はじめに本ページをご覧いただきまことに感謝いたします!サックス奏者の太田聖士と申します。
私事のお話になりますが、少しばかりお付き合いください。
♫サックスと歩んできた太田聖士の音楽ライフ
私がプロサックス奏者として活動しはじめたのは1970年代後半になります。
テレビの音楽番組でビッグバンドの一員として演奏することを主な仕事にしておりました。
ビッグバンドと一言で言っても、もしかしたらほとんどの方がピンとこないかもしれません。
ジャズにおける編成のひとつと説明してもよいのですが、ひとまずここでは「歌手の後ろで楽器を奏でてる人たち」と思っていただければよいかと思います。
ビッグバンドは演歌からポップスまで音楽ジャンルを問わず、さまざまな楽曲に幅広く対応することができます。
今でこそミュージシャンはパソコンや電子機器を巧みに使い、多種多様な音を生み出すことができますが、かつての歌謡界はビッグバンド無しで音楽番組を成立させることは不可能でした。
世の中がバブル景気に入る前、Jポップという呼ばれ方もまだ無かった頃、私は歌謡曲の世界で演奏の仕事に全力を捧げておりました。
とにかく目が回るほどの忙しさ…、記憶にまったく残ってない演奏もちらほらとございますが、全力で仕事に励んでいました。テレビの演奏を中心に多方面で数々の演奏をこなし、プロミュージシャンとしてなんとか音楽一本で、妻と三人の息子たちと東京で生活することができました。
昭和天皇崩御の影響とバブル景気の終わり
1989年昭和天皇崩御の年、エンタテインメントは一気に自粛ムードに入ります。
相次ぐ演奏の取りやめ、連日鳴り響くキャンセルの電話に妻がどんどん不安に苛まれていったのを、今でも覚えています。
この年を境にテレビを含め各方面の演奏の仕事が激減していきました。
♫東京都清瀬市に移り住み、実現できた音楽ライフ
バブル景気の最初の頃に移り住んだ清瀬市で新たな東京生活をスタートしました。
とにかく音楽の仕事をしなければ!激減する演奏の仕事に負けないよう、精一杯営業をこなしてきました。
ラテンジャズバンド「ラ・デヴィシオン・デル・スール」を結成し、各地で学校コンサートを中心に演奏活動も行ってきました。
沢たまきさん、西郷輝彦さんのコンサートツアーなど、歌手の演奏の仕事も少しづつ戻ってきました。
ご縁が重なり大学でジャズのコーチをしていた時期もあります。若い世代がみるみる成長していくのが楽しみでした。
実践女子大学JAZZ部のコーチを10年間続けました
各地で行われた純烈やはやぶさ川上大輔さんのライブ
昭和、平成と、東京で音楽の仕事を続けてこられたのも、家族や仲間、友人、私を信頼しバンドを託してくださったアーティストがあってのおかげです。
サックス奏者として人生を歩んできたことを心から喜んでいます。
♫家族そして多くの仲間がそばにいてくれた音楽人生、そして故郷宇和島への想い
私の故郷は愛媛県宇和島市です。
故郷宇和島から東京へ、夢を抱え叶えた兄弟や仲間たちがたくさんいます。
しかし時は流れ、そんな親しい人たちも次々とこの世から旅立っていきました。
そろそろ私の番も近い…、私が残せるものを残さなくては!そのような気持ちが日増しに大きくなっていきました。
故郷宇和島から上京した兄弟、友人たちも一人また一人と旅立っていきました
2011年から学生達と始めた東北大震災チャリティーコンサートや、
清瀬市コミュニティプラザで行われた西日本豪雨チャリティーコンサート(2019)
清瀬市で開催した西日本豪雨チャリティコンサートに次いで、故郷宇和島でも演奏する機会をいただきました。私のサックスで癒されたというお声をいただきとても嬉しかったです。
♫たくさんの人に愛されたBIGバンド
同郷の先輩イケベ楽器創業者の池部春彦さんが旗振りをし、毎年開催されたBIGバンド公演「グッドマンズオーケストラ」。
人の手が奏でる楽器の演奏でライブハウス全体を包み込み、観客の心が一つになる!それこそがBIGバンドの魅力です。池部さんはBIGバンドをこよなく愛してくれた、かけがえのない方でした。
私にとって素晴らしい思い出をたくさん残してくださった大切な先輩です。
♫私のBIGバンドCD制作をどうか応援してください!
私はかつてサックスアンサンブルというCDを1枚だけ出しました。もう30年以上前のお話です。
ジャズの名曲とオリジナル曲をサクソフォン五重奏にアレンジし、重厚なジャズアンサンブルの曲として収録した内容のCDです。
サクソフォン奏者である私からしてもサックス中心のCDを出せたことはとても喜ばしく、仕上がりにもとても満足しています。しかしどうしてもBIGバンドサウンドの魅力には及ばず、いつかBIGバンドサウンドを収録したいという夢をずっと抱いてきました。
BIGバンドとは編成のことを差します。トランペットセクション、トロンボーンセクション、サックスセクション、そしてリズム隊(ピアノ、ベース、ドラムス、ギター)。総勢18名で行うのが基本のスタイルになります。
それぞれのセクションのサウンドが融合し一つの集合体となり、重厚な音の層を生み出すのがBIGバンドです。
人の手で奏であげる美しく深い音をみなさまにも聞いてもらいたい!そんな想いでこの度クラウドファンディングを立ち上げました。
私の目指すBIGバンドCD制作の特徴はサクソフォンにあります。
今回参加してくれる「大堀サックス研究所」所長の大堀博士さんのマウスピースが、BIGバンドサウンドに大きな影響を及ぼしてくれると信じています。
太田聖士・大堀博士・小池修・中沢まどか・渡邊滋。この五人のプロサックスプレイヤーがそのマウスピースでプレイすることで、私の目指す「舶来の音」を収録しようとしています。
サックスサウンドがどんな音になるのか非常に楽しみで、私自身もワクワクしています。皆様もどうぞ御期待下さい!
素敵なCDになると信じています。サックスプレイヤー太田聖士の活動をどうか応援してください!皆様のご期待に添えますよう精一杯努めてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
◎資金の使い道
・スタジオ録音代・CD制作費用・ホール代・リハーサル会場費・メンバーへの演奏料・スタッフ等の食事代等諸々
◎スケジュール
▶2024年9月中にクラウドファンディング開始
▶同年10月31日クラウドファンディング終了
▶2025年1月〜2月中にリハーサルとCD録音及びプレス作業
▶同年3月中にリターン発送
▶4月以降LIVE及びYouTubeへの一部動画配信予定
最新の活動報告
もっと見るレコーディングをどこで
2024/11/13 16:11清瀬市の息子たちの母校の近くにある児童センター「ころぽっくるホール」です。清瀬けやきホールでのレコーディングを目指していたのですが、音源撮りには少し不向きな点があるということがわかり、こちらのホールが候補に上がりました。客席が引っ込み舞台がせり上がる仕組みを見せてもらいました。大きめの駐車場もあり近隣も穏やかな場所なので、とても良いと思いました。今年中に色々と決めていかなければなりません。少しづつ近況をお伝えしてまいります。 もっと見る
御礼のご挨拶
2024/11/01 12:09本当にありがとうございました もっと見る
BIGバンドCDプロジェクトに最後までお付き合いくださりありがとうございました。
2024/10/31 12:32写真の険しい表情の男性は、私が若い頃のサックスの師匠石嶺弘美さんです。石嶺さんが吹く「舶来の音」に魅了され、私もサックスの腕を磨いてきました。これからもサックスを吹いていきます。45日間のクラウドファンディングにお付き合いくださり本当にありがとうございました!YouTubeショート演奏星のフラメンコ もっと見る
何か出来る事はないかと毎日見てます。応援してます、どうか実現出来ますように!