〈2024/8/23 20:00追記〉

◆達成のお礼とネクストゴールに向けて

開始から3日で、65名以上の方から50万円のご支援があり、第一目標を達成することできました。

心より感謝申し上げます。

そして、より多くの方にコーヒーの楽しさとさらなる美味しさを届けるため、ネクストゴールとして80万円を設定します！

引き続きご支援のほど、よろしくお願いいたします。

はじめまして。Layers coffeeです。

私たちは「スペシャルティコーヒーをもっと身近に」という理念のもと、生まれ故郷の長崎県大村市と、大学時代からお世話になっている熊本県熊本市を拠点に実店舗やオンラインショップ、YouTubeなどでスペシャルティコーヒーの魅力を伝えています。

2021年に熊本店、翌年に長崎店を開業して今年で4年目。魅力を伝えていく仲間も増え、より多くの方に私たちのコーヒーを届けられるようになりました。

小さな焙煎機からは想像できない程、多くの方へお届けしてきた一方、生産が追い付かなくなりました。一度にもっと多くの量を焙煎できれば、より多くの方へ多くの手段でコーヒー豆をお届けできるようになります。使える時間は全て焙煎に追われ、沢山のアイデアはあるのに形にできない現状を変えるべく、

今より大きな焙煎機の購入と、

新たに焙煎所を作ることにしました。

今回のクラウドファンディングは、私たちが思うコーヒーの楽しさとさらなる美味しさを、より多くの方々へ届けていく挑戦です。

リターンとして、

・新旧２つの焙煎機による焼き分けの飲み比べセット

・コーヒーが飲めないという方に向けたコーヒー以外の返礼品

・オフィスや事業者の方に向けたお得なサービス企画

などなど、ここでは書ききれない程たくさんのリターンをご用意しております！

私たち Layers coffee を既に知ってくださる方も、よく知らない方にも、私たちの想いを知っていただき、応援していただきたいです。

まずは私たちの自己紹介から。次に詳しい現状の説明。

そして具体的なリターン紹介へと移ります。

少し長い文章にはなりますが、リターン紹介だけでも目を通していただけると幸いです。

２人がコーヒーショップを立ち上げに至るまで、一番付き合いの長いスタッフが第三者目線で執筆しました。

Layers coffeeは、喫茶店や料亭を営む家庭に生まれた「山浦 公大郎」と、大正創業の老舗和菓子屋に生まれた「東島 優太」。

長崎県大村市で飲食を営む家庭に生まれた２人の幼馴染が立ち上げたコーヒーショップです。

小学生の頃　山浦：左から2番目 / 東島：左から3番目

小学校3年のバスケットボール部で出会った２人。

小中高と、勉強そっちのけで一緒にバスケットに明け暮れながら多くの時間を過ごすなか、気づけば親友に。

好きな人と夕日を見るため寄り道するような青春はなく、なんだかんだ思い返せばいつも隣にお前がいた。

そんな高校時代に別れを告げ、東島は長崎、山浦は熊本の大学へ進学することになります。

ここまで、2人の生活にコーヒーなんて微塵もなかったころの話。

先に転機が訪れたのは、熊本で山浦の方。

大学３年、それまでバスケ一筋の大学生活から急遽一念発起。

あのスターバックスでさえ一時撤退するほどカフェが根付く正真正銘カフェの街、オーストラリアはメルボルンへ1年間の交換留学へ。

あまりに強い本場の熱狂は、何も知らない若者の生活にコーヒーを根付かせるには十分でした。

メルボルンのコーヒーショップ巡りをしていた時(2016年)

帰国した山浦にさらなる拍車をかけたのは、大学から徒歩5分程に佇む８０８ coffee stop (現在は閉店) 。

当時、熊本のスペシャルティコーヒーシーンを牽引したこの名店に足繁く通った者の多くは、今の熊本のスペシャルティコーヒーシーンを牽引する名店を作り上げる側へと駒を進めています。

そんな名店が運良くすぐそばにありました。

熊本で灯った山浦の熱は強さを増すばかりで、長崎に留まる東島へと影響を及ぼすのはあまりに容易でした。

とにかく大学生というのは時間を持て余すもので、帰省した山浦に連れられる形でコーヒーに触れ続けた結果、緩やかにコーヒーと距離を縮めることになります。

いつの間にか行きつけの店ができ、いつの間にか好みの味わいを発見し、山浦のように大きなきっかけがあるでもなく、いつの間にか生活にコーヒーが溶け込んでいました。

Layers coffeeへの布石となり、

かつ東島にとってコーヒー業界へと進む大きなきっかけとなった出来事「のだけ珈琲」。

第一回は大村市野岳町にあるピザ屋さんの営業後を間借りして、コーヒーとカレーのイベントを2人で開催。

当時まだ大学生の2人。

発端こそ山浦だったものの、幼い頃から飲食業が身近にあった2人だからこそ可能だった『店をする』という挑戦。

そして何より、人が集う場所を創り上げる喜びと、そこに自分達が提供したものがあるという飲食業としての純粋な喜びは東島の脳内に力強い爪痕を残しました。

社会人になるまで定期開催され、この時芽生えた『いつか2人で店をやろう』というおぼろげな思いが、後の彼らを動かすことになります。

大学3年生の時に開催した「のだけ食堂」

大学卒業後、山浦は地元長崎のテレビ局へ。

東島は東京に就職したことで、一度足並みを揃えた彼らは別々に歩みを進めます。

またしても先に歩みを進めたのは山浦。

毎出勤前にエスプレッソを飲まないとやってられない、言わば手遅れ状態の彼。どうしてもコーヒー業界への思いは払拭できず、就職1年で退職。

もうひとつの故郷である熊本へと帰り、バリスタとしてのキャリアをスタートさせました。

コーヒー業界に足を踏み入れる一歩手前の山浦

そして山浦がコーヒーマンとなり2年が経った頃。

東京は東島のもとまで、山浦の熱はまた届きます。

影響を受ける形で東島はコーヒーを学ぶため本場メルボルンへの留学を決意し、2年で脱サラ。

留学の準備も整い、あとは行くだけの彼をコロナウイルスが襲いました。

泣く泣く留学を断念し、失意のまま故郷である長崎に戻った彼が強いられたのは、２週間のホテル隔離生活。

その時間を活用し事業として形になったものが、 Layers の前身であるコーヒー豆のオンラインプラットフォーム

”Bean to you”です。

東島を中心に、山浦もバリスタとオンライン事業の二足の草鞋。

オンライン上ではありますが、2人の思いがひとまず形になりました。

『いつか2人で店をやろう』

おぼろげな思いはコロナ禍という環境のなか、オンライン上にて形になったものの、むしろ店という思いは強まるばかり。

居ても立っても居られず、まだまだコロナ禍真っ只中の2021年5月に念願の実店舗である、

”Layers coffee”を熊本にオープン。

それまでシェアローストだったものの、2022年には1kgの小型焙煎機を購入。

そして山浦が"Japan Cup Tasters Championship"（コーヒーの味利きの大会）にて日本3位になると、

12月31日、2店舗目となる”coto × Layers coffee”を地元 長崎県大村市にオープン。

翌23年2月には YouTube チャンネル開設し、少しずつですが私たちのコーヒーをより多くの人に届けることができるようになりました。

左上：長崎店(coto × Layers coffee)
左下：山浦が"JCTC 2022"で日本で3位になった時の盾
右上：熊本店(Layers coffee)開業
右下：初のイベント出店

ここで現在私達がどの様な状況にあるのか、ありのままをお伝えできればと思います。

ただいま私達は、aillio社から販売されている ” Bullet R1 V2 ”という１kg窯の小型焙煎機を使用しております。

aillio Bullet R1 V2

例えばフライパンで炒め物をするとき、容量いっぱいに具材をいれると、かき混ぜにくく火の通り加減にムラができたりしませんか？

しかし、半分程度に抑えて炒めるとかき混ぜやすく、均一に火が通りやすくなるかと思います。

実は、焙煎機も同じ構造なのです。

釜のサイズは満タンでのキロ数で表示されていますが、ムラなく綺麗に焼ける容量は半分ほど。

そのため、1kg窯で焼いて出来上がるコーヒー豆はせいぜい400g。

次の焙煎のための冷却も含めると一回の時間は20分程。1時間休みなしで1.5kg弱の豆量がやっととなります。

熊本の地で開業した当初はそれで良かったものの、2店舗目の長崎店や、イベント出店、全国各地からのオンライン注文に加えて、ありがたいことにカフェをはじめ飲食店やオフィスなど卸先様への販売もさせていただく事が増えた結果、焙煎が逼迫し、供給不足に陥ることが多くなってきました。

また、味のクオリティを決定付ける焙煎は感覚に頼る部分も多く、なかなか他のスタッフへ技術を伝承するにもハードルが高いため、焙煎士(山浦)のワンマンプレイに頼るしかない現状です。

焙煎機の月間使用量は規定を優に超え、山浦の体調が崩れるが先か、焙煎機が壊れるが先か。

綱渡りのような状況がつづいており、ここまで山浦の2勝1敗。

焙煎機は常にどこかしらが不調の状態で山浦はメカニックに匹敵するレベルで修繕技術が身に付く程。

しかし、時間に追われるなかで十分な休息が取れるはずもなく、体調不良になることもしばしば。

店舗のクオリティを維持することに精いっぱいとなり、掴めるはずのチャンスが掴めず、YouTubeも更新がまばらに。

Layers coffeeのYouTubeサムネ

僕らが届けたいコーヒーの美味しさと、コーヒーの面白さをこれからも届けていくためには、焙煎機のサイズアップが必要不可欠です。

そして「焙煎機」と「場所」と「資金」。3つのハードルが僕らの前に立ちはだかりました。

焙煎機というのは恐らく皆さんが思っているよりも手に入らないものです。

新品は高価な上に、納品までが果てしなく長い。

現実的な時間で手に入るものだと、選択肢はかなり絞られます。

一方、中古はタイミングが全てです。

そもそも大型の焙煎機というものは正しいメンテナンスと適切な使用をすれば何十年と使用可能で実はこちらの方が現実的。

今回導入する新しい焙煎機はこちら。

第一次コーヒーブームと呼ばれた80年代、全国に先駆けてコーヒー機器を製造してきた富士珈琲の当時のモデルです。

釜のサイズは５kg。単純計算で従来より5倍の作業効率です。

作られて年数が長いおかげでカスタムのオプションも多く、シンプルな操作性でありながら、しっかりとパワフルなフレーバーや味わいを引き出すことができます。

タイミングというものは実に身勝手なもので、数々の繋がりが連鎖し、運よく「これから中古市場に出そうとしてたけど買う？」とお声掛け頂きました。

中古市場に出てしまうとオークション等で一気に価格が跳ね上がるところ、通常より優しい金額で購入させて頂けるとのことでしたので、現状、一時的に抑えてある状況になります。

もちろん僕らが一番驚いていますが、

なんと焙煎機が手に入りそう。

しかし次の問題は「どこに設置するの？」です。

Fuji Royal R-105 直火型 1981年製

焙煎所として使用する物件を探すことは、一般的な物件探しとは異なる独自の課題と苦難が伴います。

まず第一に、焙煎所に適した場所を見つけることの難しさです。

生豆の保管、焙煎豆の管理など焙煎には一定のスペースが必要です。さらに騒音や煙が伴います。

人々が往来する住宅地や商業地で、この条件をクリアする物件を見つけるのは容易ではありません。

さらに、物件のインフラも重要な要素です。

焙煎作業には十分な電力供給に換気システムやガス設備も整っている必要があります。

これらのインフラが整っていない物件では、追加の改装費用がかかります。

本格的に場所探しを始めたのは4月頃。

長崎店が入っている複合施設"coto"を運営する大村湾商事さんと物件探しに着手するも、なかなか理想の物件に巡り会えず、時間は過ぎるばかり。

惜しいところまで話が進んでも、あと１歩のところで何度断念したことか。

そして、7月のある日、数々のご縁が繋がり、同市内の中央部に位置し、美しい自然に囲まれた東大村エリアで理想の物件に巡り会うことができました。

焙煎所となる東大村の物件

二階建ての綺麗な建物。

前の借主も飲食店であったため飲食営業許可の問題も無さそう。

煙突もついているため、大規模な追加工事も必要なさそう。と、非常に好条件でした。

唯一問題があるとすれば、当初、大家さんに「今後貸すつもりはない」と言われていたこと。

以前に物件の使用方法についてトラブルがあり、もう誰にも貸さない方針とのこと。

そこをなんとか私達に貸していただけないかとお話すると、大家さん直々に私達の店まで足を運んでくださり、

店の雰囲気や地元商店街との交流、そしてなにより地元の大村出身である私達の思いや今後の展望を聞いてくださった結果、

私たちに物件を貸すとを決めていただきました。

『未来ある大村出身の若者に託す』

僕らが届けたいコーヒーを届けるために構想していた焙煎所に、

「大村であることの意義」そして「これからの大村市」に対する熱意と果たすべき責任が加わった瞬間でもありました。

今年に入って、かなり急ピッチで進められた焙煎所構想。

まずは私達がこのような状況になるほど、Layers coffee を数あるコーヒーショップの中から選んで頂き、本当にありがとうございます。

先述した通り、その皆様へのお返しが思うようにできない悔しさから始めた本構想ですが、様々なご縁やご協力いただいた方々のお力添え頂いたことで、驚くスピードで物事が進んでおります。

しかし、本来であれば新しい焙煎所を作るため数年にわたって準備していくところが、なんと僅か4ヶ月。

正直に申し上げると、資金面でのハードルが一番高くそびえ立っております。

しかし、このようなチャンスを逃したくないのです。簡潔に申し上げますと、

「応援していただきたいです」

私達が胸を張って皆さんにお届けできるのは、コーヒーの美味しさと面白さ。そしてコーヒーが身近にある生活。

リターンとして、様々な返礼品をご用意させていただきました。

ぜひ、応援していただけると幸いです。

ここまで目を通してくださり誠にありがとうございます。

Layers coffee をいつも応援してくださる方々や、コーヒー好きで美味しいコーヒーが飲みたい方々。

そして職場でも美味しいコーヒーが飲みたい方々に向けた、多くのリターンをご準備しました。

特にオススメしたいのは、「新旧焙煎機の飲み比べセット」や「クラウドファンディング限定のオリジナルロンT」

そして私たちが行っている定期便やサービスのクーポンなどをご用意しました！

コーヒー豆がほしい方はこちらがオススメ！

コーヒー以外のものがほしい方はこちらがオススメ！

オフィスサービスや定期便のクーポンはこちら！

上記以外のリターンもご用意しております！

詳細はリターン詳細欄をご覧ください。

次のようなスケジュールを目標にこのプロジェクトを進めていく予定です。

2024年8月 クラウドファンディング終了
2024年9月 焙煎所の内装工事
                  焙煎機稼働
2024月10月 リターン発送

"スペシャルティコーヒーをもっと身近に"

開業当初に掲げた目標を達成させるため、多くの手段を重ねながらここまで走ってきました。

当初は、「私たちのコーヒーが美味しいと思われたい」などと視野も狭い状況でしたが、それはただのエゴでしかなく、

スペシャルティコーヒーをもっと身近にするためには、もっとコーヒーというものに興味を持ってもらう活動に取り組むべきだと、気付かされました。

美味しいコーヒーを前提として、コーヒーの楽しさをもっと広くに届けるため最近では

プロ向けばかりであった焙煎の大会を身近にするため、OEC というプロアマ混合の大会や、

熊本と長崎では若いバリスタをターゲットに、Coffee Refine という抽出の大会を開催しております。

また、店頭では、様々なコーヒー抽出器具による味わいの体験会や、実際に器具に触れる体験会を開催しております。

他にもアイデアは沢山あるのですが、ご存知の通り、追いついてないのが現状です。

コーヒーの美味しさと面白さをもっともっと広げ、現在以上にスペシャルティコーヒーをもっと身近にするべく、

私たちはこれからも尽力していきます。

ここまでこの長い文章に目を通してくださり、本当にありがとうございます。

どうか私たちの挑戦にお力添えいただきたいです。

ご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします。

Layers coffee 山浦 公大郎 / 東島 優太

・資金の使い道
　焙煎機の購入費用や設置費用の一部に充てさせていただく予定です。

・リターンの発送スケジュール
　各リターン欄に詳細記載しております。

・価格について
　本プロジェクトを通して想定を上回るご支援をいただき、現在進めている環境から量産体制を更に整えることができた場合、正規販売価格が販売予定価格より下がる可能性もございます。
　クラウドファンディングの性質上、予めご理解とご了承いただいた上でご支援くださいますよう、よろしくお願いいたします。

・食品表示について
　原材料及び添加物等の食品表示はお届け商品のラベルに表記されます。

・方式
　本プロジェクトは、All-in方式で実施します。

・使用している画像について
　権利をもった画像、フリー素材、もしくは権利者の方から掲載の許可をいただいてる画像を使用しております。

・その他
　リターンは十分に検品してから出荷いたしますが、万一初期不良がある場合は、商品到着後3日以内に以下のお問い合わせ先までご連絡ください。
　リターンの内容につきましては、一部変更になる可能性もございます。変更になる場合は事前にお知らせいたします。
　コーヒー豆のリターンを履行するために必要なコーヒー製造業の届出は取得済みです。

Layers coffee

住所：〒860-0815 
　　　熊本県熊本市中央区春竹町486-1
　　　CLAMPY 1F
電話番号：096-247-7551
営業時間：10:00-18:00(不定休)

coto × Layers coffee

住所：〒856-0832 
　　　長崎県大村市本町444
　　　coto 1F
電話番号：0957-42-7010
営業時間：10:00-18:00(不定休)
　　　　　曜日によって、モーニングや夜営業も行っております。

　以下のLINEまたはメールアドレスよりご連絡ください。

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　Mail：support@layers-mail.com

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