ありがたい事に目標支援額の200%を達成しました。スタッフ全員、誰も予想していなかった驚きの展開です。皆様には感謝してもしきれません。本当にありがとうございます!
頂いたお金は、番組のクオリティをさらに高めるために必要なもの(撮影費・編集費・ギャラなど)に使わせていただきます。
そして今回、新たなリターンを追加しました。以下をご確認いただき無理のない範囲でご支援を宜しくお願いいたします。
●新リターン①「エンドロールへお名前の掲載」
限定50名様で出していたこちらのリターン、リクエストが多かったため追加しました。
50名限定としていたのは「映画」ではなく「テレビ番組」のため、放送尺が限られており沢山載せることが出来なかったためです。しかし色々検討し、さらに多くのお名前を載せる方法を思いつきました!(※ただ最初の50名様より掲載するサイズが少し小さくなります。その点だけご了承下さい)
続いては完全新規のリターンです。
●新リターン②「番組完成の瞬間をスタッフと目撃出来る」
番組制作における最後の工程である「ナレーション収録」と「音調整」の場に立ち会えます。スタッフと一緒に番組完成の瞬間を目撃しましょう。
●新リターン③④「アルザルTシャツ&飛鳥先生セット」
番組のある意味で代名詞とも言える”アルザル”をなんとか記念品として残したいと思い、飛鳥先生にお願いして作ったリターンです。
そして、最後の『緊急検証!』の撮影で飛鳥先生が身に着けるキャップ&サングランスをご提供するリターンも!飛鳥先生の完全書き下ろし特製イラストもついてきます。超豪華な飛鳥昭雄セットです。
以上が追加リターンとなります。
繰り返しとなりますが、本当に本当に無理のない範囲でのご支援をお願いします。
今回のプロジェクトは「番組の自然消滅を防ぐこと」と「今までのクオリティを維持したまま、関係者全員が適正な利益を得た上で最終回を作ること」が目的です。決して「必要以上の支援額を掲げて大きく儲けること」が目的ではありません。
もちろん制作費に余裕があると本当に助かります。そして売上アップの欲望もあります。会社もそれを望んでいるでしょう。ただし、必要以上のお金がいくらあっても、それを番組にいくら投下しても、この番組の面白さのために必要な制作費の上限はある程度決まっています。
12年間の試行錯誤の末に今のベストな『緊急検証!』があり、今更これまでの何倍のお金があったとしても良い方向で番組のパワーアップ版が作れる気がしません。変に豪華にしようと欲を持てば持つほど面白さの本質を見失うような気もしています(深夜番組がゴールデン帯になった途端に面白くなくなった、というのと似たような感じでしょうか)。
本当は、今回の追加リターンと合わせてネクストゴールを設けようかと思っていたのですが、上記の理由から止めました。期待していた方がいらっしゃったら申し訳ありません。
とは言え、まだまだ必要範囲の制作費は絶賛募集中です。このクラウドファンディングは9月30日まで続きますが、もしも番組で使えないくらいの制作費が集まった場合は、メイキングや特典映像を作ろうと思います。そしてこれまでお世話になった番組関係者への還元と打ち上げ代。さらに、まだまだ運営が安定しないオカルトエンタメ大学の制作費にあてたいと思います。
この数日「これが最後なんだから今が一番の儲け時だろ」「ネクストゴールを派手にぶち上げようぜ」という悪魔の囁きに何度も負けそうになりました。経営視点ではそれが正しいのも分かっています。もっとイケイケな性格であればこの番組も続いていけたのかもしれません…。
それでも尚、これがスタッフで話し合って出した番組としての結論です。最終回だからこそ面白い『緊急検証!』のままで終わりたいと思います。そして、それを良しとして下さる皆様のために番組を作りたいと思います。
引き続き宜しくお願いいたします。
――――『緊急検証!』プロデューサー小西
■『緊急検証!』シリーズとは?
スカパー!などで視聴可能なCSチャンネル「ファミリー劇場」で、2012年より放送しているオカルト番組です。これまでに全27本が制作され(1本は番外編)、2019年には劇場版として日本全国の映画館で公開されました。
▶ファミリー劇場:https://www.fami-geki.com/
▶緊急検証:https://www.fami-geki.com/kinkyu/about.php
この世のあらゆる摩訶不思議をオカルト界を代表する専門家たちのプレゼンによって紹介する内容で、放送開始以来ありがたい事に沢山の方に見ていただいております。
そんな『緊急検証!』シリーズが、この度”最終回”を迎えることとなりました。そこで皆様に最後のお願いがあり、このプロジェクトを立ち上げた次第です。
■なぜ最終回なのか?
突然の発表でビックリさせてしまい申し訳ありません。ご説明します。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが『緊急検証!』は1年半以上、新作の放送が出来ておりません。その理由はと言いますと・・・制作費です。
これは隠しても仕方ないので素直に申し上げます。CS放送は2010年代の後半頃から売上が厳しくなっています。要因は様々ですが主には、ネット配信が主流となり人々の映像コンテンツに対する視聴手段が大きく変わったことなどが考えられています。
それもあってここ数年はYoutubeや有料配信の方へ番組を移行し、なんとか制作を続けてきましたが、番組制作費をカバー出来るほどの売上を作れず2022年12月の放送をもって現在まで番組はストップしておりました。
もちろんこの1年半、企画の準備は進めていました。しかし社内では予算が下りず、また他社さんから予算を引っ張ってくるなどの計画も水面下で進めておりましたが諸々の事情で上手く進まず…。
こうした作りたくても作れない状態が続く中で思ったのは「このまま流れに身を任せていたら番組の自然消滅もあり得るな…」ということ。テレビの世界では公式の発表もなく、いつの間にか番組が終わっていたという事はよくあります。『緊急検証!』も例外ではないと、日に日に自分の中の危機感が強まっていくのが分かりました(誤解ないように言いますが今年すぐにチャンネル廃業の危機!とかではないですよ)。
しかし12年も続いた番組を、こちらの経営事情だけで自然消滅させるのは絶対に避けなければなりません。もちろん今後も続けていけるようになんとかするのがベストだと理解していますが現時点で確実なことは言えない状況です。
それならば本当に身動きが取れなくなってしまううちに、少なくともCSファミリー劇場としての最終回だけはしっかり作って、一旦区切りをつけたいと考えるようになりました。
■クラウドファンディングをする理由
その旨を会社に伝えたところ「最終回を作る」という理由もあって番組制作費の6割ほどの予算が下りました。全額ではありませんが先程から申し上げている通りの経営状況です。そこは仕方ありません。逆に、ここまでの予算捻出を許してくれたことに感謝しています。
とは言え、このままでは番組を作れないのは事実です。そこでスタッフとキャストの皆さんと相談をして足りない資金を集めるためにクラウドファンディングを立ち上げさせていただくことを決意しました。
「最終回を作るために支援お願いします!」というクラファンは、番組ファンの方からすると複雑な思いかと存じます。作っている我々もそうです…。しかしいつ復活出来るとも約束出来ない上に、自然消滅で番組自体がいつの間にか無かったことになるのはどうしても嫌でした。
しっかりと区切りをつけて、しっかりと幕を下ろす。それが12年間も続いてくれた番組に対する最低限の礼儀であると思っています。こんな大切なことを勝手に決めてしまい視聴者の皆様には申し訳なく思っています。勝手言ってすみません。それでも…どうか最後の我儘を聞いて頂けますと幸いです。
■最終回の内容
そんな最終回の内容はこちらでいきたいと思います。
「紅白オカルト合戦」とは毎回年末に放送していたシリーズの定番企画です。
オカルト識者達が紅組・白組に分かれて、翌年に起こるであろうオカルト現象をプレゼン形式で披露。その内容の衝撃度で勝敗を決するというものです。2013年から始まってCSファミリー劇場の中では年末の風物詩として定着していました。
最終回をやるならばこれしかいないだろうと思い決めさせていただきました。
サブタイトルにあるようにオカルトエンタメ番組としての遺言を皆様にお届け出来ればと思っています。
【出演者】(※敬省略)
逸見太郎・山口敏太郎・飛鳥昭雄・中沢健・早瀬康広(都市ボーイズ)・大槻ケンヂ・辛酸なめ子 他
【出演者の皆様からコメント】
山口敏太郎さんコメント:緊急検証と言う名前の旅が終わろうとしている。この旅は多くの人の賛同や感動を得て大きなものを残して終わろうとしている。果たして、緊急検証によってミステリーの謎はとけたのであろうか。いや違う。新なる謎が我々を待ち構えている。旅は永遠に続くのだ。
飛鳥昭雄さんコメント:私がオカルト研究家としてTVと関わったのは半世紀前で、オウム事件からオカルト否定派番組が横行する中、「緊急検証!」は異彩を放ち、中沢健、吉田悠軌、早瀬康広、田中俊行など次々と世に送り出した功績が、次の布石になる事を期待する。
中沢健さんコメント:『緊急検証!』という番組にもっとも感謝しないといけない人間を1人選ぶとしたら、ボクなんじゃないかという気がしています。この番組に出演する前にもオカルトをテーマにした番組に出演したことは何度かありました。だけど、中沢健というUMA研究家を応援したいと視聴者の皆さまに思っていただけるような番組は、この番組が初めてだったように思います。ボクだけじゃありません。この番組は、オカルトの魅力だけでなく、多くのオカルト研究家の魅力を笑いを交えながら世間に届けてくれました。最終回を迎えてしまうのは本当に寂しいですが、この素晴らしい番組を最後まで応援よろしくお願いしまスカイフィッシュ!!
早瀬康広さんコメント:僕のメディアデビューは2015年に放送された緊急検証。元々番組の1ファンだった僕には夢のような時間でした。あれから約10年、お世話になった番組も最終回。僕の出来ることは成長を見せる事。当日は本気でプレゼンします。緊急検証、ありがとう。
大槻ケンヂさんコメント:『緊急検証!』が最終回!?オカルト無責任面白がり派の僕ですが、ハッキリ言いましょう、これは明らかに闇の勢力による陰謀ですよ!!間違いないって!みんなで巨大な敵からこの地球の平和と『緊急検証!』をクラファンで守ろう!紅白オカルト合戦もフォーエバー!
辛酸なめ子さんコメント:緊急検証シリーズが続いていることは平和な証拠だと思っていました。毎回、人類の危機について取り上げながらも、実際は滅亡することなく生きてきたのですが……。終わってしまうとなるともしかしてそれこそが滅亡フラグでは?と最終回の寂しさと恐怖で泣きそうです。
逸見太郎さんコメント:2012年夏の第一回目CS放送からネット配信主流への時代を経てついに最終回となりました。多くのファンの皆さまの支えのおかげでユリゲラー氏や矢追純一氏との共演、オカルト紅白、そして番組の映画化ができたと思っております。唯一の心残りといえば、河童(飛鳥説ではグレイ)に出会えなかったこと。。。いつかまた、大口のスポンサー様が出てきて’閉店セール'のように「まだ終わんないじゃん!」と生暖かい目で我々のことを検証し続けてもらえる日がくることを願って。
■スケジュール
・2024年8月29日(木):19時からクラウドファンディング開始
・2024年9月30日(月):クラウドファンディング終了
・2024年11月22日(金):スタジオ収録
・2024年12月:完成披露試写&CSファミリー劇場での放送
・2025年以降:有料配信(予定)
■資金の使い道
会社からの予算は全体制作費の6割ほど。今のままでは以下の3要素に影響が出てくるため、それを皆様からのご支援でカバーしたいと考えております。
【ギャラ】
番組に携わる全スタッフ(トータル20名ほど)、全キャストにしっかりとギャラをお支払いせねばなりません。「この番組が好きだから」という理由でギャラは安くてもいい、と言ってくださる人がいます。でもそれにはもう甘えられなくて最終回くらいはしっかりお支払いしたいと思います。
【スタジオセット】
撮影時の背景にある美術セットや椅子・机などです。
予算が足りないと背景はただの黒幕、もしくは白ホリのまま。椅子や机は会議室にあるような無機質なものになってしまいます。最終回で見た目の明らかなトーンダウンは悲しすぎます。
【編集費】
番組の肝である赤白テロップを入れ込むためにいつも編集室を借りて36時間ほど作業しています。
予算が足りないと編集室に入れません。もちろん今の時代、わざわざ編集室に入らずとも手元のPCでテロップ制作は出来ます。しかしクオリティは編集室で入れた方が圧倒的に上です。これは制作のこだわりでしかないのですが、最後にこのこだわりを捨てるのはどうかと思い書かせていただきました。
以上の要素に加えて、細かな制作雑費が現場では必ず必要になります。そのために足りない残りの4割の予算を皆様の支援にてお願いしたいと思っております。
■最後に
2012年の放送開始以来、番組を通じて色々なチャレンジ・経験をさせて頂きました。
ここまで支えてくださった皆様、番組を愛してくれた皆様には感謝してもしきれません。このような形で最終回を迎えることになってしまい応援してくださった皆様には申し訳なく、情けない気持ちでいっぱいです。本当にすみません。
それでも最後にもう一度だけ、もう一度だけお力を貸して下さると嬉しいです。最後にして最高の緊急検証!をお見せします。どうぞ宜しくお願いいたします。
最新の活動報告
もっと見る新たな出演者決定!
2024/09/04 16:31●オカルトコレクターの田中俊行さん●怪談研究家の吉田悠軌さんのお二人が『緊急検証!』の最終回に参戦頂くことが決定しました!番組としては最後のプレゼンにご期待ください⁉新宿は果たして独立するのでしょうか? もっと見る
目標達成!!
2024/08/30 12:52開始して僅か数時間で目標額を達成しました・・・。あまりの速さと熱量に驚いています。皆様、本当に本当に本当に(×100)、ありがとうございます!!!!頂いたご支援、大切に使わせて頂きます。そして面白い最終回を作ります。またネクストゴールに向けてなにかリターンで追加出来るものがないか考え、なるべく早めに皆様へご報告させて頂きたいと思います。引き続き宜しくお願いします。改めて本当にありがとうございました。 もっと見る
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