はじめまして、ギャラリー食堂hug(フーグ)の店主・安田佳代子と申します。
この度は当プロジェクトをご覧いただき、誠にありがとうございます。
私は「人間の様々な感情や人生模様を、立体的な動物フィギュアに投影する」アクセサリークリエイターとして、20年以上活動してきました。
(サイトはこちら → https://robotti7.com/)
2024年5月、アクセサリー制作を始めた当初から思い描いてきた、「魅力的で刺激的な全国のクリエイターたちのための場所であり、彼らが集い、価値観を共感できる空間をつくる!」という夢を叶えるべく、数多くのアーティストやクリエイターが活動し、かつ私自身住まう、愛着のある中野にギャラリー食堂「hug」をオープンさせました。
ギャラリー食堂「hug」は、ただおいしい食事を提供するだけの場所ではありません。
クリエイターたちの展示作品を傍らに、麹や自家製の発酵食材、そして自家製天然酵母を使った発酵料理が味わえる「芸術」✕「食」の融合空間として、多くの方々の心の拠り所でありたいと願っています。
全国のクリエイターのみなさんの創作活動の拠点として、また、非クリエイターの方々にとっては食堂という日常的な場所でありながら、非日常のアーティスティックな刺激、気づきを味わえる場所として「hug」が存在する。
それによって、その先にはアートに限らず自由かつ多種多様な趣向をもつ多くの人々が集い、自由に表現・共感し、交流できる・・・そんな貴重な場所になりうると考えています。
「hug」に訪れるひとり一人が目にする作品の数々。
それらはきっと、作品と対峙した者たちに何かを訴え、共感させることでしょう。
そんな、これまでにない空間を提供したい。
そんな場所があることを知っていただきたい。
これがこのプロジェクトのテーマです。
全国には有名アーティストの作品に触れられる芸術館が数多く存在します。
そこはクリエイターの表現の場(機会)として、また鑑賞する人々にとっては癒しの場として成り立っています。
それらがもっと身近に感じられる場所に存在したとしたらどうでしょう。
自分が住む街の片隅にあったなら、人々は日常的に心を癒し、自らと向き合い、時に見つめ直す機会が増えるのではないでしょうか。
地域の人々が日常的に芸術に触れ合える空間を提供したい。
そしておいしい食事でエネルギーをチャージし、日々の生活を笑って過ごしていただきたい。
健康的な食とともに、心身ともに健全であってもらえる空間こそが「hug」なのです。
それは私自身の過去の経験によるところが大きくあります。
子どもの頃からものづくりが好きだったのですが、美大に進学し、建築を学びながらも心のどこかでしっくりと感じられずにいました。
そして当時なんとなく、カフェを開けたら・・・という思いもあったため、卒業後は飲食の世界に身を投じていましたが、ふとしたきっかけで心を病んでしまいました。
その後しばらくの間は外にも出られず、理由もなく泣き続ける日々・・・
ですが、もともと好きだったシルバーアクセサリーの制作方法を学ぶ機会を得、その楽しさにどっぷりとハマっているうちに自分を取り戻すことができたのです。
病気から回復するとともに制作のペースや技術も向上していき、次第に「自分の作品を見てもらいたい」という想いが芽生えたのですが、当時は展示や販売できる場所やイベントも少なく(しかも高額)、現在のようにネットで誰でも簡単に販売できるような状況ではありませんでした。
そのような環境の中でのさまざまな苦労やもやもやした経験が私のクリエイターとしての原体験としてあり、ネット環境が発達した現在であってもなお、自己の作品に対するダイレクトな反応を知りたい、得たいというクリエイターの願望は変わらないと思うのです。
きっと、同じような経験をされたクリエイターの方も多いのではないでしょうか。
作品を世に出すことの難しさ、自分の作品への評価に対する不安、そして、もっと自由に表現したいという気持ち・・・。
そんなクリエイターの方のための場所をつくりたいと思ったのです。
実は私は子どもの頃、祖母の塩辛い手前味噌がきっかけで、味噌、しょうゆなど発酵食品全般が苦手でした。
そんな私が発酵食に取り憑かれるようになったきっかけは、たまたま食べた天然酵母のパンです。
あまりのおいしさに驚愕&感動し、今思えばそれが私の人生を大きく変える存在に。
さっそく、自分で自家製天然酵母のパンづくりを始め、それを通して苦手だったはずの味噌をつくるようになり、さらには発酵の奥深さを知り、米麹の持つ優しい甘みや旨味に心を奪われすっかりハマってしまったのです。
発酵食を日々の食事に取り入れることは、
①腸内環境改善→創造性の向上: 発酵食品に含まれる乳酸菌などの善玉菌が腸内環境を改善し、身体的・精神的な安定が得られることで、創造に欠かせない集中力が高まる。
②栄養価の向上→パフォーマンスの向上: 栄養素が発酵の過程で分解されて吸収されやすくなり、またビタミンB群やアミノ酸など脳の働きをサポートする栄養素が豊富であるため、持続的なエネルギーが得られ、かつ集中力が高まることで生産性や仕事効率もアップする。
③リラックス効果: 発酵食品に含まれるアミノ酸には、リラックス効果やストレス軽減効果がある。
など、多忙な現代人にうれしい効果がたくさんあるといわれています。
そして何より私が伝えたいのは、時間をかけて丁寧につくられた発酵食がもたらす「心の栄養」です。
味噌汁を飲んだ時にほっとする感覚や麹の香りと旨味をじっくりと味わう時間など、それらは私たち人間の心の状態を整える働きがあると思います。
麹のおいしさを知り、健康になっていただくことはもちろんですが、忙しい毎日を送るあなたに、制作に熱中して食事も抜いてしまうクリエイターのみなさんに、ゆっくりとした空間の中で心も身体もほっと一息つけるような食事時間と、やさしく、心身に染み入る発酵食メニューを提供し、いろいろなものをリセットし、元気になっていただきたいのです。
①栄養バランスを考えた、おいしい発酵食メニューを提供し続けます。
②絵画、彫刻、写真、デザイン、手工芸など、様々なジャンルの作品を展示し、来店する方々に新たな発見と感動を提供します。
③クリエイターの方々の活動をお手伝いし続けます。
④クリエイター同士、クリエイターと非クリエイターや地域の人々が交流できる場を提供し、新しいコミュニティ創出のお手伝いをします。
⑤クリエイターのみなさんとのコラボレーションによるメニューや、発酵に関わるワークショップなど、様々なイベントを開催します。
お店をみなさんに知っていただきたい、クリエイターのみなさんにもっと活用していただきたい、ということに加えて、実は店舗の問題があります。
店舗は築42年の建物で居抜き店舗です。
建物自体も老朽化しており、オープン前にあちこち自分たちで修理をしたのですが、まだまだ直したい部分がたくさんあります。
また、譲渡された調理機器の一部は壊れる寸前の状態のものもあり、営業に支障が生じる可能性もあります。
今のところは騙し騙し使っていますが、買い替えが必要な状態です。
そしてこの夏、最も困っていたことが、厨房内の空調設備がないため、体感で40度ぐらいの中で毎日調理を行っていることです。
もともと扇風機がついていましたが、単に熱気が回るのみ。
全く涼しくはありません。
さらに扇風機によって厨房の熱気が客席に流れてしまうため、厨房と客席の間にロールスクリーンを設置しました。
おかげで客席は涼しくなりましたが、厨房内が大変な暑さになります。
私やスタッフの体調保全、労働状況の改善のために、ご支援いただいた一部で空調機器も揃えたいと思っています。
ご支援いただいた方には、以下のリターンをご用意しています。
関心のあるリターンがございましたらぜひご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
・お礼メッセージ
・オリジナルマグカップ+お礼メッセージ
・hugの魅力マガジン
・店内でのお名前掲示
・オーナーと食事ができる権
・CAMPFIRE限定 hugオリジナル革アクセサリーキット
・CAMPFIRE限定 オーナーブランドのアクセサリー
・CAMPFIRE限定 定食3回分チケット
・ワークショップなどでの店舗のご利用・2時間貸し切り(ドリンク付き)
・レンタルボックスオーナー権(ボックスをまとめて購入いただき、画廊オーナーの気分を味わっていただきます。ボックスはクリエイターに提供)+定食1回分チケット
・ギャラリーオーナー権(画廊オーナーの気分を味わっていただきます。ギャラリーはクリエイターに提供)+定食1回分チケット
目標金額は50万円で、資金の使い道は、
・クリエイターの方々へ、ギャラリーとレンタルボックスの無償提供
・前の店舗から譲渡された厨房機器(フライヤー等)の買い替え
・備品設置費(厨房内空調機器購入・展示販売関連の備品作成材料費)
・広告費
に活用させていただきたいと思います。
11月 クラウドファンディング終了
12月上旬 作家様の募集を開始
12月中旬 リターン準備を開始、設備機器の購入
12月下旬 作家様決定、第1弾リターン発送
2025年1月中旬から ギャラリー・レンタルボックスの公開、第2弾リターン発送
発酵食は身体のみならず「心にも健康をもたらす栄養」なのだと思います。
そしてアートやものづくりは「人生に刺激を与えてくれるスパイス」です。
「芸術✕食」
このふたつの出会いが、人生をもっと豊かに、人生に新たな彩りを添えてくれるに違いありません。
刺激と癒やしを求める人の五感を満たしたい。
私の挑戦は、まだ始まったばかりです。
みなさまからの温かいご支援が、このギャラリー食堂hugを成功させる原動力となります。
ぜひみなさまと一緒に、クリエイティブな未来を創っていきたいと思っています。
応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
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