はじめに
こんにちは。わたしたちは設楽町の魅力を余すところなく伝える冊子「そしたら」編集室です。はじめてわたしたちのことを知る方も多いかなと思います。今回はわたしたちのこと、これまでの経緯、なにをしていこうとしているのかなどをお伝えさせていただけたらと思います。設楽町にゆかりのある方、これからゆかりができてくる方など、少しでも興味を持ってくれた方にこの話が届いてくれると嬉しいです。
わたしたちについて
わたしたちが、はじめて設楽町に訪れたのは実はここ数年の話でした。わたしたちのチームは普段は東京でまちづくりや建築・広告系に携わるメンバーで構成されています。
そんなわたしたちがなぜこのプロジェクトを立ち上げたのか。
きっかけはとある設楽町の方との出会いでした。
2021年。設楽町出身の金田さんはシンガポールに在住する息子さんを通じADDReC代表の福島と出会いました。金田さんは当時地元で議員をしていました。設楽町は2034年に完成予定のダム建設で大きくまちが変わっていく最中。加えて人口減少が高齢化という課題があること。うまく言語化できないけど、とにかくいい場所だから来て欲しい!そんな熱い思いをzoom越しに聞き、ひとまず一回現地にいってみることに。
ちょうど近隣の町・豊橋が地元のADDReCメンバーもいたので加わり、金田さんに会いに初めて設楽町に。そしてそこで感じたのは、決して派手ではないが、どこか心を動かすような「そのままの」風景。そして人がいました。
その方の設楽町への思いに惹き寄せられるように、わたしたちは設楽町にたびたび赴くことになりました。訪れるたびに仲間を連れていくとみんなすっと惹き込まれていく。なにか不思議な魅力がこのまちにはある。
そうして触れた町の自然や文化、人々に魅了され、このプロジェクトを立ち上げました。
外の人間だから気づける「素」の設楽町の魅力。
まちの人にとってとても大切なものでありつつ、もしかしたら今後このまちを知るだれかにとっても大切な場所になるのかもしれない。
そんな可能性を拡張するための手法として、わたしたちは「冊子」をつくることにしました。それが「そしたら」です。
設楽町を訪れて感じた、
素の魅力を伝えるZINE。
そしたら、そしたら・
と会話を広げるように、
設楽町の素敵なひと、
もの、ことを紹介します。
ひとりずつ、ひとりずつ、この冊子を通じて、したらの会話がひろがっていくことを目指していきたいと思います。
設楽町について
設楽町は愛知県の北東部、奥三河地域に位置する静かな山間の町です。面積はおよそ484平方キロメートルで、豊かな自然に囲まれた風光明媚な場所です。この町は四季折々の美しい風景、豊かな文化、そして温かい人々が特徴のまちです。
そしてこれからまちへの大きな変化としてダム建設があります。すでにまちの中で工事が進み、地形も変わってっています。この変化が悪いものだということではなく、ひとつのまちの大きな変化の時代をまさに今、刻んでいるのだと感じています。
たとえば100年後、このまちの歴史を振り返った時に語り継がれる ”時代のターニングポイント” になる瞬間を迎えていると感じています。
なぜつくるのか
そんな変わる時代の中にある設楽町には、まだ広く知られていない多くの「素」の魅力が秘められていると感じました。この町の美しさや人々の温かさを伝えたいという強い思いから、私たちは冊子「そしたら」を制作することにしました。この冊子を通じて、設楽町の過去と現在、そして未来をつなぐ新しい会話が生まれ、新しい時代へまちがシフトしていく中での「コミュニケーションツール」として、未来のまちの役にたてたらと思っています。
どんなものをつくるのか
私たちが制作する冊子「そしたら」は、設楽町の「素」の魅力を余すところなく伝えるマガジンです。単発ではなく1号、2号、3号と継続した発行を予定し、町内に配布していきます。この冊子を通じて、地域内外の人々が設楽町の素の美しさと魅力を再発見し、共感と会話が広がることを目指しています。
制作には日頃は東京で活動するまちづくり・建築・編集・ライティング・デザイン・写真のチーム構成で取り組んでいます。みんな設楽町の地を踏み、その「素」の魅力を感じて惹き寄せられているメンバーです。
福島大我(プロデューサー)
友達と毎年BBQをしながら行き来していて、気がついたら一緒に楽しく過ごせる未来を考えることになりました。友達をたくさん連れてきてみんなでできることを作っていけたらと思います。
冨田 円(ディレクター)
水の水源の町したらの下流に生まれ育った身としては、子供の時に家族でキャンプに来た思い出の町。“地域で人々が生きる”とは、という源を常に魅力的な人々を通して感じさせられてます。
守屋真一(ディレクター)
はじめて行ったけど、どこか懐かしさだったり、原風景だったりを感じてしまうまちでした。自然と暮らしから静かなるパワーをもらう土地な気がしています!
齋藤拓実(デザイン)
こんなにエネルギーのある人達が多くいることに、驚きと衝撃を受けました!次に伺う時は設楽町の水でコーヒーを淹れて、みなさんともっとお話ししたいです!
後藤洋平(写真)
この町にずっと住んでいる人、この町に越して来た人、どちらのお話も聞けて良かったです。一度訪れたくらいでは設楽町の魅力はわからないと思うので、また季節を変えて伺いたいと思います。農園で頂いたルネッサンストマトジュースが忘れられません。
なににお金がかかるのか
この取り組みははじまったばかりです。まず動かしてみようと思い、自分たちでリソース(資金や稼働)を出し合い、ひとまず第0号をかたちにしてみました。
この冊子制作には取材費や制作、印刷、発行、および「そしたら編集室」の運営費がかかってきます。1回きりの取り組みではなく、継続することに意味があると感じています。
取材やインタビューの費用も含め、設楽町の魅力を深く掘り下げるための活動に使用していきたいと思います。もちろん今後はスポンサーや売上、イベントなどの資金源の検討もしてみようと考えていますが、まず動き始めの最初の一歩を共感してくださる皆さんと一緒につくれたらと思い、クラウドファンディングを実施することにしました。
※使い道詳細
編集室立ち上げ、第1号制作・第2号制作のための補填費として下記の内容で使わせていただきます。
・ライティング費:15万×2回=30万
・撮影費:15万×2回=30万
・デザイン費:15万×2回=30万
・印刷費:15万×2回=30万
・広告費:10万
・交通費:20万
今後の展開
今回はまず最初の第0号。今後も1号、2号と、設楽町の魅力を書き記し、設楽町をアーカイブ(保存・蓄積)していきます。現在は域外のメンバーで構成していますが、今後は地元の人の中でライターをやりたい人、写真を撮りたい人も加わり、設楽町の魅力を発信していくような展開になっても素敵だなと思っています。
またインタビューや取材を通じて、地域の人々との横のつながり、地域を超えた関係値を深め、設楽町の魅力と連携を内外に広めていきます。
私たちの目指すのは、設楽町で過ごすことが当たり前で、でも、とても大切な瞬間が積み重なっていく。そんな日々の連鎖をつくっていくことです。
そのために冊子を通じて「素」の魅力を伝えていきます。
長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます。
共感してくださった皆さんと一緒にこの活動を継続していけたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします!
コメント
もっと見る