自己紹介
地域のスポーツ活動を応援している『TRATE(トレチ)』でございます。このプログラムはそこからより地域に根差した活動をしている『とれち横浜』が運営していきます。その代表を務めます関 太一(せき たいち)と申します。3児の父親をしていますが、息子が地域の少年野球に通っています。私自身もスポーツインストラクターで水泳を教えていますが、残念ながら息子は水泳より野球の魅力に惹かれてしまいました。。。地元のプロ野球チームの横浜ベイスターズが身近にあったり、学校の友達が多くこの少年野球チームに通われていることも野球が好きになった理由だと思います。子供達一人一人に個性があるようにスポーツにもそれぞれ魅力があります。水泳や野球に限らず、できるだけ多くのスポーツを子供達に経験させて、自分に合った(好きになった)スポーツをより良い環境で、続けていってほしいと願ってます。

野球素人が創る少年野球プログラム(このプロジェクトで挑戦したいこと)
私はそもそも野球に関しては素人です。大学で教師が学ぶような基礎指導法を学んだぐらいのスポーツ大好きおじさんです。
しかし野球はスポーツの中でもそれほど好きではありません。私が活動してきた水泳はリレー種目は選抜でしたが、個人種目は誰でも出場でき、結果を残せるスポーツです。しかし野球は9人のチームスポーツで、各チームの意向によっては大会会場へ行っても出場すらできない日もあります。
暑い日も寒い日も雨の日も練習に行っても、大会で結果を残せないと子供の意欲も上がりません。「実力がない」と言われればそれまでですが、緊迫した試合で、自分の責任で結果を追い求めるヒリヒリ感を野球に取り組む子供たちみんなに味わってもらいたいと考えています。
そこで、大会のことも含め、今現在私の子どもが通う少年野球チームが抱える問題点を改善した『野球プログラム』を考え、それをブランディングし、新たな少年野球専用のプログラムの創設に挑戦したいです。

今までの少年野球が抱える問題(このスポーツを始めたきっかけや、チーム誕生のきっかけ)
全国の少年野球チームが全て同じとはいえませんが、必ず同じような境遇のチームがあるはずです。今現在の課題点が以下の通りです。

そもそも野球に体力は必要でしょうか。子供の基礎体力づくりでの走り込みやアップやケガ予防のためのランニングはアリですが、野球の場面で捉えると数十分も走る体力は必要ありません。それであればアジリティやクイックネスに特化した練習に時間を割くべきなのです。
野球には9つのポジションが決まっていて、それぞれに必要な能力やポジションによっては専用の道具もあります。やはり子供たちは花形であるピッチャーをやりたいのですが、ピッチャーこそ特殊なポジションで長時間動く体力や筋力が必要です。みんなと同じ練習をしていてはパフォーマンスは上がりません。
少年野球は地域によっては構成人数が少なく、他のチームと合流して、大会に出ることも少なくなく、一人でいろいろなポジションが出来る方が良いのですが、より効率の良く練習するためにはなるべく守備位置を固定して特化した練習や試合経験を得る方がより良いのです。
打率が低いのはバッターだけの問題ではありません。相手ピッチャーのストライクが入らない、バッティングの練習が少ない、試合経験が少ないなども大きく関係します。打たなければ走る機会も少ない、走塁技術や戦略も覚えることができません。なんなら守備よりも大切なのです。点を取らなきゃ勝てないスポーツなのですから。

少年野球に特化した戦略(守備編)
1試合で外野に打たれる本数はご存じですか。少年野球では平均して十数本です。その中でも内野の頭を超えてのヒットは数えるほどです。よく経験の少ない選手は【ライト】というポジションに置かれますが、それはライトに打球が飛びにくいからです。外野にはレフト・センター・ライトそれぞれ配置されますが、1試合でそれほど飛んでこない外野に置かれて、ボールが来ないまま試合を終える、そんなのはつまらないのです。
そこで、外野はセンターを1人だけ置いて、残りのレフト・ライトをショート・セカンドの位置まで前進させて内野強化に努めます。
センターは足が速く、経験の高い選手についてもらいます。
打球がゴロで外野にいかないように徹底して内野で処理します。外野に飛んだ球はセンターが頑張って処理します。

少年野球に特化した戦略(打撃編)
前項でも記載した通り、野球は打たなければつまらないし、点が入らなければ勝てないスポーツです。
野球にはストライクゾーンがあり、そこにピッチャーが投げないとボール判定、4つボール判定になると無条件で塁に進むことができます。
しかしそれではつまらないのです。
野球は打ってこそ盛り上がるし、選手も嬉しい。ピッチャーのストライクを待ってばかりいてはチャンスは活かせません。
戦略は『ボール判定も積極的に打ち、ヒットにする』ガンガン打って、打つ喜び、塁に走る高揚感こそ野球の醍醐味なので、積極的に打てるような練習をしていきます。
あとはバントです。確実にバットに当てて、塁を目指す、進塁をサポートする技術を身に着けることで戦略の幅が拡がり、【作戦】は子供たちの気持ちも高めます。

お手頃価格でも十分な機器でのサーキット形式の練習プログラム
前述した通り、少年野球に参加する親御さんは野球はできません。ストライク投球もできなければ、狙ったところにノックもできません。そこで、プロ野球選手御用達とはいかないまでも、インターネットで購入可能で便利な最新機器があります。
それらを使うことで、効率的でスムーズな練習が可能になります。
☆バッティング練習→①簡易ピッチングマシンを使った練習 ②ティーバッティング
☆ピッチング練習→ストラックアウト
☆守備練習→オリジナル送球練習、子供同士のボール出し
☆基礎体力プログラム→TRATEオリジナルプログラム
この4つの練習を最大4つのグループに分けてサーキット形式(時間によって分けて練習する方法)で取り組みます。
待ち時間を極力減らし、子供がバットやボールに触れる機会を最大限に増やします。

プログラムを日本中の少年野球チームに
今回のプロジェクトで創られたプログラムは日本中の少年野球チームに還元します。
プログラム内容や購入機材をはじめ、人材の募集・運用、ホームページの作成・運用もトレチが主体となってサポートしていきます。しっかり収益を上げて持続可能なプログラムとして、指導者も決してボランティアにならないように考えています。
今回は立ち上げなので、クラウドファンディングという形でご協力いただきますが、地域に還元する場合はトレチが初期投資を行い、運用していきます。

リターンについて
今回のプロジェクトに賛同いただき、ご協力いただける方々にはTシャツや帽子などのオリジナルグッズをリターン品としてご用意させていただきます。
また、このプログラムを体験いただき、自身のチームやこれから立ち上げるプログラムへの参考にしていただけたら幸いでございます。
協賛いただける企業・団体様には御社のサービスも当ホームページにて紹介させていただきます。

スケジュール
8月 地域の少年野球チームで簡易版を実証実験
9月末 クラウドファンディング終了
10月 物品の購入、プログラムの精査
10月 地域の少年野球チームでプログラムデモンストレーション、リターン品の作成
11月 リターン品の配送

資金の使い道
購入物品費 計¥142,500
中古グローブ3つ(体験者用)、中古バット3つ(体験者用)、中古ボール100個(バッティング用)、新品ボール36(投球、守備用)、バッティングネット3セット、ピッチングマシーン1機、ストラックアウト1機、ベースセット、バッティングティー3つ
施設費 計¥672,000
近隣野球場の年間通じての使用料です。月に4回、年間48回程度を予定していますが、抽選制なので回数は前後します。
人件費 計¥144,000
1回のプログラムで¥3,000程度を予定しています。コーチの能力や人数によって前後します。こちらも年間48回計算です。
総計¥958,500
その他の資金はプログラムの運営に充てさせていただきます。

最後に
現在、全国の学校では「部活動の地域移行」が推し進められています。私も横浜市と東京都の部活動指導員をしています。
「部活動の地域移行」は【教員の負担軽減】と【子供たちへの専門的な指導】の2本柱で動いています。
活動時間を平日2時間、休日3時間に絞ることによって教員の負担を軽減させ、外部からの指導者への門戸を広げ、運よく専門スポーツの指導者とマッチングできれば子供たちは専門的な指導が学校で受けることができます。
スポーツ庁が主となって動いていますが、現状指導者が足らずまだまだ進んでいません。
このプロジェクトが完遂され、プログラムが普及できるようになれば、地域移行の受け皿が拡がります。また「部活動の地域移行」と「地域スポーツの活性化」が結び付けば、子供たちの未来が大きく広がります。
スポーツが好きな子供たちが増えれば将来の指導者も増え、指導する現場もこれから増えていきます。
親としてスポーツ指導者として、スポーツする子が減り、競技大会も減っていく現状も打破していくような活動をしていきたいと思います。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。





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