はじめまして！

みやこ秋まつり実行委員会と申します。

２０２４年９月１４日、１５日の２日間、

第３８回みやこ秋まつりを開催致します。

本年度は、

【みんなに「最高だった！」

と言われるまつりを作ろう！】

をスローガンに掲げ、

来場してくれる皆様、参加してくださる皆様、

運営するメンバーが、

「最高だった！」と言えるまつりを目指しています。

みやこ秋まつりは今年で３８回目を迎える市民が作るお祭りです。

駅前では、エアー遊具などを使用したこども広場を開設、

ステージでは、地元の郷土芸能や、団体のパフォーマンスが繰り広げられます。

その他にも、地元の飲食店の出店ブース、夜にはパレードの運行があります。

２０１１年３月１１日、私たちの地域は東日本大震災で壊滅的な被害を受けました。

しかし、その年の９月、たくさんの方々から支援を頂き、みやこ秋まつりを開催することが出来ました。

地元の団体だけではなく、県外からもたくさんの方が応援に駆けつけてくれました。

瓦礫まみれの毎日をずっと過ごしてきた中で、

開催されたみやこ秋まつりは、

非現実世界のようなたくさんの山車と、

いつもの地元の船山車がそこにあって、

私は涙が出るほど感動したことを、

今でも鮮明に覚えています。

たくさんの方に応援してもらったことで、また一生懸命頑張ろうと思いました。

能登半島地震から半年がすぎた、２０２４年６月、

石川県の輪島市へ行ってきました。

多くの建物がまだ倒壊したままの状態だったことに衝撃を受けました。

駅のすぐ近くにある喫茶店に行ったとき、

「岩手から来ました。」というと、

「岩手の人たちはどうやって復興したの？」と聞かれました。

私は、自分たちの力だけではなく、たくさんの方に応援されたことを思い出しました。

あのとき、自分が頑張れたのは、たくさんの方に応援してもらったからです。

今度は、私たちが応援していく番です。

能登の後、立ち寄った小松市で、

今回秋まつりに、輪島高校の生徒さんを招いて、

思いっきり演舞してもらいたいとの話をしたところ、

これまでずっと支援くださっていた、

石川県小松市の石川県菓子工業組合のみこまつ支部青年部の皆様からも、

「ぜひ応援したい！」とのお話を頂きまして、

寄付を頂きました。ありがとうございます！！

只今、市内での協賛も頂いておりますが、

この取り組みを是非たくさんの方にも知って貰い、

また応援いただきたいと思いまして、

クラウドファンディングに挑戦することに致しました。

震災でボロボロになった私たちが、

ここまで復興してきたこと。

たくさんの感謝と、

これまでの恩返しに、

輪島の高校生たちに、

思いっきり太鼓を叩いて、

楽しんで帰ってもらいたいと思います。

そしてそれを発信することで、

能登の皆様にも元気をお届けできればと思います。

当日はYouTube「みやこ秋まつりTV」で生配信いたします！

是非ご覧いただければと思います！

　みやこ秋まつりは、約４０年にわたって宮古市で続いてきたまつりです。コロナ禍によりやむを得ず中止になってしまった年もありましたが、一昨年以降、復活を遂げています。

市民による市民のためのまつりとして続いてきたみやこ秋まつりですが、この地域を支えてくださっているのは、市民の皆さまだけではありません。地域に関わるできるだけ多くの皆さまが楽しみ、参加したいと思えるまつりにするべく、実行委員会としても議論を重ねています。

しかし、魅力的なコンテンツを提供するためには、どうしても相応の予算が必要になるのが現実です。一方で、東日本大震災やコロナ禍等による地域経済の衰退の影響もあって従来どおりの方法でまつりの運営資金を捻出することは難しくなっております。

そこで、みやこ秋まつりの趣旨にご賛同いただける皆さまからご支援・ご協力を頂き、より魅力的なまつりとして生まれ変わるための第１歩として、今回、クラウドファンディングという新たな試みに挑戦させていただきました。

今年は輪島高校和太鼓部や岩手大学さんさ踊り実行委員会をお招きすることを予定しておりますが、これからも子ども達を始め、多くの皆さまに楽しんでもらえるようなまつりを目指していきます。一緒にみやこ秋まつり、そしてこの地域を変えていきましょう！

次代への投資という意味も含めまして、何卒、皆さまのご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

みやこ秋まつり実行委員会　実行委員長　吉水和也