<自己紹介>
はじめまして。
今回のプロジェクトを主催する発達障害SPACE BLUE ROSE代表の匂宮いずもです。
私は発達障害当事者であり、感覚過敏、吃音症などの二次障害を持っています。
今回が初めてのクラウドファンディングです。よろしくお願いします。
発達障害SPACE BLUE ROSEは、2023年3月から横浜を拠点に活動している団体です。
「発達障害を持った人々が安心して参加できる、様々な空間を社会に作ること」を目的としていて、
横浜や東京で活動、名古屋、大阪などで発達障害者向けの活動を企画・主催しました。
現在は定期的に横浜「逃げbar」を間借りして発達障害当事者の居場所を開いています。
<このプロジェクトで実現したいこと>
音楽や絵画を通して、発達障害による生きづらさや感覚過敏を抱える人でも参加できる、インクルーシブな音楽フェスを開催します。
【イベントの特徴】
・聴覚過敏の方でも楽しめるサイレントイベント
・会場の逃げbarで視覚過敏の方に配慮した演出
・ミュージシャン・アーティストによる音やイラストなど多角的な表現
<イベント概要>
感覚過敏などをもつ、生きづらさを抱える人たちでも楽しめる複合イベント」をテーマに、イラスト展示と音楽フェスを組み合わせたサイレントイベント「画廊フェス 表現器官」を開催。
今回で2回目のイベントになります。
開催日時:2024年11月3日 13:00~18:00 (DJ体験会は12:00~12:50)
本イベント終了後には通常の発達障害カフェバーを開きます。参加自由、ワンドリンク制(チャージ無し)
開催場所:逃げbar
住所:神奈川県横浜市神奈川区松本町6-45-4 市川ビル1階
参考画像・逃げbar店内
<サイレントイベントについて>
今回のプロジェクトの最大の特色である
<サイレントイベント>は、
日本最大のサイレントイベントブランドSilent it様が提供しているサービスです。
専用のワイヤレスヘッドホンを使って、
最大半径30mまでなら1度に何名でも共有できるため、DJや映画、トークなど
あらゆる騒音問題を解決します。
参考webサイト Silent it webサイト
今回のイベントでは、この「外部に音が漏れない性質のイベント」を逆に利用し、環境音を遮断して聴覚に過敏がある方が音楽に没頭できる手段として採用しました。
<プロジェクト立ち上げの背景>
現在、発達障害を抱える人は日本国内で48万人以上と推定されており,
(平成28年 厚生労働省)
発達障害に関係する活動としては当事者会、発達障害カフェ、バーなどが日本各地で開催されています。
私自身も2018年より発達障害当事者の交流の場をいくつも作ってきました。
2020年より発生した新型コロナウイルス感染症によるパンデミックにおいては、
複数の発達障害イベント主催者とともに、複数のイベントを同時開催する企画
「ハッタツナイト」を主催し、居場所の消滅を防ぐ活動をしました。
2021年、発達障害SPACE BLUE ROSEの前身である「マイノリティバーBLUE ROSE」を設立。
当時は東京を拠点としていました。
2022年、NHK番組「バリバラ」へ出演。「障害をオープンにして社会で生きる障がい者」をテーマに、マイノリティバーBLUE ROSEの取材も受けました。
2023年、発達障害メイド喫茶スターブロッサムの代表「花屋乃かや」さんと名古屋コラボ。
同年、発達障害SPACE BLUE ROSEに改称。横浜を拠点にしました。
多岐に渡って活動する中で気づいたことは、「会話を交流の主軸に置いた」
発達障害活動に参加してくれる人は、
「会話的なコミュニケーションに難が少ない人たち」ということです。
従来の発達障害イベントでは、あちこちで会話し合い、様々な音や光、匂いなどの刺激が強く、それらの刺激を敏感に感じ取ってしまう人には向いてないことがありました。
そこで2023年より「感覚過敏当事者へ向けたイベント」を企画し、今回で3回目の活動になります。
<なぜ今回クラウドファンディングでプロジェクトをするのか>
理由として2点あります。
1点目は、2018年より始めた活動はイベントバーでの活動を除いては自費で、精神面・経済面の負担が大きいものでした。
当事者会はボランティアスタッフにお願いし、近年の個人主催イベントに関しては自費でスタッフの経費やイベント会場のレンタル代を捻出し、財力のない自分にとっては非常に苦しいものでした。
それでも生きづらさを抱える人たちが居心地を感じやすくして欲しい一心で、活動していました。
2点目は活動の周知の少なさです。こちらの目的があいまいで主観的、かつ内容を伝えられないことから
集客が上手く出来ず、ただ苦しい状態のままでした。
今回のクラファンプロジェクトを通じて多くの方が当イベントを認知し、興味を持って頂けると幸いです。
<今回のプロジェクトによる資金用途>
イベント開催費 5万円
スタッフ交通費
(DJ・スタッフ交通費) 5万円
これにより10万円ほど必要となります。
<現在の準備状況>
まずイベント面では、感覚過敏に適した演出や刺激の少ない音楽ジャンルの選定をしています。
具体的には以下、
音楽ジャンルの選定
ミュージシャン・ジャンルの選定は完了し、現在は音楽ジャンルを練習して頂いています。
ジャンルはバラードになる予定です。
DJについては、ゆったりとしたテンポで体を動かせるようなジャンルを選定中です。
感覚過敏に適した演出
こちらは、感覚過敏当事者のフィードバックを受け、薄暗い照明、プロジェクターの配置、イラストの照度を検討しています。
カームダウンスペースとして、リラックスできる空間を用意します。
展示する絵画のサンプル
<今回のイベントのコンセプト・ストーリー>
自由な自己表現と心のつながり
このイベントは、音楽やアートを通じて自分を表現する場です。言葉を交わさなくても、自分の感じたままに表現できる自由があります。ヘッドホンから流れる音楽に合わせて踊るもよし、アート作品に浸るもよし。ここでは、言葉の壁にとらわれることなく、誰もが自分らしく過ごせます。
その自由な空間の中で、ふと他の参加者と目を合わせる瞬間があります。言葉を交わさなくても、共通の体験を共有することで、心が通じ合う瞬間を感じるでしょう。これは、日常生活では得られない特別な感覚であり、安心感を与えてくれます。
音楽が生み出す安心感と新たな交流
日常生活で感じることの少ない安心感を、このイベントで得ることができます。ヘッドホンから流れる音楽に包まれた環境でリラックスする時間を過ごせます。言葉に頼らず、音楽とアートを通じて他者とつながるこの体験は、ストレスを感じることなく新たな時間を生み出します。
音楽を共有し、静かに心を通わせる新しい仲間との交流が、あなたを待っています。この体験が、心温まる思い出となり、日常生活に新たな希望をもたらしてくれるでしょう。
<リターン>
リターンについては、リターン欄をご覧ください。
受注生産になるので発送するまで時間が掛かってしまうものと思われます。
お礼メールについては迅速に送りしたいと考えています。
<スケジュール>
8月中旬 クラウドファンディング開始
9月下旬 クラウドファンディング終了
10月上旬 画廊フェス「表現器官」チケット販売開始
(こくちーずプロで販売予定)
11月3月 画廊フェス「表現器官」開催
11月中旬 リターン発送開始
<応援コメント>
下記の方々より応援コメントを寄稿頂いております。
逃げbar 逃主 アメミヤ ユウ様
「サイレントフェス®︎とは専用のワイヤレスヘッドホンを用いて、参加者全員に同じ音楽をオンタイムで共有する「いつでも、どこでも、だれでもできる」新しい音楽体験の形です。
Silent itというブランド名で2014年に国内ではじめました。現在まで全国各地で400件以上の開催に携わり、日本最大のサイレントイベントブランドとなりました。
逃げBar white outは2019年に立ち上げた逃げ場であり、自身のアトリエであり、サイレントフェスの世界観を現した場でもあります。
通常のクラブとは異なり、地下でなくて1階で、真っ暗ではなく真っ白、騒音はなく無音、禁煙で、ノンアルメニューも豊富です。
音楽はすべての人々に分け隔てなく寄り添う、文化的な逃げ場ともいえます。Silent itではその可能性を普段音が出せない場所や時間にも広め、音楽イベントの自由を解き放っています。
またサイレントフェス®︎のもたらす独特な一体感は、自己と他の境界を曖昧にして、心地よいグルーヴをつくります。それは潜在的に人々のもつニーズでもあり、課題を超えて多くの癒しをもたらすはずです。」
発達障害メイド喫茶スターブロッサム 花屋乃 かや様
「なんだか尖った人がいる。やたらと目立つ青年”匂宮いずも”発達障害SPACEBLUE ROSEの存在を知り、
何度かコラボイベントを重ねる中で、彼の誠実さがみえてきました。真剣に発達障害やイベントのことを考えていることを知りました。感覚過敏でも音楽を楽しめるという希少な体験だと考えています。彼自身多くの挫折経験の中”これでもか”と様々な試行錯誤を繰り返し、それでも社会に何か大切なものを残すように活動をしています。発達障害であっても、なくても、画期的な「感覚過敏の人でも参加できる音楽フェス」は楽しめるイベントになるのではないでしょうか。社会の在り方によって変幻自在に変化する、
自由な彼の生き方は多くの方に勇気を与えると思います。イベント応援しています。」
発達障害自助グループ さかいハッタツの会代表 石橋尋志様
「いずも君のアクティブな活動に感心しています。若い発達障害の当事者たちが、新しい感覚で集える場をこれからも創り続けてください!」
<最後に>
今回のプロジェクトの実現は、次世代に繋がる新しい発達障害イベントと考えています。
発達障害に生きづらさを感じる人たちが、今回のイベントを通して
社会的な孤立から脱せることを願っています。
最新の活動報告
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2024/11/03 11:00画廊フェス「表現器官」開催です!晴れ渡る秋晴れのなか、本日画廊フェスが開催します!当日参加も可能ですので是非SNS等でも拡散お願いします! もっと見る
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2024/11/02 14:41画廊フェス「表現器官」明日開催します!この度はご支援ありがとうございます。皆様にご支援いただいたおかげで、画廊フェス「表現器官」を開催します!達成できるか正直不安でしたが、皆様のお力添えに心から感謝いたしますリターンについても進めているので、よろしくお願いします。(缶バッチの出来がものすごく良いので早く送りたいです!)収支報告書については、収支がまとまり次第報告を差し上げたいと思います。画廊フェス「表現器官」に参加される参加者へ。このたびは参加プランを選んでいただきありがとうございます。今回は発達障害や感覚過敏に特化したイベントにするため、細心の注意を払っていますが、耳栓やマスク、視覚過敏用のメガネなど持参されるとより過ごしやすいかと思います。途中入退場も可能なので、外でお休み頂くことも可能です。なお、今回使用するサイレントイベントのヘッドフォンは店外でもある程度音は届くので、休憩しながら音楽を楽しむことも可能です。優先入場プランの方以外は、12:45から入場を開始します。それでは、当日お会いになることを心から楽しみにしております。 もっと見る
【クラファンリターンについて重要なお知らせ】第二号
2024/10/09 18:27こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
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