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昼はシェアキッチン、夜は学習塾!地域を盛り上げる塾を作ります!二つ台みーとみーと

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横浜国立大学近くの二つ台商店街に、空き店舗を活用した学習塾兼シェアキッチンをつくります。昼間は利用されない学習塾を交流滞在拠点、シェアキッチンとして地域に開放することで、多世代に向けて居場所を提供します。

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横浜国立大学近くの二つ台商店街に、空き店舗を活用した学習塾兼シェアキッチンをつくります。昼間は利用されない学習塾を交流滞在拠点、シェアキッチンとして地域に開放することで、多世代に向けて居場所を提供します。

はじめに・ご挨拶

はじめまして。塾講師・教育系YouTuberのみたかです。横浜国立大学建築学科に入学し、6年間建築を学んできましたが、勉強を教えることが好きすぎて、授業動画をYouTubeに投稿をはじめ、今は藤棚デパートメントというシェアキッチンで自身の学習塾を運営しています。


みたかの勉強チャンネル


建築学科に入ったのに結局、教育系YouTuber、塾の先生になっているという変な経歴です。YouTubeは、4年前から始め、塾講師の経験を活かしてみんなの苦手な分野や入試問題の解き方などを解説した授業動画を投稿しています。

現在チャンネル登録者2.4万人、総再生回300万回で多くの高校生や中学生に視聴してもらっています。動画を見て「分かりやすい!」と言ってもらえるのも嬉しいですが「勉強が好きになった!」「楽しい!」というコメントが一番嬉しいです。


YouTubeに授業動画を投稿しています!

学習塾は昨年の4月から始め、現在は小中学生を対象に20人ほどの生徒を抱えています。

「勉強は分かると楽しい!」をモットーに、学ぶことの楽しさを生徒に伝えるために日々奮闘しております。

みたか塾 指導風景
ちょっぴりうるさいですがワイワイ楽しくやっています。

縁があり、同じ横浜国大出身の建築家が設計・運営している横浜市西区の「藤棚デパートメント」というシェアキッチンを夜間に使用させてもらい、塾を運営しています。

横浜市西区藤棚商店街にあるシェアキッチン「藤棚デパートメント」
近年、シェアキッチンが流行しているが、その先駆けのような存在

今はシェアキッチンという場所を借りて塾を運営していますが、そろそろ自分の拠点の学習塾を作りたいなと考えるようになりました。そしてシェアキッチンを借りて塾を運営してきた経験からこんなことを考えるようになりました。


学習塾って昼間空いてる!地域に開放できないか

学習塾というのは基本的に子どもたちが学校に行っている間は使われません。

藤棚デパートメントは、昼間はシェアキッチンを借りてお店をやりたい人たちで賑わっていましたが、夜の利用は比較的少ない状態でした。逆に学習塾としては夕方以降に利用したいので、都合が良く、夜に利用させていただいていました。塾開業当時は学生で開業資金が全くなかったのですが、この場所を使わせてもらうことで自分の塾を小さく始めることができました。

シェアキッチンを借りて塾をやっている状態でしたが、逆ができたらとても面白いなと考えるようになりました。つまり、夕方は塾にして、昼間の使われない時間を、シェアキッチンや地域交流拠点として開放できたら、とても良いのではないかと考えました。


横浜国立大学の西門の地区が大変なことに!

そんなことを考えていた頃、私が住んでいた地域である常盤台・釜台地区では大変なことが起こっていました。この地域は、横浜国大の西門を出てすぐに位置する場所で、多くの横浜国大生が住む場所でもあります。

私も横浜国大に進学し、上京してからこの地域に長く住んでいます。

二つ台商店街マップかつてはバス通りである大池道路沿いに多くの商店で賑わっていた商店街で、(常盤台・釜台の二つの台をとって)二つ台商店街と呼ばれていました。

時代とともに商店の数は減っていきましたが、私が大学に入学した時点では、お肉屋さん、そば屋さん、焼肉屋さん、定食屋さん、カレー屋さんなどがまだ現役で残っていました。

しかし、2023年に店主の急逝や後継者不足などによりお肉屋さん、そば屋さん、焼肉屋さん、定食屋さん、カレー屋さんが相次いで閉店してしまいました。

まだまだ人も多い地域にも関わらず、シャッターが閉まってしまった建物ばかりとなってしまい一気に寂しい雰囲気のまちとなってしまいました。

横浜に住んでいる方はご存知の通り、横浜は坂の多い街です。この地域も常盤台・釜台という名前から分かるように高台に位置する町です。横国生は、大学へ行くことを「登山」と呼んでいます。

高台の上のお店が無くなってしまったので、急峻な坂を登り降りしないと飲食店・カフェすらないという地域となってしまいました。人々がふらっと集まれる居場所が不足しています。

これはまちづくり協議会によるアンケートとワークショップの結果ですが、実際に「居場所がない」「居場所が欲しい」という声が多く集まっています。




そんな状況を地域の住民から聞き、なんとか再びこの場所を盛り上げることはできないかと考えました。


あのお肉屋さんを生まれ変わらせよう

そこで今回は、二つ台地域で閉店してしまったお店の一つである「二葉屋精肉店」を改修し、生まれ変わらせようと考えています。

このお肉屋さんは、商店街の谷間に位置し、間口が広く、赤い看板と庇がシンボルの、この地域で知らない人はいない、いわば地域のシンボルのようなお店でした。

このお店のシャッターが閉まっていると、活気が感じられません。

そこで今回のプロジェクトでは、このお肉屋さんを対象として、昼間はシェアキッチンやシェアスペースに人が集う場として、夜間は子供たちが勉強する塾として機能する、複合的な地域拠点に生まれ変わらせたいと思っています!

お肉のミート(meat)とたくさんの人が出会うミート(meet)をかけて二つ台みーとみーとと名付けました。

「二つ台みーとみーとPJ」のロゴ
お肉・二・台にも見えるデザイン8000000studio作成
何を作るか?

私は藤棚デパートメントというシェアキッチンで塾事業を始め、自分の好きなこと、得意なことで生計を立てていくことができるようになりました。シェアキッチン・シェアスペースは場所は誰もがやりたいことにチャレンジできる場所です。こんな場所を私たちも作っていきたいです。

また、この地域は飲食店などが一切ない地域です。カフェなど気軽に立ち寄れる場所もなく腰を下ろす場所もないです。この場所にシェアキッチンができて、日替わり・週替わりで色々なお店が入るようになり、地域に彩りが生まれたらいいなと思っています。


プロジェクトに共感した多くの仲間があつまる

今回のプロジェクトに多くの人が興味を持ってくれたため、横浜国大の学部生から大学院生、地域住民の方など多くの人が関わってくれるようになりました。

今後は、このメンバーでこの地域を盛り上げるための活動をしていきたと考えています。現在もメンバーを募集していますので、興味がある方はぜひ声をかけてください!

『ヨコハマ市民まち普請事業』への応募

今回、シェアキッチンを整備するにあたりヨコハマ市民まち普請事業に応募することにしました。

出典:横浜市HP

ヨコハマ市民まち普請事業とは、横浜市民が主体となって行う地域の課題解決や魅力向上のための施設整備を伴うまちづくりに対して横浜市が支援を行う事業のことです。横浜市職員とまちづくりの専門家を交えた打ち合わせの様子

具体的に何を支援してくれるかというと、まずは最大500万円の助成金です。この制度の素晴らしい所は、助成金を与えるだけでなく伴走支援(職員が打ち合わせに参加・まちづくりコーディネーターの派遣など)がある点です。

1次コンテスト・2次コンテストを経てどの団体を支援するかが決まります。

1次コンテストが7月21日にありましたが、なんと審査員からの得票数が14団体中1位で通過することができました!!

1次コンテストのプレゼンテーションの様子(横浜市HPより引用)


「学習塾 × 地域交流拠点」という新しい視点が評価されました。また、地域の方もメンバーとしてコンテストに参加していたことや、学生メンバーの熱い最終アピールのおかげで、高い評価を得ることができました。

2次コンテストでは、より具体的な実現性について問われます。引き続き頑張っていきたと思います。

 

まち普請事業1次コンテスト後の活動
・イベントの開催

この場所の認知度を高めることと、地域の声を多く聞くために、旧二葉屋精肉店でさまざまなイベントを行いました。

横浜国大のサークルや団体と協力しながら、この場所を盛り上げています。

みなさまへのお願い

旧二葉屋精肉店は1981年以前に建てられた建物です。耐震診断を行なったところ、やはり現在の耐震基準を満たしていませんでした。

そのため、耐震補強を行う必要があります。しかし、まち普請事業の補助金は、耐震補強に使えません

耐震診断の結果

そこで、今回のクラウドファンディングでは、耐震補強に必要な資金を集めたいと思っています!

地域の人と、塾に通う子どもたちの安全を守るため、耐震工事は施設を作るうえで必須です!


「塾×地域交流拠点」今までにない交流施設の可能性

学習塾は地域の子どもたちが集まる場です。シェアキッチンがあることで、勉強を頑張る子どもたちに地域の人たちが夜食を作ってあげて、子どもたちを支えてあげる、このような交流の仕方などが考えられます。共働きで夕飯の準備が難しい家庭も多いので地域で支え合う仕組みを構築できる可能性があります。

自治会やコミュニティハウスなど地域の交流する拠点は多くありますが、どうしても特定の年代やグループに偏ってしまいがちです。

塾と地域交流の場が組み合わさることで今までにない地域の交流施設ができるのではないかと考えています。

また、子どもたちは地域の次の未来の担い手となっていく存在です。地域と子どもたちがつながるような仕組み作りを考えていきたいです。


地域交流拠点の新しい在り方

「まちの居場所」「まちの交流拠点」「コミュニティカフェ」のような交流の場が、近年、各地で開かれています。コミュニティセンターのような公共施設と比べれば小規模でささやかな設えとなりますが、運営者の努力と創意工夫で地域の日常的な居場所となっています。しかし、そのような場所を継続して運営していくのはとても大変です。

みんなの場所という社会性を持ちながら、継続のための経済性も必要で、そのバランスがとても難しいのです。

今回のプロジェクトは、学習塾と地域交流拠点が共存することで、場所を有効活用し、家賃などの維持費を負担しあうことで継続性を高めることを可能にしています。

このように、今回のプロジェクトが新しい地域交流拠点の一つのモデルケースとなることを期待しています!


(速報)タウンニュースに取り上げていただきました!

 当該記事リンク


最後になりましたが

ここまでこのページをご覧になってくださりありがとうございます!

2023年の冬に、この地域の蕎麦屋さん、焼肉屋さん、お肉屋さんが立て続けに閉店してしまったと聞いた時、このままではいけない!塾でも開いて盛り上げるか!と思いましたが、最初は本当にただの妄想でした。

ただ、その妄想を色んな人に話しているうちに、たくさんの人が協力してくれるようになり、妄想はやがて実現へと向かっていきます。

ここまでにさまざまな障壁がありました。まずは6月に一度、建物所有者に建物の利用を断られてしまったことです。ちょうど、耐震についての交渉の最中に、建物所有者が亡くなられてしまい、相続された方に耐震を行う予定はないと断られてしまいました。

しかし、メンバーの1人が達筆な字で交渉の手紙をしたためてくれたおかげで、耐震の費用をこちらでなんとかする代わりに建物の利用を認めてもらいました。

このプロジェクトはすでにさまざまな人が関わり、ありがたいことに地域の方達からも期待が寄せられています。

これからも実現までにさまざまな障壁があると思いますが、一つの大きな山は耐震改修です。

設計を担当する8000000studioの奮闘もあり、耐震改修による建物の強度補強自体は実現可能ですが、最後の問題で費用の問題があります。

このプロジェクトを最後までやり遂げていきたいと思いますので、ご支援のほど何卒よろしくお願い致します!!


スケジュール

<これまでの活動>

2023    二つ台のお店が軒並み閉店してしまったのを知る

2024/2   初期メンバーチーム結成 

2024/2/24 旧二葉屋精肉店を実測。

2024/3/1  「羽沢横国まちづくり協議会」に参加

横浜市の職員さんに「まち普請」を紹介される 

2024/3/10 メンバーでまち普請バスツアーに参加 2024/5/10 「羽沢横国まちづくり協議会」に参加 

2024/5/11 模型を作る会を開催。多くの横浜国大生が参加。PJ の周知2024/5/25 常盤台ワークショップで「居場所」をテーマに議論 

2024/6/22 水煙会(横国建築OB同窓会)にてプロジェクトのプレゼン

2024/7/21 ヨコハマ市民まち普請の一次審査を通過

<これからの活動>

2024/10 施設の使い方を深める地域イベント・ワークショップ

2024/11 まち普請2次提案書提出

2024/12 クラファンで集めた資金を活用して耐震工事

2025/1-3 塾部分の施工工事

2025/1 まち普請2次提案最終プレゼン

2025/4 キッチン部分の運営に携わる学生団体立ち上げ

2025/5-6 まち普請の補助金を活用してキッチン部の施工工事

2025/7 みーとみーと全面開業!



資金の使い道

耐震工事費:約500万円のうち一部を当クラウドファンディングにて賄う予定です。

耐震工事費の詳しい見積もりについては、みーとみーと設計部である8000000studioと耐震に強い設計士さんと協議中です。

建物の規模感と一般的な事例から約500万円と設定しています。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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