘は・記念館完成から事業が存続する限り掲載・文字のみサイズ20p以上・必ず備考欄に掲載を希望されるお名前をご記入ください　　　　　　　　　
4万円　ご尊名を刻銘・拝観券（３年間　５人まで　何回でも有効）・小栗手拭・本『小栗さま』◇30,000円 / 40,000円は同じ内容になります。◇刻銘は・記念館完成から事業が存続する限り掲載・文字のみサイズ20p以上・必ず備考欄に掲載を希望されるお名前をご記入ください

５万円　ご尊名を刻銘・拝観券（５年間　10人まで　何回でも有効）・小栗手拭・本『小栗さま』・平凡社新書『小栗上野介』◇50,000円 / 60,000円 / 70,000円 / 80,000円 / 90,000円は同じ内容になります。◇刻銘は・記念館完成から事業が存続する限り掲載・文字のみサイズ20p以上・必ず備考欄に掲載を希望されるお名前をご記入ください
6万円　ご尊名を刻銘・拝観券（５年間　10人まで　何回でも有効）・小栗手拭・本『小栗さま』・平凡社新書『小栗上野介』◇50,000円 / 60,000円 / 70,000円 / 80,000円 / 90,000円は同じ内容になります。◇刻銘は・記念館完成から事業が存続する限り掲載・文字のみサイズ20p以上・必ず備考欄に掲載を希望されるお名前をご記入ください
7万円　ご尊名を刻銘・拝観券（５年間　10人まで　何回でも有効）・小栗手拭・本『小栗さま』・平凡社新書『小栗上野介』◇50,000円 / 60,000円 / 70,000円 / 80,000円 / 90,000円は同じ内容になります。◇刻銘は・記念館完成から事業が存続する限り掲載・文字のみサイズ20p以上・必ず備考欄に掲載を希望されるお名前をご記入ください
8万円　ご尊名を刻銘・拝観券（５年間　10人まで　何回でも有効）・小栗手拭・本『小栗さま』・平凡社新書『小栗上野介』◇50,000円 / 60,000円 / 70,000円 / 80,000円 / 90,000円は同じ内容になります。◇刻銘は・記念館完成から事業が存続する限り掲載・文字のみサイズ20p以上・必ず備考欄に掲載を希望されるお名前をご記入ください
9万円　ご尊名を刻銘・拝観券（５年間　10人まで　何回でも有効）・小栗手拭・本『小栗さま』・平凡社新書『小栗上野介』◇50,000円 / 60,000円 / 70,000円 / 80,000円 / 90,000円は同じ内容になります。◇刻銘は・記念館完成から事業が存続する限り掲載・文字のみサイズ20p以上・必ず備考欄に掲載を希望されるお名前をご記入ください

10万円　ご尊名を刻銘・拝観券（10年間　20人まで　何回でも有効）・小栗手拭・平凡社新書『小栗上野介』・ブック版『小栗かるた』・ポーチ「小栗のネジ」◇100,000円 / 200,000円 / 300,000円 / 400,000円は同◇刻銘は・記念館完成から事業が存続する限り掲載・文字のみサイズ20p以上・必ず備考欄に掲載を希望されるお名前をご記入くださいじ内容になります。
20万円　ご尊名を刻銘・拝観券（10年間　20人まで　何回でも有効）・小栗手拭・平凡社新書『小栗上野介』・ブック版『小栗かるた』・ポーチ「小栗のネジ」◇100,000円 / 200,000円 / 300,000円 / 400,000円は同じ内容になります。◇刻銘は・記念館完成から事業が存続する限り掲載・文字のみサイズ20p以上・必ず備考欄に掲載を希望されるお名前をご記入ください
30万円　ご尊名を刻銘・拝観券（10年間　20人まで　何回でも有効）・小栗手拭・平凡社新書『小栗上野介』・ブック版『小栗かるた』・ポーチ「小栗のネジ」◇100,000円 / 200,000円 / 300,000円 / 400,000円は同じ内容になります。◇刻銘は・記念館完成から事業が存続する限り掲載・文字のみサイズ20p以上・必ず備考欄に掲載を希望されるお名前をご記入ください
40万円　ご尊名を刻銘・拝観券（10年間　20人まで　何回でも有効）・小栗手拭・平凡社新書『小栗上野介』・ブック版『小栗かるた』・ポーチ「小栗のネジ」◇100,000円 / 200,000円 / 300,000円 / 400,000円は同じ内容になります。◇刻銘は・記念館完成から事業が存続する限り掲載・文字のみサイズ20p以上・必ず備考欄に掲載を希望されるお名前をご記入ください

50万円　ご尊名を刻銘・拝観券（20年間　30人まで　何回でも有効）・小栗手拭・平凡社新書『小栗上野介』・みやま文庫『小栗上野介』・トートバッグ「小栗上野介」◇500,000円 / 600,000円 / 700,000円 / 800,000円/900,000円は同じ内容になります。◇刻銘は・記念館完成から事業が存続する限り掲載・文字のみサイズ20p以上・必ず備考欄に掲載を希望されるお名前をご記入ください
60万円　ご尊名を刻銘・拝観券（20年間　30人まで　何回でも有効）・小栗手拭・平凡社新書『小栗上野介』・みやま文庫『小栗上野介』・トートバッグ「小栗上野介」◇500,000円 / 600,000円 / 700,000円 / 800,000円/900,000円は同じ内容になります。◇刻銘は・記念館完成から事業が存続する限り掲載・文字のみサイズ20p以上・必ず備考欄に掲載を希望されるお名前をご記入ください
70万円　ご尊名を刻銘・拝観券（20年間　30人まで　何回でも有効）・小栗手拭・平凡社新書『小栗上野介』・みやま文庫『小栗上野介』・トートバッグ「小栗上野介」◇500,000円 / 600,000円 / 700,000円 / 800,000円/900,000円は同じ内容になります。◇刻銘は・記念館完成から事業が存続する限り掲載・文字のみサイズ20p以上・必ず備考欄に掲載を希望されるお名前をご記入ください
80万円　ご尊名を刻銘・拝観券（20年間　30人まで　何回でも有効）・小栗手拭・平凡社新書『小栗上野介』・みやま文庫『小栗上野介』・トートバッグ「小栗上野介」◇500,000円 / 600,000円 / 700,000円 / 800,000円/900,000円は同じ内容になります。◇刻銘は・記念館完成から事業が存続する限り掲載・文字のみサイズ20p以上・必ず備考欄に掲載を希望されるお名前をご記入ください
90万円　ご尊名を刻銘・拝観券（20年間　30人まで　何回でも有効）・小栗手拭・平凡社新書『小栗上野介』・みやま文庫『小栗上野介』・トートバッグ「小栗上野介」◇500,000円 / 600,000円 / 700,000円 / 800,000円/900,000円は同じ内容になります。◇刻銘は・記念館完成から事業が存続する限り掲載・文字のみサイズ20p以上・必ず備考欄に掲載を希望されるお名前をご記入ください

100万円　ご尊名を刻銘・拝観券（無期限・人数制限なし）・小栗手拭・本『小栗忠順従者の記録』・ブック版『小栗かるた』・『小栗かるた』・トートバッグ「小栗上野介」・ポーチ「小栗のネジ」◇刻銘は・記念館完成から事業が存続する限り掲載・文字のみサイズ20p以上・必ず備考欄に掲載を希望されるお名前をご記入ください

トートバッグ「小栗上野介」42✕24㌢

ポーチ「小栗のネジ」縦23×横19㌢　真田紐のヒモ付き

『小栗さま』B5版　カラー　65ｐ
子供向けの本ですが大人が「わかりやすい」と評判

　　▲小栗手拭　100×33㌢　

ブック版『小栗かるた』A4版　カラー22p　
絵：木村直巳　一冊切り抜くと絵札・読札
・箱ができる本　　　　　　　　　　　▲『小栗かるた』令和6年発行　
　　　　　　　　　　絵：木村直巳

平凡社新書　
『小栗上野介』231ｐ
住職村上泰賢著

みやま文庫『小栗上野介』
住職村上泰賢共著222p　　　　　　　　　　　　　　　　▲上毛新聞社『小栗忠順従者の記録』
　　　　　　　　　　　　　　　　　住職村上泰賢著191ｐ

◆ご尊名を刻銘…は、刻銘プレートにお名前を刻して永く掲示させていただきます。
本『小栗さま』・みやま文庫『小栗上野介』・平凡社新書『小栗上野介』・ブック版『小栗かるた』すべて住職村上泰賢の編著・共著です。

◆これまで直接東善寺へ一般募金の「ご寄付」にご協力下さった方へも、完成後に上記リターンを適用させていただきます。

◆銀行振込はカタカナ氏名しか通知されません。ご支援くださる方は、ご住所・氏名・電話番号を忘れずお知らせください。特にこれまで「一般募金」でご支援いただいた方が重ねて「クラウドファンディング」でもご支援くださる場合は、その旨お知らせください。合算してリーンをさせていただきます。

■スケジュール　
【大まかなスケジュール】
　　　11月　クラウドファンディング　終了
　　　12月　設計図　検討
2025年９月　建設着工
2026年１１月　建設完了　
2027年３月　内部展示完了
　　　　５月　オープン
2027年５月　 リターン発送

明治政府の歴史観を見直す
小栗上野介記念館を建設し隠された幕末の歴史を知り、未来の日本を「真実の歴史を隠さない国」としたい