たまには、自分自身にあった家族とのあたたかい(?)お話でも載せておきます。
私が電車に飛び込もうと失踪して帰宅した朝のこと—、
母「まずね、協力してあげられることが3つある。1つめは歯を治してあげたい。矯正。歯並び悪いのは本当に可哀相だと思うから矯正歯科を探そう」
2つめと3つめを聞いてなかった私。
母「私も生命保険入りすぎだから、どれか解約してそのお金で治すつもり」
私「あ、だったらあれがいいな。銀の針金みたいのでずっとつけてるやつ」
母「あれは一番高い。あとはマウスピース型がある」
私「取ったりつけたり大変じゃん」
母「確か、その銀のやつって3年間つけてなきゃいけないはず。あんた、3年間生きれる?」
私「はぁ、難しい問題きたな…。7:3で生きれない方かな」
母「あんたが先に死ぬか、矯正した歯が先に死ぬかの勝負になる」
私「俺の死因、歯なの?それは嫌だ」
母「ほら、歯を治せばにっこり笑えるでしょ」
私「その前に、俺がにっこり笑うと思ってることが夢だわ。でもね、例え電車に飛び込んだとしても、俺死なない自信があるんだ。きっと吹き飛ばされて怪我はするけど生き残る。今までもそうだったけど、俺しぶといからさ」
~数日後~
母「あの時はテンパってたから、歯のこと言ったけど一度保留ね」
私「さぁ、線路に行こう」
おしまい