熊本市立千原台高校の生徒による研究活動です。
私たちは、千原台高校の情報科に所属し、商業科目を学習しています。
課題研究という授業で、地域の商店街にスポットをあて、4月から研究活動に取り組んでいます。
熊本市中央区にある商店街(以下、サンロード新市街)のフィールドワークを通して、隣接する下通り商店街に比べて、空き店舗が目立ち看板等の色が少なく、通りに明るさが足りず暗い印象を受けました。
この課題を解決するため、授業のメンバー11名でブレーンストーミングやKJ法を用いて、商店街を明るくするためのアイディアをまとめました。サンロード新市街の方々と座談会を開催し意見交換会も行いました。
そのなかで、サンロード新市街が「時間をあそぶ」ということをコンセプトにしていることを知り、街に明るさをつくることに加えて、熊本を訪れる旅行者に思い出の時間を届けたい!と考えました。
私たちは授業でSWOT分析を実施し、サンロード新市街の強みとしてアーケードの幅の広さが西日本一であること、ホテルの件数が多いこと、また、インバウンド観光客が増加しているという機会があることに気づきました。このことから、私たちは、訪日客を含む熊本を訪れる観光客をターゲットに、日本ならではの「提灯」を新市街商店街のアーケードに展示したいと考えました。
提灯のデザイン案は現在検討中ですが、復興途中である熊本城とアジアを中心とした国々の国旗を取り入れたデザインにしたいと考えています。イメージ図(手書きイラスト)は下記に示すとおりですが、今後、より専門的な知識や技術を持っている方々の協力を得ながら作成する計画です。
高校最後の年にクラウドファンディングに挑戦し、オリジナルの提灯作成に取り組み、サンロード新市街に灯りと彩りを届けたいと思います!ぜひ、私たちのプロジェクトにご協力とご支援をお願いいたします。
最新の活動報告
もっと見る【夏休みの活動報告】〜提灯のデザイン検討編〜
2024/09/06 00:59夏休みに熊本市中央区にある熊本デザイン専門学校の先生へ提灯デザインの相談をしました。私たちの取り組みを説明したところ、提灯に直接熊本城を描くのは難しいので、海外の方が好む日本語を書き、提灯の下に熊本城をイメージしたお城と国旗をデザインしてはどうかとアドバイスを頂きました。 また、国旗のあしらいについて、当初イメージしていたお城全体を国旗にしてみたいという要望も踏まえ、4パターンの提案をいただきました。現在プロジェクトメンバー11名で検討中です。 夏休み中、実際に提灯に文字を書いてみました。提灯に文字を書くことは初めてだったので、ドキドキしながら筆を入れました。ボコボコしていて提灯に文字を書くことは結構難しかったです。提灯使われている素材が布製なので墨が滲みました。滲まないインクを調べたところ、アクリル絵の具やアクリルガッシュという商材を知り、再度挑戦。墨に比べて、滲みにくく黒色も濃く出ることが分かりました。さらに書道家の方をお招きし、より筆感がでるインクや水の配分等を試していただき、アドバイスをもらうことができました。 2学期がスタートしました。11月に新市街商店街アーケードに私たちのオリジナル提灯を展示し、熊本を訪れる観光客に旅の思い出を残してもらえるよう、引き続き頑張ります。応援とご支援をよろしくお願いします。 もっと見る
とても良い企画ですね!応援します。 残念なことに、この素晴らしい企画を熊城会の仲間を含め、知らない人が多くいます。 残り25日、クラスメイトやOB一人ひとりの情報発信で参加を募り、追い込みを図ってください!